夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

秋 それとも冬?

2006年12月21日 12時01分59秒 |  あなたの鼓動、華
冬の便りがあちこちから入ってきます。
そこで読むコメントや写真は、東京の私にはいかんともしがたい風景。
雪、霙、そして凍った花、、、、
これを見る限り、東京には冬がない。

月曜日の大多喜の写真でもお判りのようにまだ秋の真っ盛りと言うところもあります。
照葉もあれば、紅葉も黄葉もあふれている。そして薄は尾花をたっぷりとつけ、水仙の横には、菜の花まで、、、(いくらなんでも、これはやりすぎじゃんって思いますけどね)







昨日、歯医者に行くので東京タワーの下の芝公園を通りました。
銀杏の黄葉がふかふかとしたじゅうたんになっており、冬の薄日がそれを照らしていました。
いえ、もう師走。冬は確実に来ているのです。
あの黄金の褥も身体を横たえれば冷たい死のベッドだと思い知らされるでしょう。

昨日のテレビでも立教大学の1号館の前のみごとな蔦黄葉を放映していました。

やはり、この世は私の頭の中に存在するのだと、確信しました。
だって、私の頭が認知症になってくると、この世の中の時間も狂ってきているから。
私の存在自身も、ak@netさんのコメントではないですけど、妄想の産物なんでしょうね。