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現代史の論争には時々奇妙な人物が現れる。
その人物はマスコミ論調に擦り寄った意見の証言者として登場し、マスコミはこれに飛びつき一夜にしてマスコミの寵児となる。
関連本の一冊も出せばたちまち有名人。
そのうち全国各地の左翼集会から「有識者」として引っ張りだこの人も出てくる。
一番有名なのは「従軍慰安婦問題」の吉田清治 (文筆家)のような詐話師の証言である。
「集団自決」の証言者にも複数の著書があり、講演会に引くあまたという人も多い。
戦後生まれの宮里芳和氏がこの手の人物かどうかはさて置くが、ネット上にその名が出た当初は証言者の聞き取り調査等で公平な判断を示していたことが伺える。
少なくとも2004年の専修大学のヒアリングの頃までは冷静な判断力を失ってはいない。
だが、昨年9月29日の「11万人集会」前後から詐話師の様相を見せ始める。
沖縄紙が仕掛けた「空気」を読んだのか「平和ガイド」のための出版物の編集にもかかわるようになる。
朱に交われば赤くなる。
その頃から軸足がぶれ始める。
そして、職業(通信員)と出自を隠してNHKの偏向番組の主人公として歴史わい曲の片棒を担ぐことになる。
2007年9月29日の「県民大会」。
宮里芳和氏は二つの事実を隠してNHK番組に出演していた。
彼が琉球新報の通信員であることと、「大会」直前に重要証言をした遺族の親族ということを隠して。
「反日勢力を斬る(2) 」さんが宮里氏出演のNHK番組をテキスト化なさっているので以下に丸ごと引用させてもらいました。
続・沖縄なんて要らない!http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007/3856956.html
NHK朝7時のニュース(2007年9月30日)
悲劇を繰り返さぬために
報告NHK沖縄 高野寛之
高校生の宣言
「教科書から軍の関与を消さないで下さい。醜い戦争を美化しないで欲しい」
仲井真沖縄県知事の挨拶
「沖縄県民を代表するものとして、今回の文部科学省の検定意見に対して強く抗議し、記述の復活がされることを強く要求する」
【宜野湾きのう】
ナレーター
「昨日の大会には主催者発表で当初の予想を超える11万人が参加しました」
「参加者の一人、宮里芳和さん(59)です。宮里さんは最初に集団自決が起きた島から参加しました」
(デモの老人達と握手を交わす宮里氏の映像)
ナレーター
「那覇から船で1時間、人口600人余りの座間味島です」
(観光客に「59名集団自決の場」の墓碑を説明する宮里さん)
ナレーター
「昭和20年3月にアメリカ軍が上陸し、島のあちこちで200人が集団自決しました。
宮里さんは島の観光ガイドとして当時のことを詳しく知ろうとしましたが、なかなか話しを聞くことが出来なかったといいます」
宮里
「みんな家族が手を掛けて殺した。喋れるわけはないんですよ。殺害ですから」
(深刻な顔をして聞き入る観光客)
宮里
「しゃべることが出来なかった。非常にきつい思いがあったけですね」
ナレーター
「宮里さんは生き延びたお年寄りを一人一人訪ね、聞き取りを続けてきました。今年1月からは村が纏める証言集の編集にも関わっています。証言を纏める中で、体験者の声を伝えたいと大会に参加することにした宮里さん。大会前日、親族がみんな集団自決した村の女性を訪ねました」
宮里育江さん(83)
「手榴弾を持って、万一のことがあったらそれで自決しなさいと、やり方も教えてもらって」
宮里
「それは日本軍ですね?」
育江さん
「そう。だけど教科書にないことには、本当の教科書じゃないわけですよね。親も兄弟もないということで、そういう味わいはさせたくないです」
(「強制」したかどうかが問題になっているのに・・・
どこかの国の「強制」を主張する被害者とダブってしまった)
ナレーション
「宮里さんは同じ島の50人と共に大会に同行しました。宮里さんは集団自決で家族を失くした島の女性の証言(★)を本人に代わって読み上げました」
(★狼魔人注:NHKは故意に隠しているが、代読したのは宮里芳和氏の親族宮平春子氏の証言であり、彼女は「集団自決」を指導したとされる村の助役・宮里盛秀氏の妹である。つまり宮里芳和氏は集団自決のキーマン宮里盛秀氏の親族である。)
(宮里芳和氏代読・6分27秒) ↓
http://202.90.10.24/janeye/shiminkisha/0709303201/01/
0709303201_yomitan_a.html
代読文内容⇒http://zamami.blog97.fc2.com/blog-date-200709.html
宮里(代読して)
「戦後62年経ってしまいましたが、今でもあの頃のことを思い出すと涙が止まらず、無念の思いがこみ上げてきます」
(大会が終わって・・・)
宮里
「こんなにみんなが聞いてくれるという事は、ひしひしと、身体がぞくぞくして来たね。素直に国はこれを受け入れて、もう1回検証し直して早めに事実に基づいてやって頂きたい」
ナレーション
「悲劇を二度と繰り返したくない。宮里さんをはじめ、大会に参加した多くの沖縄県民の強い願いです」
(この結びの言葉には欺瞞がある。問題の焦点は「軍の強制」があったのか無かったのかという点であり、その抗議集会である)
スタジオ
「今回の大会を受けて、沖縄県の仲井県知事や県議会は来月にも政府に対し、検定意見の撤回を改めて求めていくことにしています」
◇
以上の引用文を読むとNHKが、宮里芳和氏中心人物にし、彼が左傾の沖縄紙琉球新報の30年来の通信員のベテラン記者であることと、「軍命はあった」と証言した遺族の親類であることを聴視者に隠して番組構成をしている。
結果としてNHKはいかにも公平な立場を装う宮里芳和氏を操って卑劣な偏向番組をを全国放送したことにる。
国民の税金で運営する国営放送が恥ずべき偏向番組を放映したのだ。
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