読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

音の記憶:その4:アポロの夢

2008年12月17日 20時00分42秒 | ■考え事
アメリカが、アポロ11号で、1969年7月20日午後4時17分(アメリカ東部夏時間)に人類初めての月面着陸を成功させました。私は15歳の中学3年生でした。当時のコンピュータ技術で、あれ程高度な飛行制御を成し遂げたのは信じられませんが、当時の私はただただ興奮して、果てしないバラ色の希望と、漠然とした青春の不安に揺れていました。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/月面着陸
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そうした時代に、サイモン&ガーファンクルが登場しました。「ウンド・オブ・サイレンス」、そして不朽の名作「明日に架ける橋 - Bridge over Troubled Water 」。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/サイモン&ガーファンクル
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私の中では、遙かな宇宙を飛行するアポロとこの名曲が渾然一体となっていました。サイモン&ガーファンクルの曲で次に好きだったのが「ボクサー」です。ギターの伴奏で始まり、途中で打楽器が右から通奏低音のように響き始め、やがて、様々な打楽器や弦の響きが重なって行きます。次に管楽器の調べが加わり、中盤では、ニューヨークの冬の厳しさを歌うボーカルに続いて、「ライ・ラ・ライ」のリフレインと続きます。オーケストラの演奏が重なるとともに、重低音がセンターから、そしてやや右から弦の響きがしたと思うと、ボーカルがハタと止まり・・・。(The fighter still remains・・・)名曲です。この高みに達したと思える音作りと奥行きのあるこの曲に続いて、「アメリカ」が好きでした。深みのがあり哀愁感漂う曲調が私の体に染み渡って行きました。

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