狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

松岡農水相の続投を表明 悪代官は斬るか切腹だ!

2007-03-14 11:13:47 | 県知事選

首相、松岡農水相の続投を表明 野党側は証人喚問要求へ
2007年03月13日20時14分

 参院予算委員会は13日午後、安倍首相も出席して「農業・食の安全など」の集中審議が行われた。松岡農林水産相の光熱水費問題をめぐる論議が焦点となっていたが、松岡氏はこれまで通り、具体的な説明を拒んだ。野党側は松岡氏の証人喚問を要求するなど、追及を続ける方針だ。
参院予算委員会を前に、安倍首相(手前)と言葉を交わす松岡農水相=13日午後、国会内で
 

 首相は、松岡氏について「政策分野については相当の見識がある。今後とも職責を果たすことによって国民の信頼を得る努力をしてもらいたい」と述べ、辞任させる考えのないことを強調した。小川勝也氏(民主)の質問に答えた。

 松岡氏は、光熱水費の内容について「法で定められている以上の答えは、法の運用やあり方にからんでくる」と語り、具体的な説明を拒んだ。その上で「各党各会派で(新たな)公表の基準が決まれば、それに応じて対応したい」と繰り返した。

 一方、共産党の紙智子氏は「極めて不誠実な答弁だ」として松岡氏の証人喚問を求めた。社民党の福島党首も12日の参院予算委員会で要求。民主、社民、国民新3党は13日朝の幹事長会談で、改めてそろって喚問要求する方針を確認した。

                  ◇

時代劇でお馴染みの名場面にこんなシーンがよくある。

悪代官:「ワシは定法通り事を行っている。とやかく言われる筋合いではない。 わっはっはっは!」。

悪事の限りを尽くしても、開き直って不適に笑う悪代官を懲らしめる者はいない。

正義と言うものは無いのか!

世間の不条理に切歯扼腕する視聴者はあの人の登場を期待する。

正義の味方の登場である。

「定法をかいくぐり悪事を重ねる不届きもの!」

「余が成敗してくれる!」

そう、ここで暴れん坊将軍が登場して悪代官を斬り捨てるか、切腹を命じてこそ物語は完結する。

この場面で暴れん坊将軍が悪代官を庇って、「代官も定法通り勤めている故、今後とも職務を全うしてもらう」なんて言ったら視聴者はズッコケルだろう。

暴れん坊将軍の顔が「バカ殿様」にも見えてくる。

将軍様が悪代官を弁護したら庶民は「必殺仕掛け人」にでも頼らざるを得ない。

昨日の国会質疑。

安陪首相が必死に弁護する後ろで、開き直る松岡農水相の表情は悪代官そのもの。

安陪将軍が松岡代官を弁護すればするほどドラマの視聴率、いや、内閣支持率は下がって行く。

柳沢厚労相を必死で庇った安陪首相を支持するものも多かった(当ブログも支持)が、松岡農水相を庇う安陪首相は誰の支持も得られない。

悪代官は斬り捨てる(首にする)か、切腹を命じてこそ(自ら辞任させる)、暴れん坊将軍の人気(支持率)は上がる。

 

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