狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

続・女装の少年の謎ー歴史資料館も知らないエピソード

2009-04-10 06:21:52 | オカッパの少年
     
沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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「うつろな目の少女」として夙に知られた写真の少女の正体が、

実は女装した大城盛俊氏だ、と報じた琉球新報の記事に衝撃を受けた。

だが沖縄出身で長年沖縄に在住する筆者が何よりも驚いたのは、この手のニュースには過敏に反応するはずの沖縄紙が戦後60数年間もこんなオイシイ話を見逃してきた事実である。

大城氏が自分の体験を語るのを好まず、そのときまで沈黙を守っていたのなら納得もできる。

だが、大城氏は全国を行脚して千数百回にも及ぶ講演会行っている講演会のプロではないか。

それに大城氏が写真の少女が自分であると知ったのは、二十年以上も前のことである。

更に、不謹慎ながら、新報記事を見てとんでもない誤読をしてしまったことが驚きに輪ををかけた。

戦時中に鬼畜米兵の毒牙を免れるため女性が断髪し男装したとは沖縄では良く聞く話。

だが、「少女が髪を切って少年に化ける」のなら腑に落ちるのだが、その逆の大城氏の場合は筆者の理解を超えた。

髪の伸びる時間や技術的にいっても、丸刈りよりオカッパ頭の方が調髪は難しいはずだ。

それにこのような例は数ある沖縄戦の証言の中でも、後にも先にも、大城氏の話が初めてであると思われた。

記事を誤読したというのは、次のくだりである。

<当時12歳で、育ての父に「男の子は兵隊にやられるから女の子になりすましなさい」と言われ髪を伸ばした。(琉球新報 2007年8月25日)>

冷静に読めば「男の子は兵隊にやられる」とは「兵隊に遣(や)られる」だと理解できるのだが、

二年前のその当時は「11万人」集会を目前に控え新聞は連日「悪逆非道の日本軍」という合言葉を表面に押し立てた大キャンペーンを張っている最中である。

筆者は恥ずかしながら記事中の「兵隊」という単語に脊髄反応してしまい、「男の子は兵隊にヤルられる」、つまり犯されると誤読してしまったのだ。

ということは沖縄に派遣された日本兵は揃って男色性癖のある「ホモ軍団」ということになる。

いくらなんでも日本軍を貶めるのに「ホモ集団」はないだろうと怒りを通り超して苦笑した。

まもなく誤読と判明するのだが、実際は大城氏は兵役の手伝いをされるのを避けるため少女に扮装していたのだ。

現在の感覚で言えば兵役を逃れるため大城少年をオカッパ頭の少女に仕立てた義父の心境はよく理解できるが、兵役忌避は例え少年といえども当時は恥ずべき行為とみなされる時代であった。

大城氏が、自分の故郷である沖縄本島での講演をさけるようにもっぱら本土を中心に講演している理由も、女装により「兵役忌避」したと言う負い目があったのではないか。

この兵役忌避は筆者の勝手な推量ではなく、本人が2005年8月11日放送の朝日放送の戦争特集「語りつぐ戦争」に登場して、オカッパ頭にした理由を、次のように証言している。

<女の子に変装したのには、理由がありました。

「お父さんは私に向かって、『兵隊たちは年齢に関係なしに連れて行くから、髪を伸ばしなさい』と…」>(http://webnews.asahi.co.jp/you/special/sengo.html 

 

   

 教科書の嘘許さず 大城さん、憤りで声震わせる

2007年8月25日琉球新報

 <「うつろな目の少女」と題し、大田昌秀著「これが沖縄戦だ」(1977年出版)の表紙写真で紹介された兵庫県伊丹市の大城盛俊さん(75)=旧玉城村出身=が来県、高校歴史教科書検定で沖縄戦の「集団自決」に関する記述から日本軍の強制が修正・削除された問題で、「沖縄県民はもっと怒って立ち上がらなければ」と訴えている。・・・・ 表紙の“少女”の正体が大城さん。当時12歳で、育ての父に「男の子は兵隊にやられるから女の子になりすましなさい」と言われ髪を伸ばした。>
                  ◇

■地元では知られていない「女装の少年」■

沖縄戦で米軍が撮影した膨大なフィルムが公開されてきたが、その中でも見る人の胸を打つ有名な二人の「少女」の写真がある。

「少女」の写真はそれぞれ大田昌秀著『写真記録「これが沖縄戦だ」改訂版』の中に収録されているが、

その一枚が「白旗の少女」として知られる一枚で、他の一枚が「うつろ目の少女」の写真である。

「うつろな目の少女」は同書の表紙に使用されているだけでなく、冒頭第1頁でも「傷つき血みどろになった少女」とキャプション付きで掲載。

一冊の本で二度も大きく紹介されているので、同書を手にした者の目に必ず飛び込んでくる構成になっている。

同書は40万部を売る大ベストセラーになったせいか、この「少女」の写真は沖縄では良く知られた写真である。

だがこの少女が実は男の子であったということを知る人は、地元沖縄でも少ない。

実際、筆者の知人友人ら二十数人に尋ねてみたが、「少女」の写真は見たことはあってもその正体が少年であると知る者は一人もいなかった。 

■沖縄戦史資料館も知らない「少女」の秘密■

試しに沖縄戦の資料展示で「反軍姿勢」で知られる二つの歴史資料館を調べてみた。

激戦地のあった本島南部にある「具志頭村立歴史民俗資料館」の沖縄戦の資料展示コーナーは、ご多分にもれずお決まりの日本軍の残忍さとアメリカ人の人間性溢れる行為を強調した展示構成になっている。 

同コーナーの「村内の仮収容所(米軍指定)に集められた人たち」と題した写真展示の中に「うつろな目の少女」の写真が展示されているが、説明文は「傷の手当てを待つ少女」とだけしか記されてない。

「反日本軍」を訴えるには絶好のはずの「少女」の正体も記されていなければ、「日本軍の暴行を避ける為のオカッパ頭の少年」とも記されていないのだ。   

 たまたま隣で見ていた地元出身の青年に「この少女は実は少年だよ」と話したが、信じてもらえなかった。 

「もしそうなら、何故事実を掲示してないのか」と反論され、返答に窮した。

「具志頭村立歴史民俗資料館」からそう遠くない場所にある「沖縄県立平和祈念資料館」といえば徹底した反日思想の展示で有名だ。

赤ん坊を抱く母親に銃剣を向ける人形まで展示して反軍思想を煽っているが、

不思議なことに、ここには「うつろな目の少女」の写真展示はない。 

見落としたかと思い、念のため受付の係員に尋ねたが、そもそも「うつろな目の少女」を知らなかった。

学芸員と称する専門家に聞いても、最初は「うつろな目の少女」が理解できず、大田元知事の著書の表紙に使われている写真だと説明してやっと理解してくれた。

だが、「少女」の正体が少年だったと話してもよく飲み込めない様子だった。

このように沖縄戦の資料を専門的に展示してある沖縄の代表的資料館でも「うつろな目の少女」の正体は少年だったという話は認識されていない。

筆者の友人知人が「少女」の写真は知ってはいるが、その正体をごく最近まで知らなくても無理はない話だ。

後に、大城氏は右目を日本兵の暴行により失明したとして「援護法」の適用申請したが却下されたという。

日本兵の暴行による失明は果たして事実なのか。

それよりも少女の正体が大城氏だという話そのものが事実なのだろうか。

「うつろの目の少女」のエピソードを追えば追うほど謎は深まってくる。

(続く) 

 

 

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
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国防に反対する売国奴政党ー共産党と民社党

2009-04-10 01:48:19 | 普天間移設

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
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北朝鮮:ミサイル発射 社民・福島党首、北朝鮮決議の民主賛成に抗議
社民党の福島瑞穂党首は8日の記者会見で、北朝鮮のミサイル発射に対する非難決議を巡り、民主党が与党案に賛成したことについて「抗議したい。非常に残念だ」と述べ、強い不快感を示した。

 民主、社民、国民新3党は7日の幹事長会談で、決議への対応を含めた共闘関係を確認。民主党は社民党も折り合える文案での調整に入ったが与党に受け入れられず、衆参ともに与党案に賛成した。社民党は「北朝鮮を挑発するだけでは解決せず、6カ国協議の枠組みで対処すべきだ」として棄権した。【白戸圭一】

毎日新聞 2009年4月9日 東京朝刊

                   ◇

北非難決議、不可解な社民の棄権・共産の反対…割れる野党
北朝鮮が「人工衛星」だと主張して弾道ミサイルを発射したことを非難する国会決議をめぐり、野党内で対応が割れた。

 7日の衆院本会議で、民主、国民新両党は賛成したが、社民党は採決を棄権、共産党は反対した。民主党の小沢代表は、国民新党と共に、社民党も次期衆院選で政権交代を実現した場合の連立政権のパートナーと位置づけているが、今回の国会決議への対応で食い違いが出たことで、民主党内からは社民党との連立を不安視する声が上がった。

 社民党は3月31日に北朝鮮へ自制を求める国会決議を衆参両院で採択した段階で、ミサイルが発射された場合の国会決議について、〈1〉「飛翔(ひしょう)体」がミサイルか人工衛星か断定できるか〈2〉明白な国連安保理決議違反と言えるかどうか〈3〉制裁強化が北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議に影響を与えないか――などを考慮して対応を決めることを、全議員が出席する党国会対策委員会で確認していた。

 6日の衆院議院運営委員会理事会で与党案が提示されたのを受け、社民党は民主、国民新両党と、ミサイルを「飛翔体」と言い換えるなど与党案を弱める「3党案」をまとめた。

 社民党は7日朝の国対委員会で、与党が3党案に譲歩しない場合は、決議案の採決を棄権する方針を確認した。保坂展人副幹事長によると、反対としなかったのは「北朝鮮に何らかの抗議の意思を示す必要がある」と判断したためだ。

 しかし、結局、7日午前の調整で与党は譲歩せず、民主、国民新両党は賛成に回り、社民党は棄権した。

 こうした社民党の対応について、民主党からは「連立を組んでも大丈夫かという声がまた強くなる。早く手を切った方がいい」(保守系)との声が上がった。旧社会党議員から「いずれは合併した方がいいという考え方だったが、考え直さないといけない」との厳しい意見も出ている。

 一方、共産党は7日朝の党国会対策委員会で〈1〉発射されたものがミサイルだと断定すべきでない〈2〉ミサイルが発射されたとの断定を前提に、国連安全保障理事会の決議違反と断定すべきでない――などの考えをもとに、決議案への賛否を判断することを決めた。その結果、与党案は受け入れられないとして、反対した。

 衆院決議に賛成した国民新党は、参院では、自民、民主両党主導の文言調整に反発し、棄権する意向だ。

(2009年4月8日01時47分  読売新聞)

                  ◇

〈1〉「飛翔(ひしょう)体」がミサイルか人工衛星か断定できるか

>〈2〉明白な国連安保理決議違反と言えるかどうか

>〈3〉制裁強化が北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議に影響を与えないか――

自国民が危害を加えられることには一顧もしないで、「ただひたすら加害国・北朝鮮のことしか考えない社民党や共産党は売国政党であることを露呈した。

 

何度でも繰り返すが野党が国内政策の相違で政府与党に反対することには議会制民主主義の国ではむしろ健全なことである。

一方、国民の生命や財産の安全を守る国防問題では野党といえども反国家言動をする国は日本の他に知らない。

一歩誤れば日本国民に重大な損害を与えかねない北朝鮮のミサイル発射に関して、野党と言えども北朝鮮の発表より、同盟国の発表を信頼するのが普通だ。

例えば、今回のミサイル発射が失敗か成功かについても、まともの日本人なら先ず米国発表を信じるだろう。

米軍「ミサイル発射は失敗」、北朝鮮は「成功」報道
2009/04/06(月) 10:14 
 
  5日付中国新聞社電によると、北朝鮮の中央通信社は5日、試験通信衛星「光明星(クァンミョンソン)2号」が同日午前11時20分、発射に成功したと伝えた。しかし米軍関係者は、発射されたのは「ミサイル」で、太平洋に落下したと伝え、北朝鮮の「成功」の発表を否定した。オバマ米大統領は「北朝鮮のミサイル発射は、国連安保理決議の第1718に違反する」と述べるなど、北朝鮮の核問題解決に全力で取り組む姿勢を示した。

  「ミサイル」は発射後、日本の東北地方上空を通過。自衛隊による迎撃、破壊措置は行われず、領域内での被害、落下物は確認されていない。

  米コロラド州の北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)と北方司令部はこのほど、「北朝鮮が発射したのは(衛星ではなく)長距離弾道ミサイル『テポドン2号』の改良版と見られる。『ミサイル』追尾の結果、3段式ロケットのうち1段目は日本海の秋田県沖に落下し、残りは太平洋に落下した」と発表、北朝鮮の「成功」の発表を否定した。

  一方、チェコの首都プラハを訪問中のオバマ米大統領は同日、「北朝鮮のミサイル発射は、国連安保理決議の第1718に違反する」と述べ、北朝鮮に踏み込んだ行動を取らないよう呼びかけるとともに、米軍は6カ国協議での北朝鮮の核問題解決に向け、全力を尽くすとの姿勢を示した。(編集担当:金田知子)

                    ◇

今回の国会決議では民主党と国民新党は何とかごまかしたが、国防問題は売国政党をあぶり出すリトマス試験紙である。

国民の税金で糧を得ながら国を売る社民党・共産党は消えろ!

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