今年も、一年中怒ってばかりいたような気がする。
安倍自公政権の国会運営は、全く許せない。戦後最悪の首相と言われる安倍晋三という男は、民主主義と国会の尊厳を踏みにじった男として、歴史に名を残すだろう。不思議なのは、この政権の支持率が高いことだ。国民は、世論調査にまともに答えることもブン投げたのではないか? そのような国民にも腹が立つが。
トランプ、習近平、プーチンなど、大国のトップたる資格があるか? 自分のことしか考えてない一国主義、覇権主義者どもが世界を支配する世の中は、どうなっていくのであろうか? この三人に対しても、一年中怒り続けていたような気がする。
しかし、今年最大の怒りは、カルロス・ゴーンだ!
日産再建のカリスマ経営者などというが、要は大量の従業員の首を切り、家族を含めれば何十万という下請け企業を切り捨てて経費を浮かせ、それで利益を上げただけではないか。しかもそうしてあげた利益を、何十億円も自分の懐に入れてきたとは許せない。しかも、自分の収入を少なく見せるために退職後などに分割して払わせようとしたことなど、汚い手口の典型だ。加えて、自己の金融取引の損失や、家族を含めた生活費の一部を会社に付け替えるに至っては、経営者の資格がないどころか人間の資格もない。罪を逃れる旨い手口を使っているのだろうが、徹底的に解明してほしい。
従業員と下請けの整理など、従来の経営者に出来なかったことだ、などと評価する向きがあるが、外国人が乗り込んで、他国の労働者や下請け企業だからこそ、血も涙もないことができたのではないか? 外国資本の正体見たりと言う感じで、身震いする思いだ。
この種の人間は、一体いくら儲かれば満足するのだろうか?