夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

ハマダイコン

2011年04月01日 22時55分46秒 |  多摩川散歩


今、多摩川ではハマダイコンの花がそろそろ盛りを迎えています。
この時期の私の日記の定番。
今年もすでに、何枚かアップしていますよね。



若い葉っぱは美味しいとか、根っこは辛みがあって、もみじおろしを作るときにも使えるなんてのもご紹介しましたけど、
例の大先生の野菜の大根が野生化したものって説をなんどかご紹介しています。
ところが、大根の種を植えてもハマダイコンのようにはならないって説もあることを最近知りました。



青柳の細き眉根

2011年04月01日 22時03分25秒 |  気になる詩、言葉


桃の花 紅色ににほひたる面輪のうちに
青柳の細き眉根を咲みまがり
朝影見つつ少女らが 手に取り持たる真鏡、、、
          詠み人知らず
          万葉集 19-4192           


  面輪=おもわ
  眉根=まよね
  真鏡=まそかがみ


って、延々と続くんですけど、、、

桃の花のように紅く匂うような顔に
柳の枝のように細い眉を笑いで曲げて
朝の少女たちが 手に持っている鏡、、、

つまり、青柳の細い枝は美人の形容だったんですね。
確かに、特に新芽時のしだれ柳の枝は、はっとするほど美しく見えます。
前の日記に家のそばには5本の柳があると書いておりましたけど、私は美少女が手に入るのであれば、柳はなくてもいいのですけどね~