豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

皆と呼吸を合わせられる子供達…函館~北斗市

2010-03-15 19:12:17 | ファース本部
今日の午前中は上磯中学校(野戸誠一校長)の卒業式に参加してきました。
写真は、二百余名の卒業生がステージ上で卒業の歌を合唱している姿です。
生徒の代表が指揮をとり、生徒の代表がピアノ伴奏を行っています。

この卒業生の合唱の前に全校生徒630人全員で別れの合唱がありました。
卒業授与式は、卒業生1人1人に卒業証書を手渡すために相当の時間を要しますが、全校生徒全員に、この過ぎ行く時間を惜しむような感慨深さを感じます。

3年間の思い出をしっかりと胸に仕舞い込み、巣立って行こうと意欲を覚えます。卒業式は、巣立って行く生徒達、送り出す先生達、ともに過ぎ行く時間の中の貴重な1ページなのでしょう。

今は、何百人の生徒全員が完全に呼吸を合わせる事が出来ています。はたして5年後の成人式で同じように呼吸を合わす事が出来るのでしょうか。
もし、荒れた成人式になるのであれば純真で素直に巣立って行った子供達を、私達の大人社会がその要因を作っているのかも知れません。

大人社会は良し悪しに関わらず様々な競争社会なのです。この大人社会の喧騒の中に見出す小さな光明を、是非、自分の幸せづくりに生かして貰いたいものもです。
彼ら彼女らに、揚々とした未来が拓ける事を切に念じざるを得ません。

毎週月曜は、かなりの決済業務に追われます。今日は午前中に卒業式、午後は家庭裁判所の調停業務、その合間を見ながらの連絡業務などをこなしています。
明日は、全国大会のための九州への移動準備に…

朝から降っていた小雪が小雨へと変わった現在の北斗市です。
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豊かさとは心の穏やかさなり…仙台~八戸~木古内~北斗市

2010-03-13 15:01:20 | ファース本部
戦乱中国を軍事力で平定した秦の始皇帝は、全ての権力と富を手に入れました。
国の皇帝となり更には生き神だとして国民に崇めさせたと言います。
次には永遠の命を欲しくなり、不老長寿の薬を求め配下を世界中に派遣させたと言います。

あの万里の長城は、常に外敵に襲われる不安に慄いていた事を垣間見れます。
強大な権力を持つと、それを失った時の事が恐怖になるのでしょうか。
独裁者の多くが恐怖政治を行い、最後は悲惨な最期をとげるケースが多くありました。

私は、豊かさとは心穏やかに過ごせる事で、心の豊かさを言うのだと思っています。
欲張らずに、ほどほどに生きるという事でしょう。
老子の言葉に「自ら勝つものは強し、足るを知る者は富む」と説いています。

どんなに権力や財力があっても足る事を知らなければ、更に先を欲しがり永遠に安らぎは訪れません。夢や希望に向って前進するのですが最終目標は、心穏やかな豊かさだと思われます。

昨日は、福島県南相馬市のファース工務店、㈲山田建業さんを訪問しました。
山田建業さんは、小規模な工務店ですが、とても心豊かな工務店を経営しています。
写真は、左から1人息子の山田飛翔(つばさ)君、娘さんの千歳(ちとせ)さん、社長の山田義夫さん、奥様の孝子さん、右が弊社の地域担当、岩山です。

山田建業さんは、バブル崩壊後に工務店を創業し、地道にコツコツと実直な工務店経営を行い、1男、3女の子供達を育て来ました。決して欲張らず、一緒に働く仲間や家族を大切にして来ました。私は飛翔(つばさ)君が幼稚園の頃からの付き合いですが、いつ訪問しても山田さんご家族に、癒されて和まされて参りました。
山田建業さんから本当の豊かさとは何かを学んだ気がします。

今日は新幹線と特急を乗り継いで帰社したのですが、強風のため特急が1時間近くも遅れています。
まだまだ冷たい風が吹く北斗市ですが、この春の風が止めば一気に春の兆しが…

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即決即断の良し悪しは…郡山~福島~南相馬市~仙台市

2010-03-12 21:36:52 | ファース本部
石橋を叩いて渡る人もおり、叩いても渡らない人もおります。
慎重に見極めて行動するする事を「石橋を叩いて渡る」と言うのでしょうか。
先般の我町、北斗市市長選挙には、二人候補で一騎打ちの選挙となりました。

新聞のインタビュー記事で二人に、自分の良いところ、悪いところを聴いた記事がありました。1人は良いところを「決断が早いところ」悪いところを「決断が早すぎるところ」と答えており、もう1人は良いところを「人の話を良く聞く事」悪いところを「人の話を聴き過ぎるところ」と話しており、両人を良く知っている私も納得する記事でした。

選挙の結果は話を聴き過ぎるくらい聴くと答えた高谷寿峰氏が当選いたしました。
決断の早過ぎる人は、まさに決断を急ぎ過ぎたようにも思われます。熟慮に熟慮を重ねたら立候補そものに課題があったようにも思われます。

また、熟慮の結果の決断の速さが、時の是非を左右する場合も少なくありません。
今日は福島市のファース加盟工務店、㈱氏家さんを訪問しました。氏家さんは、代々と大工さんの家系にあり、創業80年を超える社歴を持っています。

写真は、社長の氏家常雄さんと、ご子息の氏家久雄さんです。
名刺を見たら後継ぎ久雄さんの肩書がありません。私が常雄社長に決断を促したところ、5秒間の沈黙の後、久雄さんの専務昇格が決断され、晴れて今日から氏家久雄専務が誕生です。

自分の子供はいつまでも子供…親は頼りなく感じるものです。
しかし、器が人を構成する場合もあり、久雄さんが成長を遂げて社長の期待に応える事を念じます。久雄さんの旺盛な好奇心などが必ず大成するものと思われます。

今日は、郡山、福島、南相馬市、仙台市と陸上移動としてとても長い距離でした。
明日は仙台から津軽海峡を潜って木古内駅で降り、北斗市に帰社致します。
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住まいに安心を与えるビジネスが…東京~いわき市~郡山

2010-03-11 19:50:00 | ファース本部
安心、安全との言葉は、住まいや、飛行機、電車、自動車などだけでなく食品や飲食業など、全ての業種で使用されています。また衣食住の他に教育機関や医療施設などにも「安心、安全」が唱えられます。

しかし、誰もが同じように使用する「安全、安心」と言う言葉は、何処まで心から信頼されているかには疑念を抱かざる事ばかりです。つまり、誰もが「安心、安全」を叫びながら、いたるところで事故が起きているからです。

いつぞや構造計算を偽装して建築販売し、後でばれてから倒産に至ったマンション業者がいました。あの業者のホームページには、安心、安全、快適で安価と言う事が羅列されており、口先だけでは何とでもいえる典型のようでした。

どんなに吟味しても人の行う行為にはミスがつきものです。ミスのないよう万全の態勢でも事故は起きるものです。それを安価で安心、安全と言う言葉には、相当な無理があるようにも思います。

今日は午前、東京事務所に来社された㈱ディース社長の嶋田孝幸さん、(写真左奥)常務の高松岳充さん、(手前)と㈱ホームアシスタント24社長の小阪徹秀さんと懇談しました。
嶋田さんと小阪さんの会社は、「日常安心」をテーマにしたビジネスを展開しています。

人の暮らしがある限り、住まいの不具合などは必ず生じてくるものです。設備でも内装、建具など、形のあるものは必ず手入れや取り換えが必要です。このような普通の暮らしで発生する不具合に対して、即刻対応で不具合の解消を行う仕事です。

まさに安全、安心を絵で描いたようなビジネスですが、この業態にファースの家のような高性能リフォームや新築を加える事でもっと安心、安全なコピーで出来そうです。
嶋田社長、小阪社長の会社とは今後のコラボレーションが可能と思われます。

今日は昨日と異なり、雲ひとつない快晴…東京から福島県にやって来ました。

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言葉だけのエコなのでは…東京都内

2010-03-10 21:55:26 | ファース本部
エコ(eco)とは生態とか環境、自然などを表現させようしているようです。
エコポイント、エコ商品、エコ住宅、エコ生活などと昨今はやたらと「エコ」が頭につけた言葉が氾濫していますが、そもそもエコ(eco)との単語は存在していないようです。エコロジー(Ecology)は、「生態学」と言う意味のようです。この頭の「eco」がコピーとして独り歩きしているように感じます。

私は言葉の定義に理屈をつけるつもりはありません。しかし、ただ何となく雰囲気だけで「エコ」を語って貰いたくもありません。この語源となったエコロジー(Ecology)には、私達の暮らしが、自然環境と共生しようと深い意味がこもっています。

人は、他の動物と異なり、地球上に存在している限り自然を汚す動物なのです。
巨大になり過ぎて食べ物を食い尽くした恐竜が絶滅したように、人間もいつかは絶滅する生き物なのでしょう。その絶滅時期を少しでも先に延ばすためにエコロジー(Ecology)を勉強するする必要がありそうです。

生態学の基本は自然との共生である事は言うまでもありません。水中の細菌から生命が誕生し植物になり、植物の一部が進化して動物になり、幾億年もの歳月を経て人間が誕生しました。人間は、あくまでも自然を母体にしている事を意識しなければいけません。

自然環境と一緒に暮らそうと言う意識と気概こそが「エコ」なのでしょう。私達が行っている快適に暮らす高性能住宅は、そのエコと逆行すると言う批評もあります。
家づくりを行うために自然を壊し、快適に暮らすために自然を壊しているのでは…
種々の批評に耳を傾け、何をするにしても自然の恵みに頼っている事を意識しています。

辿りついた結論は、「自然環境と心地よく向き合い共生する」ための家づくりなのです。
今日は省エネ・エアコンの何人もの研究者と意見交換を行い、このブログとなりました。
写真は、浅草寺の五重塔ですが、ライトアップもLED照明に変っていました。
明日は福島県に移動を…
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借金大国である日本通貨の円高は何故…北斗市~函館~神奈川~東京

2010-03-09 20:39:32 | ファース本部
この4日には為替市場で88円まで円高が進みました。
この急激な円高は、国内の輸出企業に収益を圧迫して株価が1万円程度から抜け出せない原因となっているようです。

この円高は、ギリシャの財政不安や欧州経済の先行き懸念、アメリカの低金利政策が長期化するとの懸念が作用していそうです。これらのリスクを回避するため世界中が日本の円を買う事になっていると言う事です。

その日本の国内では、誰もが承知の大変な財政悪化が大きな問題となっています。
国と地方の借金が800兆円とも言われております。この借金は増えるばかりで財政再建の目途すらたっていないのが実情です。この借金大国の日本の円を世界の投資家達が、どうして買うのかを調べてみました。

これは日本の借金の中身にありそうです。日本の国債残高は、他国からの借金にあたる「対外債務」が殆ど無いのです。日本の国債は、大部分が国内の金融機関が持っており、自国の通貨建てになっています。このため海外から一気に資金が引き上げられて債務不履行(デフォルト)になる危険は極めて低いのです。

また我国は、外貨準備高の財政余力が優れ、世界でも屈指の債権国でもあります。
借金も多いが資産もかなり保有しているのです。しかし資源の無い日本の円は、海外の投資家にとっては、どうも積極的な投資ではなさそうです。ギリシャ問題の解決や海外市場のリスク要因が除去すると一気に円安に向かう可能性もあります。

ともかく国内的にも国際的にも異常財政で在る事に変りありません。
今日はモーゲージバンクの社長勉強会が横浜であり、20年ぶりに横浜駅に降りました。(写真)建築関連の企業経営者が集まり、様々な意見交換を行って来ました。

明日も都内での業務となりますが東京は北海道より嫌な寒さです。

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新政権・右往左往で支持率低迷か…北斗市

2010-03-08 18:00:11 | ファース本部
アブ蜂取らずと言う事は、右往左往して駆けずり回り、アブか蜂かのどちらかを捕まえようとの確たる方針が定まらず、結局はどちらも取れない事を言うのでしょう。
現在の鳩山政権は、誰にも公平な行政をしようと言う志は見えてくるのですが…

民主主義と言うのは、51対49で一つでも多数の意見が民意とされ、その方向に舵を取りざるを得ないのです。課題は49の否決された意見を持つ人々を、取った舵の方向に馴染ませ、協力して貰う努力が実るかどうかです。

「二兎を追うもの一兎をも得ず」とはビジネスの基本です。
これは政治の世界にも言えそうで、普天間問題や子供手当て財源問題などは、選挙で公約した事です。それが、いざ執行しようとすると様々な問題が立ちはだかっています。

何も野党となった自民党の反対で進捗を止めているのではなさそうです。
当事者の都合や歳入歳出の都合などを執行者の立場で吟味すると、現実は実に難解な事ばかりです。また、何かを為そうと動き出すと必ず反対運動が勃発するものです。

そもそも改革とは、抵抗勢力との戦いなのですから方向性を見定めたら嵐のように降ってくる矢玉を受けながらも果敢に前進しなければ出来ないものです。
万事調整型の政治は平定の時代にこそ有効です。しかし今のような大改革が必要な時代には、戦国武将のような剛腕さが必要とも言われます。

剛腕政治家と言えば何処かの政党幹事長をイメージしますが、歴史に名を遺す剛腕政治家は、民衆の声に耳を傾け、人々の暮らを把握してから辣腕を発揮したと言います。
民衆の支持を得るには、聴く事、触れる事で民衆の願う方向を肌で感じ、その方向に全身全霊で取り組む姿勢が見えなければなりません。

みんなの都合を聞いて、みんなの良いように政治をしようとしたら一歩も進まず、まさにアブ蜂取らずで終結してしまいます。
鳩山政権(組閣写真)がアブ蜂取らずにならないよう願うものです。
明日からは東京、神奈川、福島県、青森県に…
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人の体温と表面温度は温湿度によって異なる…北斗市

2010-03-06 15:56:59 | ファース本部
医学的に健康な人の体温は平均36.5℃なのだそうです。人の体温は、朝から上がりはじめ、夕方にピークとなり、夜にかけてゆっくりと下がりるのだそうです。
このような複雑な体温のリズムがあるため1日3から4回の検温を行い、3・4日続けての平均体温を算出し、自分の平熱を知っておくべきだと言います。

また朝、昼、夜の時間帯の以外も、運動後や会議前などにも体温が上がる場合があると言います。自分の平均体温(平熱)を把握していない人は、身体が発しているSOSのサインを見逃している可能性が大きくなるようです。

ところで、手の平や顔面などと人の身体が空気に触れている部分の温度は、平熱より4℃程度低い値を示すものです。非接触温度計の赤外線を当てて壁面や床面、天井面、または機械の回転部などの温度を測定するモノがあります。その非接触温度計で手の平を温度を測れば、ほぼ32℃くらいになるでしょう。

身体の中の水分が蒸発して気化熱で体温を奪っているからです。
居る場所が36℃であっても湿度30%なら表面温度は約34℃くらいになります。
体温の36℃の気温と100%の湿度の中では、表面温度も体温と一緒になるでしょう。

私達が、家の湿度管理に拘るには、体感温度が湿度に大きく起因しているからです。
ファースの家は、乾燥剤のシリカゲルを処方したスカットールで夏、湿度を約13%下げ、冬、湿度を湿度を約10%あげる事が出来ます。
これは、動力を用いずに省エネをはかりCO2削減を行う事が出来ます。
現在、その技術を学術的に証明する実験を行っています。

写真は、今日の土曜日に関わらず出社してデータ分析していた研究開発室の久保田君の手の平を図った様子です。久保田君の手の平は31℃、少し低温気味かな…

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短気は損気なり…函館~北斗市

2010-03-05 18:12:03 | ファース本部
職場にはリーダー的な人で、すぐキレて大声で怒鳴り、喚き散らす人もいます。もっともヒラ社員がやったら摘み出されます。上司でも周辺スタッフは、最初びっくりですが、しだいに心の中で軽蔑するようになります。刑事ドラマなどで嫌われ役の中間幹部のよう上司も実際に居るものです。

「短気は損気」と言ったものです。短気を起こして行う言動や行動は、自分自身を見失っている場合が殆どです。短気の人に釣り名人が多いと言います。私も短気ですが未だかって一匹も魚を釣った事がありません。

釣り名人の短気とは一瞬の気を逸らさない、機敏さを言うのかも知れません。
新聞記者の質問に短気を起こして思わぬ言動をはき、大ごとになる場合もあります。
スクープ記者は失言を誘うような質問を敢えて行い、乗せられた政治家が、思わず言った失言で失職した大臣も少なくありません。

今日は、午前と午後に、家庭裁判所で異なる調停案件を成立させてきました。
裁判所に来るようなった最初のきっかけの多くは、双方の短気が要因となっているようです。
相手の行動や言動を先走って受け感情的になり、売り言葉に買い言葉と、後が急な坂を転がり落ちるように悪循環が加速して行きます。

堪え性のない私自身も過去には、ちょっとした事で短気を起こし、大ひんしゅく買った事が数多くあり、まさに赤面の至りです。「短気は損気」だと気づけば一旦受け止める事が出来るようなるものです。家庭裁判所の調停室でも、一旦立ち止り、相手の現在の状況や心情を思えるようになれば、一気に解決に向うものです。

写真は、調停室のある裁判所の内部ですが、この場所には来る事件当事者の多くが、短気を起こしてしまった人とも言えそうです。短気は損気ですよ…

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課外学習の講師を行いました…北斗市

2010-03-04 16:28:01 | ファース本部
今日は学校評議員を務めている本社隣の上磯中学校(野戸誠一校長)で課外授業の講師を行って来ました。230名の一年生を対象に「仕事と職業」と言うテーマです。
工務店経営者や一般ユーザー対象の講話は慣れているのですが中学生対象は初めての経験です。

中学一年生は、子供でもなく大人でもない難しい年代です。(写真は会場風景)
あまり低レベルでは失礼だろうし、だからと言って工務店経営者でも難儀な専門的な話は理解できないだろうなどと、思考を巡らして臨んだ課外学習の講義でした。

私の経歴や仕事の内容などは、あらかじめホームページなどで取材し、道徳の教科時間内で教えていたそうで生徒は私が何者かを既に知っているようすでした。
講義を進めてみると意外と生徒達には話がフィットするような気がしたものです。

仕事とは全てが「衣食住」の人が生きるために必要な事に付随している実情を話します。人は食べて、着て、住めば生きられます。しかし教師や銀行マン、公務員などの仕事と衣食住が、どのように関わるかを話すと生徒達の瞳がキラキラと輝きだしていました。

40分の講義ですがその時間を一瞬だと思わせる中身については、相当に工夫が必要なものです。聴いている生徒達の表情を演壇から見ていると何処まで受け入れられているのかが、おおよそ解るものです。今日の出来栄えは、50点ギリギリかな…

参院予算委員会に遅刻した大臣がいましたが、遅刻しないように早めに行って準備万端したものの、子供達から学ぼうと言う姿勢が少し足りなかったのではと反省しきりです。

夕方から外部評議会の出席などと今日は上磯中学校に行き来する機会の多い一日です。研究開発の業務時間を縫いながらのボランティア活動です。
明日も午前、午後と家庭裁判所での調停業務が入っています。
どんよりとした空模様ですが穏やかな一日です。

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自治体トップの苦悩と喜び…北斗市

2010-03-03 17:47:22 | ファース本部
今日は、昭和50年に旧上磯町の町長に当選して以来、現在の北斗市市長まで計35有余年間にわたり、自治体トップを務めてきた海老澤順三市長を訪ねて来ました。
市長としての最後の日となる市長執務室(写真)です。明日は退庁式になるのでしょう。

北斗市は、函館西隣街で数年前、旧上磯町と旧大野町とが合併して出来た人口約5万人の街です。周りの山の殆どが石灰岩で太平洋セメント上磯工場は、鉱山採掘から生産、梱包、船積みまでライン化し、大量のセメントを供給しています。

函館湾での漁業、北海道の稲作発祥地となった大野田園、自給自足で生産するトラピストバターやクッキー、五郎沼や釜の仙郷などの風光明美な観光スポットも存在します。海老澤市長はこのような町のリーダーを35年間も勤めてきました。

海老澤市長の道のりは決して平坦なもではありませんでした。私は30年以上もの付き合いで一部始終を目にしてきました。厳しい財政を健全化するため町民の協力を得ながらも様々な施策をこうじて来ました。海老澤市長は、時代を先取りするセンスも持ち合わせ、20年近く前に竣工した上磯中学校にいち早くIT教育のためパソコン施設などを設置しています。

一方では、何期も及ぶ多選批判に晒されても来ました。自治体運営には、多選を悪とする風習が根付いているようです。確かに多選弊害も皆無ではありません。しかし、多選だからこそ有利な部分までもが多選だと言う事だけで失せてしまう場合があります。

旧大野町との合併事業は、双方町民の民意を尊重しつつ課題を克服しながら平和的な形で北斗市市制をスタートさせました。これは、多選で得た人脈資産の賜でもあります。ともかく今日1日で海老澤市長の大役が終了します。

海老澤市長は町長時代、私達夫婦の本当の仲人であり、息子(専務)夫婦の媒酌人もあります。
退任後も健康に留意され、培ったキャリアを様々な面に生かして貰いたいと思います。

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冬と春との端境期…北斗市

2010-03-02 18:02:12 | ファース本部
北海道北斗市の本社の駐車場に小山のように積み上げられた除雪した雪は、しだいにその高さを低くして参ります。昼間の気温上昇で溶けるのですがこの時期は、夜になると放射冷却現象で一転してカチンカチンに凍り雪の山も氷山のように硬くなります。

それでも道端に顔を出した地べたの雑草は、緑色の芽を根っこの方に備えている事が確認出来ます。今年の北斗市は近年に珍しいくらいに大雪で会社の周辺は、道も建物も信号も白一色に包まれてしまいました。それでも時期になると春は必ずやってきます。

写真は先ほど撮った会社の前の道路ですが、この道路標示の手前を右折すると弊社の本社屋があり、その奥隣に上磯中学校があります。
高速道路まで500mとありますが向こうを横切っているのが高規格道路で、将来は函館空港に直結する事になっているようです。

現在は函館市内を横断して函館空港に行きますが約45分かかります。道路が出来れば20分にで行けるでしょう。この道を真っ直ぐ行けば約10分の北斗市内に新幹線の「新函館駅」が出来ます。

東北新幹線が新青森駅まで開通するのは今年の末ですが青函トンネルは最初から新幹線規格となっており、5年後この新函館駅まで開通する事になっています。
日曜日に決まった新市長が新幹線開通の大役を果たすには、もう一度、選挙の洗礼を受ける事になります。

季節が変わるこの時期は、木々のつぼみも芽生えはじめ、その小枝を飛び渡る小鳥達の活動も激しくなり、除雪した雪解けの水が道路に流れ出ても太陽の熱で乾かす方が早いくらいになります。

春は、人も草木も自然も動物達も、そして新しい年度を迎える行政も活発になっています。
みんなで一緒に、暖かくて希望に満ちた春を迎えましょう。

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あなたは過去型、未来型、現在型のどちらでしょうか…北斗市

2010-03-01 18:35:50 | ファース本部
あるネットコラムの記述で人は、過去型、現在型、未来型の三種に大別されるそうです。過去型の人は、小中学校の学級委員長や生徒会長などをやり、社会人になっても同窓会などの役員を引き受け「会長!会長!」と呼ばれる事に満足している人です。

現在型の人は、今を生きる事に必死で、例えば一攫千金を夢見て競馬場に通い、少しでも勝つとその夜に焼鳥屋などで仲間と一杯やる事に大きな喜びを感じるような人です。 未来型の人は、いつも先を見据えて今を頑張る人のようです。

このコラムでは、世界のホンダの創業者、本田宗一郎氏を典型的な未来型人間であり、彼の言葉に次のような格言を紹介しています。
「私は、過去を振り返った事はありません。過去はもう帰って来ない。私はいつも未来だけを見て生きて来ました。未来に全力を挙げて努力して行くのが私の生き方です。今を生きる原動力は、未来の夢から沸いてくるのです」

この未来志向の思考と行動が世界のホンダをつくり上げたのでしょうか。
我町、北斗市の市長選挙で全副市長の高谷寿峰氏が当選を果たしました。
自治体経営や企業経営には、過去型、現在型、未来型のいずれの要素も必要と思います。

本田宗一郎氏は何も無いところに企業を生み出して行くのですから、完全未来型であるはずです。しかし、出来上がった企業や自治体経営は、過去に倣って現在を運営し、その未来に揚々とした希望を持たす事です。

現在は葛藤の連続ですが、その葛藤の向こうに光明が必ず灯っているのでしょう。
写真は先ほど訪れた上磯中学校のモニュメント「飛躍」です。このモニュメントを見ていると何故か明日が見える気がします。どんよりとした3月最初の一日も暮れてゆきます。



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