沖縄タイムス 2007年6月26日(火) 夕刊 1面
「広義の軍関与あった」/仲里副知事が言及
県議会(仲里利信議長)六月定例会の代表質問が二十六日午前、緊急入院した仲井真弘多知事が欠席する中、始まった。高校歴史教科書の文部科学省の検定で、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」に日本軍が関与したとする記述が削除、修正された問題について、仲里全輝副知事は「当時の教育を含む社会状況の総合的な背景および戦時下における極限状態の中、直接的な軍命があったかどうかは定かではない」との認識を示した上で、「手りゅう弾が配られるなど広い意味での日本軍の関与があったと思う」と述べ、「軍命」の有無に言及した。(略)
◇
知事の入院中の県議会。
誰の質問かは知らないが、マスコミを意識意識したクダラン質問をするものだ。
「広義の軍関与あった」。
So What ?
毎日、意味の無い記事でも大見出しで読者の目に晒しておかなきゃならないとは・・・。
>当時の教育を含む社会状況の総合的な背景および戦時下における極限状態の中、直接的な軍命があったかどうかは定かではない
これが副知事の本音と分っているはずなのに。
「広義の軍関与あった」と書かねばならぬ辛さよ。
ご苦労さん。
バカバカしい記事なので
スルーしても良いのだが。
付き合いが良いもので。
◆
以下【再掲です】
琉球新報の言論封殺が続いて今日で9日目です。
琉球新報の夕刊で火曜から土曜にかけての長期連載特集、
上原正稔著「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」が
掲載予定日の6月19日より
読者に何の断りも無く中止になりました。
上原さんは掲載前に知人に次のように言っていました。
≪19日付からは第2話「慶良間で何が起きたのか」が始まります。
「集団自決」をテーマにしたもので、作者の上原正稔氏は圧力に屈することなく執筆する≫と。
同氏の話によると、
≪沖縄で現在展開されている運動に水をかけることになる内容になるためか≫
≪担当編集者の態度に変化があり、今回の事態に至ったらしい≫とも言っているそうです。
どんな大きな圧力が働いたのでしょうか。
琉球新報は読者に連載中止の理由を一言も言っておりません。
問い合わせても「調整中」の一言で済ましています。
読者は一方的に「知る権利」を奪われています。
沖縄では今メディアの意見と違う考えは封殺される異常な事態になっています。
これでは戦前の言論弾圧と変りません。
琉球新報が連載を再開するまでこの記事を掲載し続けます。
狼魔人
◆参考エントリー:
琉球新報によって削除された「沖縄戦記」
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【お知らせ】
米下院のホンダ慰安婦決議案の採択が確実視されています。
拙ブログも微力ながら署名活動を支援しています。
下記のページから「河野談話」の白紙撤回署名にご協力をお願いします。