旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

夏と秋のはざま

2016-09-29 16:53:02 | 時局雑感

 

 テレビのお天気番組が、異常気象の続く予報を苦労しながら報じている。予想の焦点は秋雨前線の動きである。日本列島の上に居座る前線の、北側に冷たい冬の空気が迫っているが、その南側の暖かい夏の空気ががんばっているので、なかなか暑さが収まらない。東京地方は前線の南側が多く、湿った暖かい夏の空気に覆われている。いつまでも蒸し暑さが続く。
 この蒸し暑い残暑ほど嫌なものはない。すっきりした秋の空気が待ち遠しい。しかし周辺を散歩すると、装いはすっかり秋だ。近くの、都心(上北沢は都心ではないか?)には珍しい栗林を覗くと、既に栗の実ははじけていた。そして気がつけば、わが家の彼岸花も盛りを過ぎていた。

       

 
       
           

 
     


 今日は妻76歳の誕生日。子供や孫を加えていくつかの行事が予定されているが、いろいろな理由から来月に繰り延べされている。76回目ともなれば、「その日」など大して意味もなく、すべてアバウトである。先も長くないが焦ることもなかろう。スローこそ大事にしたい。

  
 


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