旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

釜山で一泊

2025-03-07 15:00:00 | 

古縣バスターミナル (慶尚南道巨濟市古縣川路)

西紀2025年2月20日木曜日。慶尚南道巨濟市の古縣に来ている。これから釜山へと向かう。


乗車券 巨濟(古縣) ➡ 釜山西部(沙上) (₩9,000)

出札口で「釜山西部まで」と言うと「沙上?」と確認されるので頷く。釜山の沙上以外の便もある。


釜山直通 (沙上)(新平驛)(金海空港)


新興客運(古縣バスターミナル)


欧州のような横長のナンバープレート

事業用は横長でも地名が入るのか。ではバスに乗車。運転士に切符を渡し、返ってきた半券を見て指定の座席に腰掛ける。やはり窓のカーテンが引かれている。



古縣BTを出発。往路とは違う道を通り、なかなか自動車専用道路に入らない。巨濟島内の他の停留所にも停車する。乗客あり。往路は沙上を出ると古縣まで止まらなかったが、復路は途中の停留所に止まる便なのだ。


往路は通らなかった入江の車窓を楽しむ








ようやく自動車専用道路に流入

巨加大橋へと向かう。本線料金所をかなりの速度で通過。日本のETCのようなバーは無いそう。


巨濟島をあとにする


巨濟島から一本目の橋を渡り猪島へ


二本目の橋を渡り大竹島へ

猪島と大竹島の間に慶尚南道釜山廣域市との境がある。




二本目の橋を渡って大竹島からは海底トンネルに入る


海底トンネルを抜けて加德島へ



地図を見ると加德島は埋め立てで本土と陸続きとなる箇所があるが、バスは橋梁で本土に渡る。一般道となりウトウトするうちに沙上の近くまで来ていた。


新興客運(釜山西部バスターミナル)

終着の釜山西部BTに到着。下車する。

新興客運 古縣(巨濟)(15:10)→釜山西部(沙上)(16:25頃) 3228 運賃9,000ウォン




沙上驛には地下鉄以外の路線もある


2両編成のライトレールが高架線を走る


釜山都市鐵道 釜山-金海輕電鐵 沙上驛 (釜山廣域市沙上區廣場路)

ここ釜山廣域市沙上區の沙上驛と慶尚南道金海市の加耶大驛とを結ぶ。途中の空港驛では金海國際空港(PUS RKPK)に連絡する。



出発前にバスターミナル付近の地図を見ていたらもう一つ駅があった。地下鉄は西暦1999年開業、ライトレールは西暦2011年開業だが、西暦1921年開業の沙上驛もある


KORAIL 京釜線 沙上驛 (釜山廣域市沙上區廣場路)

開業は100年以上前だが、検索したところ新駅舎は西暦2022年から供用されているようだ。


사상역 Sasang Station 沙上驛


駅舎内の様子


発着するのは僅か6.5往復の列車のみ

ITX-マウム以外はムグンファ号が停車。順天行が3本。木浦ソウル東大邱大田行が各1本。釜田行が4本、釜山行が2本である。ちょっと乗ってみたいけれどすぐに出発する列車はない。KTXなどが走る別線の京釜高速鐵道が開通したからといって、かつての大幹線の京釜線の本数がこんなに少ないのではない。多くの列車が沙上を通過するダイヤなのだ。駅舎は新しいのにもったいないと思う。運賃は釜山まで2,600ウォンと地下鉄よりも高い。地下鉄を使えという事か。


プラットフォームへの自動扉は閉じられている

KORAILの改札は廃止されたという話なのでちょっとプラットフォームに出てみようと思ったが、自動扉の前に行っても開かず、自動音声が流れる。もちろん何を言っているか判らないが注意されている気もする。まあ列車に乗らないのにプラットフォームに行かれても困るだろう。


プラットフォームへはいわゆる構内踏切を渡る

27年前にここをセマウル号で通過したのかと思う。当時は非電化だったが今は電化されている。


사상 Sasang 沙上

今回の旅行ではKORAILには乗らずじまい。巨濟島にご飯を食べに行くのが目的だった。


駅頭の様子

ライトレールの高架が伸びる。






釜山都市鐵道 釜山交通公社 2號線 沙上驛 (釜山廣域市沙上區沙上路)

バスターミナルに隣接する地下鉄駅に戻ってきた。自動改札よりTmoneyで入場する。


metro 2號線で沙上を出発symbol6


ホームドア越しに列車を見る (西面)


metro 2號線で西面に到着symbol6

西面で2號線から1號線に乗り換える。


metro 1號線で西面を出発symbol6


metro 1號線で中央に到着symbol6

釜山驛の次の中央で下車する。自動改札よりTmoneyで出場する。

2號線 沙上(16:53)→西面(17:07) 2012
1號線 西面(17:13)→中央(17:26) 1216
◆沙上-中央間のIC運賃1,800ウォン


釜山都市鐵道 釜山交通公社 1號線 中央驛 (釜山廣域市中區中央大路)

以前は中央洞という駅名だったそう。27年前に乗り降りはないが列車で通っている。駅を出て警察署や消防署を見ながら北へ向かう。少し釜山驛の方へ戻る感じ。




東横INN釜山中央駅 (釜山廣域市中區中央大路)

今日の宿に到着。海外で日系のホテルを利用するのは初めてである。チェックインしようとする先客数名は皆日本人だった。他の日本人を見るのは今朝の釜山港以来かも知れない。料金はホテルのサイトから59,000ウォン。朝食は無料。フロントでは日本語で事足りるので楽である。カードキーを貰いエレベータで客室へ。扉を開けようとするが鍵が開かない。フロントに戻り鍵が開かない旨を話してカードキーに何らかの処理をしてもらう。こうした異常時にも日本語で済むので楽である。いや、最初から不具合がなければ問題ないのだが。再び客室前に戻りカードキーを使うと開いた。


客室の様子



まるで日本のホテルにいるよう。実に落ち着く。水のペットボトル1本はサービスか。


客室からの眺め

港が見える。




今朝乗ってきた関釜フェリー〔はまゆう〕

今夜、下関に向けて出港する。釜山に宿泊せずに同じ船で帰国する行程も可能だが、さすがにゆっくりしたい。ちなみに火曜日に往復予約した時点で今夜の下関行の便の2等は満席だった。


見慣れぬコンセント

日本とは形状が異なる。電圧は220Vで商用電源周波数は60Hz。


日本のコンセントも設置

電圧は100Vで商用電源周波数は60Hz。西日本と同じである。このホテルを選んだのは日本のコンセントがあるから。台湾だと電圧110V商用電源周波数60Hzでコンセントの形状も同じなので気にしない(製品によっては変圧器必要)。さっそくカメラの電池を充電する。


トイレも温水洗浄

なお歯ブラシセット、髭剃りは当地の法令により無償提供中止となっている。ロビーの自動販売機で販売しているそうだが、今回は歯ブラシと練り歯磨きを日本から持参している。


PEPSI COLA 355ml(₩1,800)

チェックイン前にホテル隣のコンビニエンスストアGS25で購入。支払いにTmoneyが使える。ペプシを飲んで寛ぐ。お値段は単純に1円10ウォンで考えたら180円だが、今朝両替したレートから計算すると202円24銭8厘もする。地下鉄やバスの運賃が安いので気付かなかったが物価が高いのか。


tv テレビではNHKワールド・プレミアムの視聴が可能

27年前に釜山のホテルに泊まった時はスピルオーバーで衛星第1テレビジョン、衛星第2テレビジョンが視聴出来た。このホテルでは日本語チャンネルはワールド・プレミアムのみ。中国語はCCTV、英語はどこだったか忘れたが、外国語は三つのチャンネルのみだったと思う。明日の天気予報を見ると釜山は最高気温6℃最低気温-4℃だが、ソウルは最高2℃最低-8℃ともっと寒い。哈爾濱に至っては最高-11℃最低-23℃と一日中氷点下二桁と想像も出来ない。釜山はまだ暖かいのか。


sun 晴山さんのお天気を見て…



台北で見ているとニュースが終わっても午後6時半と夕食にはまだ早い感じだが、釜山では時差なく午後7時半でいい時間である。快適なホテルから出掛ける。




KORAIL 京釜線 釜山驛 (釜山廣域市東區中央大路)

釜山驛まで歩いてきた。途中に上海門があり中華街のようだが今日は中華料理はいいでしょう。昼ご飯は食堂で食べたので夜は軽いものでいいでしょう。LOTTERIAに入る。気になっていた商品があるので買ってゆく。7-Elevenにも立ち寄り麦酒とお茶を買ってゆく。


ホテルに戻り実食


클래식치즈버거 Classic Cheese Burger チーズバーガー(₩5,300)

美味しいチーズバーガー。日本のロッテリアにも久しくいっていないので違いが判らない。そういえば日本の方はロッテHDからゼンショーHDの子会社になっていた。


気になっていたのはこちらのハンバーガー


리아불고기 Ria’s Bulgogi ブルゴギバーガー(₩4,800)


いただきます♪

これもなかなか美味しいハンバーガー。しかしハンバーガー二つで10,100ウォン。計算すると1,134円83銭6厘といいお値段となった。


CASS Light 355ml(₩2,250)

普通のアサヒスーパードライに対してドライクリスタルのような感じを求めて購入したが、プリン体・糖質ゼロのような味で好みではなかった。普通のCASSを買って来ればよかった。そういえばオリオンビールの500ml缶が置いてあった。うちの方では350ml缶しか置いてないのに。


녹차350ml(₩1,200)

茉莉花茶(ジャスミン茶)を探すが見当たらない。玉蜀黍のイラストのお茶は何種類もある。仕方がないので緑茶と思われるペットボトルを購入。ハングルが読めないので賭けである。飲んでみると緑茶だった。砂糖も入っていない。


sun 斉田さんのお天気を見て…

ローカルの時間帯は首都圏のニュースが流れていた。


客室より夜景を望む いずれも西紀2025年2月20日撮影

シャワーを浴びてスッキリする。なおホテルのテレビでYouTube等の動画は見られない。今日は船中泊で疲れているしもう寝る事にする。客室には目覚まし時計がない。モーニングコールの案内もない。台湾のホテルでは目覚ましどころか時計もなかったので、目覚まし時計は持参していたのだが、暫く海外に出掛ける事もなく目覚まし時計も壊れたのでそのままにしていた。午後9時過ぎに寝れば朝には起きるでしょう。フェリーの2等(寝台)とは違い、気持ちのよいホテルの寝台で就寝した。
(つづく)

ジニの食堂

2025-03-03 23:55:00 | たべる

舊助羅港 (慶尚南道巨濟市一運面舊助羅里)

西紀2025年2月20日木曜日。慶尚南道巨濟市の舊助羅港に来ている。



ここ最近見たような風景である。


そして、腹が減った…

店を探そう。


このお店は…

茶番はこれくらいにして、今年1月10日より公開の『劇映画 孤独のグルメ』のロケ地にやって来た。ネタバレになるといけないので話の筋は書かないが、それでもという方はこの記事は見ずに先に映画をご覧下さい。ロケされてお店がどこにあるのか調べてみると公共交通機関だけで行けそうである。しかしバスについて調べようにもハングルでよく判らない。大手検索サイトの地図に表示されるバス路線を頼りに、乗り換え場所の地名だけ叩き込んでやって来た。バスの本数は多そうなので問題ないだろう。沙上古縣舊助羅の地名だけで何とかなった。さて時刻は12時台なのだがお店はひっそりしている。もしやお休みではと思ったが、扉を開けて声を掛けるとお店の方が応対してくれた。営業しているようだ。日本語は通じないようだが「映画のお店ですね」と言って靴を脱いでお店に上がる。他の客はいない。孤独のグルメである。正式に入国したから食べ終わるのを待つ人もいない。


ゴロウさんの座っていた席へ

座布団を敷いて座る。実に落ち着く。異国にいる事を忘れてしまう。


メニューはハングル表記のみ

異国にいる事を思い出す。メニューは読めないけど映画と同じものを注文するのに「ファンテ」というと通じた。27年前に料理名だけでも判るようにしようと思ってハングルの読みを覚えようとしたが結局そのままとなった。しかし麥酒(麦酒)は読める。実は船酔いの影響で胃の方はまだ本調子ではないが、無事に目的のお店を訪問出来た事を祝して注文する。


ロケの時の写真かな


お水が来ました


맥주 麥酒(₩4,000)

HiteのコップにCassビール。アサヒのコップで麒麟麦酒を飲むかの如し。小さな食堂感があって実にいい。ここでも王冠をコンコンして開栓する。麦酒瓶が透明なのが気になる。


いただきます♪

沢山の小皿料理をアテに麦酒を飲む。どれもこれも実に旨い。白キムチは久しぶりに食べた。入国後に初めて口にする料理がこれらである。飲み物もここへ来るまでは日本から持参の水とお茶のみだったので、入国後初めて麦酒を飲んだ。


황태해장국 ファンテヘジャンクク(₩8,000)

ご飯と料理が運ばれてきた。


湯気が立ちレンズが曇るのでフーフーして撮影する



干しダラのスープで、玉子、豆もやし、葱、玉葱などが入っているのか。知らんけど。


干しダラ

二日酔いの時に飲むスープという事だったが、船酔いの後にも最適であった。他の客はいないし、お店の人も奥におられるから飯椀を持ってご飯を食べても構わないだろうが、ある程度ご飯が減ったらスープの中に投入する。小皿料理からも適当なものを投入して雑炊のように匙ですくって食う。年配のおかみさんが時々出てきてはキムチなどの小皿やご飯のおかわりはどうか気にかけてくれる。実に温かいお店である。今日は船酔いの影響もあるのでおかわり無しでいい。おかわりを断りつつも小皿も含めて完食した。当地のおもてなしの流儀からするとおかわりを出さず完食されるのはよくないのかも知れないが、こちらの残さず食べたいという希望を通させてもらった。いいお昼ごはんだった。ごちそうさまでした。「美味しい」と「ありがとう」ぐらいしか知っている言葉はないが気持ちは伝わったと思いたい。今日は映画のメニューを選んだが、船酔いがなければもっと海鮮を食べたい。


진이네식당 ジニの食堂 (慶尚南道巨濟市一運面舊助羅里)


映画のポスターが


店頭で魚を干している

それをゴロウさんが見ているような配置で。映画の日本公開は1月10日だったが、当地では3月19日公開というので、それまでにお店を訪れてみたのだ。平日とはいえ貸切となるとは思わなかった。



【釜山驛から舊助羅への交通手段】

釜山都市鉄道 釜山交通公社 1號線(地下鉄) 釜山驛 ➡ 西面
釜山都市鉄道 釜山交通公社 2號線(地下鉄) 西面 ➡ 沙上
◆IC運賃 ₩ 1,800.
慶原旅客 高速バス 釜山西部バスターミナル(沙上) ➡ 古縣バスターミナル (巨濟)
◆運賃 ₩ 9,000.
世日交通 4000番 古縣バスターミナル ➡ 舊助羅・水晶
◆運賃 ₩ 1,500.


遊覧船の出る観光地できれいなお手洗いも設置してある

麦酒を飲んでお手洗いが近くなっても大丈夫。




舊助羅の終点のバス停、수정 水晶

수정の漢字が判らなかったが、近くの山の名前から水晶でいいと思う。間違えていても悪しからず。帰りのバスの時間が判らないが、取り合えず舊助羅の集落が望める場所に行ってみる。


狭い路地を抜けて…

他人の家の裏や畑の側を通る。登り坂に息が切れる。


規模は違うが、函館のような陸繋島に見える


舊助羅海水浴場


舊助羅港








舊助羅鎭城という山城への途中、天道虫のベンチで引き返す





バス停には時刻表も運賃表もない。二次元コードを読み取れば何か判るのかも知れないが、そのような代物は持ち合わせていない。あったとしてもハングルが読めない。


魚市場かな










世日交通 22番 古縣バスターミナル行き (舊助羅・水晶)

電気バスがやって来て折り返す。トロリーバスには桑港と黒部で乗った事があるが、架線から集電しない電気バスは初めて。バスに乗り読取部にTmoneyをタッチする。始発から乗ったのは自分だけ。



始発から乗ったけど、次の停留所の方がジニの食堂さんに近い。バス停名にはやはり수정(水晶)とある。大して離れてないのでどちらで乗り降りしても構わない。


お店の前を通り過ぎる…


車窓の海が素晴らしい



映画を見るまで巨濟島の事は知らなかったが、また観光で訪れて見たくなった。映画を見なければメニューがハングルのみの食堂に入る事も無かったろう。おかげ様でいい旅が出来ている。帰りのバスも途中の停留所からの乗車で混み合ってきた。往路が4000番、復路が22番で系統が違うが、22番は自動車専用道路に入らずに細かくお客さんを拾ってゆく。所要時間は伸びるが運賃は少し安い。ウトウトするうちに終着の古縣バスターミナルに到着。降車口の読取部にTmoneyをタッチして下車。


世日交通 22番 (古縣バスターミナル)

世日交通 22番 舊助羅・水晶(13:54頃)→古縣バスターミナル(14:49頃) 運賃1,450ウォン


巨濟島の地図


路線図はあるがハングルのみでハードルが高い… いずれも西紀2025年2月20日撮影

それでは釜山に戻る。 (つづく)


巨濟島へ

2025-03-02 23:55:00 | 

KORAIL 京釜線 釜山驛 (釜山廣域市東區中央大路)

西紀2025年2月20日木曜日。釜山廣域市の釜山驛に来ている。




自動券売機


Domestic Card Only

日本で発行されたカードは使えないのか。


出札口

窓口もあります。しかし今日はKORAILには乗らない。


KORAIL 京釜線 釜山驛 (釜山廣域市東區中央大路)

こちらが西口にあたる正面。27年前にソウルからセマウル号でやって来たが、大きく様変わりしている。4時間以上かかったが食堂車もあり楽しかった。KTXでは2時間台でソウル釜山間を結ぶそう。


27年前はこの辺りにあったホテルに泊まったが跡形もない


釜山都市鐵道 釜山交通公社 1號線 釜山驛 (釜山廣域市東區中央大路)

先ずは地下鉄を利用する。27年前にも乗車したので初めてではない。




Tmoney(₩4,000)

27年前にはなかったICカード。これも時代でしょう。駅の案内のおば…女性に尋ねるとCUで売っているそう。駅構内にキヨスクのような売店があり購入してくる。ICカードは予めチャージされていない。いくら入れれば適当か判らないが駅の機械で10,000ウォンをチャージ。自動改札よりTmoneyで入場する。1,600ウォンが差し引かれる。


27年前にはなかったホームドアが設置されている (釜山驛)

列車の写真が撮れんなあ。


metro 1號線で釜山驛を出発symbol6

混雑しており車内では立っていたが、空いてきたところで腰掛ける。次の停車駅を案内するLTD表示はハングルと英文のみ。どこかの鉄道のように四言語もダラダラと表示しない。乗り換え駅などでは中国語に続いて日本語の案内放送が流れる。


ここも列車はよく見えず… (西面)

列車は西面に到着。下車する。


metro 1號線で西面に到着symbol6

西面は司馬遼太郎さんの紀行文に出てくるので地名は知っている。しかし今日は1號線から2號線に乗り換えるのみ。27年前には2號線は開通していなかった。


2號線では漢字の駅名も…

1號線より2號線の方が空いていた。さっそく腰掛ける。放送の駅名を聞き、各駅の駅名標の見て漢字を把握する。釜岩伽倻東義大開琴冷井周禮甘田。駅名標の漢字の表示がもう少し大きければと思う。


2號線もホームドア (沙上)

列車は沙上に到着。下車する。


metro 2號線で沙上に到着symbol6

1號線 釜山驛(8:56)→西面(9:06) 1021
2號線 西面(9:12)→沙上(9:27) 2619
◆釜山驛-沙上間のIC運賃1,800ウォン


自動改札


回転するバーが付いている

これを自分で押して回しながら通過するのが面倒くさい。


こちらのゲートは自動で開閉する

自動改札よりTmoneyで出場する。200ウォンが差し引かれる。運賃は距離に応じて1,600ウォンと1,800ウォンの二段階。ICカードの運賃は乗車券を購入するより100ウォン安くなっている。


釜山都市鐵道 釜山交通公社 2號線 沙上驛 (釜山廣域市沙上區沙上路)



地下鉄から高速バスに乗り換える。




商業施設の中を抜けて…


釜山西部バスターミナル (釜山廣域市沙上區沙上路)

ハングル表記しかないが、大きな荷物の人について行くとバスターミナルだった。


出札口

商業施設もある大きなバスターミナル。目的地までの切符を購入する。日本語で「巨濟島古縣まで」(発音は「コジェとうのコヒョンまで」)と言うと問題なく買えた。


乗車券 釜山西部 ➡ 古縣(巨濟) (₩9,000)

英文では BUSAN SASANGGEOJE (GOHYEON)とあり、漢字にすると釜山沙上巨濟(古縣)となる。座席番号があり指定席のようだ。出発するプラットフォームへ向かう。


中文(簡体字)で「古县

」は「」、日本の常用漢字で「」である。日本語でなくとも漢字は助かる。


慶原旅客 (釜山西部バスターミナル)

釜山沙上」「古縣」という事がハングルで掲げられている。運転士に切符を渡し、半券を戻されて指定の座席に着席する。窓側の席である。


高速バスの座席

何故か夜行バスのようにカーテンが引かれている。車窓は見たいので自分のところだけ開ける。定刻にバスは出発する。




洛東江の左岸を南下する


対岸の金海國際空港(PUS RKPK)へ着陸する航空機

金海空港というから慶尚南道金海市にあると思っていたが、旧金海郡に建設されたから金海空港。空港を含む地区は金海市ではなく釜山直轄市に編入されて、現在は釜山廣域市となっている。


乙淑島大橋で洛東江を渡る

洛東江の河口の中州、乙淑島を経由する。高速道路に入ったのかと思ったが、料金所があり地上に戻る。日本のETCに相当する Hi-Pass というシステムがあるそうだが、なかなかの速度で料金所ブースを通過する。


巨大なコンテナ埠頭を見ながら島嶼へ


加德島の料金所を通過


巨濟 Geoje 37km

休憩所へのランプが分岐するが、バスは立ち寄らない。そして海底トンネルに入ってゆく。


トンネルを抜けると橋梁で海を渡ってゆく

なかなか風光明媚である。


2本の橋が架かり、1本目の橋を渡り釜山廣域市より慶尚南道に入る


2本の橋の間にある猪島


2本目の橋を渡り…


巨濟島に上陸する

釜山廣域市と慶尚南道巨濟市とを結ぶ巨加大橋。個別の橋名を知りたかったが、検索してもよく判らなかった。北備讃瀬戸大橋、南備讃瀬戸大橋のように紹介したかったが、ひとまとめで瀬戸大橋というように、ここは巨加大橋とだけ案内させてもらう。島に入ってからも海が見えるが、通路を挟んで反対側の車窓。自動車専用道路らしき信号機のない道路は終わり、バスは一般道を古縣へと向かう。


慶原旅客 (古縣バスターミナル)

釜山西部バスターミナルから途中の停留所はなく、終着の古縣バスターミナルに到着。下車する。

慶原旅客 釜山西部(10:00)→古縣(巨濟)(11:06頃) 6011 運賃9,000ウォン




古縣バスターミナル (慶尚南道巨濟市古縣川路)

高速バスから市内のバスに乗り換える。ターミナル内に観光案内所があり巨濟市の地図を貰う。高速バスは現金で切符を購入したが、市内のバスはTmoneyが使えるそう。巨濟市は濟州島に次ぐ大きさの巨濟島と付近の島々から成る。巨濟島に鉄道駅はないけど、ここが中心駅のように思える。巨濟島における主邑なのだろう。構内には駅そばならぬ、おでん屋が2店も出ておりいい匂いが漂う。




バスの待ち時間に付近を散策


大量の鳥が!



活気のある街。造船の島だそうで、長崎とか尾道のような感じなのか。


4000番のバスを待つ


このバスかなと思い写真を撮っていた


日本の形式に似たナンバープレート

慶尚南道慶南のハングル表記から始まっている。近年は欧州の形式に似た横長のプレートが登場しており地名は入らない。地名を見るのが好きなのに。


世日交通 4000番 舊助羅行き (古縣バスターミナル)

4000番のバスが入って来た。全然関係ないバスをナンバーまで取っていた。バスに乗り読取部にTmoneyをタッチする。前面展望の席に腰掛ける。バスターミナルを出発。市街地を走って行く。各停留所での乗降は多い。自動車専用道路に入りトンネルで島の東側に抜ける。


車窓の海がきれいだ

リアス式なのか湾に面して集落があり、山越えをして次の湾に面した集落へ行く感じ。大勢が乗っていたバスも集落で降りてゆく。


目的地の集落が見えてきた

地図で確認していた目的のお店の前を通過。最寄りの停留所で降りればいいが、降車ボタンがよく判らず、次の終点まで乗車した。


世日交通 4000番 (舊助羅・水晶) いずれも西紀2025年2月20日撮影

降車口の読取部にTmoneyをタッチして下車する。終点まで乗っていたのは数名だった。
(つづく)

世日交通 4000番古縣バスターミナル(11:40)→舊助羅・水晶(12:19頃) 運賃1,500ウォン


関釜フェリー〔はまゆう〕

2025-03-01 15:00:00 | 

下関港国際ターミナル (山口県下関市東大和町)

令和7年2月19日水曜日。山口県下関市に来ている。今日はフェリーに乗船する。


下関港国際ターミナル  Shimonoseki Port International Terminal

その前にセブン-イレブンで水やお茶など買ってくる。




海峡ゆめタワー(153m) (山口県下関市豊前田町)


関釜フェリー 〔はまゆう〕(16,187t) (下関港)

船名〔はまゆう〕は下関市の市の花「ハマユウ」から。東京九州フェリーにも〔はまゆう〕(15,515t)が就航するが、横須賀市の市の花「ハマユウ」から。漢字では「浜木綿」。関釜フェリー、東京九州フェリーの他、新日本海フェリー阪九フェリーもSHKライングループの会社である。S:新日本海フェリー、H:阪九フェリー、K:関釜フェリーの頭文字である。






全体が撮れないので模型でも


きっぷ売場

切符はウェブサイトから予約購入、決済しているが、ここで乗船券を発券して貰う。また運賃以外にも支払わなければならない。午後3時に窓口が空くのを待つ。


乗船券 BOARDING PASS SHIMONOSEKI ➡ BUSAN(9,120円)

切符を発券して貰った。2等運賃が9,000円のところインターネット割引で6,300円となり、前日までに決済している。これとは別に燃油サーチャージ1,200円、国際観光旅客税1,000円、下関港港湾施設使用料620円。合計2,820円を窓口で支払う。支払いは現金のみ。


HAMAYUU SHIMONOSEKI

乗船手続きは午後3時から6時までで実際の乗船は6時半くらいだったか。3時間以上待合室で待つ。最初はベンチも空いていたが乗船時刻が近づくと席は埋まり混み合ってきた。日本語の会話は聞こえない。待合室のテレビでは山口局の総合が映っており、日本語はそこくらいか。待つ間にお茶は飲み干してしまったのでもう一度セブン-イレブンに行ってくる。ジャスミン茶(茉莉花茶)、沖縄で言うさんぴん茶が欲しい。国際線の航空機と違ってペットボトルなどの持ち込みに制限はない。お茶とお菓子を買ってターミナルに戻ると乗船の列が伸びていた。席は指定されているので急ぐ気はない。空いたペンチに座り山口局ローカルのニュースを見る。そろそろ乗船の列に並ぶ。先ずは出国審査。これから海外へ行く。列の中から上方の言葉が聞こえるが手元の旅券を見ると日本ではない。無事に7年振りの出国を果たす。旅券にはKANMONの文字が。下関港を含む関門港である。これで千葉県の新東京国際空港→成田国際空港(NRT RJAA)、東京都の東京国際空港(羽田)(HND RJTT)以外からの出国となる。山口県人として山口県からの出国は感慨深い。山口県、長門国を出発。


下関 ↔ 釜山



〔はまゆう〕に乗船し、朝鮮半島の釜山を目指す。


2等(寝台)の様子





2等寝台と2等で値段が変わる訳ではなく、どちらも2等運賃で利用出来る。それなら寝台を希望。


屋外の甲板に出てみる



乗船はしたがまだ出航時刻ではない。


はまゆう乗船記念

関釜フェリーオリジナルキャラクターの「かん太」と「ぷうちゃん」だそう。



先ずはレストランへ。自動券売機で食券を購入する。列の前のご婦人方がYouTubeでフェリーの動画を見て平気そうだから乗ったみたいな話をしている。自分もいくつかの動画を見て参考にしたが、ご婦人はどの動画をご覧になったのだろう。


アサヒ瓶ビール(500円)

王冠の付いた状態で提供されるので、久しぶりに栓抜きでコンコンしてから開栓する。まだ港に停泊したままだが、船上で飲む麦酒は旨い。


カレーライス(800円) キムチ(100円) ※スープとサラダはカレーライスに付きます。

日本の船にいるうちから目的地の料理はやめておこうと思うがキムチくらいはいいでしょう。麦酒のアテに。フェリーでカレーと麦酒。船上での食事は実に旨い。ごちそうさまでした。










食事を終えて出航を待つ


19時40分、岸を離れる…

定刻は19時45分出航だが、少し早く出航した。


海峡ゆめタワー(153m)


関門自動車道 関門橋(1,068m)


福岡県北九州市・門司港付近


寒いので屋内に戻る


酒類の自動販売機

船内では免税となるので麦酒が安いみたいな話があったが特に安い訳ではない。レストランで1本飲んだのでもう飲まないけど。


タバコの自動販売機

煙草を喫む習慣がないので判らないのだが、こちらは安くなっているのかな。


ジョージア テイスティ(140円) モナ王(200円)

自動販売機で食後のデザートを購入。


いただきます♪

自動販売機用で小振りだが旨い。そしてコーヒーは甘い。


小倉付近、皿倉山も見える これまで令和7年2月19日撮影

もう寝台で就寝する事にする。ウトウトして目が覚めると船は揺れている。寝ている時はよかったのだが、起きていると船酔いしてしまう。冬の玄界灘は厳しかったか。お手洗いに向かうが、通路を歩いていて余程揺れているのだと感じる。寝台に戻り寝ようとするが胃がムカムカする。油分の多いカレーにしたのは間違いだったか。新日本海フェリーで船酔いした時、麻婆豆腐を食べた事を後悔したのと似ている。一昨年、東京九州フェリーに乗った時も船酔いしたし、弱くなっているのだろうか。船内にて令和7年2月20日木曜日を迎える。何とかウトウトしてやり過ごす。


5時44分、陸の灯りが見える これより令和7年2月20日撮影

夜間だからか屋外の甲板への扉が閉ざされて出られない。


港に入り船員さんが扉を開けてくれたので屋外に出てみる


Busan Harbor Bridge 釜山港大橋(1,114m)

まだ午前6時過ぎだが着岸する。しかし入港は8時となっていて上陸出来ない。これは入管や税関などの都合という。揺れもなくなったところで寝台に戻りウトウトする。胃腸も徐々に良くなっている。


午前7時前に明るくなってきた


給湯室


新幹線や寝台特急で使った紙コップがこんなところに…


コカ・コーラゼロ(160円)セブンプレミアム 桜あんパイ(159円)

まだ胃のムカムカが残る。レストランでの朝食は諦め、買っておいたお菓子を食べる。


Busan Harbor Bridge 釜山港大橋を望む


高速船が停泊している


STARLINE 〔NINA〕(553t)

JEJUとあるから母港は済州島か。


BUSAN ↔ TSUSHIMA

釜山と対馬(長崎県)とを結ぶ。


DAE-A EXPRESS SHIPPING 〔SEA FLOWER〕 これまで令和7年2月20日撮影

こちらも釜山と対馬とを結ぶ。POHANGとあるから母港は慶尚北道の浦項か。もう一隻姿が見えるが、船名が読み取れない。デザインからPanStar Cruise 〔PANSTAR TSUSHIMA LINK〕とみられる。こちらも釜山と対馬とを結ぶ。午前8時前となり下船が開始される。日本籍の〔はまゆう〕を降りて釜山港国際旅客ターミナルへ。下関より新しく規模も大きくて空港施設のよう。外国人の入国の列に並ぶ。少しの日本人の他にも西洋人も乗船していた。無事に대한민국(South Korea)に入国する。檀紀4358年という紀年法もあるが、公的な紀年で西紀2025年2月20日木曜日。UTC+9で日本中央標準時との時差はない。27年振り2回目の入国。必要なのは旅券の他に入国申告書を書いただけ。観光に査証は要らない。船舶で出入国するのは西暦1997年に当時英領だった香港と当時葡領だった澳門(Macau)を往復して以来である。釜山は朝鮮八道の慶尚道、後に分割された慶尚南道にあったが、道から独立した釜山直轄市となり現在は釜山廣域市となっている。

関釜フェリー 〔はまゆう〕 下関(19:45)→釜山(翌日8:00) 2等運賃等9,120円


これより西紀2025年2月20日撮影

この後の入港には大阪比田勝(長崎県対馬市)、福岡の地名がある。


旅客ターミナル内の様子



両替を忘れるところだった。ちなみに下関港には両替窓口はない。釜山港のBUSAN BANKの窓口で両替。20,000円が178,000ウォンとなる。前回、金浦空港で三万円を両替したら三十何万ウォンになり、一万ウォン紙幣が最も高額紙幣だったので三十何枚を渡されて驚いた。今回はレートも違い、五万ウォン紙幣が登場しているおり、渡された紙幣は少ない。1,000ウォンが112円36銭くらいか。結局、面倒くさいので10ウォンを1円で考える。


Busan Port International Passenger Terminal 釜山港国際旅客ターミナル
(釜山廣域市東區忠壯大路)


高層の建物がニョキニョキ建っている

地上に降りてしまったが、二階から歩道が駅へと続いている。二階に戻る。








関釜フェリー 〔はまゆう〕(16,187t) (釜山港)


〔はまゆう〕の母港は下関か




釜山驛が見えてきた


KORAIL 京釜線 釜山驛 (釜山廣域市東區中央大路)

こちらは東口にあたる。西口にあたる方が正面。


SRTの列車が到着

時刻表から水西釜山行SRTの303列車と思われる。27年来ないうちに国鉄はKORAILとなり、KTXが開業したりと大きく様変わりしている。KTXとSRTの違いも判らない。


構内の様子

わしの知っとる釜山驛ではない。KTX開業で空港のように変わったのだろう。



駅名を見てもソウル大田しか判らない。SuseoというのがSRTの発着する水西と判った。これから鉄道の旅を始めるのかというと今回はKTXにもSRTにも乗らない。地下鉄くらいは乗るが、釜山からあまり遠くには行かない。今日の宿も市内に予約している。 (つづく)


下関に到着

2025-02-28 05:00:00 | 鉄道

資さんうどん 新下関店 (山口県下関市伊倉新町)

令和7年2月19日水曜日。山口県下関市に来ている。昼食にうどんを食べて駅へと戻る。




JR西日本 山陽本線 新下関駅《東口》 (山口県下関市秋根南町)

うどん店へは西口から向かったが、帰りは東口にまわってみる。こちらが表口のようだ。


駅頭の様子




構内の様子




出札口(みどりの窓口)は廃止されている…

新幹線駅でも容赦ない。


自動券売機

指定席の購入出来るみどりの券売機・みどりの券売機プラスを使えという事か。


近距離の運賃表

大分県の駅名も見える。


改札口

左が在来線、右が新幹線。在来線の自動改札機に途中下車していた乗車券を投入して入場する。


在来線改札内より

左が新幹線乗換改札。右が今入って来た在来線改札。一箇所に纏められている。


在来線の山陽本線プラットフォームへと向かう


動く歩道

新幹線開業の頃、昭和50年に利用して以来。


動く歩道は一部だけだった…

長い連絡通路を歩く。


厚狭・新山口方面 for Asa, Shin-Yamaguchi

上り線のプラットフォームへの階段。


下関・九州方面

下り線のプラットフォームへの階段。かつては九州の電車が小郡(現新山口)まで乗り入れていた。しかし九州直通の在来線の旅客列車はすでに廃止されている。国鉄分割民営化の時に聞いていた話と違う。新幹線は鹿児島中央まで直通するようになったが。


出口(南口)South Exit 新幹線 Shinkansen

先程入って来た東口・西口の改札の他に南口改札が設けられている。新幹線プラットフォームの博多方の端にも通じ、在来線プラットフォームに近い。それでは下り線プラットフォームへ。


JR貨物 2072列車 [EF210-336号機牽引] (新下関)

上り線を長編成の貨物列車が通過する。九州より関門隧道を抜けて本州に上陸した貨物列車は幡生操車場で交直流から直流の電気機関車に付け替える。



旅客列車の編成が短いので貨物列車の方が見応えがある。


JR西日本 山陽本線 普通 3409M列車 [115系N-10編成] (新下関)

末…真っ黄色の列車がやって来た。岩国下関行普通列車(4両編成)に乗車。


metro 山陽本線で新下関を出発symbol6


幡生工場(今は下関総合車両所)の側を通る

廃車される湘南色の車両が多数。今乗っている列車も真っ黄色ではなく湘南色にして欲しい。


終着の下関へ…


JR西日本 山陽本線 普通 3409M列車 [115系N-10編成] (下関)

終着の下関に到着。下車する。


metro 山陽本線で下関に到着symbol6

山陽本線 普通 3409M 新下関(13:07)→下関(13:16) モハ115-3010
◆東京都区内-下関間の運賃13,420円


JR九州 415系Fo1519編成 (下関)

常磐線…いやJR九州の車両か。


門司方を望む

山陽本線のうち神戸下関間はJR西日本管内。下関門司間は関門隧道を含めてJR九州管内である。今日は九州へは行かない。本州からは出るけど。




神戸方を望む



それでは自動改札から出場する。乗車券は回収される。


改札口


交通系ICカード利用では乗車駅がICOCAエリアSUGOCAエリアとで通る改札機が異なる

それぞれの改札機にICOCAエリアSUGOCAエリアの運賃表が入っているのでしょう。入場はどの改札機にタッチしても構わない。紙の乗車券も同様。エリア跨ぎは出来ないので交通系ICカードの残額を使って新下関門司間といった利用は出来ない。定期券のエリア跨ぎは出来る。


出札口(みどりの窓口)

出札口はあるが11時から15時までは閉鎖されている。


自動券売機

当駅でも窓口閉鎖時間はみどりの券売機・みどりの券売機プラスを使えという事か。


プラットフォームから見えた海の方へ行ってみる


JR西日本 山陽本線 下関駅《西口》 (山口県下関市竹崎町)




岸壁には入れなかった


下関駅西口交差点が国道9号の終点かつ国道191号の起点となる

ちょっと見て来よう。




山陽本線のガード下に標識が見える


ここから9号 ここまで191号


651キロポスト


651 竹崎町 国道9号


国道9号 京都府京都市・烏丸五条方を望む

京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、山口県を経由する。山口市(旧吉敷郡小郡町)から下関市・印内交差点の間は国道2号との重用区間である。


国道191号 広島県広島市・広島市役所前交差点方を望む

山口県、島根県、広島県を経由する。響灘を望む風景が素晴らしい路線。角島大橋もこちらから。


東口に回ってきた これまで令和7年2月19日撮影

昭和17年の関門隧道開通に伴い下関駅は現在地に移転。ここには当時からの駅舎が建っていた。


JR西日本 山陽本線 下関駅《東口》 (山口県下関市竹崎町)
平成16年12月31日撮影

木造の三角屋根の駅舎。しかし平成18年、放火により焼失してしまった。


JR西日本 山陽本線 下関駅《東口》 (山口県下関市竹崎町) これより令和7年2月19日撮影

現在は駅ビルが建つ。三角屋根が意匠に取り入れられている。


平家踊りの群像


シーモール下関 (山口県下関市竹崎町)


スマイルホテル下関 (山口県下関市竹崎町) これまで令和7年2月19日撮影

平成21年に泊まった時には東急イン(東横インではない)だったが、今は別のホテルとなっている。下関に宿泊したのはあの列車を見るため。


夜になると駅へ行き、プラットフォームへ 平成21年2月16日撮影


寝台特急〔富士〕〔はやぶさ〕 2列車 (下関) 平成21年2月16日撮影

ブルートレインの発着を眺めた。


翌朝も駅へ行き、プラットフォームへ これより平成21年2月17日撮影


寝台特急〔富士〕〔はやぶさ〕 1列車[EF66 42号機牽引](下関)




機関車の切り離された14系客車


寝台特急〔富士〕〔はやぶさ〕1列車[EF81 411号機牽引](下関)
これまで平成21年2月17日撮影

交直流の機関車に付け替えて関門隧道へ。今日は新幹線で下関に来たが、寝台特急で来たかった。平成21年3月に寝台特急〔富士〕〔はやぶさ〕は廃止。九州ブルトレは消滅している。




下関港国際ターミナル (山口県下関市東大和町) 令和7年2月19日撮影

駅から歩いて港に到着する。 (つづく)