夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

羨ましがらせの、、、

2017年02月23日 11時11分31秒 |  食べるために生きる


外は強い風と雨。
チビ太は相変わらず絶不調。
おいちゃんも、だいぶ良くなったとはいえ、ぎっくり腰がまだ居座っていて、、、
こんな日には、引き篭もりしかありませんよね。
引き篭もり、もちろん、おいちゃんは「小人」でありますからして、閑居すれば興味は不全に向かっちゃいます。

おりしも頼んでおいた加賀纏と天狗舞がご来臨。
酒瓶を見ながら、なんとなく食欲が増してきていたところに、魚屋から「平目があるけど、欲しい?」って連絡あり。
もちろん、「お願いします」ってことで。
ただ、今日のお酒はいつもの久保田の千寿。平目にはちょっと甘めですね。
この前の銀嶺白山のほうがあうのかもしれませんが、すでにお腹の中。
今日着いた加賀纏と天狗舞の方が大吟醸クラスの格上のものでしたけど、私は久保田が好き。癖がなくって舌が文句を言わない。
可能であれば吉兆で出しているお店のラベルの付いたお酒が手に入れば、、、 あれはどこのお酒なんでしょうね?
さっぱりした口触りの鮎料理にはちょうどいいお酒。平目にもあいそうです。老舗の選択、さすがですよね。

久保田はどちらかというと白身の刺身に合わせるよりデザートワインぽいですけど、なんとなく久保田を手にすると安心しておられる。それに万寿でなくとも、千寿で十分に満足しておりますので、お安い、へへへ。

要するに、私にはこの歳になってもお酒はまだまだ未知の分野なんですよ。
一緒に飲んでくれる親や、友人もおりません寂しい人生を送ってきた人ですからね~
岬に来て、白身の魚が手に入るようになって、ほかに面白いこともないし、、、
お酒に逃げてしまっている可哀想な年寄り。

まあ何と思われても、問題山積の鬱々状態をこれで晴らせればよしとしましょう。
なんて、、 口実は数限りなくありますし。。。