旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

与那原町・南城市・那覇空港へ

2025-01-01 23:00:00 | ドライブ

沖縄県営鉄道 与那原線 与那原駅? (沖縄県島尻郡与那原町与那原)

令和6年12月21日土曜日。沖縄県島尻郡与那原町の与那原駅に来ている。んん?


三郎オジー

サンタではなく三郎オジー。


乘車券 與那原 より 那覇 ゆき(18錢)?

出札口で切符を購入。実際に切符があればいいのだが、これは昔の切符を模したもの。ここは現役の与那原駅ではなく、与那原町立軽便与那原駅舎展示資料館である。入館料は100円。町内の方、小学生以下は無料。入館記念にこの切符をいただける。自分で切符に鋏を入れる事が出来る。国鉄の頃から切符に入鋏してもらっているが、自分でするのは初めて。


資料館内の地図にはかつての路線図が

戦前には沖縄に軽便鉄道が走っていた。軽便の軌間は762mmと国鉄・JR在来線(一部線区を除く)の軌間1067mmよりも狭い。戦時中の昭和20年に運行停止。軽便が復活する事はなかった。


嘉手納線 これまで令和6年12月21日撮影

嘉手納線(古波蔵嘉手納間)は大正11年に開業。那覇古波蔵間は与那原線に乗り入れる。


嘉手納駅跡地 (沖縄県中頭郡嘉手納町字嘉手納) 令和6年1月24日撮影

嘉手納駅跡に行った事があるが石碑があるのみだった。


与那原線 令和6年12月21日撮影

与那原線(那覇与那原間)は大正3年に開業。今いるのが与那原駅である。


糸満線 令和6年12月21日撮影

糸満線(国場糸満間)は大正12年に開業。那覇国場間は与那原線に乗り入れる。経路は海側ではなく内陸を経由している。


沖縄県営鉄道 与那原線 那覇駅跡 (沖縄県那覇市泉崎) 令和6年1月27日撮影

与那原線、嘉手納線、糸満線の列車が発着した那覇駅の遺構は残っている。


転車台の跡 令和6年1月27日撮影


路面電車も走っていた これより令和6年12月21日撮影

現在はモノレールが走っている。


昭和13年の時刻表

それぞれの線区の列車時刻・運賃・距離を抜粋する。

嘉手納線 那覇(9:00)→嘉手納(10:00) 運賃44銭 距離23.6キロ
与那原線 那覇(8:54)→与那原(9:20) 運賃18銭 距離9.4キロ
糸満線 那覇(9:23)→糸満(10:30) 運賃35銭 距離18.36キロ


昭和18年の時刻表


乗車券


かつて名護への延伸計画があった

開通して残っていれば軽便で海を見ながら名護へ行けたのか。狭軌に改軌していたかな。今も那覇市と名護市を結ぶ鉄軌道の建設が検討されている。


かつてのプラットフォーム側に出てみる


鉄路ではなく道路が通る


鉄筋コンクリートの柱は昭和6年築の旧駅舎の物なのだそう

与那原駅舎は戦災で破壊されたものの補修をして、消防署、町役場、農協として使用された。農協が移転した後、平成26年に駅舎は復元された。


与那原町立軽便与那原駅舎 (沖縄県島尻郡与那原町与那原)


東宮殿下御乗車記念碑

大正10年、東宮殿下(後の昭和天皇陛下)の欧州歴訪の際、往路にて沖縄県を訪問された。中城湾に御召艦香取が入り、船を乗り換えて上陸。与那原線で那覇に行かれて県庁や首里城を訪れられた。


東宮殿下は仮桟橋から駅まで徒歩で向かわれた

かつて仮桟橋のあった護岸には東宮殿下御上陸記念碑が建立されているそう。



これで今回の旅行で訪れたかった場所には行く事が出来た。もう一箇所回る時間があるかな。



与那原駅を出発。国道331号を東へ。与那原町より南城市へ入る。沖縄本島南部は平坦か丘陵のイメージだったが、知念半島では変化の富んだ地形となる。国道は高い位置に上がってゆき海岸を見下ろす。本州・日本海側の国道9号を思わせる風景である。斎場御嶽も知念半島にある。かんなびという印象を受ける。吉富交差点より県道86号南風原知念線に入る。道路は大きな曲線を描きながら坂を登ってゆく。坂を登ったところで車を停める。駐車場はないけど駐車禁止ではない。




沖縄県道86号南風原知念線 ニライカナイ橋 (沖縄県南城市知念字知念)

登って来た坂、橋梁を展望する。






久高島を望む


展望台へは進入禁止

展望台近くの駐車スペースは管理用なのか進入出来ぬよう車止めのポールが設置されている。



ニライカナイ橋を出発する。県道を那覇方面に向かう。



途中に大型商業施設が出来ている。車の流れが悪くなった。午後5時までにはレンタカーを返却したいが大丈夫か。南城市より南風原町に入り那覇空港自動車道の側道の県道に入る。もう大丈夫だと思ったら渋滞している。南風原南ICで流出して国道507号へ行く車が大半ですぐに流れはよくなった。南風原南ICより那覇空港道に流入する。国道506号豊見城東道路となる区間で自動車専用道路。開通時より無料である。南城市より豊見城市に入る。開通しているのは豊見城・名嘉地ICまでで流出して一般道に進む。



国道331号小禄バイパス。引き続き那覇空港道は国道506号小禄道路として建設中。完成すれば那覇空港ICに至り、昨日利用した国道58号那覇西道路に接続し那覇うみそらトンネルに入ってゆくのだそう。最後に道の駅に立ち寄るつもりだったが渋滞を警戒してこのままレンタカー店に向かう。豊見城市より那覇市に入る。渋滞を警戒していたが流れはスムース。モノレールの高架区間と少しだけ一緒に走ってすぐに空港方面と分かれる。もうレンタカー店が近い。反対車線に給油所を見付けて転回して入る。セルフではなかった。価格は名護市のセルフ店と同じだった。ここで一回の給油で済ませてもよかったか。



給油所を出発。レンタカー店はこの近所である。無事にレンタカーを返却する。タクシーでの来店客を見掛ける。那覇空港からのタクシー代金は最大1,000円のキャッシュバックがある。


OKINAWAヴァケーションレンタカー 那覇空港店 (沖縄県那覇市金城)

運転しやすい快適な車でした。ありがとうございました。今回の行程では辺戸岬まで行ってないのであまり走行距離は伸びてないな。

料金(2日間):5,000円 NOC:1,200円 走行距離:347km

総走行距離30,000kmの瞬間があったのだが見逃した。この他の車関連の費用は次の通り。

西日本高速道路 許田IC-沖縄南IC 普通車ETC料金 730円
西日本高速道路 北中城IC-西原JCT 普通車ETC料金 270円

レギュラーガソリン(175円) 13.84L 2,422円(東開発 名護バイパス給油所)
レギュラーガソリン(175円) 6.33L 1,219円(タカラ石油 小禄金城)



それでは歩いて最寄り駅へと向かう。なおレンタカー店のタクシー代金の最大1,000円のキャッシュバックは空港からの片道のようだ。程なく駅に到着する。送迎より駅に近い方が便利かな。




沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 小禄駅 (沖縄県那覇市田原)

券売機ではSuicaにチャージが出来ない。窓口では可能。千円チャージして貰い自動改札から入場。


次の列車は3両編成


列車がやって来た


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000型] (小禄)

てだこ浦西那覇空港行普通列車(3両編成)に乗車する。


metro ゆいレールで小禄を出発symbol6

3両でも混雑していたが、逆かぶりつきの通路側の席が空いていたので腰掛ける。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000型] (那覇空港)

終着の那覇空港に到着。下車する。

沖縄都市モノレール線 普通 小禄(17:07)→那覇空港(17:13頃) 1232 運賃230円


ダイナミックなモノレールのポイント切り替え


折り返し、てだこ浦西行が出発






プラットフォームの向かいには貸切列車が停車中

プラットフォームに上がって来た人が停車中の貸切列車に乗ってしまう。この列車には乗れない旨のアナウンスが流れる。紛らわしいから扉は閉めておいた方がよいのではないか。




沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 那覇空港駅《改札口》 (沖縄県那覇市字鏡水)

自動改札よりSuicaで出場する。


那覇空港OKA ROAH) 国内線旅客ターミナルビル (沖縄県那覇市字鏡水)

さっそく自動チェックイン機を使うが手続きが出来ない。板付の悲劇が思い出されるが、手続き開始は出発の90分前からだった。先にご飯を食べてくる。




沖縄家庭料理の店 ケンミン食堂 (沖縄県那覇市字鏡水 那覇空港国際線旅客ターミナル3F)

ターミナルの端にあるお店。気になっており利用してみる。後からお相撲さんも入店してきた。先程ロビーにいる時に鬢付け油の匂いがして振り向くと力士の姿を見掛けた。後日調べてみると本日沖縄アリーナ(沖縄市)で巡業があったのだ。近くの野球場の前は通ったが、アリーナの前は通らず気付かなかった。どちらの部屋の方々か判らないが、巡業を終えて暫し寛がれているところだろうか。


料理が出来上がり、カウンターから取って来る

料理を運ぶのはセルフサービスです。重さに対してお盆が小さいような。細心の注意を払って運ぶ。


ケンミンスペシャルそば(990円)

三枚肉、ソーキ、玉子焼きが入っている。コーレーグースや紅生姜を投入。


ソーキ♪

柔らかく骨まで食べられる。


三枚肉♪


蒲鉾♪


玉子焼き♪


麵はこんな感じ♪


オリオンビール(590円)

運転があったのでレンタカーを返却してようやく麦酒が飲める。三枚肉やソーキによく合う。実に旨い。結局、おそばのおつゆまで飲み干してしまう。ごちそうさまでした。


午後6時10分 搭乗手続きを済ませ、見学者デッキへ

暗くなっていた。屋内に戻る。ターミナル内のローソンで買い物。沖縄の店舗は沖縄ローソンさんが事業を行い、沖縄限定商品もある。消費期限が午後11時までの30円引きのポーク玉子を2個、さんぴん茶も2本購入した。特にポーク玉子チキナーは気に入った。沖縄県外でもポーク玉子おにぎりを販売して欲しい。それでは保安検査を受ける。沖縄県からの植物の持ち出しに制限がある。シークヮーサーを持っているが大丈夫か。係員に尋ねるが、別の係員に確認して持ち出しは大丈夫と言う事だった。後日確認するとカンキツ類の苗木などは持ち出しに制限があるが、果実は除くとある。搭乗口に向かっていると福岡行の案内の放送が流れている。あまり遅延すると着陸出来ないという。福岡空港(FUK RJFF)の運用時間は7時より22時。先日は福岡発の最終便が欠航して乗れなかったが、空港の門限も影響していたのかなと思う。大阪国際空港(伊丹)(ITM RJOO)は7時より21時と1時間も早い。那覇や東京国際空港(羽田)(HND RJTT)、関西国際空港(KIX RJBB)など24時間運用の空港もある。ちなみに成田国際空港(NRT RJAA)は7時より24時なのだそう。


Peach Aviation MM512便 [A320] JA823P (那覇空港)

ロビーから機体記号は確認出来ず。機内で乗務員さんに教えてもらった。申し訳ない。座席は後方の左側の窓側。翼の左には機体記号は書かれていなかった。


中華航空 CI122便 [A321neo] B-18108 (那覇空港)

臺灣桃園國際機場(TPE RCTP)からの中華航空(チャイナエアライン)さんの便が到着している。折り返し桃園行となる。那覇からは成田より桃園の方が近い。


長榮航空 BR186便 [A321] B-16211 (那覇空港)

隣のスポットに長榮航空(エバー航空)さんの便が到着。こちらも桃園から飛来して折り返す。距離の近い台湾との便は多いのだなと思う。ピーチさんも沖縄-臺灣桃園線がある。一度、那覇から出国してみたい。ドラマのゴロウさんのように急に台北に行けるよう今も旅券は持っている。いや11月に旅券を受領してそのまま宮城県に行ったのでリュックに入れたままになっていたのだ。桃園行ではなく成田行の便は那覇を出発。RWY36Rより離陸する。窓側だが海側なので沖縄の夜景は見えない。沖縄県、琉球国を後にする。琉球国は律令国と異なるが歴史的名称として記す。


沖縄ユーシーシーコーヒー
天然水550ml(130円)

保安検査後のロビーの自動販売機で購入。沖縄の水かと思ったが、採水地は岐阜県海津市南濃町。


コカ・コーラ350ml(200円)

ピーチさんの機内販売、Tiny Table KISSAで購入。ペットボトル類は座席上の棚には入れられないので手元に置いている。機内でこんなに飲む訳ではない。客室の照明を減灯して仮眠時間。少しウトウトする。さて復路も窓側だが、中間、通路側は空いている。いつでもお手洗いに行ける環境だと行きたくもならない。動けるうちに一応済ませておく。シートベルト着用のサインが点灯。窓外には房総の灯りが見えてくる。ジェット気流のおかげで東行きの復路は速い。向かい風の西行きの往路は長かった。成田のRWY16Lへ着陸した。千葉県、下総国に入る。


Peach Aviation MM512便 [A320] JA823P (成田国際空港)

成田では沖止めだった。機体記号はここで目視出来た。到着ロビーへ向かうバスの車内から撮影。気温は摂氏11度で思ったほど寒くない。しかし摂氏22度を超えレンタカー車内では冷房を使っていた沖縄に比べるともちろん寒い。ターミナルビルに到着。手荷物は預けてないからそのまま到着ロビーに出る。ピーチさんは第1旅客ターミナルなので駅は近い。

Peach Aviation MM512便 沖縄/那覇 OKA(19:25)→東京/成田 NRT(21:55) JA823P
◆運賃等8,680円(PSFC・発券手数料を含む)


成田国際空港(NRT RJAA)第1旅客ターミナル (千葉県成田市三里塚御料牧場)

この時間、〔スカイライナー〕は20分毎にあるが、アクセス特急は1時間に1本程度。最終のアクセス特急に乗る事にして旅客ターミナルに戻ってきた。


北ウイング♪

国際線の到着はもうない。空港で一夜を過ごすらしき外国人旅客の姿も見られる。早朝便を利用するべく前夜に来て空港で過ごす事も考えた事があるが未だ実行した事はない。




京成電鉄 成田空港線 アクセス特急 [3100形] (成田空港)

駅に戻り自動改札よりSuicaで入場。沖縄県でも千葉県でも使えて便利。出発の20分以上前に折り返し列車が到着するので車内に入って出発を待つ。


metro アクセス特急で成田空港を出発symbol6

成田空港京成高砂行アクセス特急(8両編成)で成田空港を出発。機内よりも車内の方でウトウトする。アクセス特急の最終列車なので乗り過ごすとまずい。何とか東松戸で下車する。武蔵野線に乗り換える。南船橋東所沢行普通列車(8両編成)に乗車。これは最終の1本前の列車である。無事に日付の変わる前に帰ってきた (おわり)

成田空港線 アクセス特急 成田空港(23:08)→東松戸(23:43) 3152-8 IC運賃953円
武蔵野線 普通 東松戸(23:50)→新松戸(23:57) クハE231-41 IC運賃178円

今帰仁村・浦添市・与那原町へ

2024-12-30 23:55:00 | ドライブ

史跡 今帰仁城跡 (沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊)

令和6年12月21日土曜日。沖縄県国頭郡今帰仁村に来ている。今帰仁城跡を見て、次は今帰仁村歴史文化センターに向かう。今帰仁城跡の切符に同センターの半券が付いている。


今帰仁村歴史文化センター (沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊)


撮影OK




出土した貨幣

写真を見返していた前漢~唐~五代十国時代に鋳造云々とある。ちょっと拡大してみよう。


五銖 前漢(B.C.118年)(写真手前)

一部分だが五銖銭だそう。前漢(西漢)元狩5年(118 BC)、武帝の時に鋳造が始められ、唐代まで流通したそうだから、これが紀元前に鋳造されたかは知らない。宋銭も沢山ありもっとじっくり見ておけばよかった。


国宝 金装宝剣拵(千代金丸)は、お城EXPO(神奈川県横浜市)で展示中



間切は現在の市町村に相当。明治期にも間切はあったのか。「今歸仁」と書くと格好いい。画数が多くて大変だが。西暦1666年に今歸仁間切から伊野波間切が分かれ、翌年に本部間切に改称。明治41年に今歸仁間切は今歸仁村、本部間切は本部村となっている。なお本部村は昭和15年に本部町となり、戦後に北部が上本部村に分かれたが沖縄復帰前に本部町に編入されている。






今帰仁城跡周辺で見られるチョウ

沖縄県は琉球列島の南方に位置し、八重山諸島は台湾から近く、そのため与那国島や西表島では季節風に乗って、隣国台湾からチョウが飛来します。アオタテハモドキやベニモンアゲハは、石垣島や宮古島が分布北限でしたが、1992年頃から沖縄島で定着しました。また、1993年にはツマムラサキマダラも前線に乗り、遠く台湾から沖縄島に渡ってきましたが、今では沖縄県内中で見られるようになりました。沖縄島で新しく生息し始めたチョウの中で、ベニモンアゲハがいますが、ベニモンアゲハ〈有毒〉はシロオビアゲハ〈無毒〉のⅡ型の擬態のモデルと言われています。(説明文より抜粋)






■サバニ(ハギニー/アーシブ)

 沖縄のサバニは、文化的には南方ポリネシアのカヌーと同一で、一連の文化的つながりがあったのではないかと考えられています。
 サバニには二種類あり、丸木舟(松船)と杉ハギ舟(糸満ハギなど)があります。その用途は主として漁業用ですが、その他にも運搬用やハーリー舟として利用されており、沖縄の海には欠かせないものでした。
 沖縄の漁師(ウミンチュ)たちは、このサバニを操り沿岸だけではなく遠洋まで漁に出掛け、その名を轟かせたのです。サバニを巧みに操る漁師(ウミンチュ)の勇壮な姿が目に浮かぶようです。(説明文より)


古宇利 こうり

古くは郡(こほり)島と記し、近世から古宇利と表記される。
『こほり』の意味はなんだろうか?
古宇利島のことを別名「フイジマ」と呼び、「海を越えた島」、あるいは「後方の島」のこと。
(説明文より)


▲空から見た古宇利島

架橋前の写真か。静かな離島のようだが、現在は大勢の観光客が訪れる島になっている。


バサージン(男物) 地機で織った藍染の着物(絹) バサージン(型付け)

右の2点は婦人物。バサージンは漢字で芭蕉衣と書かれている。



それでは今帰仁村歴史文化センターを後にする。


雨が降ってきた

天気はよくて青い空青い海が見えていたのに。城跡を散策している時に降らなくてよかった。





今帰仁城跡の駐車場を出発。大阪の方の旅行の動画で今帰仁城跡を紹介されていたが、ここから見る桜と海が実に奇麗だった。桜の頃に訪れてみたい。

※参考 https://www.youtube.com/@tabisuru_porco/featured

名護へは来た道を戻る。国道より県道へ。雨は激しくなってきた。車も奇麗になって丁度いい。昨年大晦日の放送でゴロウさんの訪れた店の前を通る。開店していて丁度いい頃合いだが行きたい店があり今日は行かない。国頭村今帰仁村から名護市に入る。市街地に入る頃には雨は止んだ。


スーパーホテル 沖縄・名護 (沖縄県名護市宮里)

宿泊していたホテルまで戻ってきた。お世話になりました。国道58号へ。名護東道路に入る前に給油したい。まだ全然余裕はあるが那覇空港近くはガソリン価格が高いと睨んでの早めの給油である。給油所がありそうでなかなかない。反対車線に見掛けて転回してお店に入りセルフで満タンにする。



給油所を出発。国道58号で転回して伊差川ICより国道58号名護東道路に流入する。暫定2車線の自動車専用道路。無料で通行出来る。長大なトンネルで市街地を迂回する。数久田ICで現道に戻る。このまま国道を進めば沖縄自動車道許田ICだがETCカードが挿入されていません。道の駅許田に入る。


道の駅許田 (沖縄県名護市許田)

念願の道の駅許田に来た。しかし駐車場に車を停めてETCカードを挿入するだけ。目の前には青い海と本部半島が望める。ここは時間を取って訪れたい。しかし今日ではない。道の駅を出発。程なく許田ICで国道より沖縄道に入ってゆく。本線料金所でETCレーンを通過。昭和50年開通の石川IC-許田IC間は、当時の沖縄県では右側通行だったため高速道路でも右側通行。現在と上下線が逆だったのだそう。名護市より国頭郡宜野座村を経て金武町に入る。伊芸SAに入り小休止。




沖縄自動車道 伊芸サービスエリア(上り線) (沖縄県国頭郡金武町伊芸)

道路の上下線は東京に向かう方が上り線(北陸道は京都?)だが、沖縄道では首里のある那覇ICに向かう方が上りだった。伊芸SAは日本最南端かつ最西端のサービスエリアである。


建物の海側に回る


太平洋側の金武湾を望む


平安座島から海中道路を経て沖縄本島・勝連半島 (沖縄県うるま市)

海中道路は橋梁ではなく堤。かつて首里と那覇とを結んでいた長虹堤が大規模になった気がする。



今日は海中道路を通ってこちらの島々には行かない。


伊芸S.A物見台からの眺めでした


那覇 Naha →



SAを出発。恩納村よりうるま市を経て沖縄市に入る。沖縄南ICで流出する。許田IC-沖縄南IC間の普通車のETC料金が730円。グラウンド通りを直進。




コザしんきんスタジアム (沖縄県沖縄市諸見里)

野球場の前を通る。ここはカープのキャンプ地である。沖縄市(旧コザ市)の市街地の狭い道で渋滞している。何とか国道330号へ。しかし国道も往復4車線あるのに流れが悪い。沖縄市より中頭郡北中城村に入る。村と言っても人口密度が日本一高い村なのだそう。やんばるの村とは風景が違う。そして車が多くてノロノロ運転。ようやく目的地に到着。しかし。




A&W 屋宜原店 (沖縄県中頭郡北中城村屋宜原)

西暦1963年11月1日開店のA&W屋宜原店。日本初のファストフード店と言われる。歴史ある1号店で食事をしたかったが、どうも営業している風ではない。ウェブサイトを見ると休業中。台風被害の影響だそう。代わりにどこの店舗に行くか。牧港店にする。国道330号を引き続き那覇市方面へ。気になるレストランがあるのだが駐車場は一杯。沖縄道と交差する。この先は周りが米軍基地でその間に国道が通してある。北中城村より宜野湾市に入る。琉球八社の一つ、普天満宮が見える。波上宮(那覇市)にはお参りした事があるがこちらも参詣したい。普天間交差点より直進で国道から県道に入っていた。往復4車線は続く。反対車線の右手は基地、こちら左手にはベースの人が相手か洒落た飲食店が何軒もある。駐車禁止ではないらしく路肩に駐車している車が多く、車線が狭まり走りづらい。伊佐交差点より国道58号へ。那覇市方面に走り宜野湾市より浦添市に入った所で目的地に到着。




A&W 牧港店 (沖縄県浦添市牧港)

ドライブインのある店舗。ドライブインと言っても駐車場が広くて国道沿いにある食堂ではない。ドライブインの駐車マスに車を停め、その場から注文。スタッフが料理を車まで届けてくれる。ドライブスルーなら受け取ったら走り去らなければならないが、ドライブインではそのまま車内で飲食出来る。一度体験してもよかったが店内で食べたかったので普通の駐車マスに停めて入店する。しかし店内は混雑して空席はなさそう。持ち帰りにする。それならドライブインを体験してもよかった。混雑しているので料理の提供まで時間が掛かる。店内では上方言葉の会話が聞こえる。県外からの観光客が多いようである。自分もそうだが。スタッフがテーブルを回りルートビアの客におかわりを注いでいる。店内ではおかわり無料。店内飲食したかった理由である。料理を受け取り外に出る。


古きアメリカを思わせる看板


屋外にも席があった

車内で食べるよりこっちの方がいい。天気もいいし。


紙袋とルートビアR(280円)


チキンサンド(390円)

沖縄を発つ前に夕食を食べたいから軽めの昼食。


いただきます♪

美味しいけど普通のやさしい味。沖縄にまで来て食べたいという程ではない。今になってメニューを見るとオレンジチリチキンサンド(420円)が旨そう。チキンサンドにするならこれがよかったか。ルートビアは安定の美味しさ。ごちそうさまでした。チキンサンドを食べたところでルートビアはドライブのお供に車に戻る。隣に高そうな車が停まっている。近すぎる。緊張しながら車を出した。



A&Wを出発。国道への交差点の信号待ちで前の車を見ると大阪ナンバーである。牧港に来るまでに京都ナンバーも見掛けた。今日はこの後で金沢横浜ナンバーも見掛ける。数は少ないが沖縄ナンバー以外も走っているものだ。カーラジオでAFNをFM89.1MHzで聴いている。時節柄クリスマスの曲がよく流れる。RICK DEES WEEKLY TOP 40もFMのクリアな音声で聞こえる。素晴らしい。このまま次の目的地に行くつもりだったが、今回沖縄でしたい事が三つありまだ二つ残っている。沖縄唯一のパーキングエリアを訪れる事。A&W屋宜原店が休業中だったので予定が変わってしまった。国道330号で沖縄市方面に戻る。往復4車線の立派な道路だが渋滞している。車社会なのだろう。シムシティを思い出す。国道は浦添市、宜野湾市、浦添市、宜野湾市と進む。帰りの航空機の時間もあり、渋滞に付き合っている暇はない。国道から県道へ逃げる。宜野湾市より西原町、中城村を経て北中城村に戻る。ラジオはFM88.1MHzに変える。日本全国で聴取出来るラジオもいい。北中城ICから沖縄道に流入。上り線を那覇方面へ。北中城村より中城村に入りPAに到着する。




沖縄自動車道 中城パーキングエリア(上り線) (沖縄県中頭郡中城村新垣)

日本最南端かつ最西端のパーキングエリア。サービスエリアを含めた高速道路の休憩施設でも最南端かつ最西端である。道の駅だともっと南、西に施設がある。お手洗いすませたら出発。中城村より宜野湾市を少し通って西原町へ。地図を見ると浦添市も少しかすめているようだ。沖縄都市モノレールの終点が見えた先で新しいインターチェンジ、幸地ICの工事が行われている。もともと幸地BSがあり高速バスからモノレールに乗り換えた事がある。西原JCTより那覇空港自動車道に入る。本線料金所を通過。北中城IC-西原JCT間の普通車のETC料金が270円。那覇空港道のうち南風原道路の区間は有料道路だったが平成21年に無料開放されている。西原町より島尻郡南風原町に入る。南風原北ICで那覇空港道(南風原道路)より流出する。



国道329号に入るがカーナビゲーションが新しい道を知らないらしく県道に案内されてしまった。いやカーナビが正しかったようだ。南風原町から与那原町に入る。これで沖縄本島にある全市町村を訪れた事になる。今回の旅行でしたかった事、沖縄県内で国道58号の走行していなかった区間を走る、中城PAを訪れる、与那原町を訪れるの三つを達成した。ところが国道329号与那原バイパスと言う新しい道路を走っていると与那原町の市街地から離れていく。国道331号に入り市街地へ。与那原町で行きたかった目的地に到着する。 (つづく)




沖縄県営鉄道 与那原線 与那原駅? (沖縄県島尻郡与那原町与那原)


駅頭?の様子 いずれも令和6年12月21日撮影

資さんうどん 八千代店

2024-12-29 21:00:00 | たべる

新京成電鉄 新京成線 普通列車 [8800形8813編成(オリジナル色復刻塗装電車)] (八柱)

令和6年12月29日日曜日。千葉県八千代市に出掛けてくる。武蔵野線新八柱駅から新京成線八柱駅へ乗り換える。駅名は異なるが乗換駅である。新秋○駅・○津駅のように延々と歩かされる事はない。松戸京成千葉行普通列車(6両編成)に乗車。


metro 新京成線で八柱を出発symbol6


快晴の車窓 (くぬぎ山-北初富)


北総線が近づく

成田空港線も線路を共用し、京成電鉄の〔スカイライナー〕やアクセス特急の列車も走る。北総線の京成高砂新鎌ケ谷間が開業する前は、新京成線と北総線とは直通運転をしていたのだそう。


新京成電鉄 新京成線 普通列車 [8800形8813編成(オリジナル色復刻塗装電車)] (北習志野)

列車は乗換駅の北習志野に到着。下車する。


metro 新京成線で北習志野に到着symbol6


プラットフォームには東葉高速線への階段が


乗り換え改札

乗り換え改札では切符を売っていないもよう。Suicaで問題なく通過する。


東葉高速鉄道 東葉高速線 快速 A950TR列車 [2000形] (北習志野)

東葉高速線に乗るのは久しぶり。開業当日に乗りつぶしに来たから平成8年以来か。車両だけなら乗り入れ先の東西線で何度も利用している。中野東葉勝田台行快速列車(10両編成)に乗車。東葉高速線内は各駅に停車する。


metro 東葉高速線で北習志野を出発symbol6


地下区間から出て高架区間を行く (船橋日大前-八千代緑が丘)


東葉高速鉄道 東葉高速線 快速 A950TR列車 [2000形] (八千代緑が丘)

列車は目的地の八千代緑が丘に到着。下車する。


metro 東葉高速線で八千代緑が丘に到着symbol6

武蔵野線 普通〔しもうさ号〕 903E 新松戸(9:54)→新八柱(9:58) クハE230-24 IC運賃167円
新京成線 普通 八柱(10:07)→北習志野(10:33) 8813-6 IC運賃252円
東葉高速線 快速 A950TR 北習志野(10:40)→八千代緑が丘(10:44) 2102 IC運賃210円


列車は東葉勝田台へ


2面4線の構内



運賃表を見ると北習志野接続する新京成線の駅名がない。立派な乗り換え専用改札があるのに。交通系ICカードを使えと言う事か。西船橋接続で武蔵野線の連絡乗車券は購入出来るがギリギリ新松戸は購入出来ない。千葉支社の駅ではないからかな。知らんけど。


改札口


東葉高速鉄道 東葉高速線 八千代緑が丘駅 (千葉県八千代市緑が丘)

駅から目的の飲食店まで歩いて行く。




資さんうどん 八千代店 (千葉県八千代市大和田新田)

12月27日金曜日に開店した資さんうどん八千代店。おめでとうございます。関東地方へは初出店だそうです。さすがに開店初日には行かなかったが、まだ三日目で日曜日。大変混雑している。受付を済ますが100組近くが待っている。100分くらい待つようである。24時間営業なので早朝に来るつもりだったが、目が覚めたら午前9時を過ぎていた。かくなる上ははなから一時間くらいは待つ覚悟。暖かい店内で座って待たせてもらうのであまり苦ではない。全員が座れる訳ではないが。



どのくらい待ったか。ようやく番号を呼ばれる。受付時の番号札の二次元コードを案内機に読ませて座席を指定してもらう。指定された席に向かう。


席に着きました

うどん食うのにこんなに待ったのは初めてだ。開業したばかりだからそれは承知している。さわやかさんで一番待った時よりは早かったかな。


11:09受付 12:36座席指定

87分待ちでした。お昼ご飯にはいい時間になった。さっそく注文する。うどんはまだ頼まない。


おでん たまご(120円) だいこん(120円) 丸天(120円) 麦焼酎 ロック(360円)

先ずは麦焼酎で一盞。


おでんの丸天

初めての資さんうどんでごぼ天がなくて丸天にしたら旨かった。以後、おでんを注文する時には丸天を頼むがこれもまた実に旨い。


かしわおにぎり1個(130円)

おでんを食べたところでうどんとむすびを注文。つぼ漬けやとろろ昆布は卓上にはなく、カウンターから要る分を自分で取ってくる。何となく並べたら千葉県の遊園地の人気者風に。


かしわごぼ天うどん(750円)

うどんは提供まで少し時間が掛かった。ごぼ天を揚げていたのでしょう。知らんけど。


とろろと一味を投入


の字の蒲鉾


かしわ♪


ごぼ天♪


麵はこんな感じ♪

本店で食べたのと遜色なく旨かった。お値段は異なります。結局、おつゆまで飲み干してしまう。美味しかった。ごちそうさまでした。お勘定を済ませてお店の外に出る。入口では「二、三時間待ち」とか聞こえたような。





待っているお客さんは増えている。お店は国道296号沿いにあるが往復2車線で渋滞している。




往路とは別の道で駅に戻る


駅に到着




東葉高速鉄道 八千代緑が丘駅
TOYO Rapid Rwy. Yachiyo-midorigaoka Sta.





東葉高速鉄道 東葉高速線 快速 B1331SR列車 [東京地下鉄05系] (八千代緑が丘)

東葉勝田台中野行快速列車(10両編成)に乗車。


metro 東葉高速線で八千代緑が丘を出発symbol6

西船橋まで行き武蔵野線に乗り換える事も考えたが、運賃の安い新京成線経由とする。


東葉高速鉄道 東葉高速線 快速 B1331SR列車 [東京地下鉄05系] (北習志野)


metro 東葉高速線で北習志野に到着symbol6

ちょっと用を足してくる。さて乗り換え改札では乗車券の発売はなく運賃表は掲出されていないが、駅員さんはおられるので運賃について尋ねる。八柱まで、松戸まででも同額との事だったので新京成線は松戸まで乗って行こう。


新京成電鉄 新京成線 普通列車 [8900形] (北習志野)

京成津田沼松戸行普通列車(6両編成)に乗車。


metro 新京成線で北習志野を出発symbol6

車内では麦焼酎のせいもあってウトウトする。


国道6号と交差 (松戸-上本郷)


新京成電鉄 新京成線 普通列車 [8900形] (松戸)

終着の松戸に到着。下車する。


metro 新京成線で松戸に到着symbol6
いずれも令和6年12月29日撮影

新京成電鉄JR東日本との乗り換え。八柱駅・新八柱駅より松戸駅の方が歩く距離も短く楽である。新京成線のプラットフォームより階段を上がり、乗り換え改札でSuicaをタッチ。階段を降りれば常磐線のプラットフォームである。

東葉高速線 快速 B1331SR 八千代緑が丘(13:53)→北習志野(13:57) ※05-141 IC運賃210円
新京成線 普通 北習志野(14:19)→松戸(14:52) 8921 IC運賃252円
常磐線 普通 1427K 松戸(15:00)→新松戸(15:07) クハE233-2007 IC運賃167円
※東京地下鉄の車両。

名護で一泊・今帰仁城跡へ

2024-12-28 23:00:00 | ドライブ

スーパーホテル 沖縄・名護 (沖縄県名護市宮里)

令和6年12月20日金曜日。沖縄県名護市に来ている。ホテルにチェックインする。料金は旅行サイトから8,200円。100ポイントを使用して支払いは8,100円となる。朝食無料。駐車場も無料。


客室の様子

ここも遮光カーテンがよさそう。


客室からの眺め

午後6時を過ぎて辺りが暗くなってきた。関東ではとっくに真っ暗だろう。


¥為替相場$

朝より円安が進んどる。Brunchで支払った $ 26.45 は如何程に。(請求は4,336円でした><)


tv 沖縄局からのニュース

首都圏から沖縄に行ってすっかり馴染んでらっしゃる。


大宜味村で貰ったシークヮーサー


温州みかんと比べて小振り

さっそく一つ食べてみる。酸っぱいのかと思ったがそうでもない。甘いという事もないが、こんなみかんもあるなと言う味。種はしっかりある。飲み物やアイスクリームでしか口にした事がなかったので、そのまま食べたのは初めてだった。残りは帰宅後に食べた。シークヮーサーは酸い(シー)食わす(クヮーサー)という意のようだが、これはそれほど酸いい事はなかった。


まぐろ三種盛 たいら貝 ポーク玉子握り 日本酒 金勝山(550円)

夕食に出掛ける。沖縄らしいものを食べたいところだがホテルの近くにあったはま寿司さんに入る。沖縄らしいネタをと思いポーク玉子にしたけど、お寿司よりおむすびの方がいいかな。


活〆ぶり 真だこ

沖縄と関係なくお寿司をつまみ、清酒はひや(常温)ではなく冷やしたのを飲む。オリオンビールか泡盛があれば飲んでみたかったのだが。店内の感じも千葉県で食べているのと変わらない。西洋人の若者が並んでいたけど兵隊さんとは限らんし。


つぶ貝


サーモン三種盛り


きつねうどん(319円)

最後はうどんで締める。お酒とうどん以外はメニューの名前を間違えてここに記している可能性があります。お寿司は165円×5皿、132円×1皿、110円×1皿食べた。ごちそうさまでした。


はま寿司 名護店 (沖縄県名護市字宮里)

沖縄にいる事を忘れそうだが、お店から出ても12月なのに寒くない。実に穏やかな気候だが、6月から7月にかけて訪れた時はあまりにも蒸し暑かった。今の時季がいいのかも知れない。



ローソンで水1L(181円)を買い、もう一軒寄ってゆく。


A&W 名桜店 (沖縄県名護市宇茂佐)

名護市には国道58号沿いの名護店以外にもう一店舗A&Wさんがある。以前、お店の前を車で通って住宅地にあるなと思ったが、今日来てみるとボーリング場の隣だった。飲み物だけ持ち帰りにする。



ホテルに戻る。ウェルカムドリンクでソフトドリンクやアルコールが無料で提供されているけど今日はいいか。ブルーシールのアイスが一人につき一つ貰えるので頂戴して部屋に戻る。大浴場もあるが男女入替え制で混雑するかなと思い、客室のシャワーを浴びてサッパリする。


BLUE SEAL Cup バニラ


いただきます♪

今日は朝、昼、晩とアイスを食べているな。


A&W ルートビアR(280円)


これまで令和6年12月20日撮影

シャワーを浴びていたら氷が解けて少し薄まってきた。氷抜きにしてもらえばよかったか。さて、前回泊まった名取のスーパーホテルさんではテレビ画面でYoutubeなどの動画が見られたのだが、名護のホテルでは見られない。市村さんのお天気も見られない(ネット局がない)。特に見たいものもなくテレビをつけていたがウトウトしてきたので本式に就寝する。


南さんのお天気を見て… これより令和6年12月21日撮影

令和6年12月21日土曜日。名護のホテルで起床。午前6時半に起きるつもりが4時過ぎには目が覚めた。1時過ぎに目が覚めてしまった昨日よりはいい。そして西なので日の出が遅い。


沖縄で雪道の心配はないな


客室からの眺め

沖縄県道84号名護本部線が伸びる。


ホテル通路端の窓からの眺め

写真右のローソンのところが国道58号。


健康朝食(無料)

朝食会場で朝ご飯。全国で同じようなメニューかと思っていたがご飯は白飯だけではない。


じゅーしー♪


ゴーヤーチャンプルーも♪

苦瓜の苦さが心地よい。納豆はじゅーしーで食べない方がよかったな。


coffee 食後にコーヒーとヨーグルトsymbol6

杏仁豆腐かと思ったらヨーグルトだった。マンゴーソースでいただく。ごちそうさまでした。


客室からの眺め

客室で寛ぐ。ゆっくりしたいところだが、今回は二泊三日の予定で夕方にはレンタカーを返却しなければならない。午前10時まで滞在しては観光する時間が短くなってしまう。もう出るか。


快適なホテルをチェックアウトする

チェックアウトの手続きはないが、アンケートに答えてちんすこうをいただいた。


Secoma ガラナ 500ml (120円・税抜き)

ガラナは先日、茨城県内のセイコーマートで買っておいた。ROOT BEERの缶にはNO CAFFEINと記してあったが、ガラナはカフェインが多いはず。今日のドライブのお供に。



ホテルの第2駐車場を出発。南部に戻る前に昨日気になった今帰仁城跡に行ってみようと思う。桜の名所だがさすがにまだ咲いていない。ホテルの前を通る沖縄県道84号名護本部線を本部方面へ。昨夜行ったA&Wの前を通り山間に入ってゆく。テーマパークや大学がある。中山交差点で県道72号名護運天港線に入り今帰仁村方面へ。名護市より国頭郡今帰仁村に入る。今帰仁は「なきじん」と読み難読地名と思うが、FM放送の中継局がある事がきっかけで昭和の頃から読める。昨年大晦日のドラマでゴロウさんの行ったお店が県道沿いに見える。沖縄は島なので海岸近くを走る印象なのだが、この辺りは山間で山口県道を走っている気がする。ガードレールの色が違うが。ホテルから10km程で今帰仁村役場近くに到着。仲宗根(西)交差点で国道505号を本部方面へ。今帰仁城跡の看板を見て国道を離れる。坂を登ってゆき目的地に到着。駐車場に車を停める。




今帰仁村グスク交流センター (沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊)

今帰仁城跡への切符はここで買う。自動券売機もあったが窓口で購入。支払いには交通系ICカードが利用出来る。Suicaで支払うのだが、関東はともかく先日九州で「Suicaで」と言うのはどうかと思い「交通系で」と言うようにしている。沖縄でもそうする。千葉県内のお店でお客が「PASMOで」、店員「Suicaですね」、お客「いやPASMOで」という会話を聞いた。閑話休題。今帰仁城跡の観覧料は600円。今帰仁村歴史文化センターの料金も含まれている。それでは今帰仁城跡へ。


今帰仁城跡屋外模型


史跡 今帰仁城跡


昭和四十七年五月十五日 国指定

昭和47年5月15日、即ち沖縄の日本への復帰の日である。





切符をもぎってもらう。係のご婦人が英語を交えて説明されるが外国人の訪問者が多いのか。South Koreaからと思われるご夫婦が子供さん連れているのも見掛けた。


桜が咲いていればさぞかし奇麗だろう


志慶真乙樽(しげまうとぅだる)の歌碑

今帰仁の城 しもなりの九年母 志慶真乙樽が ぬきゃいはきゃい


大意:今帰仁グスクの南にある志慶真ムラという集落に「乙樽」という美女がいました。黒髪が美しい乙女の噂は国中に広がり「今帰仁御神」と呼ばれ時の山北王も側室として仕えさせました。なに不自由なく暮らす幸福な毎日を過ごしましたが、高齢の王には長い間後継ぎが無く、王妃も乙樽も世継ぎを授かることばかりを祈っていました。やがて王妃が子を授かり、そのことを季節はずれの蜜柑が実ったことに例え、子供のはしゃぐ声に満ちた平和な様子を謡っています。(説明板より)


東シナ海を望む




伊平屋・伊是名の島々を望む








今帰仁里主所火の神

この祠は「今帰仁里主所火の神」と呼ばれ、第二尚氏時代の北山監守一族の火の神が祀られています。琉球土着の信仰において、火之神は火を司る神様です。火は家とそこに住む人々を守ると信じられており、今日でも多くの沖縄の家では台所に火之神を祀ったりしています。(説明版より抜粋)


グスクの石垣と青い海が何とも言えない






















平郎門

本門で、現在見る門は昭和37年の琉球政府時代に修復されました。琉球国由来記に「北山王者、本門、平郎門ヲ守護ス」として登場します。(リーフレットより)







お父さんがグスクを背景に集合写真を撮ろうとしているのだが、小さな子供さんがジッとせず駆け回っていて全然写真が撮れないのがちょっとほほえましい。


古宇利殿内

 沖縄の方言で古宇利のことを「フイ」と言うことから、「フイ殿内」と呼ばれています。祠は古宇利島のある北東の方位を向いていて、今帰仁村の唯一の離島である古宇利島の人々が旧8月に遥拝します。また、今泊の神行事には、今帰仁ノロが拝みます。平成22年に古写真を基に移築、復元されました。(説明板より)





首里城のように建物がある訳ではないが、沖縄の城郭の美しさ、格好よさを堪能した。さて切符には今帰仁村歴史文化センターの半券が残っている。そちらも見学してゆこう。 (つづく)


本部町・今帰仁村・大宜味村へ

2024-12-27 23:00:00 | ドライブ

長虹堤をイメージした国道58号の歩道 (沖縄県国頭郡恩納村字仲泊)

令和6年12月20日金曜日。沖縄県国頭郡恩納村にある恩納村博物館に来ている。これより名護市を経て海洋博公園へと向かう。



博物館駐車場を出発。さて国道58号はこの先で内陸側の恩納南バイパスと海側の現道との二手に分かれる。海側の道も国道だが走った事がなかったので走る。リゾートホテルが多数建ち並ぶ。海浜も近くに見える。現道と恩納南BPが合流。これで沖縄県内の国道58号は走破したはず。残るは鹿児島県内の種子島、奄美大島の区間。鹿児島市内の区間は僅かな時間で走破している。合流したかと思えばすぐに内陸側の恩納バイパスと海側の現道とに分かれる。こちらの現道は万座毛に行った時に走行済みである。恩納BPを走る。暫定2車線だが4車線化に向けて橋梁を架けているのが見える。恩納BPと現道が合流する。まだまだリゾートホテルは多い。リゾートホテルではないが一月に宿泊した宿は、この辺から山手に入って行った。その時は曇り空だったが今日は高台から青い海が望めるだろう。恩納村より名護市に入る。


平成21年に九州・沖縄サミットで首脳会合が行われた施設の入口

この先には沖縄自動車道許田ICがある。要人移動に便利な場所だったのか。許田ICで沖縄道から合流があり往復4車線となる。海沿いの区間。道の駅許田を通過。気になるがなかなか行く機会がない。数久田ICで国道58号は名護東道路と現道とに分かれる。名護東道路は暫定2車線だが自動車専用道路。沖縄道を許田ICで流出した車は信号なしで数久田ICより名護東道路に流入し、名護市街地を迂回する事が出来る。今日は現道を行く。こちらは往復4車線のまま。名護市街地に入ってきた。一月には二日連続で通ったA&W名護店が沿道にある。宮里3丁目交差点より国道449号に入る。国道449号名護バイパスも開通しているが距離の短い現道を走る。往復2車線で最大積載量8t以上の貨物自動車は走行禁止されており、バイパスを走るよう案内がある。現道と名護BPが合流する。往復4車線の立派な道路。海沿いで気持ちがいい。名護市より国頭郡本部町に入る。急に異様に物々しい区間を通過する。犠牲者まで出てしまった。合掌。


瀬底大橋を望む

今日は瀬底島には行かない。本部町の市街地を通る。往復2車線となったが拡幅している。市街地を抜けると4車線になる。浦崎交差点より沖縄県道114号に入る。県道は往復2車線である。海洋博公園の前まで来たが駐車場入口が多くてどこに入れようとと思ううちに通り過ぎてしまう。向きを変えてくると入口で誘導される方がおられるので入る。一月には有料だと思って入らなかったのだが、何と料金無料である。立体駐車場に車を停める。沖縄で立駐に停めるのは初めて。




国営沖縄記念公園(海洋博覧会地区) (沖縄県国頭郡本部町字石川)

首里城公園(沖縄県那覇市)と海洋博公園からなる国営沖縄記念公園。今回は海洋博公園を訪れる。国営公園と言えばネモフィラを見に国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)を訪れているが入園料金が必要。駐車場を利用すればまた料金がかかる。しかし海洋博公園の入園料金は無料。駐車場も無料である。園内にいくつかの有料の施設がある。


沖縄美ら海水族館 (沖縄県国頭郡恩納村字仲泊)

有料施設の一つ。今日は海だけ見て水族館に入るつもりはないのだが、人の流れに乗っていると入口まで来てしまった。




これは水族館の水槽ではないのか


伊江島を望む


城山(伊江島タッチュー)(172m)

今日は車を停めて伊江島が眺められればいい。








水族館はまたの機会に…

水族館に来る時は午前中から気合を入れて来よう。


ウミガメ館



水族館に入ってないのにウミガメが見られる。観覧無料。










地図の範囲は公園の一部

国営ひたち海浜公園に行けば三時間くらい滞在する。海洋博公園もたっぷり時間を取らねば。しかし今日ではない。


オキちゃん劇場

案内の方に招じ入れられる。中ではイルカショーが行われるところ。何らお金は払っていないのだが。ここも無料なのだそう。イルカがハイジャンプすると大きな歓声が上がる。













先を急ぐつもりがショーに見入ってしまった。素晴らしい。団体客も訪れており、ガイドの旗にはハングルが書いてある。中国語を話す個人客もおり、近隣国からの訪問が多いのかだろうか。いたかも知れないが西洋人の姿は見掛けなかった。





僅かな滞在時間だったが、何故今まで来なかったのかと思う程よかった。今度はたっぷり時間を取って来よう。今日は天気がいいので他に写真を撮りたいところがある。海洋博公園を後にする。



公園を出発。県道から国道505号に入る。具志堅という地区を通り本部町より今帰仁村に入る。今帰仁城跡の入口では入って行く車が多くて気になる。学校があり生徒さんが下校している。道路標識の北山Hokuzanと英文があり記憶に残る。三山時代の北山中山南山北山だなと思う。今帰仁城が北山王の居城か。北山高校は駅伝の強豪校で、後日の22日に京都府京都市で開催された全国高校駅伝で男子チームが出場していた。ちなみに女子チームはレンタカーを借りた店舗の向かいにあった那覇西高校。当日はテレビで見ながら両チームを応援する。今帰仁村の市街地の村役場前を過ぎ、国道から県道に入る。道路脇に「SLOW DOWN」、「请降低车速」と書かれた看板を見掛ける。外国人ドライバーが多いのだろうか。「SPEED DOWN」とか意味不明な表示ではないのはさすが。この先で海峡に架かる橋があるのだが、観光バスから降りて多くの人が歩道を歩いている。ワルミ海峡に架かるワルミ大橋を渡り沖縄本島より屋我地島に渡る。今帰仁村より名護市に入る。屋我地島の北の方へ。次の目的地が見えてきた。駐車場に車を停めて歩いて少し戻る。








屋我地島と古宇利島との間に橋が架かる


沖縄県道247号古宇利屋我地線 古宇利大橋(1,960m)





観光客は皆が車で訪れていると思われるが、外国人が多い。西洋人を見掛けないのも同じ。右側通行の国の人々も普通にレンタカーを利用しているようだ。自分はアメリカで運転した時には緊張した。一方通行区間から2車線に戻ると無意識に誤って左側に入ってしまう。沖縄県は昭和53年7月30日に右側通行から左側通行に変更された。安心して運転出来る。では古宇利大橋を渡る。長大な海上橋だが平成17年の開通時から無料の橋である。橋を渡り名護市より今帰仁村に入る。屋我地島は名護市に属し、古宇利島は今帰仁村に属する。村役場のある沖縄本島から古宇利島へは村外の道路を通る事になるが、架橋前は沖縄本島の運天港から船便があった。


古宇利島より古宇利大橋を望む

逆光である。橋の反対に回る。



もう光線が夕日になってきた。もっと早い時間に撮りたかったけど、海洋博公園がよかったので長居してしまった。ここも外国人観光客が多い。台湾からだと関東から来るより近い。











古宇利島を出発。古宇利大橋を渡り今帰仁村より名護市に入る。反対車線を見ていると古宇利島へ向かう車はレンタカーばかりである。他人の事は言えんが。屋我地島をの南の方へ。屋我地大橋を渡り屋我地島より奥武島。島を通り抜けて羽地奥武橋を渡り沖縄本島へ。国道58号に出る。国頭村奥方面へ。名護市より大宜味村に入る。走っていると警察官に沿道の駐車場に誘導される。何かやったか。大宜味村の小学校・中学校の児童・生徒さんがシークヮ-サーを渡し運転者に安全運転を呼び掛けているのであった。ありがとうと言ってシークヮーサーをいただく。後日調べると配布するのは100袋で、そのうちの1袋をいただいた。以前、山形県南陽市の国道13号を走っていた時はあんパンを貰った。安全運転であんパンだったかな。その時も突然おまわりさんに誘導されて驚いた。ちなみに初めて沖縄に来た時にシークヮーサーの清涼飲料水を買い、小さい「」がある事を知った。国道58号は塩屋湾口を宮城島経由で短絡して次の目的地に到着した。




大宜味村役場 (沖縄県国頭郡大宜味村字大兼久)

今日は役場に用事があって来たのではない。村の子供さんからのシークヮーサーはありがとう。


大宜味村役場旧庁舎 (沖縄県国頭郡大宜味村字大兼久)

現在の庁舎の前に建つ旧庁舎。大正14年竣工。国指定重要文化財。沖縄で一番古い鉄筋コンクリート建造物だそう。





 本庁舎は、壊滅的な被害を受けた沖縄戦をくぐり抜け、戦前から残っている数少ない建物のひとつです。大正期にメートル法を使用した設計は画期的でした。沖縄の気候や風土、地元素材の活用も考慮した鉄筋コンクリート造、台風の風圧を軽減する為の八角平面形状など、優れた特徴を持っています。鉄筋コンクリート導入初期に造られた多くの建物がすでに取り壊され、記録も少ない中、構造、施工技術の歴史を知る上でも大変貴重なものとなっています。機能的、且つモダンなデザインも注目に値し、床の目地、五角形の柱、壁、天井の細工など細部までこだわった設計はもちろん、機械のない時代にそれに対応すべく手作業で施工した大宜見大工の心意気と技術の高さが随所にうかがえます。 (説明版より)



この場所も沖縄県在住の方の動画で紹介されて知った。ありがとうございます。

※参考 https://www.youtube.com/@%E3%81%B5%E3%81%81%E3%81%98%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AD%E3%82%8B%E6%B2%96%E7%B8%84/videos


国道を渡り東シナ海を望む

役場から海はすぐそこ。




伊是名島(島尻郡伊是名村)、伊平屋島(伊平屋村)などの島々

今帰仁村の運天港から船便がある。


国道58号、国頭郡国頭村奥方面

今回は辺戸岬へは行かない。道の駅ゆいゆい国頭にも行かない。


那覇方面

来た道を戻る。いや、ちょこっとだけ旧道を走る。



村役場を出発。旧道から国道に出る。塩屋湾口を宮城島で短絡。今回は道の駅おおぎみにも立ち寄らず先を急ぐ。先程シークヮーサーを貰った駐車場は撤収済で誰もいない。大宜味村より名護市に入る。市街地に入る前から渋滞してきた。車線が増えても流れが悪い。伊差川ICで名護東道路が分岐しても渋滞している。ジリジリと進み目的地近くで国道より県道に入る。この県道から国道へ出るところも混んでいる。ホテルに到着。建物の周りの第1駐車場は満車。第2駐車場に車を停める。




第2駐車場に一番乗り

後で外出した時に見てみたら第2駐車場にも多くの車が停まっていた。走っていて見掛けたのは沖縄ナンバーばかりかと言えばさにあらず。北九州多摩岐阜、そしてU.S. GOVERNMEMTだった。


スーパーホテル 沖縄・名護 (沖縄県名護市宮里) いずれも令和6年12月20日撮影

暗くなる前に投宿。先日、名取で快適だったので今日もスーパーホテルを利用する。 (つづく)