狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄、名護、辺野古、それぞれの民意  国頭の民意は?

2007-05-17 08:39:43 | 未分類

               <お知らせ>

突然ですが明日より暫くブログ更新を休止します。

今から出発して大阪、京都、東京と約一週間旅行してきます。

その間、勝手ながら過去記事を覗いていただけると大変嬉しいです。

                    *

 

反対決議を撤回 辺野古区行政委「建設なら要望実現を」

 【名護】米軍普天間飛行場代替施設の建設が予定されている名護市辺野古区(大城康昌区長)で15日、区の最高意思決定機関である区行政委員会(宮城利正委員長、18人)が開かれ、4月の区民総会で大城区長が提案した1999年に行政委がヘリポート移設の陸上案と埋め立て案に反対した決議の撤回について、全会一致で承認した。
 行政委は、反対決議の撤回について、2006年4月7日に額賀福志郎防衛庁長官と島袋吉和名護市長がV字滑走路案で基本合意したことから、99年の決議が実情に合っていないことや、新たな基地負担を強いられる区民の福利厚生を最優先に進めることを理由に、撤回を決めた。
 反対決議の撤回を提案した大城区長は「撤回したと言っても、(代替施設建設に)賛成ということではない」とし「建設計画が進むのであれば、久辺3区の要望を100パーセント実現していくことが望ましい」と述べた。
 一方、反対決議の撤回に民意が反映されていないとしてこの日の行政委開催前に、一部の住民が区と行政委に説明を求める申し入れをしたが、行政委は「撤回については(異論がなかった)区民大会を優先し、区民の総意に基づいているため、回答する必要はない」との認識を示し、撤回に踏み切った。(琉球新報 5/16 9:36)

                    ◇

つくづく考えさせられる。

「民意」とは日に日に変る図り難いもの。

こんな記事もあった。

国頭村の民意?

 普天間移設振興事業で虚偽申請=補助金1200万円受給-沖縄・国頭村

 米軍普天間飛行場の移設先となっている沖縄県名護市と周辺自治体を対象とする国の「北部振興事業」で、国頭村が内閣府沖縄総合事務局に虚偽の申請を行い、補助金1260万円の交付を受けていたことが11日、分かった。同村は上原康作村長を減給100分の10(3カ月)とするなど、幹部の懲戒処分を行う。
 同村は昨年3月、北部振興事業のうち鳥獣被害防止を目的とする施設の整備事業で、05年度分として未完成の施設を他の完成済みの4施設とともに補助金を申請。総額約4400万円が交付された。
 これについて、経済課は「着工後すぐに施設が完成すると思い、(年度予算の)繰り越しの手続きをしなかった」と説明している。
 この整備事業の事業費は04~06年度の3年間で関係7市町村合わせて11億3000万円。うち9割が国庫補助となっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070411-00000112-jij-soci

 

普天間移設問題についての分りにくさは「揺れる民意」に起因する。

揺れる部分が基地に対する県民のジレンマを象徴する。

過去にこんなことも書いていた。

「普天間移設」の分かり難さ

 

コメント

「平和賞」ね~  「売国奴賞」ならわかるけど

2007-05-17 06:54:49 | 従軍慰安婦

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慰安婦問題の資料館に国際団体の「平和賞」 (朝日 07/5/15)

http://www.asahi.com/national/update/0515/TKY200705150212.html

 日本軍による慰安婦制度の被害者の声などを集め展示する「女たちの戦争
と平和資料館
」(WAM、西野瑠美子館長)がキリスト教系平和団体の国際
パックス・クリスティ(本部・ブリュッセル)による今年の「平和賞」を国
内団体として初めて受賞した。

 15日夕、東京都新宿区のWAMで授賞式がある。

 カトリック系の50カ国6万団体が加盟する同団体は、欧州連合(EU)
のドロール元委員長や故デメロ国連事務総長特別代表に平和賞を授与したほ
か、88年からクロアチア、フィリピン、ルワンダなど紛争地域で働く活動
家らを平和賞に選んできた。

 今回は、05年開館のWAMが「平和のため、戦争による女性への性暴力
被害を記憶する場所を設けた
」ことが評価された。

                   ◇

何にでも「平和」の名を付ければよいってモンじゃない。

「売国奴賞」ならわかるけど・・・

これで「平和」という言葉の値打ちが又失われていく。

 

◆「女たちの戦争と平和資料館」(WAM、西野瑠美子館長) http://www1.jca.apc.org/vaww-net-japan/

 

◆2007年4月18日(水)「しんぶん赤旗」

「慰安婦」問題
強制性示す新資料
研究者ら公表 東京裁判で証拠採用

 旧日本軍が占領地の女性たちを強制的に「従軍慰安婦」にした事実を裏付ける東京裁判(一九四六―四八年)の関連資料が明らかになりました。関東学院大学の林博史教授、中央大学の吉見義明教授、バウネット・ジャパンの西野瑠美子共同代表が十七日、都内の外国特派員協会での会見で公表しました。(略

 林博史教授吉見義明教授西野瑠美子!

うーん、凄いメンバーだ。

以前にも「平和」乱発を嘆いて関連記事を書いた事を想い出した。

 

「平和の海」の次は「平和省」ですか 市民団体が設置呼び掛け

「平和の海」に「平和省」、・・そう、「平和船」があった!

 

 

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コメント (1)