旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

京成電鉄 松戸線

2025-04-02 23:55:00 | 鉄道

京成電鉄 松戸線 八柱駅 (千葉県松戸市日暮)

令和7年4月1日火曜日。千葉県松戸市の八柱駅・新八柱駅の駅前に来ている。八柱駅は「やばしら」と濁り、新八柱駅は「しんやはしら」と濁らない。


sakura 駅前の桜が咲いている




beer 生ビール(中)(570円)

駅から歩いて昼食へ。行くつもりだったお店は今日は休業だった。気を取り直して別のお店に入り、タブレットから麦酒を注文する。アテの生姜が旨い。


長崎ちゃんぽん(820円) ぎょうざ(5個)(300円)




麵はこんな感じ♪

いただきます。ちゃんぽん、そして餃子に麦酒なんて旨いに決まっている。餃子は近年は酢胡椒で食べているのだが、このお店では餃子用のマヨネーズが出てきた。試してみると旨い。柚子胡椒もあってまた旨い。ちゃんぽんのスープは飲み干してしまう。ごちそうさまでした。いいお昼でした。


リンガーハット 松戸八柱店 (千葉県松戸市日暮)


sakura 駅に戻って来た

天気がよければ花見にいいが、生憎の雨模様。さて昨日3月31日は新京成電鉄新京成線を乗り納めてきたが、本日4月1日には京成電鉄松戸線に変わっている。松戸線開業おめでとうございます。昨日は一往復以上しっかり乗ったので今日は少しだけ乗ってみよう。


自動券売機


運賃表

京成電鉄北総鉄道芝山鉄道の各駅が掲出されている。


自動券売機の画面には京成線

もう新京成ではないのだなと思う。PCで入力していて神経性の候補を見る事もないのか。


改札口 京成松戸線のりば

乗車券を自動改札に投入して入場。プラットフォームに降りる。



京成津田沼松戸行普通列車(6両編成)が出発。



松戸千葉中央行普通列車(6両編成)がやって来た。乗車する。


metro 松戸線で八柱を出発symbol6


新京成電鉄本社 (くぬぎ山-北初富)

入口には新京成電鉄株式会社の社名が掲げられていたが取り外されている。昨日見掛けた時に撮影しておけばよかった。SNSを見ると昨日の明るいうちに撤去されたようである。


京成電鉄 松戸線 普通列車 [8800形] (新鎌ヶ谷)

新京成線改め松戸線で新鎌ヶ谷に到着。下車する。いずれ車両の塗装も新京成電鉄から京成電鉄のものに変更されるようである。


metro 松戸線で新鎌ヶ谷に到着symbol6

松戸線 普通 八柱(14:27)→新鎌ヶ谷(14:39) 8814-6 運賃190円


改札口


自動券売機

誰か傘をお忘れかな。


乗車券 八柱 ▶ 京成線 190円区間

無効印を貰い開業初日の切符を記念に持ち帰る。新京成線は全線乗ったけど、松戸線は八柱新鎌ヶ谷間のみの乗車。乗りつぶしで全線を乗り直すべきか。千原線は乗り直したし。新京成線改め松戸線の駅の側には北総鉄道北総線の駅がある。駅ピアノがあり心地よい音色が聞こえてくる。北総線の駅は京成電鉄成田空港線の駅でもあり、特急〔スカイライナー〕、アクセス特急の列車が停車する。




東武鉄道 野田線 急行列車 [80000系] (新鎌ケ谷)

京成電鉄松戸線、成田空港線、北総鉄道北総線、そして東武鉄道野田線と多くの路線が集まるが、京成グループの駅を離れて野田線の駅へ。自動改札をSuicaで入場。プラットフォームへ降りる。今年春に導入されたばかりの新型車両が入って来た。大宮船橋行急行列車(5両編成)に乗車する。


metro 野田線で新鎌ケ谷を出発symbol6


車内には「たのしーと」


東武鉄道 野田線 急行列車 [80000系] (船橋)

急行列車は新鎌ケ谷を出ると途中駅は全て通過。終着の船橋に到着。下車する。船橋からはJR東日本総武本線などで帰った。


metro 野田線で船橋に到着symbol6 いずれも令和7年4月1日撮影

野田線 急行 新鎌ケ谷(14:53)→船橋(15:02) 82503 IC運賃209円


新京成電鉄 新京成線

2025-03-31 23:00:00 | 鉄道

京成バス 千葉ウエスト

令和7年3月31日月曜日。駅前のバス停を見るとバス会社の名前が変わっている。



明日、4月1日より松戸新京成バスは京成バス千葉ウエストと社名を変更するのだそう。


松戸新京成バス 新松戸線 6系統 (新松戸駅)






松戸新京成バス 新松戸線 6A系統 (新松戸駅)



車体の現在の社名をめくると新社名が出てくるんだろうなと思う。バス会社は社名の変更だが、親会社の鉄道の方は合併するので法人としては無くなってしまう。線路が廃止となる訳でもないが最終日に乗って来ようと思う。

【追記】バス会社も複数が合併するので松戸新京成バスが存続会社なのかは未確認。


JR東日本 常磐線 普通 1330S列車 [東京地下鉄16000系] (新松戸)


metro 常磐線で新松戸を出発symbol6


のりかえ/Transfer
常磐線(快速) Jōban Line (Rapid)
上野東京ライン Ueno-Tōkyō Line
新京成線 Shin-Keisei Line


上の二つは一緒だろというのはさておき、三つ目の新京成線は今日までである。


JR東日本 常磐線 普通 1330S列車 [東京地下鉄16000系] (松戸)

3月15日より車掌さんが乗らなくなった常磐緩行線。


metro 常磐線で松戸に到着symbol6

常磐線 普通 1330S 新松戸(13:50)→松戸(13:58) 東京地下鉄16008 IC運賃167円


案内はすでに京成線と変わっている…


常磐線・新京成線乗り換え改札


案内表示の上に貼り付けて隠してある

新京成線に乗り換えるなら、このままSuicaPASMOなどの交通系ICカード1枚で乗り換え出来る。しかし最終日なので紙の乗車券を購入して乗ってみようと思う。Suicaで出場して券売機へ。


新京成線 きっぷうりば




新京成線 定期券うりば

有人の出札口は定期券うりばとなっている。


自動券売機




乗車券 松戸 ▶ 新京成線 280円区間

全線乗っても運賃280円と安い。乗車前に駅舎から出てみる。


新京成電鉄 新京成線 松戸駅JR東日本 常磐線 松戸駅《東口》(千葉県松戸市松戸)

松戸駅は工事中である。


ここもすでに変更されている…


新京成電鉄 新京成線 松戸駅 改札口

乗車券を自動改札に投入して入場する。


プラットフォームの様子

新京成電鉄のピンク色から変更されている。


新京成電鉄 新京成線 普通列車 [8800形8808編成(千葉線直通色 復刻塗装電車)] (松戸)

先発する列車が混雑していたので10分後に出発する列車を利用する。


車内の様子


さんぴん花茶600mi(170円)を買って来た♪

NewDaysの九州沖縄フェアで購入出来る。


1本列車を見送る



10分後の松戸千葉中央行普通列車(6両編成)に乗車。この列車も混み合ってきて出発する。いつもの新京成線の車内とは違う客層の乗客が多い。自分は地元で時々利用しているからいつもの乗客という事でいいね。


総武本線と交差、銚子方を望む (新津田沼-京成津田沼)


京成電鉄 千葉線 普通列車 [8800形8808編成(千葉線直通色 復刻塗装電車)] (京成津田沼)
※松戸-京成津田沼間は新京成電鉄新京成線。

京成津田沼にて新京成電鉄から京成電鉄の乗務員さんに交代して千葉線に入ってゆく。今日までは二つの鉄道会社の直通運転だが、明日4月1日には新京成電鉄京成電鉄と合併する。今後は松戸から千葉中央に行く京成電鉄の列車という事になる。合併後は路線名は新京成線から松戸線に変わる。


metro 新京成線で京成津田沼に到着symbol6

新京成線 普通 松戸(14:20)→京成津田沼(15:04) 8808-1 運賃280円




列車は千葉中央へ…


乗車券 松戸 ▶ 新京成線 280円区間

乗車券は無効印を押してもらい記念に持ち帰る。ただ押印するだけでなく、乗車券を機械に通して何らかの処理をしている。よく見ると小さな穴が穿たれている。


改札口

改札は新京成電鉄京成電鉄と同じである。明日からはどちらも京成電鉄だが。


自動券売機


京成電鉄 本線 京成津田沼駅新京成電鉄 新京成線 京成津田沼駅《北口》
(千葉県習志野市津田沼)

今度はSuicaで入場する。


6番線の先には車止め

5番線は新京成線と千葉線の直通運転が出来る。


千葉線から直通列車が5番線に入って来た


新京成電鉄 新京成線 普通列車 [8800形] (京成津田沼) ※京成津田沼-千葉中央間は京成電鉄千葉線。

千葉中央松戸行普通列車(6両編成)に乗車する。


metro 新京成線で京成津田沼を出発symbol6




桜咲く沿線 (初富-鎌ケ谷大仏)


新京成電鉄 新京成線 普通列車 [8800形] (初富)

列車は初富に到着。下車する。


metro 新京成線で初富に到着symbol6

新京成線 普通 京成津田沼(15:19)→初富(15:41) 8811-1 IC運賃230円


自動券売機と改札口


新京成電鉄 新京成線 初富駅 (千葉県鎌ケ谷市中央)

遅くなったがお昼を食べに行こう。




野田線に沿って南下する




生そばウエスト 鎌ケ谷店 (千葉県鎌ケ谷市道野辺本町)

ウエストさんに到着。入店する。


beer 生ビール(490円)

千葉県内の船橋で醸した麦酒で喉を潤す。実に旨い。サービスのお蕎麦を揚げたのにもよく合う。


高菜の葉巻おにぎり 1皿(300円) 牛肉うどん(730円) 単品-ごぼう天(120円)


ごぼう天♪


牛肉♪


麵はこんな感じ♪

七味を投入していただきます。麵は柔らかめ。肉やごぼう天と食べると一層旨い。お腹が空いていたので高菜を巻いたおむすびも。美味しかった。ごちそうさまでした。いいお昼でした。



ウエストさんは福岡県福岡市博多区が本社。最近よく利用するSさんは福岡県北九州市小倉南区が本社。どちらか近くにあればいいのだが。気軽に行くには電車賃がね。




東武鉄道 野田線 鎌ケ谷駅《東口》 (千葉県鎌ケ谷市道野辺中央)

ウエストさん最寄りの鎌ケ谷駅に到着。


東武鉄道 野田線 普通列車 [60000系] (鎌ケ谷)

船橋行普通列車(6両編成)に乗車する。


metro 野田線で鎌ケ谷を出発symbol6




津田沼は閉店したが船橋にはイトーヨーカドーがあった (新船橋-船橋)


東武鉄道 野田線 普通列車 [60000系] (船橋)

列車は終着の船橋に到着。下車する。


metro 野田線で船橋に到着symbol6

野田線 普通 鎌ケ谷(16:47)→船橋(16:57) 66606 IC運賃209円


車止め

船橋は野田線の終点である。


東武鉄道 野田線 船橋駅 改札口 (千葉県船橋市本町)

東武鉄道野田線とJR東日本総武本線の船橋駅は隣接しているが、京成電鉄本線の京成船橋駅は少しだけ南側に離れている。商業施設の中を通路が通っており、快適に移動出来る。


京成電鉄 本線 京成船橋駅《東口》 (千葉県船橋市本町)



船橋に来たのには訳がある。京成電鉄新京成電鉄は合併するけれど、まだ別会社である。連絡乗車券が発売されているので、その切符で京成電鉄新京成電鉄と乗って今日は終わりにしよう。


自動券売機


「京成津田沼経由新京成線」を選択


松戸まで(450円)購入




乗車券 京成船橋から450円
[京成津田沼] ➡ 新京成線 280円区間

連絡乗車券で自動改札より入場する。夕方で帰宅する旅客で混雑する。最初に来た成田空港行の快速の車内は混雑していたので、次の列車にする。京成上野京成臼井行普通列車(8両編成)に乗車。


metro 本線で京成船橋を出発symbol6


京成電鉄 本線 普通列車 [3000形] (京成津田沼)

千葉線と新京成線に接続する京成津田沼に到着。下車する。方向幕は「うすい」ではないのか。


metro 本線で京成津田沼に到着symbol6



京成津田沼松戸行普通列車(6両編成)に乗車する。たぶん上の写真の右の列車。乗り換えでバタバタしていたのでよく覚えていない。


metro 新京成線で京成津田沼を出発symbol6


総武本線と交差、東京方を望む (新津田沼-京成津田沼)


新京成電鉄 新京成線 普通列車 [8800形] (くぬぎ山)


metro 新京成線でくぬぎ山に到着symbol6

新京成電鉄の本社所在地。往路で車窓から建物の正面に社名が見えたので駅から写真が撮れないかとくぬぎ山で降りたが、プラットフォームからでは無理だった。下車して撮りに行くにも、松戸までの連絡乗車券には「下車前途無効」と書かれている。改めて切符を買い直してもいいけど、そこまでしなくてもいいかな。


この建物の正面を撮りたかった


乗務員さんはこちらの建物へ


新京成電鉄 新京成線 普通列車 [8800形] (くぬぎ山)

京成津田沼松戸行普通列車(6両編成)に乗車。新京成電鉄新京成線で最後に乗る列車となった。


metro 新京成線でくぬぎ山を出発symbol6


新京成電鉄 新京成線 普通列車 [8800形] (松戸)

終着の松戸に到着。下車する。もう新京成線に乗る事はない。


metro 新京成線で松戸に到着symbol6

本線 普通 京成船橋(17:18)→京成津田沼(17:25) 3020-2
新京成線 普通 京成津田沼(17:29)→くぬぎ山(17:57) 8802-1
新京成線 普通 くぬぎ山(18:05)→松戸(18:20) 8814-6
◆京成船橋-松戸間の運賃450円


車内には鏡が設置されている


車止め


松戸駅に戻って来た

これまでありがとうございました。新京成電鉄新京成線が京成電鉄松戸線となっても引き続き利用するでしょう。


乗車券 京成船橋から450円
[京成津田沼] ➡ 新京成線 280円区間
いずれも令和7年3月31日撮影

連絡乗車券には無効印を押してもらい記念に持ち帰った。

ドライブインみちしお 貝汁

2025-03-30 21:00:00 | たべる

JR九州 鹿児島本線 門司港駅 (福岡県北九州市門司区西海岸)

令和7年2月22日土曜日。福岡県北九州市門司区に来ている。九州へ来てまだ三時間も経っていないが、乗りつぶしの目的は果たせたので本州へ戻ろうと思う。本当は福岡県で一泊してゆっくりして、福岡空港(FUK RJFF)から成田国際空港(NRT RJAA)へのLCCで戻りたかったが、三連休のせいか運賃が思ったより高い。そして福岡県での宿泊料金が高い。365日同一価格のHOTEL AZさんでは空室が見つからなかった。新幹線の方が安くて時間に融通が利くので復路も利用する。宿の方は東に向かいながら宿泊料金を割高に感じない街で泊まる。門司港駅到着時に出札口で購入しておいた[九]北九市内発の乗車券を自動改札に投入して入場。かつての門司駅(現門司港駅)よりかつての大里駅(現門司駅)に向かう。その前に見てゆくところが。


関門連絡船通路跡

国道198号を通った時に坂で高くなっていたところの下部だ。


地上の国道198号の様子



関門連絡船の生涯
本州と九州を結ぶ輸送機関として、明治34年5月に発足した関門連絡船は、およそ半世紀にわたってその使命を果たした。
最盛期の昭和16年には、下関丸、長水丸、豊山丸などの新鋭船を擁し、1日平均53往復して、年間約880万人(1日平均2万4000人)を輸送する活況を呈した。
しかし、昭和17年関門海底トンネルが開通、同19年にはトンネルが複線化され、さらに33年の関門国道トンネル開通により、昭和38年には利用客わずか40万人に減少した。
これらの時代の流れと世の中の変遷により、関門連絡船はそれまでの本州と九州を結ぶ輸送の幹線動脈としての使命を失い、ついに昭和39年10月31日午後10時40分門司桟橋発の最終便を最後に、その63年にわたる栄光の歴史を閉じた。
この通路は、当時、駅から桟橋までの約100mを結んだものである。(説明版より)

ちなみに下関釜山とを結ぶ関釜連絡船は4年後の明治38年開業。戦時中の昭和20年には運航は途絶えた。昭和45年に関釜フェリーが開業して航路が復活している。



〈旧監視孔〉
詳細は不明ですが、ここは戦争末期、軍の命令で設置された渡航者の監視所跡です。
門司港は、外国航路寄港地の為、関門連絡船の通路は、戦時下の不審者を監視する絶好の場所でした。
監視孔は反対側にもあり、内部が分かりにくい構造で、横に入り口を塞いだ跡があります。
(説明版より)



下関から連絡船で到着した体で列車に乗っていこう。実際はこれから下関へと向かう。






鹿児島方を望む

鹿児島本線は門司港鹿児島間の路線だったが、平成16年に九州新幹線新八代鹿児島中央間が開業するのに伴い八代川内間が廃止され、第三セクターの肥薩おれんじ鉄道に移管されて肥薩おれんじ鉄道線が開業している。熊本県と鹿児島県とに跨るが県別に別会社とはなっていない。平成元年に門司港から鹿児島の一駅手前の西鹿児島(現鹿児島中央)までの急行〔かいもん〕のB寝台を利用。急行は寝台特急と比べて停車駅が多く、その度に目が覚めてよく寝られなかった。


JR九州 鹿児島本線 区間快速 4131M列車 [813系R2211編成+R2301編成] (門司港)

門司港羽犬塚行区間快速列車(6両編成)に乗車。車内はクロスシートではなかった。


metro 鹿児島本線で門司港を出発symbol6




関門海峡を望む (門司港-小森江)

かつての大里駅、今の門司駅の手前で資さんうどん大里店が車窓に見える。門司駅で下車して行った事がある。しかし今は[九]北九州市内発の乗車券を使用中で北九州市内の駅では途中下車出来ない。いや今日はうどんは食べない。


JR九州 鹿児島本線 区間快速 4131M列車 [813系R2211編成+R2301編成]
(門司)

門司港(旧門司)より門司(旧大里)に到着。下車する。


metro 鹿児島本線で門司に到着symbol6


門司区マスコットキャラクター じーも


鹿児島本線より山陽本線に乗り換える


JR九州 山陽本線 普通 5156M列車 [415系Fo1521編成] (門司)
※門司-小倉間は鹿児島本線。

常磐線小倉下関普通列車(4両編成)に乗車。常磐線が415系からE531系に置き換えられてから随分経つ。415系は直流・交流(50Hz)・交流(60Hz)の三電源に対応しているそう。


metro 山陽本線で門司を出発symbol6


乗車券 [九]北九州市内 ➡ 新松戸(13,790円)

門司港で購入した乗車券。途中の徳山までは在来線経由としている。小倉から新幹線に乗る場合は運賃13,750円と異なる。新下関博多間を含む乗車券は新幹線か在来線か指定して購入する。在来線を選び関門隧道を抜けて九州・福岡県より本州・山口県、豊前国より長門国に入る。


JR九州 山陽本線 普通 5156M列車 [415系Fo1521編成] (下関)

関門海峡を越えて終着の下関に到着。下車する。


metro 山陽本線で下関に到着symbol6

鹿児島本線 区間快速 4131M 門司港(11:23)→門司(11:30) クモハ813-2211
山陽本線 普通 5156M 門司(11:39)→下関(11:46) モハ415-1521

下関で途中下車する。自動改札機でも途中下車出来るが有人窓口で途中下車印を貰い出場する。


JR西日本 山陽本線 下関駅《東口》 (山口県下関市竹崎町)

郵便局へ行き、ゆうちょATMを利用する。そろそろ持ち合わせが少なくなってきた。


釜山門


国道9号と下関駅を望む

駅に戻り途中下車した乗車券で有人改札より入場する。




JR貨物 電気機関車EF210形4号機 〔ECO-POWER桃太郎〕 (下関)

側線には電気機関車が。桃太郎(EF210形)は直流用なので九州まで行けない。関門隧道は交直流の金太郎(EH500形)が牽引する。


JR西日本 山陰本線 普通 860D列車 [キハ47形] (下関) ※幡生-下関間は山陽本線。

山陰本線に入る気動車(ディーゼルカー)が出発を待っている。山口県内の山陰本線は非電化。


クチ

は広島支社、クチは新山口支所から。中国統括本部が出来て中クチと変わるようである。広島鉄道管理局のに馴染みがあるのに。広ヒロもなくなるのか。



下関小串行普通列車(2両編成)に乗車する。隣の幡生までは山陽本線を走る。一駅だけ気動車に乗って進んでみようと思う。クロスシート、昔ながらのボックス席に腰掛ける。


metro 山陰本線で下関を出発symbol6 ※幡生-下関間は山陽本線。

下関を出発。複線電化の山陽本線を気動車が走る。何だか車内が臭う。何か臭いのきつい食品?を持ち込んでいる客がいるようだ。車内は高校生らで混雑しているのに生徒さん方が気の毒だ。


JR西日本 山陰本線 普通 860D列車 [キハ47形] (幡生) ※幡生-下関間は山陽本線。

列車は山陰本線の分岐する幡生に到着。下車する。臭いから解放される。


metro 山陰本線で幡生に到着symbol6 ※幡生-下関間は山陽本線。


列車は京都方面へ(京都まで行く訳ではない)

山口県内の山陰本線では令和5年の大雨で被災。現在も人丸滝部間が不通となっている。代行バスが長門市小串間で運転されている。幡生でも途中下車しようと駅舎に向かう。無人駅ではないが駅員さんの姿は見えない。係員不在時間帯があって朝夕しかおられないようだ。駅員さんが不在でも自動改札機で途中下車出来る。しかしJR西日本の自動改札で何回か途中下車すると出場出来なくなる。それで下関では有人改札を利用した。JR東日本の自動改札では何度改札機を通ろうが問題ないが、JR各社で設定が違うのだろう。自動改札で出場出来なくなっても切符は有効である。それでもこの先どこかの駅で不意に自動改札の扉が閉まるのは嫌なので幡生での途中下車は止めておく。JR西日本の自動改札で三回くらいは途中下車出来る説がある。みどりの券売機(指定席券売機)と近距離券売機が見える。駅舎内にベンチがあるので座って次の列車を待ちたかった。駅舎内で改札内の風の当たらない場所で立って待っている。プラットフォームにもベンチがあるが吹きっさらしである。そろそろプラットフォームへ向かう。


山陰本線の線路

枕木に犬釘などでレールが固定されている。


山陽本線の線路

PC枕木にボルトで固定してある。バラストの盛りもいい。


下り列車が出てゆく


JR西日本 山陽本線 普通 3330M列車 [115系N-08編成] (幡生)

上り列車も入って来た。後方の幡生操車場には門司方よりEH500形の牽引する貨物列車が。EF210形に付け替えるのだろう。下関岩国行普通列車(4両編成)に乗車する。下関でこの列車が出発するまで待っておればよかったが、先に出る山陰本線の気動車に乗りたかったのだ。臭いには参ったが。


metro 山陽本線で幡生を出発symbol6


広大な干拓地を望む (小月-長府)

線路はかつての海岸線付近を通っているが、国道2号小月バイパスは干拓地を通過する。


カップヌードルの工場が (埴生-小月)


木屋川を渡る

上流側には国道2号の旧道だった山口県道33号下関美祢線、新幹線の橋梁が見える。国道2号小月BPは下流側を通っている。松屋トンネルを抜けて下関市より山陽小野田市に入る。


JR西日本 山陽本線 普通 3330M列車 [115系N-08編成] (埴生)

列車は幡生から埴生に到着。下車する。


metro 山陽本線で埴生に到着symbol6

山陰本線 普通 860D 下関(12:03)→幡生(12:08) キハ47-1071 ※幡生-下関間は山陽本線。
山陽本線 普通 3330M 幡生(12:36)→埴生(12:57) クハ115-3008


山陽オートレース場 (山口県山陽小野田市埴生赤松)

駅からはオートレース場が見える。跨線橋を渡り駅舎へ向かう。予想はしていたが無人駅となっていた。簡易改札機が設置されている。ICOCAエリアの駅であり交通系ICカードは利用可。しかし紙の乗車券の出場には対応していない。有効な乗車券を所持しているのだからこのまま出場すればいいと思うが、改札付近にインターホンが設置してある。一応途中下車する旨を伝えるべきか。取り合えず呼び出してみる。なかなか繋がらない。ようやくオペレータさんと繋がる。カメラに乗車券を見せて途中下車する旨を伝える。券面を確認して貰い無事に出場する。応対された方は上方の言葉であった。遠方(大阪府?)の方に余計な仕事を増やしてしまったかなと思う。インターホンがなければ防犯カメラに乗車券を示して無札でないとアピールしながら出場したのだが。


出札口は塞がれている

近距離の券売機が1台あり交通系ICカードへのチャージは可能。みどりの券売機はない。


改札口

この簡易改札機は入場時には乗車券の投入が出来るが、出場時の投入口がない。他の駅での話だが列車を降りた客が切符を持って困惑するのを見掛けた。使用済みの切符は回収箱に投入するのである。


JR西日本 山陽本線 埴生駅 (山口県山陽小野田市大字埴生字角野)

山陽小野田市と言う長い市名になっているが、平成17年に旧小野田市と厚狭郡旧山陽町が合併して発足した市。旧山陽町も昭和31年に旧厚狭町と旧埴生町とが合併して発足した町である。


駅頭の様子

オートレース場への連絡通路が見える。埴生で途中下車したのはオートレース目的ではない。かつて競馬はしていたが、競輪、競艇を含めて他はやった事がないのでよく判らない。




雪の降る中を目的地に向けて歩き出す


貨物列車が行く (埴生-小月)


国道2号厚狭・埴生バイパス

暫定2車線で開通しているが、4車線分の用地が見える。


国道190号に突き当たる

山口県山口市の岡谷交差点を起点に、吉敷郡旧阿知須町(現山口市)、宇部市、山陽小野田市(旧小野田市・旧山陽町)を経て下関市に至る国道。上の写真は山口市・宇部市方面を望む。


下関市方面を望む

この先で国道2号厚狭・埴生BPと合流する。同バイパスの開通前はここが国道2号だった。


旧国道2号(現在は国道190号編入区間)を下関方に歩いて目的のお店に到着

以前、車で訪れた事のあるドライブイン。今回初めて公共交通機関と徒歩でやって来た。


beer 生ビール(600円)

三連休初日の午後1時半。少し入店待ちをして席に案内される。座席のタブレットでさっそく注文する。帰国して最初の酒類。やっぱり日本の麦酒は旨い。水郷日田で醸した麦酒だろう。


焼魚定食(1,000円) タコぶつ(550円)

帰国して最初の食事。焼き魚とか、こうゆうのでいいんだよ。焼き魚や刺身で飲む麦酒は実に旨い。前回は車で来たので飲めなかったので、駅から歩いてくる事を考えていたのだ。このドライブインの名物が貝汁。隣の席の人と少し話をしたが、貝汁の味が思っていたのと違ったそう。関東かどこか東の方の人だろうか。でも美味しいと言って貝汁お持ち帰りを購入されていた。山口県だと貝汁はこんな感じで慣れ親しんだ味。いいお昼でした。ごちそうさまでした。


ドライブインみちしお (山口県山陽小野田市大字埴生)




長閑な道を歩いて駅に戻ります

本場開催のようでオートレース場からはエンジン音が聞こえてくる。


駅に帰って来た



この時間は列車は1時間に1本。約2時間後の列車に乗る頃合いで戻ってきた。入場する。


JR貨物 貨物列車 [EF210形168号機牽引] (埴生)




JR西日本 山陽本線 普通 3334M列車 [115系N-04編成] (埴生)

〔シティ電車〕が来た。下関岩国行普通列車(4両編成)に乗車する。 (つづく)


metro 山陽本線で埴生を出発symbol6
いずれも令和7年2月22日撮影

門司港レトロ観光線

2025-03-28 05:00:00 | 鉄道

平成筑豊鉄道 北九州銀行レトロライン「潮風号」 門司港レトロ観光線 普通 1列車
[DB10形牽引+トラ70000型客車] (九州鉄道記念館)

令和7年2月22日土曜日。福岡県北九州市門司区に来ている。門司港外浜間の鹿児島本線支線(JR貨物)とその先には田野浦公共臨港鉄道(北九州市)の貨物線が続いていたが、貨物列車の運転は終了。JRの貨物線を北九州市が買い取り、平成21年に門司港レトロ観光線 が開業している。施設は北九州市が所有して平成筑豊鉄道が運行する上下分離方式。この路線を乗らないと平成筑豊鉄道の全線に乗った事にならない。土曜日・日曜日・祝日を中心に運転される。土曜日の朝に下関に着いたのでこの列車に乗るために門司港にやって来た。門司港駅に隣接するが門司港レトロ観光線の駅は九州鉄道記念館駅。運賃は300円均一。出札口で「1日フリー乗車券」(600円)を購入。往復する予定である。ちなみに交通系ICカードで乗車券が購入出来る。無人駅は無理かな。知らんけど。自動改札・簡易改札はないので各駅でタッチしての利用は出来ない。


車止め

今の線路は鹿児島本線とは繋がっていない。それでは九州鉄道記念館関門海峡めかり行普通列車(2両編成)に乗車する。自由席である。




トラ70000型車内の様子

客車は以前は島原鉄道(長崎県)を走っていたトロッコ車両。そして牽引するのは以前は南阿蘇鉄道(熊本県)を走っていたディーゼル機関車である。




団体で指定席になる事もあるそう






へいちくキャラクター「ちくまる」


命名権により「北九州銀行レトロライン」の愛称がある

山口銀行(山口県下関市)の九州内の店舗を継承して北九州銀行(福岡県北九州市)が発足するまでは「やまぎんレトロライン」の愛称だった。


metro 門司港レトロ観光線で九州鉄道記念館を出発symbol6




桟橋通り踏切・国道198号と交差 (九州鉄道記念館-出光美術館)


第一船溜りが見えてきた

そして雪が降っている。釜山廣域市や慶尚南道では降らなかった。南にある九州で雪を見るとは。




跳ね橋のブルーウィングもじが上がっている


metro 出光美術館に停車symbol6

始発の九州鉄道記念館から出光美術館まで0.5キロ。終点まで行って2.1キロである。日本一短い、日本一遅いとの案内が放送である。短いの方は異論があろうが、速度は時速15キロでなるほど遅い。車窓を楽しみながらの観光列車なのでゆっくり走るのはいい。国鉄貨車を改造したトロッコ車両で速度も出せないのかも知れないが、このくらいの速さでちょうどいい。芸備線の備後落合付近の徐行の方が余程鈍足に感じる。


関門橋を望む (出光美術館-ノーフォーク広場)


第二船溜まり


metro ノーフォーク広場に停車symbol6

ノーフォーク広場の名称は北九州市の姉妹都市、米国ノーフォーク市 Norfolk, Virginia から。地図で場所を確認したら隣に Portsmouth があるのでポーツマス条約が締結されたところかと思ったが、それは Portsmouth, Virginia ではなくPortsmouth, New Hampshire だった。


釣り船が見える (ノーフォーク広場-関門海峡めかり)


和布刈トンネルに入る


トンネル内では幻想的な車内に…






トンネルを抜けると終点は近い


平成筑豊鉄道 門司港レトロ観光線 普通〔潮風号〕 1列車
[DB10形牽引+トラ70000型客車] (関門海峡めかり)

トロッコ列車は終着の関門海峡めかりに到着。下車する。これで門司港レトロ観光線の乗りつぶし終了。同時に平成筑豊鉄道全線の乗りつぶしも成った。


metro 門司港レトロ観光線で関門海峡めかりに到着symbol6

門司港レトロ観光線 普通 1レ 九州鉄道記念館(10:00)→関門海峡めかり(10:10) トラ702
◆「1日フリー乗車券」600円 ※参考 九州鉄道記念館-関門海峡めかり間の運賃300円


線路は先に伸びている

並行する道路を通って先に行った事があるが途中に踏切もあった。列車の車庫があるのだそう。


機関車が前後に連結されている

機回し不要の為だろう。機回し線もないし。プッシュプルでもKTXのように高速運転はしない。


平成筑豊鉄道 門司港レトロ観光線 関門海峡めかり駅 (福岡県北九州市門司区門司)

当駅が九州最北端の駅だそう。最南端の指宿枕崎線西大山駅(鹿児島県)へは車で行ったが鉄道で訪れた事はない。後日の事だが、3月15日に根室本線東根室駅(北海道)が廃駅となった事で日本の東西南北端の駅を全て利用した事になった。この達成方法は本意ではない。

最東端:根室本線 根室駅(北海道根室市)
最西端:沖縄都市モノレール線 那覇空港駅(沖縄県那覇市)
最南端:沖縄都市モノレール線 赤嶺駅(沖縄県那覇市)
最北端:宗谷本線 稚内駅(北海道稚内市)





折り返し九州鉄道記念館行は10分後に出発する。乗りつぶしは終わったので帰ってもいいが、折角なので付近を散策する。関門橋まで行ってみよう。


客車が展示されている


オハフ33形

旧型客車。内部はカフェに改装されている模様。知らんけど




電気機関車 EF30 1号機



海の側なので塩害か。錆が目立つ。若松駅側でボロボロになっていた蒸気機関車のようにならなければよいのだが。そちらは昨年とうとう解体された。


瀬戸内海・周防灘を望む


対岸の本州・山口県下関市が近い


海岸沿いに関門橋へ




曲がり角から車が出てくるように、船が突然出てきた


カメリアライン〔MAGNA〕(5,403t)

カメリアラインの運航するコンテナ船。昨夜は釜山港で出航前のカメリアライン〔ニューかめりあ〕(19,961t)を見掛けたが、コンテナ船も運行しているのだ。後日コンテナ船動静案内で確認。

釜山発 2月21日 23:00(実際の時刻 23:42)
門司着 2月22日 10:00(10:42) 門司発 2月22日 14:00(16:00)
中関 BLANK SAILING
徳山着 2月22日 21:00(22:30) 徳山発 2月23日 01:00(02:18)
広島着 2月23日 08:00(09:30)


関門海峡を抜けて瀬戸内海・周防灘へ

昨夜釜山を出て門司のコンテナターミナルに向かうところ。〔ニューかめりあ〕は日本船籍で福岡が母港だったが、〔MAGNA〕はバハマ船籍 Bahamas で母港はナッソー Nassau


門司埼灯台 (福岡県北九州市門司区門司)

初点は大正15年7月。


和布刈神社 (福岡県北九州市門司区門司)

関門海峡に面した和布刈神社に到着。お参りする。毎年旧暦の元日には和布刈神事が行われる。未明の干潮時に神職が海に入り、松明の灯りの中わかめを刈り取り、神前に供え、航海の安全、豊漁を祈願するのだそう。和布刈は「めかり」と読む。








関門自動車道 関門橋(1,068m)

関門海峡最狭部の早鞆瀬戸は火ノ山下潮流信号所付近海岸(下関市)から門司埼(北九州市)までの岸線間距離約650m。



上空には高速道路の関門橋が架かり、海底下には国道2号関門隧道(3,461m)が通る。関門橋は昭和48年開通。関門隧道は昭和33年開通。鉄道の関門隧道の昭和17年開通よりも後となる。


関門トンネル人道入口(下関)が見える

有料道路関門トンネルには車道の他に人道も設けられている。車道の通行料金は普通車160円、軽自動車等110円などとなっているが、人道は歩行者無料。軽車両・原付は20円。


海上保安庁 巡視艇 PL87〔いまり〕(1,500t)

唐津海上保安部(佐賀県唐津市)の船艇。




橋を見上げる


和布刈神社






関門トンネル人道入口(門司) (福岡県北九州市門司区門司)

関門トンネルの人道はエレベータでここに出てくる。トロッコ列車でここへ来て、海底トンネルを歩いて下関へ渡って、船で帰って来る。そんな周遊の出来る「関門海峡クローバーきっぷ」(600円)が発売されており、門司港レトロ観光線(運行していない時は西鉄バス)、サンデンバス、関門汽船が各1回ずつ利用出来る。国道2号、関門自動車道、新幹線(昭和50年開通)はすべて最狭部の早鞆瀬戸を通過しているが、在来線の隧道は南西に離れた箇所を通っている。




海上保安庁 20メートル型巡視船 CL84〔きよかぜ〕(23t)

門司海上保安部(福岡県北九州市)の船艇。


火ノ山下潮流信号所 (山口県下関市みもすそ川町)



早鞆瀬戸の潮流の状況が表示されている。…東流・玄界灘から周防灘の方へ流れる潮流。…傾向・今後、流速が速くなる。写真にないが流速もノットで表示される。




満珠島・干珠島 (山口県下関市)

写真左の陸に近い島が干珠島、右の沖合の島が満珠島だと思ったが、定かではないとする説もある。神功皇后が三韓征伐の際に住吉大神より授かった潮干珠(しおひるたま)、潮満珠(しおみつるたま)を海に返すと二つの島になったという伝説がある。忌宮神社(山口県下関市)の飛び地境内で原生林の覆われており、国の天然記念物に指定されている。


関門海峡めかり駅に帰って来た




平成筑豊鉄道 門司港レトロ観光線 普通〔潮風号〕 3列車
[DB10形牽引+トラ70000型客車] (ノーフォーク公園-関門海峡めかり)

和布刈トンネルを抜けて列車がやって来た。





折り返しとなる関門海峡めかり九州鉄道記念館行普通列車(2両編成)に乗車する。ちなみに門司港レトロ観光線にはこの編成しかなく、起点と終点の間を往復している。交換設備も要らない。


「1日フリー乗車券」(600円)

有料なのにフリー(無料)とは此は如何に。九州鉄道記念館駅の出札口の案内に往復乗車券はなかった気がするので往復分のお値段のこの切符を購入した。後日ウェブサイトを見ていると「北九州銀行レトロライン「潮風号」きっぷ」(500円)があり、こちらも1日乗り降り自由だそう。山口FGのキャッシュカードなどを提示すると購入可。グループのヒロソー(広島相互銀行→広島総合銀行→現もみじ銀行)のキャッシュカードは持っているのだが随分使ってなくてどこにあったか判らない。


metro 門司港レトロ観光線で関門海峡めかりを出発symbol6


銀釜に別れを告げる (ノーフォーク公園-関門海峡めかり)

後継のEF81の銀釜も定期運用終了だとか。




和布刈トンネルに入る




第二船溜まり (出光美術館-ノーフォーク広場)


出光美術館に停車

何かイベントをやっている。今日は三連休の初日である。


第一船溜まり (九州鉄道記念館-出光美術館)


旧門司税関を望む

明治45年竣工。昭和2年に新庁舎へ移転すると民間に払い下げられる。昭和20年6月29日の米軍による空襲で税関は屋根を失う。戦後は倉庫として使われていたが、建築当初の面影もないほどに荒廃。北九州市が取得して平成3年から4年の歳月をかけて建物の復元がされ、往年の姿を取り戻したそう。


大阪商船ビルを望む


平成筑豊鉄道 門司港レトロ観光線 普通〔潮風号〕 4列車
[DB10形牽引+トラ70000型客車] (九州鉄道記念館)

九州鉄道記念館に戻ってきた。下車する。


metro 門司港レトロ観光線で九州鉄道記念館に到着symbol6

門司港レトロ観光線 普通 4レ 関門海峡めかり(11:00)→九州鉄道記念館(11:10) トラ702
◆「1日フリー乗車券」利用 ※参考 関門海峡めかり-九州鉄道記念館間の運賃300円


DB102




平成筑豊鉄道 門司港レトロ観光線 九州鉄道記念館駅 (北九州市門司区西海岸)

次の列車を待つ多くの人達が列を作っている。一番列車は空いていたが人気のある列車だったのだ。


駅頭の様子 いずれも令和7年2月22日撮影

駅前ロータリー?は門司港駅とのおもやいになっている。では乗りつぶしを終えて本州に戻る。
(つづく)


門司港へ

2025-03-22 20:00:00 | 鉄道

JR西日本 山陽本線 下関駅《東口》 (山口県下関市竹崎町)

令和7年2月22日土曜日。釜關フェリー〔星希〕で帰国。山口県下関市の下関港国際ターミナルより下関駅まで歩いてきた。EH500形の牽引する貨物列車の通過を見て日本に帰って来たなと思う。



先日、お昼に見た時には閉まっていた出札口(みどりの窓口)は開いており混雑している。下関駅は特別企画乗車券「ジャパン・レール・パス」の受取箇所・引換箇所になっている。釜山からフェリーで到着した訪日外国人観光客の利用は多いのだろう。出札口(みどりの窓口)にもみどりの券売機・みどりの券売機プラス(指定席券売機)にも目もくれずに、Suicaで自動改札より入場する。下関駅はICOCAエリアSUGOCAエリアとの境界にある。交通系ICカードでどちらのエリアも利用出来るが、両エリアを跨っての利用は出来ない(定期券を除く)。また下関駅に到着した場合、乗車したエリアによって出場する改札機が異なる。入場はどの改札機からでもよいとの事。


プラットフォームに上がる


門司方より常磐線列車が到着する


JR九州 山陽本線 普通 5137M列車 [415系Fo1510編成] (下関)

折り返し下関小倉行普通列車(4両編成)。下関JR西日本JR九州との境界駅。JR九州の列車に乗車する。関門隧道を通り本州と九州とを結ぶ。山陽本線は直流電化だが鹿児島本線は交流電化(60Hz)。交直流電車の415系が走る。


metro 山陽本線で下関を出発symbol6


本州本土より彦島に渡る (下関-門司)

関門隧道の出入口は彦島にある。


関門隧道(3,614m)に入る

関門海峡の海底下を通る関門隧道は昭和17年開通。今走っている下り線の隧道が先に開通。昭和19年に上り線の隧道(3,604m)が開通している。


JR九州 山陽本線 普通 5137M列車 [415系Fo1510編成] (門司) ※門司-小倉間は鹿児島本線。

関門隧道を抜けて本州・山口県より九州・福岡県、長門国より豊前国に入る。地上に出ると直流電化と交流電化の間の死電区間があり車内の照明が消える。交流になったところで駅に到着。下車する。


metro 山陽本線で門司に到着symbol6

門司は山陽本線の終点。鹿児島本線に乗り換える。


JR九州 鹿児島本線 普通 2326M列車 [813系R001編成] (門司)

荒尾門司港行普通列車(9両編成)に乗車する。813系のトップナンバーだ。


metro 鹿児島本線で門司を出発symbol6


車窓には関門海峡 (門司港-小森江)




JR九州 鹿児島本線 普通 2326M列車 [813系R001編成] (門司港)

列車は終着の門司港に到着。下車する。


metro 鹿児島本線で門司港に到着symbol6

終着駅の雰囲気たっぷり。


車止め

門司港は鹿児島本線の起点である。


Suicaで自動改札より出場する

山陽本線 普通 5137M 下関(8:25)→門司(8:31) クハ411-1610
鹿児島本線 普通 2326M 門司(8:36)→門司港(8:44) クハ813-1
◆下関-門司港間の運賃280円


出札口(みどりの窓口)・観光案内所

旧一・二等待合室が出札口になっている。一等も二等も利用しないが、三等(現在の普通車)の切符を買ってゆく。福岡県から帰るのにLCCをよく利用するが、思ったよりも運賃が高かったので復路も新幹線を利用する。東京九州フェリーも考えたが、二日連続の船中泊は止めておく。今日は陸で眠りたい。途中下車してゆくので乗車券のみ購入。営業キロが201キロ以上となるので「門司港発」ではなく「北九州市内発」の乗車券となる。運賃計算は小倉から。たまたま運賃計算キロは変わらない。


出札口の方は駅員さんとお客さんがおられるので、まだ無人の観光案内所の方を写す


REFRESHMENTS 西洋料理 喫茶所
 UP STAIRS.


大正3年竣工の木造駅舎の二階にはみかど食堂があり、昭和56年まで営業していたそう。平成31年には創建当時の姿に復原され食堂も復活していたが、残念ながら令和5年に閉店されたそう。


こちらが旧出札口か

端には自動券売機が設置されている。








改札口

駅は大正時代でも自動改札機は設置されている。


STARBUCKS COFFEE 門司港駅店

旧三等待合室には珈琲店が入っている。


JR九州 鹿児島本線 門司港駅 (福岡県北九州市門司区西海岸)

大正3年竣工の木造駅舎は重要文化財。他の重文の駅舎は東京駅(東京都千代田区)のみ。




この左の部分が旧一・二等待合室か


駅頭の様子




JP門司港ビル(旧門司郵船ビル) (福岡県北九州市門司区港町)

昭和2年竣工の郵船ビル。こちらはコンクリート造のオフィスビルとなっている。


平成筑豊鉄道 門司港レトロ観光線 九州鉄道記念館駅 (北九州市門司区西海岸)

門司港駅に隣接して平成筑豊鉄道の駅がある。昨年、伊田線・糸田線・田川線の三線区を乗りつぶしてきたが、もう一線区が残っていた。それが門司港レトロ観光線。「北九州銀行レトロライン 門司港レトロ観光列車 潮風号」が土曜日・日曜日・祝日を中心に運転されている。今日は土曜日。しかし時刻表を見るとまだ時間が早すぎるようだ。


北九州市旧大阪商船 (福岡県北九州市門司区港町)



大正6年竣工の大阪商船ビル。現在は北九州市が所有している。


門司港より関門海峡を望む


春風海運〔春幸〕(851t)

見覚えのある船が停泊している。今朝、釜關フェリー〔星希〕が下関に入港する際に押していたタグボートだ。門司からやって来ていたのか。


関門汽船 関門連絡船

船名は確認出来ず。下関・唐戸と門司港とを5分で結んでいる。国鉄関門航路は昭和39年に廃止されたが、今も関門間を船で渡る事が出来る。


旧大連航路上屋 (福岡県北九州市門司区西海岸)

昭和4年竣工。大連航路など国際航路のターミナルだったそう。


岸壁より関門海峡を望む

風が強くて寒い。


対岸は山口県下関市


唐戸付近


下関市立しものせき水族館 海響館付近

ちなみに海響館は改修工事に伴い、令和6年12月1日より令和7年夏頃まで休館中。


海峡ゆめタワー(153m)


下関港・本港地区を望む


釜關フェリー〔星希〕(16,875t) (下関港)

遠すぎてハッキリ撮れない。


関門自動車道 関門橋(1,068m)


門司海保の船艇

手前は小型巡視艇CL07〔はやぎく〕(27t)。しかし港湾で一人写真を撮っているのも不審である。27年前に釜山に行った時にはガイドブックに港湾とか鉄道とか撮影禁止のような事が書いてあり撮影は控えていた。今回はガイドブックも持たずに出掛けたので、現在の事情は知らない。


この先に国道198号・国道199号の起点がある


港湾合同庁舎前交差点

特に標識は見られないが、ここが国道198号及び国道199号の起点。写真は国道199号終点北九州市八幡西区方面を望む。門司区を起点に小倉北区、戸畑区を経由し、洞海湾を若戸大橋で渡って若松区に入り、八幡西区で国道3号交点の日吉交差点が終点となる。


門司港湾合同庁舎 (福岡県北九州市門司区西海岸)

門司税関や第七管区海上保安本部などが入居する。七管は福岡県、佐賀県、長崎県、大分県及び山口県西部を管轄。瀬戸内海は広島県広島市にある第六管区海上保安本部の管轄だが、山口県東部まで。担当区域の地図を見ると山口市以東が六管で、宇部市以西が七管となっている。関門海峡をはじめ国境に近い対馬も七管の管轄である。


国道198号を終点方面へ

国道198号は門司区内で完結する約600mの路線。日本で三番目に短い国道。山口県岩国市内で完結する国道189号も単独区間360mと短いが、国道188号との重用区間が2.5kmもあるので順位は下がる。二番目に短いのは東京都港区で完結する国道130号で482m。そして一番短いのは兵庫県神戸市中央区で完結する国道174号で187.1m。以前は約940mあったそうだが、終点となる国道2号が経路変更で起点に近い南側に移動。残った区間が187.1mだそう。


途中の路面が高くなっている

この下に関門航路の桟橋と駅とを結ぶ地下通路があった。タモさんは地下に降りていたな。


駅に戻って来た

まだ鹿児島本線には乗らない。国道198号を進む。


平成筑豊鉄道 門司港レトロ観光線 回送列車 (九州鉄道記念館-出光美術館)

国道の途中に踏切があり列車がゆっくりと走って行く。


北九州市旧門司三井倶楽部 (福岡県北九州市門司区港町)

三井物産の社交倶楽部として大正10年に竣工。大正11年にはアルベルト・アインシュタイン博士ご夫妻が滞在されている。但し当時の建物は現在地ではなく少し離れた山間の住宅地の門司市谷町にあった。戦後に国鉄、国鉄清算事業団と所有が変わり、その後北九州市に無償譲渡。平成2年に解体されて平成6年に移築完成している。今はレストランが営業している。


旧三井物産門司支店 (福岡県北九州市門司区西海岸)

昭和12年竣工のオフィスビル。昭和28年に国鉄に売却。門司鉄道管理局などとなった。昭和62年よりJR九州北九州本社。JR貨物九州支社も入っていた。平成13年まで使用された後、解体の方針だったが北九州市が取得している。旧JR九州本社ビル。


国道198号のおにぎり

しかし道路標識にはその先の国道199号が案内されている。


国道3号交点の桟橋通り交差点が国道198号の終点 いずれも令和7年2月22日撮影

あとちょっとで国道189号全線走破(約600m)だったが、この時は何も考えず交差点まで行かなかった。まあ車で通った事があるからいいか。 (つづく)