マルチ商法の業者から政治団体に多額の資金提供が明らかになった民主党の前田雄吉衆院議員は、業界擁護の国会質問を活発に繰り広げていた。「次代を担うネットワークビジネス」という著書も出した前田議員を、業界関係者は「ありがたい存在」ともてはやした。
初質問の04年3月以来、前田議員は07年までに計4回、衆院予算委員会の分科会で質問を続けた。「ごく一部の悪質企業は厳格に取り締まれ」としながらも、大半は業界の擁護に割いてきた。
05年には、「キャッチセールスや点検商法と一緒にされて、ネットワークビジネスの皆さんは非常に迷惑している」と述べ、「(ネットワークビジネスは)個別商法として基本法を作る必要がある」と経済産業相に答弁を求めた。 (略)
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「マルチ商法年表 」この中で悪名で鳴らした大物マルチが
ここで名を連ねている。↓
ネットワークビジネスランキングhttp://www.eside.biz/nwb/ranking.htm
そしてネットワークビジネスのアドバイザーが前田雄吉民主党議員だという。
ネットワークビジネス推進連盟(旧:流通ビジネス推進政治連盟)/トップページ
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次代を担う ネットワークビジネス ネットワークビジネスへの 「無知・無理解・誤解・偏見・勘違い」を正す!
衆議院議員 前田雄吉 著 ISBN978-4-902222-45-6 定価 1.429円+税 アチーブメント出版 発行
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ネズミは、沈没間際の船から気配を察して逃げ出すと聞く。
沈没間際の社会党から多くのネズミが民主党に逃げ込んだ。
小沢民主党は「隠れ社民党員」の巣窟かと思ったら、リアル・ネズミ講の巣窟だったというから驚くべきか笑うべきか。
いや、笑っている場合ではない。
小沢党首の側近で構成するネズミ一族が党内で「ネズミ講擁護団体」を形成していた。
ネットワークビジネスとは、「マルチ商法」、すなわち「ネズミ講商法」の世を忍ぶ仮の姿である。
健全なネズミ講を育てる議員連盟って?
健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟『ウィキペディア(Wikipedia)』
健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟は、ネットワークビジネス推進連盟に関連した議員連盟。
活動目標
ネットワークビジネスと称する連鎖販売取引(いわゆるマルチ商法)の基本法制定、薬事法の改正、をテーマに掲げて活動している。
[編集] 沿革
2003年9月、流通ビジネス議員連盟として発足
2008年1月、健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟に改称
[編集] 加盟議員
現在加盟している議員は全て民主党所属、または元民主党所属の無所属のどちらかである。
会長:藤井裕久
事務局長:前田雄吉
顧問:山岡賢次
松木謙公
松下新平
ネズミの巣窟にはネズミがゾロゾロ、ほとんどが小沢側近ではないか。
大山鳴動ネズミ一匹かと思ったら、前田雄吉、藤井裕久、山岡賢次そして会の創立には石井一副代表も参加しているという。
そして、こともあるか、
国会でネズミ擁護の質問までしていた。
マルチ議員前田雄吉の国会(暴走)質問
この先生はネズミの巣窟まで出張してネズミ講の勉強会まで。
民主党山岡賢次衆議院議員のマルチ商法講演会1
民主党山岡賢次衆議院議員のマル チ商法講演会2
民主党山岡賢次衆議院議員のマルチ商法講演会3
民主党山岡賢次衆議院議員のマルチ商法講演会4
そんな調子で記者会見でもしようものなら、小沢民主党がネズミの巣窟であることが白日の下に晒されるところだった。
民主・前田議員、予告した記者会見予定を中止(朝日新聞)
民主党の前田雄吉衆院議員(48)=比例東海=が、自身が代表を務める政治団体にマルチ商法業界から資金提供を受け、業界擁護の国会質問を繰り返していた問題で、前田議員は14日、いったん同日夜に名古屋市内で行うと決めていた記者会見を急きょ中止した。
前田氏の東京事務所は同日午後3時ごろ、愛知県庁内にある「県政記者クラブ」にファクスで記者会見の実施を通告。届いた文書には、「午後7時15分をめどに記者会見をクラブで行う。06年に火事で自宅が全焼し、関係資料が燃えてしまい調査に時間がかかった」と対応の遅れを弁明していた。
だが午後5時になって、事務所から「資料がそろわず大変申し訳ないが延期する。もう少々時間をいただきたい」という別のファクスが届いた。記者クラブ幹事社が詳しい説明を求めると、前田議員本人から電話があり、「資料がそろう前にあやふやな説明をしないよう党本部から指示があった」などと述べたという。会見は一両日中に行うとしている。
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通常の詐欺は被害者と加害者の二組に別れる。
マルチ商法詐欺は一握りの「創業者」は確信犯でぼろ儲けするが、
ほとんどの構成員はビジネス経験の無い主婦や学生で占められており、
被害者になると同時に友人、知人を「勧誘」することにより加害者にもなる。
そして「勧誘」の人間の鎖は友人、縁者の信頼の輪をずたずたに切り裂いていく。
途中でこの蟻地獄、いや、ネズミ地獄に気が付いた会員は「詐欺かビジネスか」の狭間に動揺し始める。
更に被害者と加害者の狭間に立って動揺する会員を勇気付けるもの。
それは国会議員等が広告塔になって応援することである。
かくして、途中脱落しかかったネズミの輪(被害者の輪)は広がっていく。
ベルギーダイヤモンド・マルチの場合は元通産省のエリート官僚が広告塔になっていた。
前田雄吉、山岡賢次、藤井裕久、石井一、松木謙公、松下新平・・・
これでは民主党はネズミの巣窟ではないか。
国民を騙した民主党議員のネズミ講商法支援は極めて罪が重い。
中山議員の「失言」に比べて、その罪の深さは議員辞職では遠く及ばない。
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