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安倍政権の時は朝日を先頭にした日本のマスコミは、どうでも良いことを連日重箱の隅をつつくように批判していた。
いわく「子供を生む機械は怪しからん!」、「バンソウコウは怪しからん!」、「タウンミーティングのヤラセが怪しからん!」・・・。
だが、こんなつまらないことを真に受けて辞任してしまった安倍首相の方が怪しからんとも思うのだが。
日本では株主総会を始めとする各種会議では、多少の「ヤラセ」はよくあることなのだが、
何故か安倍首相が絡むと微塵の「ヤラセ」もまかりならんというマスコミの姿勢だった。
ところが首相が福田首相に替わり、相手が中国様となるとマスコミを挙げて「ヤラセ」の片棒を担ぐというのだかから、
今更ながらマスコミのダブスタには呆れかえる。
来日中の胡錦濤・中国国家主席は8日、都内の早稲田大学で日中青少年との交流活動に参加、北京五輪日本代表の福原愛選手と卓球を楽しみ、「ピンポン外交」を繰り広げた。
胡主席は、上着を脱ぎ、眼鏡を外して臨み、強烈なスマッシュを披露。
観戦した福田首相は「戦略的な卓球でなかなか油断できない。一緒にプレーしないでよかった」と話していた。
(2008年5月8日23時42分 読売新聞)
◇
この記事に代表される胡錦濤主席と福原愛ちゃんのピンポン試合のシーンは繰り返しテレビワイドショーで報じられ、概ね次のような「町の声」を付けて流された。
「(胡錦濤主席は)怖い印象を持っていたが意外と庶民的で好感持てた」(中年女性)
「眼鏡を外して一生懸命なのは可愛い」(若い女性)
ピンポンに先立って行われた、講演はNHKで全国に同時中継されたほか、中国でも中国中央テレビを通し全土に生放送された。
中国側は両国国民に直接、「最も重要な2国間関係の一つ」(胡主席)の日中関係を訴える場として、訪日のクライマックスと位置付けた。
「レンタル・パンダ」と「ピンポン外交」で、全てがメデタシ、メデタシとマスコミは報じるが、
日本国民をたぶらかす胡錦濤主席の「ヤラセ」を、日本のマスコミは批判するどころか、恥知らずにも、その片棒を担いだ。
安倍政権の時の「タウンミーティング」でのヤラセ行為をマスコミは、連日ヒステリックに追求したが。
今回の早稲田大学での「ピンポン外交」と「講演」で行われた壮大なヤラセについて報じるマスコミはない。
テレビで愛ちゃんと会話する胡錦濤主席をにこやかに取り囲んで見守る学生達は、江沢民の時のような一般公募の学生ではなく、
40人前後の「身元の確かな」中国留学経験者だけだったという。
しかも彼らには、事前に「政治的な質問はしないように」という趣旨のことが伝えられた。
◆NHK報道⇒福原愛ちゃん VS 胡錦濤主席 http://www.youtube.com/watch?v=kAnjTOhyXR8
◆中国側報道⇒胡錦濤球技都不錯(8-5-0 8)
◆【追記動画】⇒学内で警察に強制排除される早 稲田の学生とOBたち
これでは日中共犯の壮大なヤラセではないか。
その前に行われた講演で、大隈講堂の一階前よりの座席を埋め尽くしのは、胡錦濤主席と一緒に来日した中国共産主義青年団の精鋭200人だという。
福田首相を先頭にした国際的「ヤラセ」を告発したのは、他ならぬ当の早稲田大学の教授。
見損なっていたが、まだワセダにも骨のある教授がいたようだ。
早稲田大学法学学術院(法学部、大学院法学研究科)教授の水島朝穂氏のHP
一般に、外国の賓客が来学し、講演を行うときは、事前に教職員に対して参加を募る案内が届く。限られた範囲の人々を集めるような講演会でも、関連科目の担当教員には招待状が来る。学生の参加を募ることもある。しかし、今回は、講演会があることすら伏せられ、前日になっても公式ホームページに情報提供は一切ない。少なくとも私の所属する法学部の中国語関係の教員に対して講演会への参加案内はなかった。法学部がそうなのだから、全学的に中国関係の教員・研究者に参加を呼びかけるということはなされなかったとみてよい。全学に中国語を履修する学生はたくさんいるが、そういう学生たちに講演会への参加がアナウンスされることもなかった。大隈講堂に入れる早大生は、1998年11月の江沢民主席来学時のような、一般公募の学生たち(その個人情報の扱いをめぐって訴訟にまで発展したところの)ではなく、40人前後の「身元の確かな」中国留学経験者だけである。彼らには、事前に「政治的な質問はしないように」という趣旨のことが伝えられたようである。
そして、明日、大隈講堂の一階前よりの座席を埋め尽くすのは、胡錦濤主席と一緒に来日した中国共産主義青年団の精鋭200人とみられている。昨日、軽井沢で静養した彼らは、元気いっぱいで「警護任務」につく。胡錦濤氏はこの青年団の出身で、1984年にその第一書記(最高指導者)に登りつめた人物である。中国共産党のエリート養成機関であり、まさに彼らは胡錦濤氏の「親衛隊」といってよいだろう。この親衛隊があたかも学生の聴衆のように拍手を送る。明日の夕方のニュース映像には、早大生が拍手しているように映るのだろうが、中国製の「サクラ」である。
このように、 早大の教職員も学生もあずかり知らないところで、「早稲田大学は、胡錦濤主席を歓迎する」という行事がとりおこなわれる。
◇
日本のマスコミでは「抗議の嵐」を伝えるのが精一杯だった模様だが、一般紙よりスポーツ紙の方が事実を良く伝えているのも皮肉だ。
騒然ワセダ抗議の嵐 胡錦濤主席はピンポン外交で友好演出 サンケイ・スポーツ 2008年05月09日 更新
胡錦濤主席早稲田で講演 胡主席が到着するまえに、チベット解放を訴える人ら 警官隊と衝突した =東京・早稲田大学大隈講堂前、8日午後1時半【鈴木健児撮影】
華麗なラケットさばきで、福原愛選手とラリーを繰り広げる中国の胡錦濤国家主席。愛ちゃんの表情も真剣?=8日午後、東京都新宿区の早稲田大学(代表撮影)
対戦を終え、笑顔で愛ちゃんの肩を抱く胡主席(代表撮影)
来日中の胡錦濤中国国家主席(65)が8日、早稲田大学(東京都新宿区)で講演した。会場の大隈講堂前にはチベットの旗や中国国旗を掲げた学生ら数百人が集結。両グループが機動隊を挟んで怒声を上げ、一部の学生らが警察官ともみ合うなど騒然とした雰囲気に。しかし胡主席はリラックスした表情で、講演後は北京五輪代表で早大2年の福原愛選手(19)らとの“卓球対決”に臨んだ。
◇
飛び交う怒号や小競り合い…。“都の西北”が、中国のチベット政策の抗議行動に揺れた。
午後3時20分からの胡主席の講演を前に、正午ごろから会場の大隈講堂前には、チベットの旗を持った支援団体ら数百人が集結。学生らしき人は少なく、「フリーチベット」と大合唱。一方、機動隊を挟んで中国人留学生約100人が、中国国旗を掲げ「ワンチャイナ」(中国はひとつ)などと大声を上げた。
この日の警備態勢は約500人と胡主席が来日して以来最大規模。授業は通常通り行われたが、一部のチベット支援団体を封じ込めようと、早大の創設者、大隈重信銅像付近にバリケードが敷かれるなど、構内は異様な緊迫感が漂った。周辺では警官と学生らとのもみ合いがあったが、逮捕者はなかった。
荒れる早大で胡主席は約35分の講演。約200人の学生らを前に緊張した表情が目立ち、学生らの質問は受け付けなかった。しかし、続いて行われた早大構内での交流イベントでは、「パンダ外交」につぐ「ピンポン外交」を披露した。
「ちょっとやってみましょう」とおもむろに上着を脱ぎ、眼鏡を外す胡主席。同席した北京五輪・卓球の日中両国代表である福原愛、王楠両選手らに、勝負を挑んだ。
早大OBの福田康夫首相(71)が見守る中、愛ちゃんとの注目の対戦。胡主席は、甘い球を見逃さず、右腕から強烈なスマッシュをたたき込むなど果敢に攻め、8度のラリーを5対3で制した。先月26日の長野聖火リレーで走行中、乱入者に見舞われ「怖かった」と表情をこわばらせた愛ちゃんも、この日は笑顔が弾けた。
一方、昨年12月に訪中した際、温家宝首相とのキャッチボールを披露した福田氏。愛ちゃんにプレーを誘われたが「(福原、王両選手の)2人を見たら尻込みしますよ」と辞退。プレー後の愛ちゃんに「タジタジだったね」と声をかけていた。
“不参加”の理由について「やらなくてよかった。(胡主席は)戦略的な卓球で、油断してはならない相手ですよ。フッフッフッ」と、意味深?な感想を述べ、場内の笑いを誘っていた。
★「パンダでごまかすな」
中国製ギョーザ中毒事件で、2家族計7人の被害者が出た千葉県の堂本暁子知事(75)は8日の会見で、来日中の胡主席がパンダ2頭の貸与を表明したことについて「パンダでごまかされては困る」と苦言を呈した。知事は「ギョーザ事件にしろ、油田問題にしろ、政治的にアジアでリーダーシップを取っている国同士できちんと話して良い方向を出していくことが求められている。パンダに惑わされない方が良い」と述べた。
★w-inds.会場盛り上げる
人気ユニット、w-inds.が8日、早大・大隈講堂で行われた「日中青少年友好交流年」開幕式に出演。ヒット曲「キレイだ」のサビの部分を中国語で歌ったり、中国人歌手のジェーン・チャン(23)と「明日があるさ」を“デュエット”したりして、会場を盛り上げた。
「客席に福田首相や胡錦濤国家主席を見つけたとき、あらためてすごい場所で歌っているんだなぁと、ますます緊張しました」とボーカルの橘慶太(22)。w-inds.は昨年3月と11月、北京で行われた「日中文化・スポーツ交流年」のイベントに出演するなどアジア各国で人気があり、今回の“大役”が決まった。
■ピンポン外交
朝鮮戦争以後、敵対関係にあった米国と中国が卓球をきっかけに外交関係を改善させた。1971年、卓球の世界選手権名古屋大会で、会場に向かう中国チームのバスに米国チームが間違えて乗車。これがきっかけで両国選手団幹部や政府関係者らが動き、同年4月7日に中国が「米国選手団を招待する」と発表した。72年2月にはニクソン米大統領の訪中が実現。米国の姿勢の変化は他国にも影響し、日本も田中角栄首相が訪中し中国との国交を回復した。
痛いニュース(ノ∀`)2008年05月08日
「中国はチベットを弾圧するな」 早大生と警官もみ合う…チベット旗掲げ中国に抗議行動
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安倍政権時代の「ヤラセ」にはヒステリックに批判して、相手が中国となると見てみぬ振りのマスコミよ、
恥を知れ!
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