狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

ソウル大学教授が「従軍慰安婦」否定発言 【動画】あり

2007-03-17 09:02:23 | 従軍慰安婦

【再掲・ソウル大学教授が「慰安婦の強制動因はなかった」とテレビで証言】http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/7ffd11af9fe70554fd
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■教科書フォーラムの安秉直、「慰安婦は自発的」妄言で波紋:デイリー・サプライズ(韓国語)

 最近「4.19学生運動、5.16革命」波紋を投げかけた教科書フォーラムの余波がいまだ冷めやらぬ中、ニューライト財団理事長を引き受けている安秉直ソウル大名誉教授が6日のMBCテレビ「ニュース焦点」に出演して、日帝時代の慰安婦強制動員の証拠はなく土地収奪もなかったと言明して、再び波紋が予想される。  

 安教授はまた、我が国が日本の誠意ある過去清算を要求していることについて、過去よりも今後の韓日関係をどうすべきかが重要だとして、「過去に被害にあった人でも、今自分にとって幸せな条件を過去に侵略した人が出してくれるのなら、それまで拒否する理由はないと思う」と述べた。

 安教授はこの日のインタビューで、慰安婦がいたことを否定する人はないとしながらも、「問題は強制動員だ。強制動員されたという一部の慰安婦経験者の証言はあるが、韓日とも客観的資料は一つもない」として、慰安婦動員の「自発性」を強調した。

 記録がないからといって強制性に対する評価を留保するのは間違いではないか、という司会者の質問に安教授は、「軍隊慰安婦や一般慰安婦の生活は悲惨きわまりない。私たちはそのことに目を閉ざしてはならない。韓国にも私娼窟という慰安婦が多数いるが、そうしたことを無くすためには、なぜそのような現象が発生するのかを研究せねばならない。無条件強制によってそうした現象が起きる、とは考えられない」などと、とんでもない返事をした。

 安教授は更に、慰安婦業者のうち半分は朝鮮人だったとして、「(当時)朝鮮人が何の権力で強制的に動員したというのか」と主張したりした。

 安教授はただ、軍が強制動員した可能性があると思って自分は韓国挺身隊問題対策協議会と共同で調査をしたと明らかにしたうえで、「3年活動してからやめた理由は、彼ら(挺身隊対策協)の目的が慰安婦の本質を把握して今日の悲惨な慰安婦現象を防止することではなく、日本とケンカすることだったからだ」と主張した。そんな調子の反日運動が今日の私たちにとって何の意味があるのか、という疑問から挺身隊対策協との活動をやめたということだった。

 安教授はまた日帝時代の土地収奪問題について、「公然たる土地収奪はなかったようだ。当時、国有地は朝鮮王室の物だったが、これを朝鮮総督府の所有にした。掠奪と言えば掠奪だが、掠奪というより朝鮮王室の所有を国家の所有にしたものだ」と、当時の朝鮮総督府を国家と同一視する発言をしたりした。

 安教授はまた、韓日両国が善隣のパートナーになるには日本の謝罪が必要ではないかとの質問に対して、「それでは問題解決にならない。今後どんな関係を持てば我々の歴史的課題がうまく行くのか、を考えるべきだ」と答えた。「日本が過去を否定して嘘をついていても未来のために善隣の関係に行くべきだというのは飛躍した考えではないか」との司会者の反問に対して安教授は、「そうではない。過去にどれほど被害を受けた人でも、今自分にとって幸せな条件を過去に侵略した人が出してくれるのなら、それまで拒否する理由はないと思う」と発言した。

 安教授は更に、「現在の我々の生活に何が役に立つのか、現在の我々の貧しい隣人のような状況を無くすために韓日関係をどうしてゆくべきか、を悩むのが真の国家指導者の姿勢だ」と強調して、現政権を批判した。安教授は、「過去の何が悪く何が正しかったを根掘り葉掘り調べても現実には全然役立たない。ちょうど盧武鉉政権のやり方で、逆に行き方だ」として、「私たちが協力すれば国がうまく行くのに、独島やら靖国やら何の解決の見込みがないことを持ち出して何年も始終ケンカばかりしている。こんなことをするなと言っているのだ」と表明した。

               ◇ 

 同じ内容のメッセージでもそれを伝えるメディアによってインパクトが異なる。

40年前、メディア論の預言者マクルーハンは、次の言葉でこれを表現した。

≪メディアはマッサージだ≫

マクルーハンはその著書で「メディアはメッセージだ」と言うべきところを音韻を踏んだシャレ言葉で「メディアはメッセージだ」と意表を突いた言い回しで読者の固定化した判断力をマッサージした。


通常、メッセージの内容とそれを発表する媒体とは別々に考えられる。

従来情報の価値はそのメッセージの内容に在り、

それを伝えるメディア(媒体)は一手段に過ぎないと考えられていた。

だがマクルーハンは、「メディアそのものが即メッセージだ」と断言し、

それを「メディアはマッサージである」と言う刺激的言葉で表現した。

メディアの種類、形式が、視聴者の判断力をマッサージし、変化させてしまう。

つまり情報を伝えるメディアの種類によってメッセージの伝わる力も違うと言うのだ。

ところで、「ソウル大学教授の発言」とマクルーハンが一体何の関係があるのか、遂に真性「ローマ人」と成り果てたかと思う人もしばらく我慢して欲しい。

ソウル大学教授が①韓国テレビで発言したことが、昨年の12月7日の②で韓国紙 、それが日本の③ブログで紹介された。

さらに同じ内容の記事が準大手メディアとも言える日本の③週刊誌・週刊新潮(12月21日号)に掲載され、

遂には大手メディアの③日本のテレビ(朝日放送・ムーブ)で紹介された。

結局何が言いたいのかと言うと、

同じ内容のメッセージでも発信されるメディアによって受け取る側の理解力のマッサージ具合も大いに異なると言うマクルーハンの予言を伝えたかったわけ。

「ソウル大学教授のメッセージ」⇒①韓国のテレビ⇒③韓国の新聞⇒③日本のブログ⇒④日本の週刊誌⇒⑤日本のテレビ

マクルーハンの復習 「メディアはマッサージだ」

⑤の日本のテレビでのメッセージは、以下のよとべの【動画】で、・・・よくマッサージしてください。

◆【動画】ソウル大学教授が「慰安婦の強制動因はなかった」とテレビで証言
 http://youtube.com/watch?v=NGN8hEaHo7U

 

 

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尖閣視察 知事「いずれ行きたい」

2007-03-17 07:57:51 | 未分類

沖縄タイムス 2007年3月16日(金) 朝刊 2面  
 
尖閣視察 知事「いずれ行きたい」

台湾側関係者に意欲示す
 仲井真弘多知事は十五日、県庁を訪れた陳桎宏・台北駐日経済文化代表処那覇分処代表代理との懇談の中で、十三日に天候不良のため延期した尖閣諸島の視察について「いずれ行きたい」と述べ、日程を再設定して実施する考えをあらためて示した。
 これに対し、陳代表代理は、知事が尖閣視察を延期したことに「天気のおかげだったが、(知事の)外交手腕にも感服している」と間接的な表現で延期決定を評価。日程を再設定した上での視察にも否定的な見方を示した。

 また、仲井真知事は、台湾高速鉄道が今月二日に全線開通(台北―高雄市)したことに触れ「今度、ぜひ乗りにいきたい」と語り、台湾訪問にも前向きな姿勢を示した。

 懇談では、陳代表代理から、台湾宜蘭県が沖縄県との姉妹都市計画に積極的なことを説明したほか、沖縄―台湾間の新規航空会社の路線参入などをテーマに意見交換。

 仲井真知事は「沖縄にもぜひ投資していただき、新しいホテル建設など事業を展開してほしい」などと経済交流の促進に期待した。
 
                   ◇

 

「国際事情に疎い」筈の仲井真沖縄県知事が「外交手腕」を発揮した?

中国に負けじと尖閣諸島の領有権に手を上げた台湾側の関係者の言葉だが、

知事の視察延期の真相は「天候不良」のためで無く、
中国や台湾に対する「外交的」配慮だったと言うのである。

知事の胸の内は知らないが「いずれ」なんて言わずに早めに決行して欲しい。

「“いずれ”と“そのうち”とお化けは出た事がない」なんて言われないように。

 

 

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