豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

スケールメリットと家の価格について…北斗市

2014-01-15 18:08:04 | ファース本部
年間に数棟の零細工務店が仕入れる、建材、部材、備品の価格と、大手ハウス量産メーカーの仕入れ価格では、相当な違いがあります。
製造原価は同じでも大量供給すると、梱包、搬送費用などが大幅に削減出来るからです。
この削減された費用の事をスケール・メリットと言っています。

メリットとは利益と言う意味も包含していますが、住宅産業における、このスケール・メリット(利益)は誰が得ているのでしょう。
場合によっては販売代理店のルートが割愛される場合があります。
物流も大手運送業者に一本化され、地域の経済環境にも多大な影響を与えています。

メーカーから出荷される時の元原価を知ると、その安価さに誰もが驚く事でしょう。
大量生産、大量消費を行なう生活物資の場合は、ある程度、致し方の事情があります。
次々に開発される商品を購買者に告知するには、膨大な広告宣伝費や営業費が伴い、商品搬送、店舗設備などの流通経路での費用も相当な費用になります。

一般住宅で考えてみますと、大量供給で得た利益が誰の懐に入ったのか。
メーカーでもない、販売代理店でもない、ユーザーも安い価格で購入している訳でもありません。
しかるに大手ハウスメーカーが膨大な利益を貪っているようでもありません。

住宅を大量に売るためには、数年で建替える高額な住宅展示場を建築し、膨大な広告費をかけて集客し、多くの営業マンを雇用して受注活動をしなければなりません。
建主さんとハウスメーカーが受注契約するまでの期間に掛かる営業費となっておりました。

地域の工務店は、購入費用にスケール・メリットを得る事が出来ず、通常価格で購入せざるをえませんが、多額な営業費を費やしておりません。建主さんや隣近所の口コミ営業が基本となっているからです。

私達、地域の小さな工務店が営業費を費やせず、地域の販売代理店や協力業者さんなどに利益還元をしながら家づくりを行なっています。建主さんの賢明な選択を。
さて、今日も最高気温-3℃の真冬日でした。
現在-5℃、写真で解り難いのですが軽い雪が激しさを増してきたようです。

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子育てと社員育成…函館市~北斗市

2014-01-14 17:38:19 | ファース本部
純真無垢な子供を育てることは、その過程で育てる親自身が学ぶことも多いようです。
子供は親の背中を見て育つと云いますが、子供に見せられる背中を意識しなければ。
「遣って見せ、褒めてあげねば人は育たぬ」との格言に記されています。
これは子育てに限らず、社員育成もまったく同じなのでしょう。

発展途上の社員には、マニュアルに沿っての知識教育を行いますが、精神論は説教調で述べてもほとんど浸透しないものです。聴くふりをしている社員の姿が目に浮かびます。
また学校教育で受けた知識は、企業に入って現場に出ると殆ど役に立たず、むしろ直に現場に立ち、現場で起きている現状を肌で感じ、実績を出している先輩の姿を見せることの方が何倍も有効であると言い切れそうです。

子育ては、カラダの成長と合わせて社会性を身に付けることが重要のようです。
人との交わりが出来なければ人間社会では楽しい人生を過ごすことが難しくなります。
子育ての中でもっとも必要なのは人との関わりをスムーズに出来る社会性なのでしょう。

社員達は、企業戦士を云われるように常に競争原理に身を委ねています。
子育ても社会に出れば常に競争原理に翻弄される現実を知らしめることも必須のようです。
私は、中学校しか出ておりませんが、競争社会に生き残るための知識を得る勉強量は相当でした。必要で行う勉強は受験勉強と異なり、乾いた砂に水が沁みるように吸収されます。

高学歴者の方にいるようですが学歴権威などは競争社会で何の役にも立ちません。
高学歴の方で尊敬されている人は、見識が滲み出るような人であり、私のような中卒者からも自分の無いモノを得ようと謙虚な振る舞いが。

さて今日は、大手資材メーカーの幹部が相次いで来社されましたが、まさに高学歴の方々です。
私達の会社を訪問する方々の多くは、私のような異なる人生観から何かを得ようとする熱心さと謙虚さを感じます。この人達はきっと良い子育てと良い部下育成を行っているのでしょう。
さて、写真は雪対応で大変な一日でしたが、この時点が今日の最高気温-4℃、現在-6℃でした。
これから函館市内で行う懇親会に馳せ参じます。

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湿度の果たす役割とは…北斗市

2014-01-13 14:47:07 | ファース本部
今の家づくりにおいては、室温を何度にするかが問われていますが……
快適度数と言われる基準では、暖房気温20℃、相対湿度50%が適切だと言われています。
北海道では室温を24℃くらいに設定している家が多いのですが、断熱性能が担保されているため、大きな暖房費用を掛けずにこの室温をキープしています。

気温20℃~24℃は解り易いのですが、実は湿度も熱の一種なのです。
湿気の持つ熱を潜った熱「潜熱」と言いますが、相対湿度(一般に言われる湿度%)10%あたり約3.7℃の熱が含まれています。
湿度50%では18.5℃と、気温20℃と合わせた38.5℃を「全熱<エンタルピーとも云う>」と言います。
私達はこの全熱の中に身を置いています。

勿論、18.5℃は潜熱ですから直接的な熱として感じませんが、体感温度して感じています。
例えば、室温20℃で湿度を高くしておくと、住む人のカラダから水分が蒸発して体温を奪い難くします。
また、暑い夏に湿度を下げておくとカラダの水分を蒸発させ、気温を下げなくともクオリティーの高い冷房空間をつくることも可能です。

このエンタルピーと称させる小難しい湿気と気温の遣り取りは、エアコンなどのヒートポンプで冷媒ガスが気体から液体になり、また気体になるなどの状態変化によって熱の遣り取りを行っております。
写真は弊社総務課の山玉女史が、執務室の乾き過ぎをさせない気遣いで設置して戴いた加湿器です。
省エネで湿度(エンタルピーも)を上げる優れもの…

日本列島の真冬は、気温が下がるために殆どのエリアで絶対湿度が1.5g程度に下がります。
ちなみに現在の北海道は相対湿度75%、絶対湿度(約1㎏の空気中に含まれる水分量)は1.7gです。
絶対湿度は5gから7gくらいが最適ですがカラカラ状態になっています。

これは沖縄を除く日本列島全エリアの特性であり、家の中から貴重な湿気と云う熱を逃がさないようにする工夫が必要です。
このような七面倒な実験を繰り返りながら今日も調湿メカニズムの研究など行っていました。
連休最終日、外は氷点下7℃、相対湿度75%、絶対湿度1.7g。この執務室は気温23℃、湿度40%、絶対湿度7gと快適です。

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いつでも女性は社会の中心にいる…北斗市

2014-01-12 21:41:00 | ファース本部
男女雇用機会均等法なる法律が施行されてからかなりの期間が経過しました。
男女の区別なく職業選択を行う事が出来るようになったと評価する人がおり一方では、ことさら本法律で縛りがきつくなったと嘆く人の声もあります。

その昔は、男尊女卑と言う時代がありました。しかしながら男性は表面で体面を保っていながら、裏に回れば女性に平伏していた事は様々な歴史書などからも察する事が出来ます。
男女同権などと言いますが、実際は女性の方が実質的な権限を持っていそうです。

肉体的には、男性と女性を比較すると男性の方がはるかに力持ちです。
スポーツも女性が男性に勝てるスポーツは極めて少ないと思いようです。
細かい細工も高等技術者は男性が多いようで、美容師も理容師も一流人は男性。
将棋や囲碁もチャンピオンはすべて男性です。

それでも尊敬され、頼りにされる男性は、女性を慈しみ、女性の存在を大切にしている姿です。
横暴な男性は、女性だけでなく社会的にも評価されません。
私達が行っている家づくりにおいては、奥さまの主導権で行った方がかなりの確率で上手く行くようです。
家にいる時間や家事をする時の生活動線などを考えると当然かも。

奥さんがいつも笑顔で過ごせるような家庭は円満で平和です。
奥さんの笑顔をいつまでも維持させる住まい空間こそ家庭平和の根源となるのでしょう。
家庭裁判所で行う離婚案件の調停でも女性の意向に沿った合意成立の割合が多いものです。
現在の女性は、泣き寝入りなどしないで堂々と立ち向かってくるのです。

人間社会は、生理的本能と揺れ動く心情を、理性が機能して正常に構成しているようです。
この理性の機能停止は、その動機になる要因の多くが女性を侮った行動だと思われますが。

月刊誌のコラム執筆の仕上げに家づくりには、女性優位である内容を挿入しようと。
そのため会社の執務室に来ましたが-7℃、深々と雪が降っております。(写真)

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可愛い子供も成長すると親のライバルやパートナーに…北斗市

2014-01-11 16:00:38 | ファース本部
子供が誕生した時は、まさに四六時中の保護下のもとで育ってゆきます。
この時期、子供にとっては生きるための本能的な作用が機能しているように感じます。
この時期の親もまた、乳児を育てることを自然現象として坦々と行っているのでしょう。
妊娠、出産、育児などの多くは、義務感というより、時の成り行き作用が多いようです。

その子供は、カラダが大きくなるだけでなく、色々な知識や情報を吸収し、人間としての人格をそなえるようになります。
更には小学高学年から中学生に成長すると、人間社会で生き抜くために社会性を必然的に備わって来るのでしょう。
一次反抗期、二次反抗期と言われる時期ですが、親と異なる人格が確立して行く過程です。

やがて女の子は、娘になり、女らしさが備わって母親が羨むような容姿に…
男の子は、父親より逞しくなって行くのでしょう。これは、年齢を重ねることの必然です。
子供達は、やがて両親と異なった人生観や価値観を見出し、親離れの時期を迎えます。
年齢的には先に居なくなる親に対し、いつまでも頼っている訳にゆかないのですから。

親は子供を育て、その親の背中を見て育った子供は親と同等に生きられるようなり、やがて多くの面で親を超え、更に親は子供の背中を見るようになるのでしょう。
成長した子供達は、大人になると社会活動の中で親にとっても手強いライバルになることや、善きパートナーになる場合もあります。

私が家庭裁判所の調停室で扱う子供を巻き込んだ家庭内紛争の多くは、この必然性を子も、そして親も、相互が理解しあっていないケースが多くあります。
子は、親のライバルにもパートナーにもなり得る現実を知っておくことが大切のようです。
この世に生まれた人生を謳歌し、謳歌させるために…画像は可愛い幼児のネット画像を。

さて、今日は最高気温が-7℃です。実験中の様子を見ながら帰宅の支度に…

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家庭裁判所の調停業務から学ぶこと…函館市~北斗市

2014-01-10 19:21:16 | ファース本部
同じことを発言しても、その言葉の意味より、発した時の環境が受ける側に大きな不信感を与え、また時には信頼感を深くすることも。
特に家庭裁判所の調停室で事件当事者と向き合う時は、信頼関係の構築が最優先です。
私達、調停員と事件当事者との信頼関係を深くしなければ調停進行が上手く行きません。

そもそも裁判所と言う役所は、一般庶民のイメージとして犯罪人を裁くところと思っている人が多いようです。
勿論、それもありますが事件数は極めて僅かな数しかありません。
むしろ困っている人の味方をする役所であるとも言えそうです。

私達が行う家事調停事件は、夫婦間調整、養育費、親権移譲、遺産分割などの問題解決に尽力を。
また民事調停事件は、近所迷惑などの物理的紛争の解決に尽力します。
いずれも人様が関わっており、その関わる人々の心情を掌握し、当事者の側に立ってこそ難題解決に。

紛争が解決する兆しは、紛争相手の状況や環境を理解したときに見えてきます。
私達は、自分の強い思いだけを感情的になって相手に主張するだけでは売り言葉に買い言葉となり、紛争の溝がしだいに広がって行くもの。
主張する方は、対象者の現在環境や背景を忖度すると心遣いが具現化して良い方向に向かうものようです。

これは家庭裁判所での紛争解決だけでなくビジネス上でもとても大切なことなのでしょう。
私達のように家づくりを生業にするものは、とても多くの人々と関わります。
工事現場に入る前には、営業担当者や設計士などが建主さんと様々な遣り取りがあります。
その担当者の一言発した言葉が不信感につながることも少なくありません。

工務店と建主さん、工務店と協力業者、協力業者と納材メーカーなど、この何処が欠けても家づくりは成立しません。人との関わりの在り方を教えてくえるのが調停室で向き合う事件当事者と云う場合が多いのです。

今日は、最高気温-7℃、超低温の一日でした。
しかし午前と終日にわたり家庭裁判所で過ごしましたが、当事者はじめ裁判官、弁護士、調査官、書記官など関わる人々から多くの教訓を戴き、寒さを感じるいとまなどはありませんでした。

そして先ほどは、本社会議室で今年最初のファースの家、着工研修会を終えたところです。
写真は私の大好きな真冬の富士山の画像です。

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人柄や知恵と工夫は無形資産に…北斗市

2014-01-09 17:45:25 | ファース本部
今日も弊社の研究開発室では、様々な課題に取り組む実験などを行っております。
エアコンの銅管腐食を防止する手法もかなり具体的になりました。
エアコンの銅管腐食は、全国各地で色々な住宅に発生していますが、対策方法を具現化しています。
このような技術は特許となって無形資産にカウントされ、お金を稼がせてくれます。

このようなハードだけではなく家庭内でより健康で快適に過ごし、そして経済的な生活を行うためには様々な知恵を働かせた工夫が必要です。
この知恵と工夫を凝らすためには、必要な情報を集め、更に勉強が必要です。
この情報と知恵と工夫が無形資産となり、これもまたお金を生み出す場合が。

温暖地では、断熱、気密性能を徹底するか、全く行わないかのどちらかでした。
しかし今後は、断熱住宅しか供給されなくなりますが、多くの課題を乗り越えなければなりません。
私達、住宅システムの開発プロは、一般の方々が自分の家での住み方に様々な工夫をしている人も存在します。
時には目からウロコ状態になることも。

私は人前で講演する機会があります。
この演壇から参加者の表情を見ていますと、反応のあった言葉や内容がよく判ります。
その表情を確認しながら掘り下げる内容を吟味しつつ講話を続けます。
つまり講師たる自身も演壇の上から参加者の方々に多くの事を学んでいます。

今日は北斗市本社に数組のお客様にご来社戴きました。
すべてが技術関連の方々ですがモノをつくり出す技術には、そこに関わる人々の人柄が根付いているようです。
私は、人のパーソナリティーそのものが、大きなお金を生み出す無形資産になっているのではと思っています。

人に好かれるパーソナリティーの持主は、それだけで大きな無形資産をもっていることに。
技術は現場や研究開発室などで磨かれますが、パーソナリティーは人々に揉まれて輝きを放つのでしょう。
さて写真は社屋ですが、先ほどまで先が見えないホワイトアウト状態でしたが少し収まってきたようです。
しかし気温-7℃と冷え込んでいます。

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会社の規模は経営者の器に比例する…函館市~北斗市

2014-01-08 21:27:41 | ファース本部
勢いに乗って急成長する企業は、タガが外れて急降下する場合が多くあります。
急成長する時の企業経営者は、その企業の社員ともに、何故に自分の企業が急成長しているのかの真実を掌握していないものだと云います。

少しずつの成長は、周辺環境を調えながら過去を顧みて、現況分析を行い、社員教育と技術開発、営業開発を着実に進めることが出来ます。
急成長企業は、時間的に物理的に、そして経営者も社員も、足元に何が起き、先行きの事を分析する機会を逸することが多い要因だと言われます。

急成長~急降下~倒産になる企業も多いのも事実なのです。
私自身は、自分の経営する会社が急成長する兆しを感じた時、新たな不安を直感したことを覚えています。
拡大路線は極めて簡単なのですが、縮小させる苦労は100倍だと。

沢山の技術やノウハウを持ちながら、拡大路線に入らなかったのは、自分のキャパを知っているからだと自問しています。企業は経営者の器に比例するとも言われます。
福地建装が小さいのは、経営者の器に見合っているのだろうと思っています。

創業して48年目になり、多くの創業企業の経営者を見てきました。
急成長して急降下の末、倒産する会社も多くありましたが、第三者的に客観的な見方をすると、急成長の理由、急降下の理由、そして破綻の理由は、よく解るものです。

経営者の器以上に拡大させると必ず歪が出てきます。
成功する企業経営者は、自らが学び奮闘、努力して器を大きくしています。
その器に習うように社員のスキルも伸びて行きます。そのような企業を目指しています。

さて今日は一年に一度の札幌、東京、九州、ハウジング事業部も入った全体会議です。
今年の方針発表の後に、全スタッフの3分間スピーチと意見交換などがメインとなります。
スタッフは一年間の企業成長を感じ、経営者はスタッフのスキル成長を感じ取れれば良い企業になって行くのでしょう。

写真は函館ロイヤルホテルで行った新年懇親会で撮りました。
明日はまた各地の各部署のポジションに戻って行きますが、今年もまた笑顔で一年を過ごしたいものです。
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見えるコストと見えないコスト…函館市~北斗市

2014-01-07 17:11:54 | ファース本部
窓についた結露は、典型的な見える結露であり、拭取るだけで解決するのです。
ところが壁の内部に発生する結露を内部結露と言って家を腐らす深刻な結露と言えます。
観た目の良い家には、とかく見えない部分の重要部分を蔑ろしている場合があります。

会社経営のコストには、原価などの変動費と、人件費や光熱費などの固定費が。
そのようなコストは数値で見えるため顕在コストと言えます。
厄介なのが見えないコストで、これを潜在コストと言われています。
この見えないコストを放置しておくと企業は確実に衰退してすることに。

本来、得られるべき利益を得られないのを「逸失利益」と言い。
この多くは経営手法や人材育成の歪みから発生するものです。
経営手法で本来得られるべき価値ある商品を具現化出来ないのは経営者の責任です。

人材関連では、何かを指示や提案をしても「でも」「しかし」と否定的。
仕事に消極的で心や気持ちが入り込んでいない。
「言い訳や愚痴、溜め息ばかり」を言う後ろ向き言動。報告、連絡、相談の不足による「機会損失」。知らない、分らない、方法が見つからない知識不足。
情報不足による世間知らずや考えが浅い行動。根気不足で継続を逸してしまう、などが潜在コスト、つまり見えないコストで「逸失利益」と言うことになります。

会社の利益を上げるには、売り上げから原価と販売管理費を引くのですが、業績が悪くなると、いの一番に見えるコスト削減にかかります。しかしながら普段から見えないコストで生ずる「逸失利益」の存在を意識し、勉強しておく必要がありそうです。

今日は経営的な損失を見出すためのミーティングを行いました。
また明日は、札幌、東京、九州とハウジング事業部も含めた全社員の勉強会を行います。
写真は新入社員、ハウジング事業部配属で大工仕事や現場管理を行う末松智和君です。
彼は、明るくまじめで探究心が強く、我社のコストにはなり得ない人財として大いに嘱望されています。

さて、今日はこれから東京から来社されたお客様と懇親会に向かいます。

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賢い家づくりの要点とは…北斗市

2014-01-06 18:00:54 | ファース本部
私のところに次のような相談メールが寄せられました。

【業者の対応が悪く、明らかに欠陥住宅としても最後には我々消費者に非もあると言われても納得できない。素人であれば解らなくて当たり前ではないか。家を購入する時に知識を得てからと言いますが、本来は欠陥がなどなく普通に住める事が当たり前ではないか。業者側もその道のプロなのですから。業者の資格とは何なのか。中にはとんでもない業者がおり取り締まる方法はないのか。現在のこんな状態では素人に業者を安心して選ぶ事など出来ないのである】

大変な憤りを訴える内容でした。この当該業者は、大手ハウスメーカーのようでした。
しかし彼らも最初から欠陥住宅をつくるつもりで施工を行った訳ではないのでしょう。
それでも対応を誤れば、このように悪徳業者と呼ばれる事があります。

家づくりは、施工現場での環境、状況などがその出来栄えに大きく反映される事があり、欠陥とみなされる箇所も出る場合がかなりの割合で出てきます。
地域の工務店や建設会社が意識的に詐欺師まがいの建築を行ったとしたら、あっと言う間にその地域から淘汰されることでしょう。施工業者は家づくりのプロなのですが、本当のプロは、竣工後の建主さんとの信頼関係を堅持し続けられることが大きな要件です。

この質問者は、大手ハウスメーカーの営業マン、そして現場担当者との遣り取りでした。
ハウスメーカーの営業マンは、契約した時点でかなりの任務が終了します。
後は現場担当者に引き継がれ、竣工後はメンテナンス担当者へと繋ぎます。

その引き継ぎ過程の遣り取りで建主さまと感情的な行違いがあったようです。
対策としての進言は、然るべき組織の責任者に対応を求めることでしたが早々に感情が収まったようです。
家づくりは、組織が大きくなるとこの手のトラブルが多くなります。
どんなに好感度の営業マンでも実際に家づくりを行うのは、大工さん、協力業者さんです。

賢い家づくりの要点は、業者選びに尽きますが、その対象業者の建てた家の建主さんに聴くことです。
とんでもない業者を選ぶことは建主さまにも相応の責任があるのです。
さて、仕事始めの一日でしたが写真は-3℃、イルミネーションに包まれた本社屋です。
最高気温が-2℃の真冬日でした。ちなみ二階の左端が当方の執務室で今日は執筆を。

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先を見極める工務店経営を…北斗市

2014-01-05 16:53:19 | ファース本部
仲間の工務店経営者から相談メールがありました。
彼の心配事は、他の工務店経営者とて同じであろうと思われます。
とにかく昨年は、どこの工務店も忙しさに奔走した一年であったろうです。

工務店は受注が順調に推移している時はとかく脇が甘くなってしまう場合があります。
経営者が日々の業務に邁進出来ていて、明日の飯が食えるだけの仕事が確保されている時、とかく数年先の見通しに腐心する機会を逸してしまうものです。

直近の仕事をこなすことが目いっぱいで、将来の事に思いを巡らすことが出来ないのです。
多忙な現在の状況は大きな落とし穴があちこちに空いているようです。
時代は確実に変革しており、冷静に時代の潮流を見極める必要があるのですが。
多忙で余裕のある時期は、素晴らしい知恵と工夫が湧き出るものです。

工務店に限らず、企業経営者は、現在、明日、来月、来年、数年後、10年後の時代潮流を見極めながら事業運営をしなければならないのでしょう。
住宅業界は、過去の大量生産、大量消費の時代は過ぎつつあり、大手ハウスメーカーもその企業体質を変更せざるを得ない状況となりました。

消費税増税、少子高齢化、化石燃料の高騰、地球温暖化現象などは誰でも知りえる時代の潮流と言えるでしょう。この潮流をよく観察すると家の高断熱化は極めて当然です。
工務店経営者はこの時代にフィットした家づくりが必然的に求められます。

寒い年は暖かい家を、暑い夏は涼しい家を、大地震になれば耐震性のある家を、シックハウスが問題になれば健康な家を…このような瞬間的な情報に振り回されて本来あるべき姿を逸した家づくりが行われる場合があります。
住宅の暖かい、涼しい、経済的、耐震性、耐久性、高寿命などは、どんな家においても必ず備わるべき性能であると云えるでしょう。

相談相手は、私達の行っている現在の事業に自信を持って行こうと励ましました。
さて年始休暇の最終日は、素晴らしい好天(写真は夕陽に反射する上磯中学校)に恵まれました。
明日からまた良い家づくりの実務の開始です。

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報道の自由と報道の横暴…北斗市

2014-01-04 16:55:41 | ファース本部
世論を支配しているのは、マスコミそのもののような気がしてなりません。
報道関係者は、体制批判こそがマスコミの使命と勘違いしているように思えてしまいます。
政治政策のひとつをみても、視点を異なってみると様々な背景があります。

正月休みにじっくりと報道番組をみる機会がありました。
マスコミとは、真実を客観的に伝えることが本来の使命だと思っていたのですが。
実際には、コメンテーターの主観的コメントなどを見聞きすることに。

ひとつの政策を実践するには必ず、日向と日陰の部分が出てきます。
例えば、財政規律を是正することが大きな政治課題となっていますが、増税すると国民負担を押し付けると批判し、医療費負担の削減で弱者切り捨てと大批判を。

政府の政策批判を報道する一方で批判政党に対しては、代替案を提示しろと論評する記事もあります。
バランスをとろうとの思惑なのでしょうが…
特に支持率などは、マスコミ報道の仕方によってことごとく異なってきます。

同じ政党支持率でも調査したマスコミの聴き方で大きく異なって参ります。
支持をし難くなるような聴き方と、支持したくなるような聴き方があります。
特に政治家は、選挙に落ちればただの人となるため、選挙に落ちないようにするにはマスコミ対策が必然です。
マスコミ受けするような発言をする政治家が増えるのも当然です。

国の現在の在りようを国民全体に正確に知らしめるのは、マスコミの役割なのでしょう。
公共放送のNHKですら視聴率を気にするようになるとは、マスコミの在りようを問うべき。
私達の住宅産業は、農林水産業のような国の支援策など殆どありません。

然るに改革すべき点は多くあります。
地域興しや技能向上など地域工務店の活用しだいでは、地域活性化などに大きく貢献します。
しかしながら、マスコミ受けしなければどんな重要で情報であってもマスコミのサジ加減ひとつなのでは。
写真はマスコミが集中する総理官邸の画像です。

さて、月刊誌の原稿執筆も一段落となり、久保田君と全国大会関連の企画を致します。
私達はコツコツと実績を積み上げて訴えて参ります。


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視点を変えれば背景も変わります…函館市~北斗市

2014-01-03 18:02:24 | ファース本部
「永遠の0」の中で特攻隊のことを自爆テロと同様だとする論議がありました。
色々と視点を変えれば、見え方も異なって参ります。特攻隊員がいかにして命を散ったのかプロセスを知ることで、自爆テロとは全く異なることが解ってきます。

人から聞いたことと、自分が経験したことでは思考が異なってくるのでしょう。
私達のファースの家でもホームページを見ただけの人と、見学会で体験した人、更に自分が建てて住んでいる人の話では、根本的な異なりが見えてきます。

今日は、小説で読んだ「永遠の0」の映画を見てきました。
文字で読んだ小説とでは、内容も異なっているように感じてしまいます。
小説の面白さを映画では実にリアルに表現しておりました。

創造させる小説から、実物動画で見せる映画の迫力なのでしょう。
どのように異なるかは、是非とも映画館に足を運ぶべきです。
今日は正月三日目ですがハウジング事業部の久保田君(写真)が出社して2月10日開催の全国大会in大阪のビジアル制作を行っておりました。

映像と音とコメントで表現しようと懸命です。
視点を変えたビジアルづくりに拘っておりました。
さて、東京の孫達も帰り今夜は、夫婦二人だけの時間となりそうです。

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平和なのか平成ボケなのか…北斗市

2014-01-02 21:12:39 | ファース本部
正月二日目の今日も穏やかな1日だったようです。
テレビでは箱根マラソンに一喜一憂する視聴者が多かったと。
バラエティ番組では、見ている方がお目出度くなるようなノリの放送が。

我国は平和なのか。
はたまた単なる平和ボケなのか。
国民1人あたり800万円もの借金を負いながら、さらに借金を重ねる予算を組みます。
増税反対、医療値上げ反対、社会福祉削減反対…
政治家や官僚を責める前に、私達国民一人ひとりが国のありようを熟慮しなけばならないようです。

平和ボケから解放され、真の平和な日本を構築するために。
さて、明日は東京の孫達が帰って行きます。
この子達に付け回しのない平和な国にしなければ。

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平成26年最初の社長日誌です

2014-01-01 16:10:05 | ファース本部
謹賀新年 平成26年が明けました。
住宅ミニバブルの真っ最中の年始となり、年度末の3月いっぱいまではモノ不足、人手不足が予想されています。
バブルは必ず弾けるのですから4月から徐々に需要が減ってくることでしょう。
しかし、住まいは暮らしを保持するために不可欠な器です。
リフォームや建替え需要は必ず存在いたします。

特に地域密着型工務店は、大手量産メーカーの出来ない、小回りの効く対応や近場にいるよしみを活用し、地域住民に慕われる家づくりを行ってこそ、その存在感を増して行くことでしょう。
今年、来年は、私達地域密着型工務店の正念場の年となります。
昨年以上に良い年にするため、奮起して参りましょう。
写真は眺めることで身が引き締まる思いのする神聖なる富士山の画像です。
気持ちを新たに皆さんとともに平成26年を良い年にして行きましょう。

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