旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

「ジュウシマツ」の会のこと

2014-02-20 11:03:19 | 文化(音楽、絵画、映画)


 昨19日は24節気の雨水、雪が雨に変わる時節である。これまで降り続いた雪は雨に変わり、大地を潤して春の準備を営む時節だ。
 それにしても「想定外の雪」であった。鉄道が何日も動かず、幹線道路に車が何日も立ち往生するなんて思ってもいなかった。その大雪の翌日、先週の土曜日、トレッキングシューズに履き替え雪を踏みしめながら高円寺のセシオン杉並に出かけた。
 「ジュウシマツの会~新作発表コンサート~」を聴くためだ。大雪にたじろぎ、出向くのを取りやめようかと思ったりしたが参加してよかった。こんな素晴らしいコンサートは久方ぶりであった。
 ジュウシマツの会とは、7人の詩人と7人の作曲家で構成する会。7+7=14(ジュウシ)から命名したという。それぞれの詩人の詩に、それぞれの作曲家が曲をつけ、また反対にそれぞれの作曲家の曲にそれぞれの詩人が詩を書いた。しかもその組み合わせはくじ引きで決めたというしゃれた集まり。
 一部で各2曲14曲)、2部で各2曲(同)合計28曲を、NHKの「おかあさんといっしょ」や「なかよしリズム」などで活躍した歌手たち8人が次々に歌う…。詩も曲も歌も水準が高く、実に充実したコンサートであった。
 詩人の中には妻の同窓生(小中高の同窓)が、また作曲家の中には小林亜星などいた。第1回の発表会だが今後が楽しみだ。


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