豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

小石の歴史と人の歴史…北斗市

2009-12-28 18:16:23 | ファース本部
土が固まって岩になり、隆起したり崩れたりして岩石になり、その岩石が転がって角が落ちて丸くなって行くのでしょう。標高1000m以上の山岳から魚などの化石が出てきます。つまり大昔、その山岳地域が海底であった事を示しています。

噴火などで瞬時に隆起したものより、一年間にミリ単位で盛り上がって山になった確率の方がはるかに多いのだそうです。自然隆起と言うのだそうですが、日本列島もミリ単位で大陸側や太平洋側へ移動していると言います。今のようなアジア大陸、アメリカ大陸、アフリカ大陸と地球上の配置も少しずつ変わっているのだと言います。

山から転がり落ちた岩石が、石になり私達の目の前に現われる時期までには、何万回、何十万回も転がって、石どうしがぶつかり合い、磨き合って小石になったのでしょう。
写真は小さな方が私がいつもポケットに入れている小石です。大きな方が玄関先に落ちていた道路の舗装の下地材として用いる石です。

この輝いている小石は、徹底して磨き上げたものですが、海岸などに転がっている石を探せば人工的に磨き上げたモノでなくとも、ピカピカに光った小石もあります。その小石の出所と、辿った経緯によって輝きが異なってくるのでしょう。

ダイヤモンドは、もっと硬いダイヤモンドでなければ研磨できません。
石は、その石どうしが擦り合って研磨されるのでしょう。
人も人に揉まれて輝きを増すと言います。石の歴史は、人の歴史と共通しているように思われます。

弊社は明日が仕事納めです。
実質的な業務は今日で終了する事になるので今日もスタッフのみんなが真剣な面持ちで仕事に励んでいます。日々の葛藤が人々の輝きを引き出して行くのでしょう。季節はずれの雨に見舞われた北斗市も少しずつ暮れて行きます。



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