<お知らせ>
突然ですが明日より暫くブログ更新を休止します。
今から出発して大阪、京都、東京と約一週間旅行してきます。
その間、勝手ながら過去記事を覗いていただけると大変嬉しいです。
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反対決議を撤回 辺野古区行政委「建設なら要望実現を」
【名護】米軍普天間飛行場代替施設の建設が予定されている名護市辺野古区(大城康昌区長)で15日、区の最高意思決定機関である区行政委員会(宮城利正委員長、18人)が開かれ、4月の区民総会で大城区長が提案した1999年に行政委がヘリポート移設の陸上案と埋め立て案に反対した決議の撤回について、全会一致で承認した。
行政委は、反対決議の撤回について、2006年4月7日に額賀福志郎防衛庁長官と島袋吉和名護市長がV字滑走路案で基本合意したことから、99年の決議が実情に合っていないことや、新たな基地負担を強いられる区民の福利厚生を最優先に進めることを理由に、撤回を決めた。
反対決議の撤回を提案した大城区長は「撤回したと言っても、(代替施設建設に)賛成ということではない」とし「建設計画が進むのであれば、久辺3区の要望を100パーセント実現していくことが望ましい」と述べた。
一方、反対決議の撤回に民意が反映されていないとしてこの日の行政委開催前に、一部の住民が区と行政委に説明を求める申し入れをしたが、行政委は「撤回については(異論がなかった)区民大会を優先し、区民の総意に基づいているため、回答する必要はない」との認識を示し、撤回に踏み切った。(琉球新報 5/16 9:36)
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つくづく考えさせられる。
「民意」とは日に日に変る図り難いもの。
こんな記事もあった。
国頭村の民意?
普天間移設振興事業で虚偽申請=補助金1200万円受給-沖縄・国頭村
同村は昨年3月、北部振興事業のうち鳥獣被害防止を目的とする施設の整備事業で、05年度分として未完成の施設を他の完成済みの4施設とともに補助金を申請。総額約4400万円が交付された。
これについて、経済課は「着工後すぐに施設が完成すると思い、(年度予算の)繰り越しの手続きをしなかった」と説明している。
この整備事業の事業費は04~06年度の3年間で関係7市町村合わせて11億3000万円。うち9割が国庫補助となっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070411-00000112-jij-soci
普天間移設問題についての分りにくさは「揺れる民意」に起因する。
揺れる部分が基地に対する県民のジレンマを象徴する。
過去にこんなことも書いていた。
◆「普天間移設」の分かり難さ
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