夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

露草

2011年09月20日 12時45分33秒 |  岬な日々


今まで何度も取り上げてきた露草。
万葉集では10首弱。
それが古今、新古今とだんだん少なくなってきています。
おまけに、古今、新古今では、万葉の詩をヒントにして作られています。

そのどれもが露草の儚さ、移ろいやすさをメインにして詩が詠まれています。
染めの道具として、身近な花だったので、万葉ではよく詠まれたのでしょうが、時代がすすむに従ってより美しい、庭に植えるような花に興味が移って行ったのでしょうね。


いつもは適正露出で露草の空色を出そうとしていますが、今日はあえてアンダーに。