挟土秀平(はさそしゅうへい)著、六耀社刊
大分前に、テレビで挟土秀平さんを見ました。それで、興味があって本書を手に取った次第です。飛騨高山で左官の会社を興した父親の後を継ぐべく、他社で修行した後に父親の会社に入りますが、様々な行き立てから身動きが取れなくなり、会社を飛び出して自分の会社を立ち上げます。それから、挟土さんが独自の道を切り開いて行きますが、その成り行きと生き方を記しています。
それにしても、挟土さんは阿修羅そのものです。妥協を知らない性分故の周囲とのトラブル。自らの血を流しつつ生きて行く様は壮絶です。悪と善について述べている箇所など、深い思索を感じます。技術ではなく存在の根幹を追い求めていると感じるその生き様は壮絶そのもの。だからこそ、作品に、ゴッホなどの作品に近い唯一無二の精神性を感じるのだと思います。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/挾土秀平
http://www.syuhei.jp/work/menu.html
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評価は5です。
大分前に、テレビで挟土秀平さんを見ました。それで、興味があって本書を手に取った次第です。飛騨高山で左官の会社を興した父親の後を継ぐべく、他社で修行した後に父親の会社に入りますが、様々な行き立てから身動きが取れなくなり、会社を飛び出して自分の会社を立ち上げます。それから、挟土さんが独自の道を切り開いて行きますが、その成り行きと生き方を記しています。
それにしても、挟土さんは阿修羅そのものです。妥協を知らない性分故の周囲とのトラブル。自らの血を流しつつ生きて行く様は壮絶です。悪と善について述べている箇所など、深い思索を感じます。技術ではなく存在の根幹を追い求めていると感じるその生き様は壮絶そのもの。だからこそ、作品に、ゴッホなどの作品に近い唯一無二の精神性を感じるのだと思います。
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