今日のお客様はこの子たち。
週に2回ほど、大物(シーツや肌掛だけじゃなくって、羽毛のパットや掛け布団まで!)を洗いに行くランドリーがあるのですが(振り返ってみれば、私ってあまりにも完璧な主夫だったので、女性が恐れをなして寄りつかなかったのですね~ 今になって反省しても、もう遅すぎますがね~)、この子たち、そこの駐車場に住みついています。
とにかく、勇猛果敢な子たち。
いつかも、店の外の私の車の方からドンドンドンって変な音が続いているので、なんだろうと見にでましたら、なんとこの子が地面から飛びあがってドンって私の車にぶつかり、おっこっては、またぶつかりを繰り返していたんです。延々とそれをやっておりました。
ここは俺の場所だから、車を駐めるなって主張しているみたいでした。
車は動かしませんでしたけど、でもこの子たちの主張は心に深くメモいたしました。
まさに、「叩けよさらば開かれん」(マタイによる福音書 第7章)ですよね。
チビ太、雷も鳴っていないのに、昨日からべッタリと私にくっついています。
眠くなっても人の椅子の下で眠気をこらえて横になっています。
理由? それがあるんですよ。
昨日、遅い昼ご飯を食べに行った近くのレストラン。帰りしなに、リードをつけたままちょっと放してやりました。
そしたら、勝手にどこかへ消えてしまい、ずいぶん長い間、車のところでチビ太が帰って来るのを待っていました。ここは、チビ太との散歩で何度も来ていて、チビ太は自分の家までの道はよく知っているのです。だから、リードをしてなければ、そのままにして帰ったところですけど、リードをしていますので、それが何かに絡まったら動けなくなりますからね。
でも、あまりにも長い間帰って来ないので、待ちくたびれて、ちょっと頭に来て、チビ太をおいて我が家へ向かうことにしました。もちろん、帰ってなければまた、ここに戻って来るつもりでしたけどね。
そしたらずいぶん先の畔で、私の車を見つけて、半ベソをかきながら、車の方へ戻ってきました。自分で家に帰ろうとして、一人では心細くなったんじゃないですよね。だって今までも何度か自分一人で帰って来ているし。
あるいは、むかし、棄てられた時のことを思い出したのかな。
先日、散歩して、車に戻ろうとしたら、隣の車の後ろのドアのところに立ち止まって、ドアが開くのを待っていたのです。黄色の軽のハッチバックでしたけど、もしかしたら、前の飼い主と同じ車だったのかもしれません。そのときのことを思いだしたのかな。
ベッドに行くと、後ろからついてきて、やっとベッドサイドの定位置で安心したように寝始めました。
よほど眠かったのか、昨夜は寝言も言わずにぐっすりと寝ておりましたよ。
それでも、今朝もまた、私の椅子の下で横になっています。
今朝もオシッコに行かないのかと、玄関まで抱いて連れて行きましたけど、外に出ないでそのまま戻ってきました。
別に体の具合が悪いわけでもなさそう。
昨日のことがよほどこたえたのでしょうね。