狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「安倍談話」の禍根 反日派の次のターゲットは「集団自決」

2007-05-05 10:32:45 | 従軍慰安婦

共同提案者が100人突破=慰安婦決議案、月内採択濃厚に-米下院

 (時事通信 07/5/5)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2007050400554

 米下院で審議されている従軍慰安婦問題の対日謝罪要求決議案の共同提案者が4日までに、100人を突破した。

 この問題で安倍晋三首相は先月末の訪米時に元慰安婦へのおわびを表明したが、決議推進派は「謝罪は不十分」との認識を変えておらず、月内にも採択されることが濃厚となった。

 下院事務局の公式集計では、共同提案者は2日現在で102人。複数の議会関係筋によると、これ以外に6人が賛同の意思を表明しており、計108人に上る見通し。

 これは下院の総数435人の4分の1に相当する。

 下院では慰安婦問題を「深刻な人権侵害」ととらえる議員が多く、本会議で投票に付されれば可決される公算が大きい。

                      ◇

「安倍談話」はある意味では「河野談話」より保守派にとっては深刻な問題だ。

「河野談話」は当時の宮沢首相の訪韓直前、韓国のご機嫌取りの為に発表した政治的妥協の産物だった。

だが当時はアメリカはともかく国内でさえこの談話の本質を理解している人は少なかった。

自ら非を認めて詫びておけば相手(韓国)もこちらの誠意を認めてくれる。 事実韓国側もそのようにほのめかしていた。

宮沢ー河野コンビは、これでこの問題は決着するものと安易に考えていた。

そのためには「歴史的事実」などはどうでもいいことだった。

だがこの脳天気コンビは韓国が恨の文化の国である事を忘れていた。

韓国が恨みつらみを国是とする国であることは次の記事でも自明のこと。

韓国、 親日派子孫の財産4億8000万円没収を決定(読売新聞)

60年以上前の、しかも本人のみならずご先祖様の親日行為まで事後法で罰すると言うのだからあきれ返る。

                    *

「安倍談話」が「河野談話」より深刻なのは次の三点。

①発表した時が世界が注目している時期だったこと。

②発表が英語メディアに対してだったこと。

③発表が総理大臣自らであったこと。

これで捏造された「国辱」は世界を駆け巡った。

以後は「安倍談話」による謝罪で「慰安婦問題」は沈静化するどころか、マスマス火種は大きくなり、韓国側に対する直接謝罪と賠償要求へと広がっていくだろう。

早速今朝の琉球新報は、反日国内メディアの代表共同通信の配信記事、

「従軍慰安婦」(従軍と言う冠詞はいまや当然になっている)をネタに「安倍カラーの波紋」という特集を掲載している。

<・・・沖縄戦についてこれ(責任)を避け続ければ、国内に新たな火種を抱えることになりかねない。>と、

次の反日キャンペーンのターゲットを「集団自決」に定めている。

 

事態を解決する方法は只一つ。

原点に戻って、

臭い物は元から絶たなきゃダメ!

日本を貶め続ける『河野談話』という悪霊を破り捨てよ!

 

 

禍根を残す「安倍談話」 慰安婦問題で「責任」明言


筑紫哲也「NEWS23」の憲法特集

2007-05-05 08:45:52 | 県知事選

「NEWS23」を見ることはないが、時々ホームページは覗く。

ブログネタの宝庫だから。

5月3日の憲法特集では怪しい人物に学生代表として語らせていたようだ。

「痛いニュース」さんよりまるごと引用させてもらいました。

【以下引用】

【TBS】 News23で偏向報道? 左翼団体メンバーを「学生」としてインタビュー

1 名前: 留学生(アラバマ州) 投稿日:2007/05/04(金) 01:21:20 ID:Az1xqS6N0 ?2BP
5月3日のNEWS23で若者代表のように登場した女
1

この女の正体
http://saypeace.org/index.htm
http://blog.goo.ne.jp/saypeace

@依頼453
http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1178209280
/

以下、2ちゃんねるの反応

【引用終了】

                 ◇

「NEWS23」は5月2日にも香ばしい特集を行っていたようだ。

5月2日 シリーズ「憲法はどこへ?」 第一夜 ~異種格闘技戦~

 第一夜に登場するのは、“心に核武装を”と高らかに謳う改憲派ラッパー集団。

そして、対するは“憲法を守りたい”と主張するナニワおばちゃん漫才。

2組のバトル、そして彼ら彼女らが語る今の「ニッポン国憲法」とは?(ホームページより)

                *

 

護憲派はナニワのおばちゃんで、“憲法を守りたい”

改憲派はラッパー集団で、“心に核武装を”

これで護憲派=核武装派と印象操作したつもりなら、筑紫ファンならともかく、視聴者をバカにした稚拙な特集。

だが、このように文字ではなく映像で印象操作されたら以外に効果ありかも。

なにしろ「NWS23」は見てないもんで・・・。(その頃は寝ている)

見ないで批判するヤツはアホだと窪塚クンも言っていたが、

懲りずにもう一つ憲法特集の「NWS23」ネタ。

News23 多事争論
5月2日(水) 「大事(おおごと)」
Chikushi Face

これから否応なしに憲法をどうするかという議論が始まりそうな雲行きでありますけども、憲法を改めるにしろ、そうしないにしろ、まず大事なことは何かと言えば、憲法に手をつけるということが大事(おおごと)だということであります。

それは、今の憲法がどうやって出来たかということを調べれば一目瞭然であります。若い歴史を知らない政治家はよく「これが占領軍の押しつけ憲法だ」などという簡単な事を言いますけれども、調べれば調べるほどそんなに単純な話ではありません。

例えば憲法の25条に「全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という条文があります。これは占領軍が押しつけたものでも何でもありません。日本の民間学者が強硬に主張してこれを入れました。

それから今の教育制度、義務教育の制度も学校の先生達の強い要求によって26条、特に2項というものが入りました。そして、その当時の日本政府は終始、国民に主権を与えること。あるいは女性に参政権を与えることには抵抗し続けまして、天皇の地位が危うくなるということが分かって、初めて占領軍の要求に屈しました。

つまり、国民の側に当時の政府は立っていたわけではありません。にも関わらず、第9条については、その保守派のリーダーですら日本が敗戦の代償に理想的な、戦争をしない国を作るということについては、大変な情熱をその当時は感じていました。そういういろいろな事情があって出来た憲法であります。

スカートの丈を短くしたり、長くしたりするのとは理論が違います。どんな議論をこれから始めるにしろ、これが大事だということは、まず認識して始めたいものであります。

 
(太字強調は引用者)

 >歴史を知らない政治家はよく「これが占領軍の押しつけ憲法だ」などという簡単な事を言いますけれども、調べれば調べるほどそんなに単純な話ではありません。

結局、調べれば調べるほど「占領軍の押し付け憲法」だと言う事が分ったんでしょう。 歴史を知らないのは筑紫さん、貴方ですよ。

 

国民の側に当時の政府は立っていたわけではありません。

そうです、当時の政府は国民の側に立つ余裕はなく、占領軍の押し付けに屈したのです。 

それを、何が何でも護りたいという筑紫さんたちは憲法論議を超越して宗教論議の域に達していますよ。

その結果が森永卓郎さんのような

「敵に攻められたら防衛戦さえ放棄して敵に殺されたほうが良い」

なんて言い出す殉教者が生まれるのです。(森永卓郎の憲法論については次稿で)

念仏のように9条を唱和すれば平和が訪れるといった宗教論は止めて、今度は占領軍の為ではなく国民の側に立った憲法論議をしましょう。