夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

猟犬 チビ太

2014年05月28日 08時26分39秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


チビ太は 本来 猟犬なのですね。
でも、気持ちが盛り上がって、猟をしようとすると、
おいちゃんは大笑いするんです。

お前はね~
ターゲットを見つけるまで4~5秒もかかる



ロックオンして、攻撃するまで、さらに4~5秒ね



相手が10秒近くもお前が攻撃してくるのをじっと待っているって思う?
だから、ここにいるはずだって思って攻撃しても、相手はもうどこにもいないんだよ。



お前にできるのは、狩りなんかじゃなくって、じゃがいも掘りくらいだよ。。。
なんですって。



でも、誰も狩りの仕方なんかチビ太に教えてくれなかったし、
仕方ないことなんだけどね、、、

えっ、教えられなきゃ分からないのかですって?
教えられなくっても、猟犬だったら、大人になるくらいまでには自分でなんとか分かるのが「常識」? 

誰もが、そんな「常識」を持てるなんて考えないでよ。
人間だって、、、、
「やってトーライ」なんて番組ができるくらいじゃない。

もっと酷いのは、どっかの国では、自分を攻撃するかもしれないミサイルなんてのが発射されるんだって言うのが分かっていて、さて、それがほんとうに発射されても、そのことにどうしましょうってのが2時間以上もかかっちゃうってこともあったでしょう。撃ち落とさなきゃって決めるころには、国はなくなっちゃってるよ。

想定外のこと?
なら、災害や事故があって自衛隊まで駈けつけたけど、動ける命令が出されないので目の前の惨劇をただ指を咥えてみてるなんて、何度もあってるんだよね。

だけど、おいちゃんみたいな一匹狼を気取って生きてきたんだったら、笑い話でしょうけど、組織で動く時に、みんなが勝手に「常識」で動いたらばらばらになるなんてもの一理はあるんだけどね。だからと言って何もしないで見殺しにする理由にはならないよね。

まあ、チビ太も一匹狼なんだけどね~
一匹狼は一匹狼でそれなりの技量は必要なんだけど、チビ太には、それが「ちょっとばかし」不足しているってのも認めざるを得ないけど、大笑いすることないじゃない。
チビ太はそれを自覚しているから、不味いドッグフードも我慢して生きているんだから。