アメリカの統治下であった沖縄が日本復帰して昨日5月15日で47年となりました。
沖縄には、アメリカ軍の専用施設の70%が集中しています。
確かに沖縄は、アメリカ軍施設の関連で社会インフラも進み観光産業も活況しています。
しかし日本全体の国土面積の0.6%しかない沖縄に70%の米軍施設は、異常状態です。
世界一危険な普天間飛行場の移設計画は、いまだに見通せていないのが実情です。
私達本土に住む人々は、我国の平和が沖縄住民の大きな犠牲の上にある事を知るべきです。
沖縄振興特別措置法で国から大きな支援を受けています。
この措置法は、北海道、小笠原諸島、奄美群島、そして沖縄と社会的な特殊事情で開発に課題を抱える地域に交付金、財政税制上の支援策を講じています。
その地域振興特別措置法も2021年度に期限切れとなります。
上皇、上皇后殿下がご退位される直前に沖縄を訪問され、一般人も含め何十万名の方々が犠牲になりました。
写真は、逃げ場を失いバンザイをして身を投げた「万歳クリフ」と云われる岸壁を慰霊されるお姿です。
私達は、沖縄県民の方々の負担の上に平和と安寧のある事を肝に銘じるべきでしょう。
今回の沖縄訪問は、来月6月13日開催のファース全国大会in沖縄の会場視察が目的です。
昨日は、アメリカ軍基地などを視察し、沖縄に住むアメリカ軍人のご家族とも接する機会がありました。皆さんが笑顔で声を掛けてくれる良い人達ばかりです。
それでもアメリカ軍人による不幸な事件も皆無ではありません。
日本人もアメリカ人も、そして沖縄の人も、安心して暮らせる環境を構築したいと願っています。
さて、今日は沖縄から東京へ戻りファースメーカー協力会総会に参加します。
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