前述(前回投稿)したように、国際医療福祉大の高橋泰教授によれば、新型コロナの毒性は弱く、日本人の独特な自然免疫性もあって、罹っても無症状者や軽度の症状が多く、従って患者数を追うこともさることながら、もっと重傷者への対応や死者を防ぐことに重点を置くべし、と提言している。最も重要なことは死者を出さないことで、PCR検査などで無理やりあぶり出した感染者数を追うことではないというのだ。(もちろん、検査も感染者数も軽視はしないが)
高橋教授によれば、日本人の30%は新型コロナに被災しているのではないかという仮説も成り立つとされており、それに比して死者数は1000名弱と極めて少ないとしている。
因みに、NHKのまとめによれば、25日午前零時現在で、感染者数29,022人、重傷者68人、死者994人となっている。
しかしNHKも、毎日のニュースなどで重症者数や死者数の詳細を報道することは殆どなく、他のマスコミも感染者数の増加をヒステリックにがなり立てるばかりで、「重傷者とその症状、全国的な発生内訳と医療体制」や、「死者数と医療状況」などについては殆ど報道されていない。
マスコミは根本的に間違っているのではないか? それとも何か意図があって現状のような報道に集中しているのだろうか?