夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

ついに糠漬け爺 復活なのだ

2012年10月08日 16時04分40秒 |  食べるために生きる


しばらく止めていた糠漬けをついに再開したのだ。
以前は東京に行ったりすることが多く、糠床を駄目にしたりすることがあったのだけど、このところ岬に居続けなので、そろそろと思っていたのだ。

といっても、できあいの糠床を買ってくるだけ。
ちょっとばかり匂いがきつい。
これを上手に教育して、仕上げていくのだ。
なんだか、雨の夜になりそう、、、、
私が光源氏かって????

最初のがこれ。
夜に漬け込んで朝食にと思っていたけど、朝ご飯を食べ忘れてしまい、お昼は外飯、、、これが困るんですよね、、、、
なので、私にとっては少しばかり漬かりすぎ。
まあ、人参と蕪は何とかなったけど、蕪の茎や葉がね~
ほんとはこちらに期待したんだけど。

でも、いずれにしろ、しばらくの間は調教期間と言うことで、お利口になったらビールだって飲ませてあげるからね。。。

それにしてもいつになったら、ナスビが上手に漬かるんだろうね~
爺ぃ爺ぃの見果てぬ夢になりそう。
水茄子買ったりしたんだけどね~



他にも粕漬けも、味噌漬けもやりたかったんだけど、粕は近くの酒造に注文を出し忘れ。生粕、けっこう人気があるみたいで、予約しとかないと入らないんだ。
味噌はいつでもできるけど、何年か前に作った奴、どっかにあるはずなんだよね。さて、いかがお過ごしでしょうね、、、ちょっと怖いみたいだけど。



この2日ほど、ページビューが2000を切って、アクセスIPも400に届かない危機的事態。挽回策なのね。
なんせ、おいちゃんのブログ、未だに、粕漬けや、糠漬け、お節や出汁の取り方なんて、、、食べることで来られる方が一番多いのですよ。

花鳥風月、チビ太を止めて、食べログに徹しましょうか。そのほうがアクセスはバッチリ増えるみたいだけどね~


でも、私の花や鳥って、そんなに魅力ない?

ぜんざい

2012年10月08日 10時42分59秒 |  食べるために生きる


めっきり秋めいてきました。
それに夏の戻りもあったりして、
夜眠るときには、何をかけたらいいのか迷ってしまいます。

そろそろ、水炊きの出番。
(なんて、もう何度か作っておりますけどね)
それに、私にはこちら、ぜんざいです

何度も書いておりますね。
ぜんざいには子供のころの思い出もあるし、、、
あのことことって煮ている時間、そして匂いが何ともいえず暖かい感じ。
春の日を浴びて、縁側でおまえの膝枕でうとうとしている気分、、、、
(なんて書くと、ただの妄想爺ぃになってしまいますか、、、
 残念、誰にでも妄想だってばれてしまう来し方が悔しいですね~)


ところで、作り方なんてのは、どなたも御存じのことなんですけど、
意外と豆を煮るのが苦手と言う方も多いのですよね。
聞いてみると、ほとんどが水にさらす時間が短い。細火でことこと、、、が少ない。
あるいは、まだ完全に煮え切っていないのに、砂糖や、塩を加えてしまう。
どちらも、それ以上には豆が柔らかくならないですよね。
そんな失敗をして、豆を煮るのは嫌いになっちゃうのかな。

水にさらす、さらした水を何度か取り替え、さらに煮汁も取り替え、中蓋をして、砂糖は三温糖で、、、、なんたらかんたら、
挙句出来上がったのは硬くて美味しくない、、、、
ですか? なら嫌になりますよね。

私のは簡単。
水にさらすのを、普通の人の何倍かの時間かけます。
これで吃驚するほど早く煮える。
火は細火。
さらした水を変えるのも、煮汁を変えるのも、気が向けばやる程度。

ほとんどこれだけ。豆が完全に柔らかくなったら、砂糖と心もちの塩で味付けて出来上がり。

簡単ですってやってこらんなさい。

豆を煮るのはこの方法でたいがいうまくいきます。
黒豆だって、同じこと。
豆さえちゃんと選べば、お店のよりも綺麗に行きますって、、、


ことこと、ことこと、、 ですよ。

今日のお目覚 その2

2012年10月08日 10時42分38秒 |  あなたの鼓動、華


先日、芙蓉をアップした時に、二分咲きの花もあれば、種になったのもあるなんてコメントを頂き、お茶の木だって今、花をつけ、実をつけてますよ~なんてお返しいたしました。こちらは花はないけど、今のシーズンにふさわしい赤い実があるかと思うと、これからっていうのもありますね。


今日のお目覚 シロバナツユクサ

2012年10月08日 10時42分20秒 |  あなたの鼓動、華


家の下に白花のタンポポが咲いているところがあったのですが、道路が拡張されて、咲いていた畔が舗装の下になってしまいました。すこし庭に植えたのですけど、他の雑草の力が強すぎて敢え無く討ち死に。。。
がっかりしておりましたら、チビ太の散歩道に白花のツユクサを見つけました。けっこうあちこちで咲いているのですね。
うちの傍では見ませんでしたので、チビ太に感謝です。

ところで、いつもの青色のツユクサ。
下絵を書くのに使うって書いてますけど、あれは、ツユクサ(といってもこのブログにアップされているものじゃなくってもっと大きいツユクサなんです)の上の2枚の花弁を切りとって、絞って、その搾り汁を和紙に染み込ませて、和紙がインクの色みたいになるまで続ける。そしてそれを水に入れて溶け出た水を絵具とする、、、、とんでもなく根気のいる作業の末に得られるものなんですね。
日本の絵画に使う顔料も、一つ一つ見ているととんでもなく大変な作業。(もっともこれは西洋絵画の絵具だって昔は同じ作業をしていたんですね)

陶器の釉薬だって、作るの大変、おまけにこちらは窯の温度、酸化の仕方、冷やし方で色が変わったり。

知人の草木染めの作家さんも、原料を探してきて、煮たり焼いたり、、、そして触媒と合わせて、、、 (ごめん、どさくさに紛れて、フェースブックのアルバムにリンクが貼れるかのテストでした)

みんな色には苦労しているんだ。。。
灰になるまで苦労するんですね、、、って、灰も使うの!!!