

令和5年5月29日月曜日。三島のホテルで起床する。

今日も富士山は見えない。

朝食バイキング
1階のレストランスペースに移動。午前8時頃で混雑していたが席はあった。朝食付きのプランにしているが、素泊まりから変更すると550円だそう。おかずは和食中心で美味しい。朝カレーもある。



ごちそうさまでした。

ホテルセレクトイン三島 (静岡県三島市中央町)
午前10時前、快適なホテルをチェックアウトする。

東海道 江戸日本橋方を望む
ホテルの前の道は東海道である。三嶋大社の緑が見える。



京三條大橋方を望む
雨もやんでいるし三島駅まで歩いてもいいが、やっぱり三島田町駅を利用する。路地を行けばもっと近いが、判りやすい県道を歩く。東海道をそのまま西へ行った三島広小路駅も近い。
三島駅まで歩いても大した距離ではない。

伊豆箱根鉄道 駿豆線 三島田町駅 (静岡県三島市北田町)
伊豆箱根鉄道のうち、神奈川県内にある大雄山線(小田原-大雄山間)ではPASMOを導入しており、Suica、TOICA、ICOCAなどの交通系ICカードが利用出来る。一方、静岡県内にある駿豆線(三島-修善寺間)では導入しておらず、交通系ICカードは利用出来ない。切符を買う事になるが、1台しかない券売機は調整中で使用出来ない。まだ列車まで時間があるので作業の終了を待っていると出札口が開く。券売機で三島までの駿豆線の乗車券を買い、三島に着いてから東海道本線の乗車券を買うつもりだったが、せっかくなので連絡運輸となる三島田町-小田原間の乗車券を購入する。自動改札機に投入して入場する。

乗車券 三島田町 ➡ 小田原(840円)
内訳は伊豆箱根鉄道駿豆線三島田町-三島間(駅間キロ程2.0)は運賃160円、JR東海及びJR東日本東海道本線三島-小田原間(営業キロ36.8)は運賃680円である。

伊豆箱根鉄道 駿豆線 普通 42列車 [3000系3503編成] (三島田町)




クロスシート(ボックスシート)

車内の様子
昔ながらのセミクロスシート。長く乗っていたいところだが、僅か2kmで5分の乗車だった。

伊豆箱根鉄道 駿豆線 普通 42列車 [3000系3503編成] (三島)



連絡乗車券で乗換口の改札機を通過。駿豆線のみの乗車券の客の扉が閉まる。すぐに接続する東海道本線の上り列車があったが、ゆっくりしていたらギリギリとなった。駆け込み乗車になりそうなのでプラットフォームで見送ったが、次の列車は19分後だった。少し急げばよかった。

JR東海 東海道本線 普通 1140M列車 [313系T5編成] (三島)



長い丹那隧道を抜けて熱海に到着。

JR東日本 東海道本線 普通 1588E列車[E233系](熱海)
熱海では別のプラットフォームへ階段の昇降を伴う乗り換え。3分接続なので忙しい。熱海発小金井行普通列車に乗車する。千歳川を渡り静岡県より神奈川県、伊豆国より相模国に入る。相模湾を眺め小田原で下車する。

JR東日本 東海道本線 普通 1588E列車[E233系](小田原)
このまま乗っていれば東京着12時47分、上野着12時54分だが、小田原で乗り換える。グリーン車をチラッと見たが乗車率はよい。今日はグリーン車には乗らない。



駿豆線 普通 42レ 三島田町(10:21)→三島(10:26) 3503
東海道本線 普通 1140M 三島(10:47)→熱海(11:01) クハ312-2314
東海道本線 普通 1588E 熱海(11:04)→小田原(11:25) モハE233-3026
◆三島田町-小田原間の運賃840円


小田原提灯ぶら下げて♪
東海道本線から小田原線に乗り換え。

小田急電鉄 小田原線 小田原駅・箱根登山鉄道 鉄道線 小田原駅 (神奈川県小田原市城山)
自動券売機でも特急券は購入出来るが出札口があるので、そちらで購入する。ここも訪日外国人が多く、駅員さんが英語で対応している。箱根観光の入口なのだろう。

特別急行券 小田原 ▶ 新宿(1,000円)

普通乗車券 小田原 ▶ 910円区間
乗車券と特急券が別々に発券される。窓口の女性が「千円です」と特急料金のみを告げたので、「乗車券も下さい」と言うやり取りがあり、2枚になったのかと思った。後から調べると一葉券の画像が見付からないので、小田急さんでは乗車券と特急券の一葉化はされてないものと思われる。

改札機
JR線のように乗車券と特急券を重ねて投入すると、乗車券を認識せず扉が閉まる。

「2枚重ねて投入できます」
乗車券を上、特急券を下にして投入して扉が閉まったので、今度は特急券を上、乗車券を下にして投入すると通過出来た。小田急のサイトを確認すると「特急券は改札に通していただく必要はございません」とある。鉄道会社によって設定が異なるのは仕方がないが、改札機に「乗車券のみ投入して下さい」のような注意書きが欲しいところ。「JAPAN RAIL PASS is not available. 」とはある。

相模大野 新宿 千代田線 方面
千代田線方面とあるが、小田原から北千住、また北千住から小田原まで利用した事がある。地下鉄の千代田線内では速度早くないが、物珍しくはあった。今日は新宿へ向かう。

箱根湯本発新宿行の特別急行が到着

こちらは最後尾、特急券に記された車両は先頭の車両だった。足早に移動する。停車時間は何分かあるので大丈夫。

小田急電鉄 特急〔はこね54号〕 054列車 [EXEα 30000形] (小田原)
久しぶりにロマンスカーに乗車する。

EXEα 30000形車内の様子

EXEα 30000形車内の座席
出札口では窓側の希望だけしたが、更に窓枠にかからない座席だった。ありがとう。




酒匂川を渡る (新松田-開成)

東名高速道路の下を潜る (渋沢-新松田)
大井松田IC付近となる。

この辺りだけ山間の風情がある

相模川を渡る (厚木-本厚木)

相模線と立体交差 (厚木)
相模線と小田原線との接続駅の厚木駅。但し厚木市ではなく海老名市にある。

相模鉄道の駅が隣接 (海老名)
東急電鉄の車両で西高島平行の姿が見える。本線から相鉄新横浜線、東急新横浜線、目黒線(田園調布-日吉間は正式には東横線)を経由して東京都交通局三田線にまで乗り入れる。

境川を渡る (町田-相模大野)
神奈川県より東京都、相模国より武蔵国に入る。

横浜線と立体交差
町田で横浜線に接続する。乗客が増えてきた。行楽列車の雰囲気が変わってきた。都県境の複雑なところを通り、再び神奈川県に戻る。川崎市及び横浜市の多くの部分は武蔵国である。

多摩川を渡る (和泉多摩川-登戸)
改めて神奈川県より東京都に入る。列車は複々線を行く。

千代田線と並走 (代々木八幡-代々木上原)
JR東日本E233系車両が千代田線を走る。ロマンスカーが代々木上原に停車すれば千代田線に乗り換えられて便利なのだが。千代田線直通のロマンスカーは停車するけど運転停車で乗り降り出来ない。その時はそのまま乗って行くから構わない。

小田急電鉄 特急〔はこね54号〕 054列車 [EXEα 30000形] (新宿)
終着の新宿に到着した。

車止め
特急〔はこね54号〕 054レ 小田原(11:54)→新宿(13:05) 30256
◆運賃910円 特急料金1,000円

改札口
特急券と乗車券を重ねて投入して回収される。

小海老入り天玉そば(700円)
新宿に来たので箱根そばを食べる。小田急の他の駅の店舗とはお蕎麦やつゆが違うのだそう。他の駅の名代箱根そばももちろん美味しいのだが、こちらの店舗は生そばなのだそう。久しぶりに食べたがやっぱり旨い。ごちそうさまでした。

箱根そば本陣 (東京都新宿区西新宿 小田急新宿駅西口地下改札を出てすぐ)
いずれも令和5年5月29日撮影
仕方のない事だが値段は随分高くなってしまった。 (おわり)