暑いですよね。
今日は昨日よりももっと空の青さが目にしみる。
本当に夏の暑さになりました。
こんなときには冷たいものでも欲しい、氷点てなんてなんて優雅なって思ってふと思いつきました。
ちょっと前に、知人が江戸では将軍に献上する氷があって、だから江戸千家では氷点てが生まれたって書かれていました。
江戸千家に関しては無知蒙昧な私が何も言うことはありませんけど、夏の氷は平安の昔からあったのですよね。
京都の公家衆の間では、氷室を持つことがあって、北山には今でも氷室の後があるそうです。
ですから、一握りの人かもしれませんけど、夏に氷を食べることはありえたこと。
何も江戸の将軍家だけの特権ではなかったのですね。
この氷を模した物が京都のお菓子の水無月。
この御菓子の説明はこちらにあります。
旧暦の水無月が今の8月ごろにあたりますので、この御菓子がだされました。
残念ながら手元に水無月がありませんので、今日の写真はなし。
あれは、日記に適当に推量を書いただけですからして、本当のところは江戸千家の方にお聞きしなければ解りません!
下手すると大嘘ですってば。
因みに、水無月餅、流のお菓子屋さんの物は、上の小豆がぽっちりで、非常にさっぱりした外観です。
それにしても、何事も節度が大切。
あんなもんに、小豆たっぶりなら、味噌田楽になってしまいますがな。