God's in his heaven,
All's right with the world!
あまりにも有名なロバート・ブラウニングのピッパの歌ですよね。
年は春
時は朝
朝は七時
片丘に露満ちて
The year's at the spring
And day's at the morn;
Morning's at seven;
The hill-side's dew-pearled;
で始まる詩。
このカテゴリーの中でも、それ以外でも私もよく使っています、
上田敏の名訳で知られていますが、
あるいは、赤毛のアンが最初に掲げたこの詩の終わりの二行で終わっていますのでそれでご存知の方もいらっしゃるかも。
平和で満ち足りていて、神様は天に在って、何事も起こらない、、、
まるでこのチビ太の顔そのものじゃないでしょうか。
ちなみに、赤毛のアンでは、物語の最初の題辞として、同じブラウニングのEVELYN HOPEの中からの二行を使っています。
The good stars met in your horoscope,
Made you of spirit, fire and dew
善き星はあなたの星座にあり
あなたは精と火と露から創られた
(そう言えば、最近露をアップしておりましたな)
ところで最初のピッパの歌のピッパのことはまだご紹介していませんでしたね。
ピッパは北イタリアの女工さん。休みは一年に一度、一日だけ。イタリア版女工哀史ですな。そんななか、その一日の休みを貰ったピッパが、休みをフルに楽しもうと外に出て散歩するそんな時に口にする詩なのです。
おまけとして、これを見ていた悪人が、彼女のあまりの清純さに改心してしまうなんてのもついておりましたそうな。
この「ピッパが行く(Pippa Passes)」についてはオリジナルをご覧になりたい方はこちら。
この「朝」の中でピッパの歌が聞こえるのですが、それがピッパの歌。全文があります。
ねぇ、チビ太、苦しみがあるから、楽しみも大きいのだよ。
お前みたいに、嫌な物はやらない、食べない、、、、
松阪牛食べたい、暑いの嫌だって、喚くんじゃない。
それじゃ、世の中楽しくないかもよ。
今朝から、烏がなんとなくざわめいていると思いましたら、この方が家の隣の木の枝に止まっておられました。よくよく見ていたらなんとご夫婦で来られているのですね。(時期がちょっと変かな?) 家をお探しの様子。
ベランダの先の木は20メートルほどありますが、かわるがわるその枝に止まって、こちらの部屋の中もチェック中。
そうですよね、周りの環境も大切ですから、念には念を入れて。
家には年老いた無害なおじいさんと、松阪牛しか興味のない変な生き物しかおりませんので大丈夫ですよってお伝えしましたが、、、
なんとなく納得されたよう。
結局今日はお昼過ぎに来られて、5時近くまで、いろいろと調べられて帰られたようです。
狸とキョンしかいない寂しい侘び住まい。新しい隣人が増えると、お爺さん、ちょう嬉しいのだけど。
追加;
お腹の模様を見るために極限までトリミングを加えています。
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