以前、碧巌録のレビューを書いた。
レビューといっても、買ってみたけど歯が立たないっていう情けないものだったのだけど、同じころにこの本を買った人が今朝、好雪片々不落別處というタイトルの日記を書かれていた。
ついに碧巌録を読了されたのかと感服した。
私は未だに10ページも進んでいない。
好雪片々不落別處はこの方が言われているように、「雪は、場所を選ばずに降る、だけど、けして、同じ場所に落ちない」ってことだけど、禅の言葉って難しい。
これを聞いたお坊さんが、不落別處(別所に落ちない)ってじゃあどこに落ちるんですかって聞き返したら、ぴしゃりって平手打ちにあったってこと、、
その日記に
>これを聞くといつも思い出します。大砲の弾は同じところには落ちないって、落ちたところにいて、被弾して死んだ兵隊さんのお話。
飛んでくる大砲の弾も、それを見る自分も、要するに自分の中の存在、、、吾見る、吾死ぬ、故に吾あり なんちゃって
なんてオチャラケをつけていたけど、
私は自信を持って言えるな、「ぼくちゃん判らんって」
わからん自分がいて、わかっている自分がいて、それを見ながらアほかと思う自分がいて、、、
ほんま、禅なんて、わてには難しゅうおます、、