狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

TBS「人間!これでいいのだ」に捏造報道

2007-03-22 06:42:20 | 県知事選

TBS過剰演出で番組プロデューサーらに処分…出勤停止2日

3月21日8時1分配信 サンケイスポーツ


 TBS系情報番組「人間!これでいいのだ」の過剰演出問題で、番組担当プロデューサーら関係者の処分が決定した。

 処分は19日付で、担当プロデューサーは出勤停止2日(編成制作本部制作局から事業本部コンテンツ事業局に異動)。井上弘社長は月額報酬10%を返上(1回)、編成制作本部制作局長は出勤停止2日などとなった。

 同番組は2月3日放送の脳から出るα波と音の関係を取り上げたコーナーで、研究者の論文を無断使用し特定の音を「頭の良くなる音」と断定。同月10日放送分で「捏造(ねつぞう)はなかったと考えておりますが、行き過ぎた表現から視聴者の誤解を招いた」と謝罪した。同番組は先月24日放送分で終了していた。

               ◇

「人間!これでいいのだ」ってか。

でTBSの社内処分は?

担当プロデューサーが出勤停止2日間。

社長は月額報酬10%返上、但し一ヶ月のみ。

編成制作本部制作局長は出勤停止2日。

これで一件落着ってか。

TBS!これでいいのか!

「捏造(ねつぞう)はなかったと考えておりますが、行き過ぎた表現から視聴者の誤解を招いた」・・・・

結局「捏造は誤解だ」と言いたいわけ?

そして「人間!これでいいのだ!」ではね。

これは謝罪ではなく、開き直りだろう。

「発掘!あるある大事典II」の捏造が騒がれたのは、関西テレビ社長が謝罪した1月の20日前から。

2月10日放送分に問題があったのなら「あるある渦中」の真っ最中ではないか。

2007年1月20日
視聴者の皆様へ
関西テレビ放送

1月7日(日)午後9時~9時54分放送の「発掘!あるある大事典II」第140回「食べてヤセる!!!食材Xの新事実」におきまして、番組内容に事実とは異なる内容が含まれていることが判明いたしましたので、お詫びを申し上げます。視聴者の皆様の信頼を裏切ることとなり誠に申し訳ございませんでした。(略)
 
形だけの関係者処分で自浄作用があるとでも言いたいのだろう。

だが、8日発売の「週刊新潮」に「捏造報道」と断じられたので慌ててアリバイ造りしたのが本音では。

TBSは死んだ!・・・というか、何度死んでも甦る!

ゾンビか!

TBS社員一同の極めセリフを復唱しましょう。

せーの!

「TBS!これでいいのだ!」

 

※午前8時現在、みのもんたの「朝ズバッ!」ではこの件は完全スルー。

それでは、しつこくもう一度。

せーの!

「朝ズバッ!も これでいいのだ!」

 

TBSに捏造疑惑が浮上 「人間!これでいいのだ」ずさんな取材

02/07 17:38

TBSに捏造疑惑が浮上 「人間!これでいいのだ」ずさんな取材

 2万ヘルツ以上の高周波の音「ハイパーソニック」を聞くと頭がよくなる-。受験シーズン真っ盛りの今月3日、TBS系情報バラエティー番組「人間! これでいいのだ」(土、午後7時~)で、受験生が泣いて喜びそうなタイトルが取り上げられた。ところが、番組の内容が捏造(ねつぞう)された疑いのあることが7日浮上した。
 「捏造報道」と断じた8日発売の「週刊新潮」によると、番組ではハイパーソニックを聞くとα波が出て、集中力や記憶力が高まると紹介。その根拠として、(1)千葉工大情報科学部の論文「可聴域を超えた高周波が脳に与える影響」(2)風鈴をつるして学習効果を高める学習塾(3)京大の大島清名誉教授の証言-の3点を挙げている。
 だが、取材は実にずさんだった。
 (1)は昨年10月、番組の下請けプロダクションから取材依頼があった際、研究者側が「研究テーマに含まれない『集中力や記憶力が高まる』という趣旨では受けない」と断ったにも関わらず、論文を番組で無断利用した。
 (2)では、風鈴が生徒の頭上で揺れているかのように紹介されたが、この塾では学習効果を高めるために風鈴を使用したことはなく、TBSが“演出”のために利用したものだった。塾関係者は「娯楽番組だと思ったので、趣旨に沿うようコメントした」と明かした。
 (3)は大島氏自らが新潮側に対し、「人によって、α波が出る音は違う」とハイパーソニック効果を否定。番組では「何か音や音楽を聴くとα波が出るってことはね、集中力が高まり、その結果、記憶力も高まってくる」という一般論的なコメントに、なぜか「ハイパーソニックを聞いて」というテロップが重ねてある。
 テロップについて、TBSは
夕刊フジの取材に対し、「視聴者にわかりやすくするため」と説明しているが、ミスリードであることは明らかだ。
 TBSは文書での回答の中で、「研究者に直接了解を得ずに放送してしまったことはお詫びしたい。また、『頭のよくなる音』と断定表現するなど、表現上行き過ぎた点があり、それによって視聴者に誤解を与えたとしたらお詫びしたい」と行き過ぎを認めた。
 だが、「論文や研究者の発言をねじ曲げて紹介したり、データを捏造するなどの行為は一切行っていない。捏造番組(との報道)は、はなはだ遺憾に思う」としている。
 「人間!」の前身は、昨年5月に白インゲン豆を使ったダイエット法を紹介し、視聴者が下痢や嘔吐を訴える騒動となった「ぴーかんバディ!」。企画も看板も変えて出直したかに見えたが、続投となったプロデューサーは、どうやら再び過ちを繰り返してしまったようだ。 

 
ZAKZAK
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