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今日から世界禁煙デー が始まり6月6日までは「禁煙週間」だそうだ。
我が家では大学生の息子も含めて煙草を吸わないのでこんな「デー」には「ムエン・デー」(本人はダジャレのつもり)である。
時事ニュースとしてはちょっと古くなるが、沖縄では既に去る四月一日からタクシー内では全面禁煙となった。
全国でも18番目だというから早い方なのだろう。
毎月一度集まって飲み会をする仲間内でもこれが話題にならなかったのは、
喫煙する者は一人でけで、しかもあまりタクシーは利用しないからなのだろう。
同じく広島でも禁煙に厳しいのは「平和教育」が活発だからなのか。
⇒禁煙:公共施設とタクシー、全面禁煙化を 県医師会が要望 /広島
酒には寛容な沖縄なのに、地ビールならぬ「地タバコ」のある沖縄で煙草には何故か厳しい。
そこで今日のエントリーちょっと強引過ぎるかとも思うがタクシーと禁煙と禁酒の話。
快適な利用へ 県内タクシー禁煙スタート 2008年4月1日
県内の法人タクシーが加盟する県ハイヤー・タクシー協会(伊集盛先会長)と、個人タクシーが加盟する全国個人タクシー協会沖縄支部(仲程力支部長)の全車計約5570台が1日から全面禁煙になった。全県的にタクシーが全面禁煙となるのは全国で18番目。県内のタクシーには1日、ドア部分に「禁煙車」を示すステッカーが張られた。
同日午前、那覇市の県ハイヤー・タクシー協会で「全面禁煙タクシー」出発式があった。伊集会長が「公共の乗り物で禁煙が実施されていなかったのはタクシーだけで、長い間、客に迷惑を掛けた。快適に利用してもらうため頑張りたい」とあいさつした。
式では禁煙ステッカーが配布され、ジャイアンツタクシー乗務員の米村清勝さん(七一)は「喫煙者に吸うなと言うのは難しいが、お互いの健康にいい。吸わないよう理解を求めたい」と話した。
◇
煙草には厳しくとも、酒に寛容な沖縄では未成年の集団飲酒は日常茶飯事。
最近では未成年の集団飲酒もニュース価値がないのか、
高校生や中学生の集団飲酒では記事(ウェブ記事)にもならない。
この程度「宜野湾で高校生3人を補導 」や、この程度「中学生5人を補導 」は産経新聞那覇支局長小山さんのブログ「今夜も、さ~ふ~ふ~」に頼らざるを得ない。
さすがに、小学校での禁酒講演会には驚いたのか、新聞もこれは記事にした。
⇒「飲酒、断る勇気を」 非行防止で県警課長 (11/17 10:31)
念ために言っておくが決して「アル中オヤジ」向けの禁酒講演会ではなく、小学生むけの講演会である。
新聞には載っていたようだが、ウェブ記事では女子中学生が学校で大暴れの記事は見当たらなかった。
これこそ「東スポ風」に一面大見出しだと思うのだが・・・。
白昼の悪夢!
女子中学生 泥酔で学校に乱入
暴言を吐いて大暴れ!
警察に取り押さえられ御用!
・・・とか。
小山さんのブログによるとこうなる。
≪いつもの集団飲酒かと思ったら、スケールが違いました。
27日午前10時30分から、昼にかけて、
女子中学生3人(いずれも13歳)が、那覇市内のアパート階段で飲酒。
その後、泥酔状態で学校に入って、暴言を吐き、大暴れを始めたため、
警察に通報され、補導に至ったもの。
どうも、この日、登校後、服装などを注意され、
校外に出て、酒を飲んでうさ晴らし、
その勢いで再び学校に乱入したということらしいです。≫
さて、禁煙⇒タクシー⇒禁酒⇒泥酔・・・
と強引に話を繋いでくるとあの大物の話を避けて通るわけにはいかない。
時を遡ること17年の平成3年。
NHKの金看板・松平アナウンサーが酔ってタクシーに乗り、運転手とトラブルを起こしたあげく、後部座席から運転手の頭を蹴り上げた事件。
ニュースの時間には「こんばんは、松平です」が売り物の国営放送の人気アナウンサーの御乱行に、
巷では話題騒然、喧々諤々、肝心のトラブルの原因はさて置いて、興味の中心は専ら松平アナウンサーのキックの切れ味。
後部座席から狙いたがわず運転手の頭を蹴り上げる飛燕の技は何処で修得したのか。
看板アナウンサーは、テコンドーの達人なのかはたまたサッカーの強力ストライカーだったのか。
謎は謎を呼び、座席から蹴り上げた時の頭の位置も話題になった。
アレは秘伝の逆立ち蹴りだという説もあれば、サッカー界からはいやアレはオーバーヘッドシュートだという説も乱れ飛んだ。
松平アナウンサーは「その時」何をしたのか。
2チャンネルで「その時」の歴史を解明する記述があった。
「その時歴史はどう動いたか」を解明する貴重な史料として保存のため以下にコピペする。
◇
543 :名無しさんといっしょ:2008/01/29(火) 12:06:01 ID:a3yCiCWL
こんばんは、松平です。
歴史を大きく動かした「その時」には、
その瞬間の人々の決断や苦悩のドラマがあります。
今日の「その時歴史が動いた」は、
私がタクシー運転手を蹴り殺そうとした「その時」をご紹介します。
~~~~~
時は、西暦1991年、平成3年。
日本は第二次大戦後、空前の経済繁栄に酔いしれていました。
事実上の国営放送である特殊法人のNHKこと日本放送協会。
衛星放送を始めるなど順調だったこの局の看板アナウンサーが、
徳川御三家の流れを汲む松平定知でした。
松平がタクシー運転手を蹴るまで、あと3日。
~~~~~
さあ、今日の「その時」がやって参ります。
彼は泥酔したまま車に揺られながら、吐き気を覚えていました。
とそのとき、運転席からタクシー運転手の舌打ちが聞こえました。
~~~~~
彼が何故、タクシー近代化センターに通報するより、
その場で、自らの足を使って成敗することを決断したのか 、
これは現在に至っても、未だなお日本の歴史上最大の謎とされています。
~~~~~
今日は、後日発見された彼の日記をご紹介して、お別れしたいと思います。
「徳川幕府の支配層であった私がなぜ雲助ごときに舌打ちされるのか。
国営放送局のアナウンサーとタクシー運転手では、比べものにならぬ。
私の先祖は、民衆の生殺与奪を思いのままにしてきた。その子孫である
私が、いま人を一人蹴り殺すことで、なんの非難を浴びようか。」
その後、彼は当時のニュース番組を降板し、謹慎処分になりましたが、
再びアナウンサーに返り咲き、今度はスタッフにペンを投げつけるなど、
相変わらずの態度に辟易した視聴者からの抗議は耐えませんでした・・・
そんな私から最後の一言、受信料は国民の義務。払ってください
◇
なお、「その時」以後、松平アナウンサーは「逆手に取って」というフレーズは「サカテ」とは言わずに「ギャクテに取って」と発音するようになったという。 サカテは「酒手」を連想するからだという説もあり、また「その時」以後、中川(酒)と親交を深めたという説もあるが、何れも真偽の程は定かではない。
通常タクシーと酔っ払いの話は、松平アナウンサーの例の通り、運転手と酔客というのが相場だが、・・・
飲兵衛天国沖縄では話が違ってくる。
プロドライバーであるはずのタクシー運転手の泥酔が問題だというから怒るべきか笑うべきか、いや、松平アナウンサーの例のように笑っては済まされないだろう。
だがこれも何故か新聞にあまり載らない。
で、一年前の記事をやっと見つけ出した。
タクシー検問強化 飲酒運転対策
2007年1月10日
6日に個人タクシー運転手(51)が道路交通法違反(酒酔い運転)容疑で現行犯逮捕された問題を受け、那覇署は9日、那覇市西の県個人タクシー事業協同組合会議室でタクシー関係者など15人を集めて飲酒運転撲滅緊急対策会議を開いた。昨年11月にも別の個人タクシー運転手が飲酒運転で逮捕されており、同署はタクシーに対する検問を強化する方針を示した。
県警はこれまでタクシーについて、営業に支障が出ることやプロドライバーとしての信用から検問の際は配慮してきたという。しかし、タクシー運転手が相次いで逮捕された事態を受け、同署の當間和廣交通対策課長は「急いでいる人からは苦情が出てくると思うが、命が大事だと強調した。
法人タクシーの各事業所で活用されているアルコール検知器を、個人タクシーでも今後導入することも確認した。
昨年11月に逮捕された運転手は飲酒運転を繰り返していたことに加え、今回逮捕された運転手も飲酒運転の常習の可能性が指摘されており、那覇地区交通安全協会の島袋武会長は行政と連携したアルコール依存症のチェック体制の確立を訴えた。
全国個人タクシー協会沖縄支部の仲程力支部長は「再発防止できなかったことは非常に残念で、県民に心からおわびしたい」と陳謝。「飲酒運転は許されない行為であり、撲滅に向けて最大限の努力を続けていく」と述べた。
◇
ローカル放送「ラジオ沖縄」の| 方言ニュース出でも紹介されていた。
しつこく念を押しておくと、上記引用記事は酔客と運転手とのトラブルを避けるため県警とタクシー協会が努力しているのではない。
注意すべき酔っ払いは後部座席の客ではなく、ハンドルを握る運転手だというから、
松平アナウンサーも後部座席で、ふんぞり返って、
オチオチヘドも吐いておれないだろう。