水鳥の鴨の羽色の春山の
おほつかなくも思ほゆるかも
笠 女郎
万葉集 巻八
鴨は多摩川にも、いすみにもたくさんいて、写真もたくさんとっています。
でも、はて鴨の羽色ってどうだったんでしょう。
春の山ほどにおぼろで、おぼつかない色だったでしょうか?
なんてことはさておいて、
あなたの気持ちが朧でよく判らない。
切なくも、頼りない、、
って気持ちを歌ったものですよね。
もちろん言外には、こんなにも貴方の事を思っているのに、、という心を織り込んでいます。
唐詩選にも古謡のなかに似たような詩がありましたね。
これまた東京に戻りましたら調べて追加しておきますね。