夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

でもデジカメは難しい  階調を見る

2008年03月24日 12時05分12秒 |  デジカメ練習帖

フィルムカメラからデジカメに移って、いろんなことがとても易しくなりました。
PCに取り込んで、現像、リサイズして、印画やウエブにアップするのが即日にできます。私には難しいですけど、現像の過程でいろんなエフェクトをかけることもできます。以前なら、DPEに出して、コンタクトをを見ながら選別し、少し大きめに焼き増しして、トリミングや焼きこみの指示を出し、それを見ながら大きく伸ばしていく。
地方のアマチュアだと、下手をすると一月近くかかる行程を自分でできるようになってきていますし、それにかかるお金も不用になりました。

デジカメでは、さまざまな基本設定もカメラ自身である程度行えます。
でも、これが結構難しいのですね。

普段多摩川の散歩のときなどには、目ではシャープに見えているのに、仕上がりを中性にしていますとなんとなく眠かったりすることが多く、シャープに設定しています。
ところが22日のいすみでの散歩の時にはこれが裏目に出ました。
前日の大風と雨ですっかりゴミが洗い落とされた大気。そして真っ青な空から照りつける太陽。この条件ですとシャープのままだとコントラストが強く出すぎています。
この日はむしろ、中間調かソフトくらいにでもセットして置けばよかった。
人間の目は広いかなり階調を再現できるし、フィルムもその幅を大きく持っていると思いますので、それに慣れてしまっているとデジカメの階調の狭さに裏切られてしまう。



スポット露光で結構ハイライトの部分に露出をあわせているはずですけど、そこがもう白とび寸前。でもこれに完全に合うと、他は真っ黒につぶれてしまうでしょうね。



その辺の兼ね合いをどう上手く処理するのか、その辺のことを全く考えもなくバシャバシャとシャッターを切っている私には、到達できない仕事に思えてなりません。











岬な日々  今日の岬の風景(その3)  080322

2008年03月24日 11時19分50秒 |  岬な日々

さて、22日土曜日の散歩の続き。
最初に家の周りの花々を取り上げましたけど、今回は途中の清水寺とその周辺の花や植物たち。

存続が危ぶまれているいすみ鉄道が一年の最初のキャンペーンで菜の花列車を取り上げますけど、それはもうとっくに終了しています。殆どの菜の花は終わり。でも今さかりの菜の花もまた結構多くてあの暖かい黄色が人の目をひいています。



その菜の花にも負けないで、今、咲き誇っている花をお届けしましょう。



こちらは花ではないですけど、つややかなブルーが草の間から美しい。



なにも大きいから人目をひくとは限りません。足元にも美しい自然の贈り物。



紫といえば、今の時期はショカッサイが一番目をひく存在でしょうか?



畦に咲く水仙もまた名残の花だけど、まだまだ元気です。



こちらは隣家の花壇に植えてあった、ヒメスイセン。



もちろん、春といえば女王、桜の花を忘れてはいけませんね。
特に葉っぱと一緒に咲いてくる山桜の系統の桜は、私にはとても優しく見えます。



いすみ市岬町の清水寺の花々でした。