旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

ぐるり切符の旅 彦根→東福寺

2011-03-01 12:00:00 | 列車の旅

無料朝食サービス Comfort SUNSHINE BREAKFAST

平成22年11月21日日曜日。彦根のホテルで目覚める。朝食は無料だそうだが、思ったより充実していた。サラダや温かい料理があるのがいい。美味しくいただいて、コーヒーは部屋に持ち帰り、出発までゆっくりと寛ぐ。


JR西日本 東海道本線 彦根駅/近江鉄道 本線 彦根駅 東出口
(滋賀県彦根市古沢町)

ホテルからは駅が望める。彦根駅は東海道本線のほか、近江鉄道の路線もあり、近江鉄道ミュージアムを併設しているようだ。駅だけではなく、よく見ると…


お城も見えます!

彦根城に行き、ひこにゃんを見てみたいけれど、今日は京都に紅葉を見に行くのである。ホテルをチェックアウトして駅に向かう。駅からホテルを見ると、区画整理したばかりの何もないところに建っているのが判る。


コンフォートホテル彦根 (滋賀県彦根市古沢町)

途中下車していた乗車券で彦根から旅を再開する。やってきた新快速は混んでいたが、空席を見つけて腰掛ける。車窓を見れば霧が出てきている。青空に紅葉は見られないかと思っていたが、大津を過ぎて新逢坂山トンネルを抜けると、全く霧は出ていない。琵琶湖があるから霧が出ていたのか知らないが、山一つで天気は一変した。滋賀県より京都府に入る。さて、乗車券の経路は東京から東海道本線を通り、山科から湖西線に入るようになっている。区間外となる京都で精算してもいいが、山科で降りて乗車券に途中下車印を貰っておく。

東海道本線 新快速 3217M 彦根(8:24)→山科(9:07) クハ222-2065


metro 山科で途中下車してから京都へsymbol6

東海道本線 普通 1817M 山科(9:11)→京都(9:17) クハ117-306

先の乗車券の旅は中断し、カープデザインICOCAを使い京都へ。烏丸口(中央口?)の地下のコインロッカーに行き、荷物を預けて身軽になる。小型(300円)にはまだ充分空きがあったが、早くもサイズの大きいロッカーには空きがなく、大きなスーツケースを持った人は難儀している。さて、今年も東福寺を訪れる。京都からは奈良線で一駅。列車は混んでいるように見えるが、ドア付近に人が固まっているので中の方には余裕がある。ドア付近の客をかき分けて乗り込む。京都を出発した列車は鴨川を渡り、東福寺に到着する。

奈良線 普通 1817M 京都(9:35)→東福寺(9:38) クハ103-167


同聚院付近 (京都市東山区本町15丁目)

大半の乗客が下車する。プラットフォームは人で溢れ、なかなか改札口にたどり着かない。もともと狭い構内を京阪電車と分離した事でより狭くなっており、人の流れがよくない。ようやく駅を出たところで本町通が狭く、こちらも流れがよくない。駅からの途中に臨時(?)売場があり、通天橋・普門院庭園拝観の切符(400円)を購入する。臥雲橋の手前に来ると、人が詰まってきた。


臥雲橋へ向かう!


臥雲橋からの眺め

ボトルネックになっている臥雲橋を渡ると、人は流れはスムースになった。月下門を入り、拝観の切符に木槌のようなもので東福寺のハンコをもらい、通天橋へ向かう。


いよいよ通天橋へ!


通天橋からの眺め

通天橋からは臥雲橋を眺めるのみだが、臥雲橋からは通天橋と方丈が眺められる。400円も要らない。だから混みあうのだろうか。通天橋も充分混んでいるけど。400円は通天橋の渡り賃だけではない。紅葉の境内を散策する。


開山堂(常楽庵)【重文】[文政6年(1823)再建]


境内の紅葉


洗玉澗に下りてみる

渓谷・洗玉澗の底へ下る道は狭く、人が多くてなかなか降り口にたどり着かない。警備の人はいるけど、ちょっと危ない気はする。ゆっくり散策するには、もっと早い時間に来た方が良さそう。中国人観光客も多い。通路のロープを越えて樹木の側で記念撮影する人もいる。さて、本堂に移動して仏様を拝もうとしたら、堂内を撮影している人が群がっている。こちらは日本人のようだが、人が合掌している横でパチパチ撮っているのはどうも気分がよろしくない。 (つづく)


臨済宗 大本山 東福寺 (京都市東山区本町15丁目)
いずれも平成22年11月21日撮影