夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

私は豚だった!

2008年03月19日 19時51分01秒 |  非・常識的茶道


今日はお稽古の日。
さあ出かけましょうと、車のエンジンをかけたらかからない。
なんで~? この間バッテリーを換えたばかりじゃない。
悪女を出して、ジムニーちゃんを引き入れるというので、旋毛を曲げたのかもしれませんね。
悪女はどうせ病気療養中だから、それほど気にならなかったのでしょうけど、ジムニーちゃんはU16みたいなキャピキャピだから、、、

とにかく、修理屋さんを呼んできて、やっと始動。
理由は「判らん」って、それはないでしょう。
この間の、ディスチャージのときにキーを抜いたら、ヘッドランプとワイパーが動き出した怪の二の舞じゃない。

その間に、師匠に、「遅れます」って連絡を入れたら、なら今日はお稽古の代わりに、お家元のお好みの展覧会があるので、そちらにしますって言われて、行き先を変更、高島屋まで行ってまいりました。

そして、、、「が~ん」自分が豚だということに気がつかされましたよ。
どうもここに並んでいる物、いいと思えないのですよ。
ほんとうは真珠なんですけどね。
豚には判らないんですね。
たった一つだけ、欲しいと思ったのはお茶席の花器。
あれは欲しかったけど、さて豚に褒められた花器はなんと思うのでしょうね。

なんて、思いながら会場の外に売りに出ていた本を物色。
「灰形と灰の作り方」なる本を見つけました。

灰は途中まで作って今寝ているんですよね。
この間も、知人からあれはどうなったってお叱りを受けたりして、、、
だからなんとかその先へ行かなければと思っていたのですけど、教科書がなかった。
灰の本はあるんですけど、それは淡交社のもの。
これで灰形を勉強したら、また破門になってしまう。ねっ。

即、この本と、「やさしい茶花の入れ方」という本を購入。
小間の、、つまり草の茶花が満載の本。
他のお流と違って、茶花の活け方なんて特に指定がないのだけど、でもだからといって勝手に活けても、「違うでしょう」って怒られる変なお流だから、ずっとガイドがほしかったんですよね。

灰の本は、灰形よりもまだ、灰そのものの段階だからなんともいえないけど、まあ他に参考になるものがないからお勉強ね。





灰形と灰の作り方(表千家流) (お茶のおけいこ)
堀内 宗心
世界文化社

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