旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

東京湾フェリー〔かなや丸〕

2024-10-03 23:55:00 | 

東京湾フェリー 久里浜港 (神奈川県横須賀市久里浜)

令和6年9月29日日曜日。神奈川県横須賀市の久里浜港に来ている。


出札口


売店


レストラン

ここは後で訪れるとして出航するフェリーを見てくる。


先程、金谷港より乗ってきた〔しらはま丸〕




TOKYOWAN FERRY Shirahama-maru しらはま丸


出航した


船首から接岸していたので、後退して向きを変えている


東京湾フェリー〔しらはま丸〕(3,351t)

昨年は黒船来航170周年で黒船〔サスケノハナ号〕USS Susquehannaに模したラッピングとなった〔しらはま丸〕。二つの船の全長はほぼ同じ。当時、こんな大きな船が来れば「たった四盃で夜も寝られず」となろう。





船は出て行った。それでは久里浜港フェリーターミナル内の「コーラル」レストランへ。券売機で食券を買ってカウンターに渡し席に座って出来上がりを待つ。


店内の様子

料理が出来上がると呼ばれるのでカウンターに取りに行く。食べ終わった食器も自分で下げる。


beer 生ビール(600円)

生麦にある麦酒工場(麒麟麦酒横浜工場)で醸造した生ビールかな。実に旨い。


よこすか海軍カレー(840円)

これは美味しそう。明治41年の海軍割烹参考書を基に復活したご当地カレーなのだそう。必ずサラダと牛乳が付く。麦酒と合わせて旨かった。もう少しお肉ゴロゴロの方が嬉しいが、よこすか海軍カツカレー(1,080円)もメニューにある。


食後にほうじ茶

お水、お茶はセルフサービス。ごちそうさまでした。


〔かなや丸〕が入ってきた

先程、神奈川県に着いたばかりだが、カレーを食べて麦酒を飲んだだけで神奈川県を離れる。横須賀市内に宿泊する事も考えたが宿泊料金と明日の行程を考慮して千葉県に戻る事にした。


東京湾フェリー〔かなや丸〕(3,580t)

東京湾フェリーの久里浜金谷の航路は、〔かなや丸〕と〔しらはま丸〕の二隻で運航されている。






売店・レストランは午後2時で閉店となった


旅客乗船口


待合室

それでは特別企画乗車券「サンキュー♥ちばフリーパス」に改札のハンコを押してもらい乗船する。ちなみにフェリーの正規運賃は片道1,000円。神奈川県、相模国を後にする。




船尾が海の方を向いている


クルーズの時はここも営業するのか


ペルリ像ではなく麒麟麦酒のポスターが


船首は陸の方を向いている


出航した


後退して向きを変えている




よさそうな小さな砂浜




船首を前に進み始めた




コカ・コーラゼロ500ml(180円)

麒麟麦酒は港で飲んだので、コーラを売店で買って来た。


海獺島灯台


今日は曇り空なのが残念

往路ではパラパラ降って来たので船室に避難した。


かなや丸 横須賀


〔しらはま丸〕が接近


何だか遠い…

先程は金谷行が北側、久里浜行が南側を航行し左側通行だったが逆になっている。


東京湾フェリー〔しらはま丸〕(3,351t)




日藤海運〔日清丸〕(11,483t)

巨大な船が前方を横切る。日産自動車の運搬をする船だそう。「にっせいまる」と読む。




航跡を見ると大きく曲がっている



〔日清丸〕を避けて南側に進路変更したので〔しらはま丸〕が北側に見えたのだろうか。


鋸山を望む

上総国安房国の国境である。


索道が見える


金谷の街を望む




港に入ってきた




港内で進行方向を変える








着岸した

東京湾フェリー 9便(Aダイヤ) 〔かなや丸〕 久里浜(14:15)→金谷(14:55)
※特別企画乗車券「サンキュー♥ちばフリーパス」を利用

上記のダイヤの到着時間は出航時間に所要時間40分を足したものだが、久里浜港と金谷港で向きを変える金谷行が久里浜行と所要時間が同じという事はないだろう。進路の前方の船を避けたからなのか実際の到着時間は15時頃だった。東京湾フェリーのサイトには「所要時間、運航船舶は状況により変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。」との案内があった。


東京湾フェリー 金谷港 (千葉県富津市金谷)

千葉県、上総国に上陸。港でお手洗いを借りる。



ここで時計を見て予定より遅れている事に気付く。フェリーが14時55分に金谷港に到着すると思って、浜金谷駅を15時8分に出発する内房線に乗るつもりでいた。しかし現在時刻は15時3分。走れば間に合うかもしれないが走りたくはない。そもそもフェリーの時刻表は出航時刻のみの案内で所要時間は約40分とだけ書かれているので、14時55分着は勝手な予想でしかない。15時には港に到着したのでお手洗いには行かず脇目も振らずに駅に向かえばよかったのかも知れない。特に急ぐ訳でもなく浜金谷駅へと向かう。乗り換えには余裕を持った計画を。




15時10分、浜金谷駅に到着

出発時刻を2分過ぎているが、目の前に乗る予定だった木更津行の列車が見える。そして出発していった。結果論だが、お手洗いには行かず脇目も振らずに駅に向かえば間に合った。


交換していた上総一ノ宮行も出発する



次の列車は16時1分発の木更津行。駅でお手洗いを借りて海でも見てきて時間を潰す事にする。麦酒を飲みコーラも飲んでいるせいか、この一時間強の間に久里浜港、〔かなや丸〕、金谷港、浜金谷駅と頻繁にお手洗いを借りている。どれかを省略する訳にはいかない。


折り返し久里浜港へ向かう〔かなや丸〕

海沿いの国道127号に出て東京湾を望む。


岩場の海岸


巨大な船舶が航行する







ピーヒョロロとトンビの鳴き声も聞こえるが、この中にはいないな。






海岸を離れて索道の駅へ


鋸山ロープウェー 鋸山山麓駅 (千葉県富津市金谷)

鋸山ロープウェーは平成27年に一度利用した事がある。切符は硬券で改札では鋏を入れられたが、後日確認すると令和の今も硬券の切符なのだそう。


搬器

ロープウェーの駅から浜金谷駅まで国道ではなく旧道を歩いて戻る。ゴロウさんのドラマで見たお店や旅館を見掛ける。今日はアジを食べてないな。




JR東日本 内房線 浜金谷駅 (千葉県富津市金谷)

駅員さんに特別企画乗車券「サンキュー♥ちばフリーパス」を見せて入場する。自動改札はないが簡易改札機が設置されていてSuicaPASMOなどの交通系ICカードが利用出来る。出札口(みどりの窓口)は塞がれている。この後、館山新宿行特急〔新宿さざなみ4号〕が浜金谷に停車。全車指定席だがみどりの窓口なくして切符はどうするのかと思ったが、先刻に特急乗車を希望するお客さんがいて駅員さんとの話が聞こえてきたが、券売機で座席未指定券くらいは買えるのかね。知らんけど。


JR東日本 内房線 普通 3140M列車 [E131系R09編成] (浜金谷)

全車自由席の上総一ノ宮木更津行普通列車(2両編成)に乗車する。何とかロングシートに空席を見付けて腰掛ける。麦酒を飲んだのと金谷散策の疲れもあり車内ではウトウトする。気付かなかったが緊急停車(ブレーキ?)とかで線路内に鹿がいたとの放送が。キョンじゃないかと思う。君津に停車するとほとんどの乗客が下車する。快速が先発するようだ。自分も下車して乗り換える。


JR東日本 内房線 普通 3140M列車 [E131系R09編成] (君津)


metro 内房線で君津に到着symbol6


JR東日本 内房線 普通 4612F列車 [E235系] (君津)

君津久里浜行快速列車(15両編成)に乗車する。久里浜港から帰って来たばかりなのに。乗車した付属編成は逗子で切り離される。


E235系車内の様子

この車両を「貸切」かと思ったが、出発前に2人乗ってきた。


metro 内房線で君津を出発symbol6

君津を出発。順調に走っていたが突如緊急停止する。「異音の確認」との事で踏切で止まっている。


貝淵踏切で停車中 (木更津-君津)

運転士さんが列車から降りて安全確認をするそう。お疲れ様です。止まっている間に踏切待ちの車列が伸びてゆく。踏切に至る手前の交差点を何も知らずに曲がって来る車もあったが、もう曲がる事も出来ないくらい車がたまってしまった。当分踏切は開かないと判断したのか列の先頭の車が踏切手前の線路沿いの道に入って行った。堰を切ったかのように線路沿いの道に車が流れていき、東行きの踏切待ちの車は1台もいなくなった。西行きは知らん。怖くて振り向けん。折角すっきりしたのに事情を知らぬ車がやって来る。回送の路線バスもやって来た。また踏切前の車がたまってゆく。安全確認が取れたようで運転を再開。22分遅れで木更津に到着したそう。ここで普通列車に乗り換えるつもりだったが、当初の予定から随分遅れている。このまま快速に乗って袖ケ浦に到着。


JR東日本 内房線 普通 4612F列車 [E235系] (袖ケ浦)


metro 内房線で袖ケ浦に到着symbol6

内房線 普通 3140M 浜金谷(16:01)→君津(16:29) クハE130-9
内房線 快速 4612F 君津(16:35)→袖ケ浦(16:48) クハE235-1105
※特別企画乗車券「サンキュー♥ちばフリーパス」を利用



巌根駅から徒歩で今日の宿へ向かうつもりだったが、遅くなったので袖ケ浦駅からバスを利用する。小湊鐵道バスでも特別企画乗車券「サンキュー♥ちばフリーパス」で利用出来る路線もあるが、今から乗る路線では利用出来ない。Suicaを利用する。バスは宿近くの停留所経由するが東京湾横断道路である東京湾アクアライン木更津金田ICへ向かう車の渋滞に巻き込まれる恐れを考慮して手前の停留所で降りる。ETC時間帯別料金の導入で料金の高い時間の渋滞は減ったように思える。

小湊鐡道 バス 袖ケ浦駅北口(17:20)→金田中島東(17:24) IC運賃199円


客室の様子

いつもの宿にチェックイン。ホテルサイトからの予約で4,600円。



まずは大浴場?に入ってくる。


tv BSでドラマを見る








片…船木さんのお天気を見て…

台風が二つも来ているのか。


ようやく涼しい気温になった

それでは夕食へ。


つぶ貝(165円) 日本酒 金勝山(550円)
まぐろ三種盛り(165円) サーモン三種盛り(165円)

握りずしをつまみ冷酒を飲む。実に旨い。この他にも何皿か食べてきつねうどんでしめる。


はま寿司 木更津金田店 (千葉県木更津市金田東) これまで令和6年9月29日撮影

ごちそうさまでした。



宿に戻る。疲れたのでもう就寝する。


朝食バイキング これより令和6年9月30日撮影

令和6年9月30日月曜日。木更津の宿で起床。朝湯に入って来てから朝食へ。無料である。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。


客室で動画を楽しむ


※参照 https://www.youtube.com/@tabisuru_porco

自宅PCと違って大きな画面で動画を楽しむ。時間がなくて最新動画まで見ていけない。


ABホテル 木更津 (千葉県木更津市金田東)

快適なホテルをチェックアウトする。




小湊鐵道バス 金田中島南停留所 (千葉県木更津市金田東)

ホテル最寄りの停留所。


上空を旅客機が飛び交う


全日空さん

東京国際空港(羽田)(HND RJTT)へ着陸するところか。


航空会社不明

こちらは離陸したところか。


小湊鐵道 バス 木更津駅~三井アウトレットパーク木更津~袖ケ浦駅線 (金田中島南)

少し遅れてやってきた。朝で木更津市街地が渋滞していたのかな。Suicaで乗車する。10人弱くらいの先客が乗っている。外国人も多い。途中の三井アウトレットパーク停留所で他の客は皆降りてしまう。乗ってくる人もなく終点の袖ケ浦駅北口停留所まで「貸切」となる。折り返しとなるバスを待つ人の長い列が出来ている。この時間はアウトレットでお勤めの人なのか、お客さんなのか。

小湊鐡道 バス 金田中島南(9:50)→袖ケ浦駅北口(10:11) IC運賃263円


駅頭の様子


JR東日本 内房線 袖ケ浦駅 (千葉県袖ヶ浦市奈良輪)

出札口(みどりの窓口)は塞がれている。指定席券売機は設置。


特別企画乗車券「サンキュー♥ちばフリーパス」(3,970円)

特別企画乗車券「サンキュー♥ちばフリーパス」を自動改札に投入して入場。鉄道旅を再開する。
(つづく)

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