狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

続・ネズミ騒動 中山議員「出る」「出ない」で大騒動

2008-10-17 12:39:40 | 県知事選

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便秘と下痢の会話じゃあるまいし

「出ない」「出る」・・・

やっぱり「出ない」・・・それは無いだろう。↓

中山前国交相、不出馬 「でない」「でる」…やっぱり「でない」

せっかく当日記でも応援していたのにこのザマだ。

「『失言』は正論であり、これしきで大臣を辞任する必要はない」と。

それが大臣どころか結局は議員まで辞めることになった。

ここまでは、まだ良かったのだがね。

大体このお方マスコミに言質をとられやすいタイプと思われ、

昨年の集団自決に関する発言でも地元紙に引っ掛けられて、

「軍命令あり」と「言った」「言わなかった」

で意見がコロコロ変わり、こんなエントリーをしたくらいだ.。

コロコロ変る中山元文科相の歴史観

コロコロ変わった上に又変わるので、

遂にはこんなタイトルにしなければならなかった始末だった。

転げ回る中山元文科相の歴史観

常日頃の中山氏の発言からは左翼に媚びるような「軍命はあった」なんて言うはずも無いと思うのだが、

地元新聞に大きく「軍命発言」を報じられるような醜態を何度も繰り返していた。

今回の「出ないー出る」騒動の後、ご本人は迷惑をかけたので山に篭って座禅を組むといっていた。

これを受けた東国原宮崎県知事にこう突っ込まれていた。

「中山さん、この前も山に篭って座禅を組むといっていたが、ゴルフ場に現れた。今度こそ座禅してください。 お願いしますよ」と。

本当に今回は、山篭りはともかく、寺にでも篭って座禅でもして、次の機会には生まれ変わって「出て」欲しい。

TBSの杉尾解説員はこのニュースに、嬉しそうに「二度と立候補するな」と言っていたが、

臥薪嘗胆、捲土重来とは中山氏のためにある言葉だ。

                                               ◆

 

サブプライムローンの余波で世界中が大騒ぎだが、日本の政界はネズミ講で大騒ぎ。

だが「サブプライムローンはネズミ講だ」という説がある。

両者ともありえないことを前提にしている。

その結果必ず破綻する・・・つまり破綻を前提としたシステムである。

ネズミ講は無限に新規顧客が増えるということを前提にすればきわめてうまくいくシステムだが、

実際に顧客が無限に増えるはずはなく、

創業者の一部がぼろ儲けをして、必然的な破綻によりほとんどの参加者は経済的にも、信用の点でも大きな被害を被る。

一方、サブプライムローンは住宅価格が永久に値上がりを続けるのを前提にすれば、うまくいくはずのシステムだが、

不払いが増加すると価格が下がり始め不良債権となる。

ここまではは、1990年代の日本の不動産バブルと同じだが、

サブプライムローンの場合は「債権(見込み不良債権)」を、

細切れの証券化し、それが「住宅は永久に上がる」という神話で信用が肥大化し、更に再保険のように債権の証券が再発行され金融業者間で転売される間に巨大な金額に膨れ上がった。

泡のような信用で膨れ上がったシステムが破裂すると膨大な不良債権として残り、

不良債権の巨大な額と他国への影響という点では日本の不動産バブルよりはるかに悪質である。

ネズミ講もサブプライムローンも有り得ないことを前提としている点、つまり破綻を前提としている点では、詐欺的といわれても仕方が無い。

金融工学という詐欺的な言葉があり、ヘッジファンドとかデリバティブとかに怪しげな数式を持ち込んだノーベル賞をもらった経済学者も出た

しかし彼らが発見した方程式は、誰にババをつかますかの方程式だったが、結果的には世界中がババをつかまされたのである。

一時はハゲタカファンドと呼ばれて、金融のエキスパートともてはやされた欧米の金融機関が、結局は自分が廻したババが自分に回ってきて破綻に追い込まれている。

だが、モノを作らない「ゼロサムゲーム」では損をするヤツがおれば、必ず得をするヤツもいる。

そんなヤツは今頃世界のどこかでニンマリと笑っているだろう。

 

日本の政界のネズミ講の方だが、消費者行政担当大臣が消費者に被害をばら撒いている会社のお友達だったとは・・・・。

野田消費者相のパーティー、日本アムウェイが券購入写真付き記事(12:20)

写真閣議に臨む野田消費者行政担当相=17日午前、河合博司撮影

 野田消費者行政担当相は17日の記者会見で、マルチ商法業界からの政治献金などについて調査した結果、「日本アムウェイ」に02年から計3回、16万円分のパーティー券を購入してもらった、と明らかにした。野田氏は「決して違法でもないし、業務停止を受けたような会社ではない」と説明したが、アムウェイ側に返金する意向を表明した。

 野田氏の説明では、96年に衆院商工委員会で訪問販売法改正案について質問したのに先立ち、先輩議員の紹介で日本アムウェイから現状について説明を聞いた。その後、事務所に記録が残る00年以降、02年に3枚、03年に3枚、08年に2枚のパーティー券を購入してもらったという。

 野田氏は、国会質問とパーティー券購入との関連について「全くない」と否定した。そのうえで「12年前の私は、消費者の存在について意識が希薄だったことは事実。それは反省する」と釈明した。

 一方、この問題で野田氏以外の15閣僚は17日の記者会見などで、マルチ商法業界からの献金や、国会での関連質問の有無について否定。小渕少子化担当相は「現段階では分からないので調べて報告する」としている。

                     ◇

>「決して違法でもないし、業務停止を受けたような会社ではない」

このお方は「勉強不足だった」とは言いながら、

「ネズミ講地獄」についての認識に欠けているようだ。

「違法性や業務停止の有無」が問題なのではない。

消費者と問題を起こすのが恒常的な会社とお友達なのが消費大臣として問題なのだ。

⇒「アムウェイ問題」を被害者と共に考える会http://www.ne.jp/asahi/kato/logos/victim.htm

                 ◆

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国会はネズミの巣窟か

2008-10-17 10:51:03 | 県知事選

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マルチだ、MLMだ、ネットワークビジネスだ・・・と目くらましのネーミングで分かりづらいが、

ネズミ講手法で「商品を売る」という言い逃れで、ネーミングを変えて消費者を誤魔化してもネズミ講はやはりネズミ講。 

良いマルチも悪いマルチもあったものでは無い。

ネズミ講は悪いに決まっている!

消費者がネズミに騙されるのはある程度やむ得ないとしても、

国会議員の先生方がネズミの先棒を担いでいたとは。

社協のマルチ警鐘記事に議連が抗議 民主3氏の名前(03:02)
 民主党国会対策委員長の山岡賢次衆院議員(65)=比例北関東=が当時会長を務めていたマルチ商法業界支援の議員連盟が、同商法への注意を呼びかける広報誌を出した三重県内の社会福祉協議会に抗議の意見書を送っていたことがわかった。業界からの抗議を後押しする内容で、山岡議員を筆頭に、連盟事務局長で16日に離党した前田雄吉衆院議員(48)=比例東海=らが名前を連ねていた。

 意見書を出したのは「流通ビジネス推進議員連盟」(当時)で、抗議書を出したのは「流通ビジネス推進政治連盟(NPU)」。書類はいずれも07年2月28日付のA4判1枚で、国会内の郵便局から別々の封書で発送された。

 両連盟の抗議の対象となったのは06年10月15日に発行された三重県内の自治体にある社協の広報誌の記事で、抗議書は訂正広告や謝罪などを要求。受け入れない場合は「法的に処断する」などと書いている。

 意見書はこの抗議書を踏まえ、「(記事が)業界すべてが悪いとの印象を読者に与えかねない」と指摘。末尾に、山岡、前田、同党の牧義夫(50)=愛知4区=の3衆院議員の名前を連記している。

 社協によると、政治連盟や議員連盟のメンバーと面識はなく、事務局長は「(活動をやめろという)脅迫だと思った。国会議員からだったのは驚いた」と話す。社協は弁護士に相談するなどしたが、その後の政治団体や議員側からの接触はなかった。「議員の良識を疑う」と憤った。 (略)

                     ◇

分かりにくい記事だが、

三重県の社会福祉協議会が広報誌で「ネズミ講には気をつけましょう」と注意喚起したら、

山岡賢次民主党議員を会長とする「ネズミ講応援団」から抗議を受け、

抗議書は訂正広告や謝罪などを要求し、

受け入れない場合は「法的に処断する」などと書いているという。 

>社協によると、政治連盟や議員連盟のメンバーと面識はなく、事務局長は「(活動をやめろという)脅迫だと思った。国会議員からだったのは驚いた」と話す。

これでは山岡ネズミ議員の脅迫ではないか。

こうなると山岡賢次、藤井裕久、松木謙公 、松下新平といった民主党のネズミ一族にも釈明が欲しい。

≪我々は良いネズミの擁護者だ≫

≪ネズミ一族にたてつくとは無礼な≫

≪このネズミの紋所が目に入らぬか≫

※ネズミの紋所=NWB=ネットワークビジネス

この頃のネズミ一族は、「四面鼠歌(そか)」

を謳歌していた。

心強い仲間(山岡議員とその一族)が付いていたのだ。

 

ところが、ネズミの輪はこんなところにも飛び火が。

ネットワークビジネスのネーミングに幻惑され、

「ネズミ講=マルチ=MLM=ネットワークビジネス」が理解できないような人物が、

消費者省大臣というのは、

喜劇ではないか。

ネズミ講被害者が消費者相談窓口に相談したら・・・

なんとビックリ、

最高責任者の消費者大臣が「ネズミ応援団」だった。

やはり喜劇だ。

毎日:<野田聖子氏>マルチ業者擁護発言 96年衆院委で
福島民友:野田氏がマルチ業者の献金調査へ 辞任は否定

なるほど、前田ネズミが、「良いマルチ育成に信念を持っている」と開き直っていたとき、

「野田消費者大臣と堂々と議論したい」と嘯いていた意味が分かる。

前田議員のニュースで、記者団にに答えるテレビ画面の大臣の表情は心なしか引きつっていたようだが・・・。

国会で「良いネズミ育成」を巡って、前田ネズミ議員と野田ネズミ大臣の白熱した議論を・・・・・・

見たくね~!

野田大臣もネズミ業者からの献金があったのなら辞任は免れないでしょう。


そもそも、12年も前のネズミ擁護発言が今頃話題になるとは、

これまで放置してきたマスコミと野党の目は節穴だったのか。

それとも「よいマルチと悪いマルチ」がある、

とでも思っているのだろうか。

いや、野党もネズミの巣では「窮鼠猫を咬む」、でネズミ族の逆襲が怖くて黙していたのか。

だとしたら、マスコミもネズミの巣窟なのか。

いや、国会はネズミの巣窟なのか⇒マルチ業者巡る資金、国会質問 与野党、批判の応酬  

国会のネズミ駆除には⇒ねずみ駆除作戦1

 

【追記】

一連のマルチ議員騒動で、民主党は蜂の巣を、もとい、ネズミの巣をつついたような大騒ぎの模様。

ウィキペディアからネズミ議員の記述を削除しようと大童のようだ。 以下「博士の独り言」からの転載です。

興味深い「改ざん」行為

 読者から興味深い記事を教えていただいた。小ブログでも取り上げた「マルチビジネス」について、関係している民主党議員諸氏、およびその組織に関するWikipediaが相次いで編集、消去などが加えられている、とのことだ。改編と指摘して差し支えないだろう。同記事に云く、「Wikipediaの編集履歴によると、2008年10月10日 (金) 7:51から7:57にかけて、IPアドレス「210.136.96.22」によってWikipediaの編集が7回行われており、一部のページは中身が白紙化されています」と。また、「編集された項目と、編集内容は以下の通り」と紹介し、事例を具体的に示している。 (以下、引用)

ネットワークビジネス - Wikipedia 

編集内容: 民主党の衆議院議員である前田雄吉氏と松木謙公氏、山岡賢次氏、無所属の参議院議員である松下新平氏によって構成されている政治団体「ネットワークビジネス推進連盟」に関する記述が削除。

前田雄吉 - Wikipedia 

編集内容: 前田雄吉氏の著書「次代を担うネットワークビジネス」に関する内容や、「健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟」の事務局長であったこと、「ネットワークビジネス推進連盟」に関する記述などが丸ごと削除。

藤井裕久 - Wikipedia 

編集内容: 藤井裕久氏が連鎖販売取引を健全育成するための議員連盟の会長であることを削除。

藤井裕久 - Wikipedia 

編集内容: 藤井裕久氏が「健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟」の会長であることなどが経歴から削除。

ネットワークビジネス推進連盟 - Wikipedia 

編集内容: 前田雄吉氏がアドバイザーとなり、民主党の石井一副代表が名誉会長を務める「ネットワークビジネス推進連盟」が「健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟」と深い関わりを持つ旨を削除。

山岡賢次 - Wikipedia 

編集内容: 「健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟」の現在の会長が藤井裕久氏であることを削除。

健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟 - Wikipedia 

編集内容: ページを白紙化。無かったことに。

なお、編集を行ったIPアドレス「210.136.96.22」は以下のリンクによると衆議院のものだそうです。

(以上、引用)
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 最後に、「はたして一体誰が編集を行ったのでしょうか」、と「編集を行ったIPアドレス「210.136.96.22」は以下のリンクによると衆議院のものだそうです」、と「IPアドレス検索結果: 210.136.96.22」を示している。

20081017007
検索結果より引用
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改ざんが「10月10日」に行われた事由

 上記の改ざんが10月10日に行われている。この日は、先稿でも参照のために引用させていただいたが、「これが「小沢民主党」のアキレス腱という「マルチ商法」議連の献金疑惑」と題する記事を掲載した「週刊新潮(10月16日号)」が発売(10月9日)となった翌日に当たる。どなたかが、衆議院から、「これはまずい」と思って改ざんしたのか、あるいは、“事実無根”を主張するために改ざんしたのか。その真意のほどは図りかねるが、問題の「根の深さ」を窺わせる行為に映る。

20081017008
新潮誌記事(切り抜き)(10月16日号)より
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