2階席や後方の椅子席で見たことは何度かあったが、マス席で大相撲を見たのは初めてだ。人生先が短くなると、「一度やってみたい」ということに挑戦したくなる。そしてマス席で見る大相撲は想像以上に臨場感あふれる興行であった。
「東A側3」という席は、土俵から10数メートルの位置で、土俵上の迫力が伝わる上に、館内に沸き立つ歓声、どよめきなど観衆の息吹が伝わる臨場感が何とも言えなかった。相撲通が多いのであろう、ひいき筋に対する応援が響き渡るのが楽しい。呼び出しや行司の声も美しかった。
その中で次々に繰り広げられる力士たちの戦いは、鍛えられた体と技が生み出す最高の「美の表現」であると思った。先ずはカメラに残った“美しい力士像”をいくつか…。
鶴竜(上)と白鵬(下)の土俵入り
40歳旭天鵬の美しい体。悔しいことに敗れたが。
立会前のにらみあい(勢…? 違うかな?)
数多くの懸賞に囲まれた遠藤の美しい四股
常幸竜と稀勢の里、寄り切って稀勢の里
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