夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

五月の天気

2011年04月26日 12時50分03秒 |  岬な日々


今日はなんと素晴らしい天気。
暑くもなくって言葉が当てはまるような、もう五月の天気ですね。

なんだか知らないけど、朝、五時前に起きてしまって、模範主夫としては、半日をかけて洗濯にいそしんでおりました。

ところで、熊本マリさんの今日のブログを見ていたら、

>「ピアノをエンジョイ」することってことと、
>頭の天辺からひもで引っ張られるように、身体の中に、一本、すっと軸を取ること

ってのが出てきていました。

両方とも私のブログでは折に触れて出てくる言葉。
なんとなく嬉しくって。



最初の、エンジョイする人。
私は「遊びで仕事をする人」って言っていました。
仕事の相手の市長さんから、「どんな人をあなたの相方につけましょうか」って聞かれて、「遊びで仕事をする人」って答えて、面食らわせたことは何回か書いていると思いました。

優秀な人、仕事ができる人なんて、私がそうじゃないから、そんな人に相手をされたら、きっとうっとうしくって仕方がないでしょうね。
そんな人が、上司から言われて仕方なく9時、5時で付き合ってくれるよりも、その仕事を楽しんでやってくれる人の方がはるかに助かる。
お願いも楽だし。何も言わなくっても自分から積極的に行動してくれる。
でも、まま、こんな人って役人の大道を踏み外したりして、、、
役人の大道?
失敗しないことよ。
積極的に、自分からガンガンやってれば、人から疎まれたり、失敗するリスクも大きくなるし、絡んでいる人が足を引っ張ることもある、、、
うまくいかないもんですね。。。。
でも、秀才の、優秀なお役人然とした人よりも、こんな人の方がなんぼかええじゃんって思いますけどね、、、
人間じゃもん、ミスはあるでしょ。
なぜそんなミスをしたのかを見る方が大切なんだけどね~

なんて言いながら、残された日にちを数えながら、周りにも何の興味もなくなってきた私の今日この頃、、、、、なんちゃって。




ところで、「頭の天辺からひもで引っ張られるように、、」ってのは、バレエや踊りをやる人が良く言う言葉。ほんとうに上手な人って、舞台に立った時にす~っと大きく見えるんですよね。

音楽家でも、管や声楽の人はよくこれを言うのですよ。
今では体格も良くなったし、すごく早い時期から笛や管を吹くけど、私らのころはまだ栄養もよくなくって、体も貧弱だった。無理に肺から息を絞り出していると必ず体を壊しちゃったんですよね。

弦の人や、ピアノの人がこれを言うのはあまり聞いたことがないけど、でも、考えてみれば、体に変な力が入っている、体が歪んでいれば、ビブラートもトリルだって、変なひき方になっちゃうかも。
そうすりゃ、やっぱりどっかで体を痛めちゃうね。


親に背中に裁縫定規を入れられて、ひっぱたかれていた割には、いまだに治らない猫背のせいで、今や体のあちこちに無理が溜まっております私にしては、なんでもいいから、きっかけさえあれば姿勢を正しなさいよ~って、老爺心から申し上げますよ。







ドウダンツツジ (満天星躑躅)

2011年04月26日 07時19分32秒 |  あなたの鼓動、華


あちこちに植えられていますよね。
ドウダンツツジ。 燈台躑躅も満天星躑躅も、どちらでも名は体を表すですけど。
満天星躑躅のほうが格好よさそう。

白花のつつじに比べると、こちらの方が優しく感じますね。


歳時記

2011年04月26日 05時49分24秒 |  あなたの鼓動、華


日本は四季がはっきりしている国。
だから昔から日本人はその四季を楽しんできたし、一番生気のある旬の時期を大切にしてきた。
歳時記なんてものもだから生まれてきたんですよね。

都会の生活をしていると、その四季が分からなくなってしまう。
花屋さんにも、八百屋さんにも、一年を通じて同じような品ぞろえが並んでいる。

いすみ市へ入って、さあ自然を楽しみましょう、今の季節はって目を凝らすと、これまた不思議なものを発見してしまう。冬の花、夏の花が相手のグランドで咲いている。さすがに鳥さんたちは、時間を心得ておられるけど。

それで気がつきました。
歳時記を見ていて、えぇぇっ? なんでこれがこの時期なのなんて疑問、ときどき感じるのですけど、要するに時期が分からないから、これはこの時期のものとして扱いましょうねってことなのですね。
この歳になって、こんなことも知らなかった。

ところでタンポポの時期っていつ?