『旅のプラズマ』には12ヶ国、15都市の想い出を収録したが、それ以外に書きたかった国や都市がたくさんある。書きたかったが何だか間尺に会わなくて省いたのだ。諸国を回って日本や自分を見つめなおした記録を集めたい・・・という思いに駆られて、取捨選択していったからかもしれない。
例えば次のようなものがある。
エストニアの首都タリンで初めて見た「白夜の落日」、サンクト・ペテルブルグで改めて驚いた「ロマノフ王朝の栄華」、メキシコシティの広大さとカンクーンでの「初のパラセーリング」、ニューオルリーンズの「ジャズとラム酒」、ワシントンで触れた「アメリカ民主主義の原点」、ニューヨークの豊かな国際色と人との交わり、またグアムや台湾など身近な国での、思いもしなかった発見などなど・・・。
次回から、これら「『旅のプラズマ』番外編」についても書き綴っていこう。