狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「歴史は政治家が変える」 by沖縄タイムス

2007-06-09 11:12:27 | ★集団自決

沖縄タイムス 2007年6月8日(金) 夕刊 1面  
 
「軍命あったと思う」/「集団自決」知事が初言及
 仲井真弘多知事は八日午前の定例記者会見で、文部科学省の教科書検定で沖縄戦の「集団自決」(強制集団死)に日本軍が関与したとする記述が高校の歴史教科書から削除された問題について、「当時の社会状況から考えると、広い意味での軍命というか、そういうものはあったのではないかというのが個人の率直な気持ち」と述べた。
 仲井真知事が、「軍命」の有無に具体的に言及するのは初めて。これまでは、日本軍関与の文言を削除・修正する検定内容に対しては「遺憾」との認識を表明する一方、「軍命」の有無については「専門家の検証が必要だろう」と述べ、コメントを避けてきた。

 また、同検定の見直しを求める意見書採択が市町村議会で相次いでいることについては「それぞれの考えでなされているというのは、重く受け止めるべきではないかと考える」と述べた。(略)

                    ◇

≪歴史は専門家の検証でなくとも、政治家で変えられる≫

沖縄タイムス主導のその作戦は県内市町村長への緊急アンケート実施から始まった。

アンケートの結果なんて、質問の仕方でどうにでもなる。

「(教科書から)『集団自決』への日本軍関与が削除された」

これに「賛成」か「反対」かと問われれば、「賛成」と答える首長は少ない。

アンケート操作に手馴れた新聞社なら結果は容易に予想できる。

勿論、結果は沖縄タイムスの「想定内」であった。

≪回答した三十六市町村長のうち三十二人(約九割)が検定結果に「反対」と考えていることが分かった。四市町村長が「どちらともいえない」としたが、「賛成」はゼロだった。日本軍に「集団自決」が強制された沖縄戦の実相がゆがめられようとする動きに対し、多くの首長が強い懸念を示している。(沖縄タイムス)≫

だから、歴史をアンケートで決めるなってば

このアンケート結果を元に沖縄タイムスは各市町村議会に「反対」議決の圧力を加えた。

現在半数近くが議決したと言う。

そしてこの問題について「良く勉強していない」と言って明言を避けていた仲井真県知事からも遂に、

集団自決」の日本軍関与について、

「当時の社会状況から考えると、広い意味での軍命というか、そういうものはあったのではないかというのが個人の率直な気持ち」

との言質を取ってしまった。

残るは県議会の「反対」決議だ。

しかし、最大派閥の自民党は

「軍命令で集団自決をしたかどうかには意見が分かれまだ検証が済んでいない」

「係争中でもあるので、政治が司法に口を出すのいかがなものか」

と慎重意見である。

自民党議員団の冷静な判断に期待したいところだ。

 

コメント

毛沢東は言った。「対内矛盾はすべて対外矛盾にすり替えよ」。

2007-06-09 07:25:13 | 未分類

 「言い逃れ、すり替え、誤魔化し」から一転、今度は米国食品に「毒入り」検査
    絶対に非を認めない中国人の遣り方。これぞ中国流の危機管理。
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 ペットフードで四千匹の犬と猫が米国で死んだ。
中国製だった。
 咳止め風邪薬で360人以上がパナマで死んだ。シロップに毒素の強い材料が使われていた。
パナマ政府は米国のFDOに調査を依頼した結果、中国製の風邪薬だった。標示と異なる毒性の強い材料が入っていた。
 今度は毒入り歯磨きチューブ。毒入りアンコウ(フグのアンコウと偽って輸出)。

 当初、中国は「ラベルを誰かが貼り替えた」とか何とか。そのうち言い訳で事態が誤魔化せなくなると、突如、責任者に死刑判決。お得意のすり替えである。
つまりは食品や製薬の許認可にも中国では白昼堂々の賄賂が行き交い、輸出検査も賄賂でいかようにもなり、相手国の通関はラベル誤魔化していた手口が満天下に明らかになった。

 米国は中国からの加工食品、くすり、歯磨き、医薬部外品そのほか、全ての港の倉庫に山と積み上げ、検品検疫を強化した。
 
 さて謝罪をしない中国は、なんと一転して米国やフランスからの加工食品、および「健康食品」、とりわけビタミン・サプリメントや健康飲料に「バクテリアが混入していた」、「中国の衛生基準を満たさない不合格品がある」などと難癖をつけ、寧波港、深セン港などで通関を遅らせたり、返送を命じたり、廃棄処分などの嫌がらせ行為にでてきた(ヘラルドトリビューン、07年6月9日付)。

 先月にはバクテリア入りのエビアン(ミネラルウォーター)が発見されたとして、全量がフランスに送り返された事件も発生、要するに外国製品の不衛生を国内ではアピールして、急場をしのごうというわけだ。

 毛沢東は言った。
「対内矛盾はすべて対外矛盾にすり替えよ」。
 自分たちがやった虐殺を日本軍がやったことにすり替えた手口と本質は同じである。

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成19年(2007年) 6月9日(土曜日)  
通巻第1829号 
                                           ◆

さて謝罪をしない中国は、なんと一転して米国やフランスからの加工食品、および「健康食品」、とりわけビタミン・サプリメントや健康飲料に「バクテリアが混入していた」、「中国の衛生基準を満たさない不合格品がある」などと難癖をつけ、寧波港、深セン港などで通関を遅らせたり、返送を命じたり、廃棄処分などの嫌がらせ行為にでてきた(ヘラルドトリビューン、07年6月9日付)。

去るものは日々に疎しと言うが、

去年はこんなことがあったっけ。


 [経済]広東で日本製化粧品に禁止物質検出か、日本側反論 2006/09/15(金) 18:06(score : 5)
広東省の輸出入検査検疫部門は、日本で製造されたSK-IIブランドの化粧品から中国では使用することが禁止されている物質が検出されたと指摘した。新華社などが報じ、国家品質監督検験検疫総局(AQSIQ、質検総局)の公 (2,469 bytes)

忘れちゃいけない。

こんなこともあった。

質検総局:日本産食品に問題続出と警告、対抗措置か(2006/09/14)
ポジティブリストで中国商務部長が日本政府に「注文」(2006/05/30)

な・な・何と、

あの中国が日本の食品に「問題あり!」とクレームをつけていたのだ。

お前にだけは言われたくない!

 

参考エントリ:◆中国の偽物

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