夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

チビ太の日記 「いすみ市三軒屋海岸」

2010年08月20日 21時08分10秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


今回の岬。
おいちゃんはチビ太をずいぶんと外に連れて行ってくれます。
日が翳ってからの散歩にも2回。
でも、これはおいちゃんがすぐへばってしまう。
なんせ帰り道の坂は半端じゃなく急なんです。チビ太は気にしないけど、おいちゃんはそれで息が上がってしまう。
チビ太はおいちゃんにステップを短くって言うのですけど、おいちゃんには分からないし。
おまけに日が沈みかけて出かけると、あっという間に回りは真っ暗になってしまいます。
下の道は田んぼのあぜ道みたいのもので、蛇が多いのですね。
おいちゃんは蛇が凄く怖い、、、、

2回目の時には、道の真ん中にやっぱり、お約束のように蛇がいました。
チビ太は見たことがなかったので、なんだろうって鼻を近づけようとしたら、おいちゃんは真っ青になって、紐を引っ張って逆戻りしてしまいました。
「ちがうよ、チビ太。おいちゃんは可愛いU20と、お金が怖いんだって、、、、」って、後ろでおいちゃんがぶつぶつ言っておりますが、それは無視しましょうね。
そんな耳たこの落語もじりなんか誰も聞きたくないしょ。

次の日には、おいちゃんは昼間に自転車で、近くの駅まで一周ときましたね。
これにはチビ太、ほんとうに死ぬかと思うくらいに疲れた。
おいちゃんは適宜、休みをとってくれたんですけど、やっぱり、自転車は早い。
でも、おいちゃんもまた、凄く怖かったみたいです。
チビ太のリードを引っ張るこつがよくつかめない。
あぜ道で誰もいないとリードを放してくれたりするのですけど、けっこう早く走っているおいちゃんの自転車の前を横切ったりするので、おいちゃんは2度ほど、急ブレーキをかけて、自転車を倒してしまいました。

昨日の昼は、三軒屋の海岸へ、車で行き。そこで走らせてもらいました。
三軒屋の海岸ってこんな感じ。トップの写真を見てくださいね。
ここは、海亀の産卵の北限の地。
昨日もこんな看板を見ました。
看板のところに海亀さんが卵を産んでいるんです。



おいちゃんは、チビ太がこのロープの中に入らないように、凄く気にしていましたけど、チビ太にはそれが分かっているから大丈夫でした。
でも、たぶん次回からは、ここへ来てもリードを放してもらえないでしょうね。
海亀さんのためだから、仕方がないですね。

海は、少し霧がでていて、涼しかったけど、波もちょっとばかし高かった。



波が、ガガガって襲ってきます。
チビ太は飲み込まれそう。
こんな波にさらわれたら、チビ太はアメリカまで行っちゃうのでしょうか?
チビ太よりも何倍も高い波。



でも、おいちゃんは、カメラが波しぶきを浴びるのが気になって、チビ太の方には注意をしてくれませんでした。
カメラと私とどっちが大切なの、、、、、
なんて、チビ太は男だから、そんなセリフは言いませんけど。
(言えば、おいちゃんのことだから「とうぜんカメラだよ」って返事が返ってきそうだし、、、、)
やっぱり、チビ太は波打ち際は怖い。





昨日の夕方と、今日のお昼はプリムローズへ。
これもあぜ道を選び、リードを放して走らせてくれました。
このくらいの距離なら、結構早く走っても大丈夫なんですけどね。



おいちゃんがチビ太を走らせているのは、今度の火曜日に晴れてチビ太がおいちゃんの家族になるからです。
23日まではまだ、「取得物」なんですね。その保管期間が23日で切れるのです。
奇しくもその日がおいちゃんの誕生日、、、、、何回目かは聞いても教えてくれませんでした。そんな恥ずかしがる歳はとっくに卒業しているのにね~
で、23日か、24日にはまた、獣医さんのところにいって、フィラリアと狂犬病の注射をすることになっていますので、それまでにチビ太をシェープアップしておきたいみたいです。
まあ、チビ太としても特に文句はないのですけど、、、

最近、おいちゃんはチビ太の写真を撮ってくれませんね。
ちゃんと、シェープアップできたら、おいちゃんに写真を撮ってもらってここに公開しますね。
でも、後悔するかな~~  (公開と後悔、、、うまいっしょ。座布団三枚ね)
チビ太のポートレートがアップされれば、お祭りになっちゃうでしょうからね。
あまりにもたくさんの「結婚したい」とか、「家の娘をもらってくれ」とかってコメントがつきすぎると困っちゃうしね。
でも、ここで一つ疑問が沸いてきました。
人間は、手鍋。猫は鰹節。なら犬は何を手土産に持ってくるんでしょう。
おいちゃんなら、金塊か、U20を持ってきてもらわねばて言うに決まっているけど。




ところで今日の夜は、おいちゃんは自転車で江戸勘へお寿司を食べに行きました。
チビ太はロープにつながれてお留守番。
おいちゃんの姿が消えたら、おいちゃんのところに来て初めて、くんくんって寂しくって、泣き声がでました。
おいちゃんが車でどこかに行くときにはそんなことはなかったんですけど。
自分でもどうしてこんなに悲しくなるのか分かりません。
非情なおいちゃんは、その声が聞こえていたのに、知らん顔をして去っていってしまいました、、、、、
帰って来ても、しらん振りしてやろう。

梨  なつしずくと秋麗  岬の贅沢な一日のはじまり

2010年08月20日 10時40分24秒 |  岬な日々

いすみ市は梨の産地。岬梨ってブランドがあるんです。
昨日このあたりの梨農家にお邪魔して、梨を買ってまいりました。

お目当ては秋麗。数年前から、この農家で秀麗を売っている事を知っておりましたので、試食してみたかったのですけど、毎年タイミングがずれてしまってまだ食べたことがありませんでした。
知人にはこの梨の評判を伝えましたが、私から聞いた知人達はすでに試食済み。
「美味しかった」って聞くたびに、言いだしっぺの私がまだ食べたことがないのはどうしたんだろうって、残念に思っておりました。


前回、幸水を買うために、この農家を訪れたときに、今年は秋麗はお盆過ぎくらいだろうと聞いておりましたので、昨日行ったわけです。

「秋麗ありますか」って聞くと、おばちゃん、だいぶ間を持たせて
「ありますよ」って答え。この間はなんだろうって思いましたが、でもその理由が分かりました。
私が買ったのが、今年の初採りだったんです。
おばちゃん、売り物になるくらいに完熟しているかなって考えたんですね。
以前幸水を買った時にも、今年は生育が遅れているって聞いていましがた、だいぶ遅いみたいですね。
「ちょっと待ってね」っておばちゃん梨畑に入っていきました。
そして採れ採れの秋麗を持って、戻ってきました。


やっと、入手いたしました。
そして、おばちゃんが、これも試食してみてよってくれたのが「なつしずく」これは、まだ試食したことがありません。
幸水と同じころに出るみたいで、ですから、もう終わりの時期ですね。



トップの写真も、これもそうですけど、一番右端が「なつしずく」です。


この農家はいろんな種類を少しづつ植えているようで、梨の産地の岬でも、他にはないような梨が手に入ります。

おばちゃんのお勧めは「王秋」 一番最後に出てくる梨で、「11月ごろかな~」って言われているのですけど、これもまだ試食していない。

岬、いすみ市一帯は果物がたくさん取れます。苺に始まり、柿や、栗、葡萄や、りんごまで。梨も8月に始まって11月まで、本音を言うと、11月ごろには梨はもういいよって感じになっている。贅沢な町です。


はやる気持ちを抑えて、梨はすぐに新聞紙に包んで冷蔵庫へ。
今朝の朝食のデザートでした。 
(贅沢なものを食べられるのだから、それ相応の手間をかけてあげましょう。梨だって、お肌が乾燥するのは嫌なんですからね)

秋麗のお味は、、、

幸水に似た甘さだけど甘み自体はけっこうあって、その甘さもくどくなく、もう少し上品かな。
幸水と20世紀との間くらいの歯ごたえ。
と、言っても、東京あたりで食べる幸水はかなり柔らかいし、甘さも変に甘すぎ。こちらの木から口への幸水は、もう少し歯ごたえがあって、甘さも上品。
流通がどんなによくなっても、やはり木から口の味には及びません。

ところで、外見ですけど、つるつるとした林檎のような肌をしています。
これだけちょっと見せられれば、りんごかと思うかも。
右のなつしずくは梨特有のぶつぶつがありますよね。

採れ採れの梨。おばちゃんは完熟したものを一つ入れてくれましたけど、それよりちょっとだけ前の方が私は好きですね。
やはり、果物は、新鮮さが命ですね。
(おっと、ここで、「果物も」って書こうとしていました。危ない、危ない。君子危うきに近寄らずですよね、、、、)

長野の知人のお宅で、もぎとったばかりの林檎を食べさせていただいて、林檎ってこんに美味しいものだったのかって、九州の生まれ育ちの私としては初めて知りました。そのお宅の庭の隅にある紅玉でジャムを作って食べたこと、その美味しさは未だに忘れられません。


和菓子が大好きです。
和菓子も季節感を大切にします。
色、形、食感、、、、その季節に合わせたものが出てきます。
美味しいものに、ちょうどいいタイミングでであったときは、とても幸せに思えます。
でも、これも人工のもの、技術の賜物ですね。

それよりも、その季節を肌で味わいながら、その自然の、季節の恵みを口にできる。
ほんらい、なんてことはない生活なのでしょうけど、それが人工のものに囲まれて生きてきた私にはほんとうの贅沢に思えます。
(もっとも、今、栽培され、売られているものって、ほとんどが人工的に作られた品種、それにたくさんの手間をかけて出来上がっているのですから、完全に自然なものって言うわけではないのですけど、その辺は、まあまあお平らに)


ふん、田舎には文化がない?
魚だって、野菜だって、今朝取れたものを口にできる。
都会にどんなに文化や技術があっても、その贅沢にはかなわないでしょう。

岬では

2010年08月19日 22時41分08秒 |  岬な日々

岬では唐辛子が羽を付けて飛んでいます。





おいちゃんは、
蜘蛛は綺麗だけど、蜘蛛の巣を撮りたがる。
トンボもなかなか綺麗な体をしているけど、やっぱり羽を撮りたがるのですね。
要するに薄物を見ると、そっちに目が行っちゃうのでしょうか。
おいちゃんの周りで、絽だの紗だのを着てはいけませんよ。
まあ、男として長い間生きてきたから、習性となっちゃったんでしょうね~
でも、蜘蛛の巣も、羽もなかなかうまくは撮れない。
おいちゃんは泣いています。
ほんとうはこの写真、手前側の羽のほうがピントもきちんと来ているのですけど、おいちゃんはこっちの方が好きだって、上の羽を見せるようなトリミングをしてしまいました。

ところで、このトンボ。
お隣の町の大多喜の城主であった、本多家にも蜻蛉切って長槍が家宝としてあったんだそうです。なんでも蜻蛉がその刃先に止まったら、真っ二つに切れたってことらしいですけど、、、
トンボは後ろに引かないので、勝ち虫といわれて、日本の武家には好まれたのだって言いますね。
だから、、、赤とんぼなんかな、、、、
父の友人、航空兵上がりでしたけど、家に来ると、バックで車を入れていてしょっちゅう後ろをぶつける。
飛行機はバックしないから、、、なのだそうでした。

もし、今、そんなことを言われたら、橋の所に連れて行って、「急降下してみてよ」って言ったかも。
最近、歳をとって、角が出てきたからな、、、、

秋の足音  追加しました

2010年08月19日 12時47分20秒 |  岬な日々


油蝉やヒグラシの大合唱の中でぼっとしておりましたら、ひときわ部屋の中に響き渡る、、、他の音を消し去るような大音響。あまりの音響に耳の鼓膜に蓋がかかるような。クマゼミの鳴き声をそばで聞くとそんな感じになりますよね。
どこで鳴いているって思いましたら、窓の虫除けのスクリーンにしがみついて鳴いておりました。これじゃ部屋の中がセミの声だけになってしまうのも当たり前。
近寄ってみましたが、昔見慣れたクマゼミに比べるとほっそりとして、羽色も綺麗。なかなかハンサムなクマゼミでした。

セミって不思議な動物。
雄のお腹の大部分は鳴くためにあるのですね。鳴いて雌を呼ぶためだけに。
反対に、雌のお腹は子供を産むための器官がぎっしり。
とにかく、これほど身近にいる動物が、子孫を残すことだけにまい進しているというのは、生き物の本質を見ているようで。。。。

この時期のいすみの朝は、セミの合唱で始まります。
すぐそばでニイニイゼミの一匹がか細い声で鳴き始める。それに合わせて周りのセミがやはりか細い声で答えていく。それに答えるように別なグループが鳴き始める。そしてその声がだんだんと大きくなって、あちこちのグループ、そして他の種類のセミたち、、、ヒグラシやツクツクホウシ、アブラゼミ、、も合唱に入ってくる。こっちが鳴くと、あっちが答える、、、まるで、指揮棒にリードされた合唱団のよう。

普通は岬の家では鳥のさえずりでぼんやりと起こされ、それでもベッドにしがみついていると、太陽の強烈な接吻でベッドから追い出されてしまう。
でも。この時期は別。
耳にがんがんと響き渡るセミの声でいやおうなしに目が覚めて、ベッドにいられなくなってしまう。

昨夕のいすみ市は濃い霧がでており、珍しく涼しい宵。
秋がもうすぐそこに来ているのを感じさせるようでした。
だからなのでしょうか、今朝は、セミの声も控えめでした。
今朝のマイミクさんの日記では、セミの声に混じって、虫の声もだんだんと大きくなったって書いてありました。

田んぼでは刈り取られた田んぼがだんだんと増えていき、岬の梨ももう幸水は終わりに近づいてきています。
そろそろ秋麗の時期。
この梨、人からはさんざん美味しいって聞かされているのに、未だに食したことがないのです。
先日、梨農家に参りましたら、お盆明けくらいということで、今日あたり、買い込んでおきましょう。
岬梨て有名なこのあたりでも、この秋麗を植えてあるところはほとんどなく、この名前を言っても知らない農家もあるくらいです。
私がいつも梨を買うところでも1,2本しかこの木がありません。
幻の梨なんです。




一昨日は東京でも38度超え。
シャネルの5番でも汗だくなのに。

昨日の夜だけはつかの間の息継ぎ。
今朝方まで、それだけだと風邪を引きそう。
タオルケットを羽織ってやっとちょうどいいって感じでした。
私は日本人だから、ほんとうは動物的な西洋人と違い、シャネルなんかよりも、着物を着て、資生堂のミルなんてのを付けたいのですけど、それじゃさすがに暑すぎますよね。

ほら、エリザベス女王と握手している女優さん
この方は、あまり着てないほうが周りの方々が嬉しがるのをよくご存知でしたよね。



こんな人との噂でもちきりだったりして。
お二方ともなくなりましたけど、、、、



ちなみに、今日、本文で使っている写真は人様からの頂き物。
いろんなものがありましたよ。

これ誰だかわかります?
チャップリンとディートリッヒだって。。。。




そんな古い人知らない?
なら、これは?



天下の007、ショーン・コーネリィですよ。

これも分からないか。
なら、これは?



1957年のビートルス。
ジョージ・ハリソンが14歳。ジョン・レノンが16歳。ポール・マッカートニィが15歳だったころ。


季節も、年も、、、、
流れていくんですな~

太陽と海があうところ    館山市大房岬

2010年08月18日 11時16分30秒 |  写真


昨日の「運転免許更新」の日記で、その後、館山に向かうことを書いておりました。
行って参りました。
でも、雲が多くって、念願の富士山へ太陽が沈むのは見られませんでした。



空にはこんなのがいたり、



下には、こんなのが咲いていたり、



結局、そんなところでしたね。

まあ、久しぶりに千葉に行くので、館山道を全部走ってみたかったし、時間的に夕日が見られる時間なので、できたら太陽が富士山に沈むのがとれればいいと思っただけ、、、、、、なんて、苦しい負け惜しみを一人ごちしておりましたよ。

地平線の付近には雲が厚くかかっていて、これ以上は無理と諦めましたけど、
この輝かしい道を行くと、太陽にたどり着けるのかな?



今朝、sellowさんから昨日行った大房岬では今の時期、富士山へは太陽は沈まないって教えていただきました。
こんな図が添付されていました。
富津岬で来月なのだそうで、逆に考えると、途中の海水浴場あたりが昨日のポイントだったはずですね。

これは8月17日の大房岬での太陽の沈む軌跡
だいぶ南ですね。



そしてこちらは同じ日の富津



こちらは富津で太陽が富士山に沈む日の軌跡
9月13日とでていますね。



いや、PC、ネットの世界って凄いですね、こんなデータまですぐに取れちゃう。爺もうかうかしていると、世の中のバスに乗り遅れてしまう。たぁ~ぃへん。
これはカシミールのデータなのでしょうか、出典を入れておきたいので教えてください。
あっ、早々と連絡ありがとうございます。カシミール3Dのデータだそうです。


写真を撮っていると太陽がどこから出てくるか、沈むのか、あの山や構造物にかかるのはいつごろなのかとっても気になることがあります。これがあると一目瞭然ですね。私もずっと昔にカシミールをインストールしたことがありますが、使い勝手が分からないままに削除してしまいました。またインストールしてみましょうか。




運転免許の更新  追記あります

2010年08月17日 09時49分52秒 |  岬な日々


さて、今日はおいちゃんは運転免許の更新に出かけます。
近くの警察でもいいのですけど、それだと講習を受けにまた行かなければ行けない。一度では片付かないので、千葉まで出かけることにしているようです。

おいちゃんが運転を始めてもう50年以上たちました。
おいちゃんの自慢は、一年で少なくとも2-3万キロは走ってきたけど、人身事故を起こしたことがないということ。

富士のスピードウェイでハイドロプレーニングを起こして、路肩にひっくり返ったときにも、真っ逆さまになりながらも、同乗者にもかすり傷一つなかった。
バイクも含めて、結構みんなが吃驚するような運転をしてきたのですけど、今まで事故といえば軽微な接触くらいしか起こしていないそうです。


でも最近、おいちゃんは歳を感じ始めている。
赤信号を見ているはずなのに、気がつかなかったり、運転していて、その操作に違和感を感じたり。
おいちゃんには免許を返納しなきゃいけないかってことがいつも頭にあるようです。

特においちゃんは目が悪くなっているって心配しています。
更新のときの検査に受からないかもしれない?



「鏡を見て、ビール腹、禿げた頭、、、、、そんなんが見えるようになったら、
少なくとも、あなたの目はまだ大丈夫だって考えなさい、、、、」
だって。 それもそうか。少し元気が出てきたかな?



でも、岬の家は車がないと生活できないのですね。
だから、この辺ではものすごく歳をとった方が車を運転されている。

脇道から止まりそうなスピードでのろのろと走ってくる車が、本道に車がいるのに止まらないでずるずると入ってきたり、、、
ブラインドカーブで中央線を大きく踏み出してくる車、、、(あぁ、これは若い人も同じですな。こちらではそれを計算に入れてないと事故になる)
細い道のすれ違いでも、自分の車幅を計算できなくって、スピードを出してすれ違おうとしてぶつける。接触するって路肩一杯に車を止めても、何度かミラーをぶつけられましたよ。「ごめんなさい」って言われれば、目くじらを立てるほどのことじゃないから、「いいですよ」ってそのままにしちゃうけど、おかげでミラーは擦り傷だらけ。




おいちゃんもその仲間に入りそうだなって、自分で心配しているのです。
でももし車がなくなったら、おいちゃん、買い物にも行けないし、駅にも行くのも大仕事になる。


免許返納したら、また東京に戻るしかないか。それともいっそ故郷にぼろを飾るか、、、、
いやはや、免許更新が大問題になりますね。




でも、チビ太としてはそれ以上の問題。
更新に行くのにチビ太は一緒には行けない。
半日以上ロープに縛られて、おいちゃんを待っていなきゃいけない。
もしかしたら、更新が終わったら、おいちゃん館山に夕日をとりに行くかもしれない。
今の日没の角度から言えば、館山あたりだと富士山に日が沈むかな~なんてぶつぶつ言っていたから。

チビ太、寂しいし、嫌だな~



追記

行って参りました。
無事、新しい免許を頂きました。
でも、暑かった。
幕張のサービスエリアで昼食をと思ったらえらい混みよう。
サンドイッチを買って食べて、車に戻りましたら、外気温47度とでておりました。照り返しが影響しているんですね。
大手町で37度オーバー。練馬では38度オーバーだったそうですね。

ところで上の日記の、50年以上たちましたっていうところ、訂正いたします。新しい免許をしげしげと見ておりましたら、50年目は来年でした。来年は盛大にお祝いをいたしましょう。なんて、鬼さんが笑っちゃった。


館山の夕日、館山(大房岬)からだと太陽は富士山よりもだいぶ南に沈んでいるようです。(雲が出ていて、あまりよく分かりませんでした) 富士に沈む夕日、、、この時期なら富津あたりでもよかったのかな?

対話

2010年08月17日 09時07分57秒 | 芸術・文化


このブログへのアクセスを見ておりますと、携帯サイトからの検索でこられる方がずいぶん多いのに気がつきます。でも、携帯サイトの場合どんな検索ワードでこられたのか分からないんですね。
人のブログを見るんだったら、自分の場所も教えろよって思いません?
無作法だと思うし、それ以上にもっと大きなチャンスを逃しているような。
サイトとしては、個人情報の管理と言う大問題を抱えているのは分かるのだけどね~
携帯サイトからのアクセスをカットできればしたいですね。


似たようなこと、以前にも書いたことがありますが、コメントを入れてきて、どんな方かなって見に行ったら、コメントもトラックバックも受け取らない設定にしてある。
人のコメントを受け付けたくないと言う考えがあるのは分かりますし、SPAMが凄く多いですから理解もできますけどね。
なら、自分も人のブログにはコメントをつけるなよって言いたいのです。




自分の意見を述べる、立場を鮮明にする、相手に対してなんらかのアクションをとるということは、相手の意見や立場を(同意はしないまでも)理解しよう、相手のアクションも受け止めようとすることと同義語であって欲しいですね。



最近、トラックバックを2件もつけてきた方がありました。
その方のブログへ、お礼のコメントを入れようと参りましたら、やはりこちらもコメントを受け付けない設定にしてある。
相手に対して無礼だと思いませんか?
それにもっと大きな可能性を自ら否定しているって思いませんか?



よほど、トラックバックを削除しようと思いましたが、共通の知人がいるようなので、そのままにしてあります。
でもね、以前私のブログでちょっとだけ、その共通の友人の話を引用しながら書いていた日記がありますので、もしまたこのブログへこられるようならそれも見てくださいね。



耄碌爺が、遠吠えをしております。
あまり気にしないで。



写真はあまり暑いので、撮りに行っておりません。
大昔に使った写真を再掲しています。

リスト 超絶技巧練習曲集  シフラ

2010年08月16日 16時21分36秒 | 芸術・文化


おいちゃんは今週は運転免許の更新に行かなければなりません。
ほんとうは今日、予定を入れていたようですけど、おいちゃんは暑さでのびています。
車に乗ればエアコンが効いて涼しいのに、葉っぱの上で暑そう。
「おいちゃん、行かなくっていいの」って聞きましたら、
「今日は届け物が着く日だから、やめる」なんだそうです。
葉っぱの外には行きたくないみたいですね。


朝、その一つがつきました。
それがこのタイトルのリストの超絶技巧練習曲ってCD。シフラって言う人が演奏しているのだそうです。

おいちゃんはソファーに横になったまま、朝から延々と聞いています。
「ふん、ふん」なんて、何が分かったんでしょうね。

巨匠って言われる人、戦前、戦後すぐ位の人の演奏って、素晴らしいと思っても、実際はとっつきにくいのだそうです。当時と音楽に対する考えがずいぶんと変わっているから、その辺を理解しないと、とても聞けたもんじゃないものが多いのだそうです。
でも、おいちゃんの好きなルービンシュテイン、そしてそれほどでもないけど時として凄いって思うホロビッツ。あの人たちはもろにその年代の人だけど、あの人たちの演奏は、チビ太にはそんなに今と変わっていないと思うのだけど、、、

シフラはそれよりも少し若い人。リヒテルよりも少し後の人ですね。
でも、最初にこのCDを聞いたときに、おいちゃんは 「あれっ」って顔を何度もしていた。
おいちゃんは、シフラのリストは何度も聞いたことがあるはず。でも昔のことだから、忘れちゃったんだね。
それとも昔はおいちゃんも、こんな風な演奏をする人たちになれていたのかな。今の若い人たちの演奏とはかなり違う。昔風の「巨匠的」な演奏が随所に現れてくる。メロディが先走って、伴奏が待って待ってって追いついていたり、、、 何でここでテンポが変わる? ポーズが入るなんてところがあったり。
もちろん音はよくない。これは1958年から59年にかけての録音をリカットしたものだから、レンジも狭いし。
それにこのピアノ。何を使っているんでしょうね。それとも録音のせい? 低音が妙に響くかとおもうと、高音域が痩せている。

でも、何度も何度も聞いていると、不思議とそんなことは気にならなくなってしまうのだそうです。おいちゃんはシフラ節に洗脳されちゃったみたい。

いくら岬が山の中の一軒家だといっても、おいちゃんみたいに大きな音でがんがんとかけていると、チビ太のところまで音が聞こえてくる。朝から聞かされるチビ太の身にもなってよ。

おいちゃんに言わせると、初めて聞くのだったら、今の若い人の演奏の方が、技巧的にも、録音的にも素晴らしいからそっちを勧めるのが本当だろうな、なんだそうです。
そういえば、おいちゃんがこれを買おうと思ったのは「のだめカンタービレ」でこのなかのマゼッパがでてきたんですよね。チビ太も聞かされたけど、あの演奏の方が確かに分かりやすい。
でもおいちゃんとしては、こちらの演奏がなんだか知らないけど、「味があって」よさそう。
おまけにもう一枚、ホロヴィッツのも注文しちゃってるみたい。

そして、今はシフラのハンガリー狂詩曲とラフマニノフのコンチェルトを買おうかどうしようかって迷っている。これはおいちゃんがずっと昔に夢中になっていた演奏なんだって。
いまさらね~ 今なら若い人のを買ったほうがいいんじゃないかな、、、なんてのが迷いの原因ね。




夕方には、オリンパスペンのファインダーが届いた。
ファインダーをなくしてから、おいちゃんは白けてしまって、ペンには触っていなかったのだけど、これでペンを使えるね。
チビ太の散歩にも持って出れるのだから、はやく散歩に行こうよ。




写真は何の関係もなく、蓮池の亀さん。
でも、もっそりはおいちゃんそっくりでしょう?



リスト:超絶技巧練習曲集
シフラ(ジョルジ)
EMIミュージック・ジャパン

テスト フォトチャンネルのブログへの貼り付け

2010年08月15日 21時05分24秒 |  デジカメ練習帖

今までほとんど使っていませんでしたフォトチャンネル。
どんなものか、テストしてみます。



上の設定だと右下のフルスクリーンモードのボタンが隠れてしまいます。
こちらは「中」の設定。
これでボタンが見えればいいのですけど。