読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

光媒の花

2015年12月11日 14時33分01秒 | ■読む
道尾秀介著、集英社文庫刊
本作は著者の書籍で3冊目に読みました。暗く侘しく、しかし生きる希望をほの暗く見せる作風が独特です。読んでいて息苦しく、読了するのに数ヶ月かかりました。(年齢を重ねるにつれ、苦しい作品を読み通すのが辛くなる度合いが強くなっています。)しかし、6つの短編がつながっていることに気付いて一気に読み進めました。先に読んだ「龍神の雨」と同様、閉ざされた世界に一筋の光が指す展開は、デンマークの映画「奇跡の海」のようです。書棚に何冊か著者の作品が待機しており読むのが楽しみです。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/道尾秀介
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評価は5です。

※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2

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