夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

仲秋の名月も終わりましたね

2011年09月14日 17時21分46秒 |  岬な日々


ちょっと旧聞になりますが、12日は久しぶりに綺麗な満月を見ました。
でも、本当に綺麗なのはこれからでしょうね。
もっと空が澄んできたら、嫦娥さんが水浴びしているのを、、、、

嫦娥と水浴び、なんだか混同しちゃってるのですよ。
嫦娥さんは 水浴びじゃなくって木を切っているんですよね。
でもそれってあまり色気がないし。
まあ、いいかと思います。



皆さんは名月をどう観賞されましたか。
私は友人と見ることになっていたのですが、ドタキャンされました。
まあ、男二人で天体望遠鏡を使いながら嫦娥さんを探しているなんて、あまりにも侘びしすぎますからね。





代わりにというのか、お昼に師匠から近くに来ているからって電話があり、一宮の骨董屋さんにお連れしました。結城の着物なんぞをにこにこしながら買って帰られました。
なんせ、オーナーが包みかけて、小さな穴があるから売れないって言い出して、それでも欲しくって、結局半値以下にしてもらって持ち帰えられたのですけど。なんか粒みたいなのが入っていて、くぼんでいただけだった、儲けちゃったって大喜びで電話がありました。
オーナーは天下のMデパートの特選の着物売り場に長くおられたのだそうで、時代を経た上布などがぼろぼろと積んであります、着ものや、織物の好きな方には宝の山なのでしょうね。

江戸小紋、とても手の込んだ友禅、、、、師匠はなんだか気持を残されているようです。
また行きたいとのこと。
もっとも、私は、女の人の買い物に付き合う趣味はありませんので、次回はご遠慮いたしますけどね。
駅から近いし、分かりやすいところだから、着物好き敬老会みたいなのを組織して行かれるといいですね。

来られる方々、もしかしたら嫦娥さんと同じくらいのお歳なんですよ。
U20ならもっとお世話したのに。
1時間近くも粘られて、やっと駅までお送りしましたが、夕方になりそうで内心あわてておりました。

嫦娥さんの撮影会がありますのでね。



ということで、12日のお月見の用意まではできませんでした。
それで、昨日、先日からご紹介している葛の花と韮、そしてツルボ(こちらは始めてですね)をあしらって、お月さま(というか、月の女神さま)に供えました。



お気に入りになって、かぐや姫様でも御幸があれば嬉しかったけど、残念、昨日はそれもなかった。
あ~ぁ。待ちくたびれた。