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「小沢秘書逮捕」で政局の風向きは完全に向きを変えた。
あれほど麻生バッシングに終始していたテレビコメンテーターたちは、
「定額給付金」の支給開始で沸く商店街のニュースに、これまで反対していた手前、民意を見誤った弁解をするのに四苦八苦する様が可笑しい。
民主党への逆風はこれだけではない。
今朝のTBS「時事放談」で野中広務氏が、以前も一寸触れた小沢民主党代表に関するマスコミが報じない衝撃発言をしていた。
いわく次の通り。
「小沢氏が岩手4区で立候補しないでお国替え立候補をするというのは対立候補の高橋嘉信氏のせいである」
「高橋氏はかつての小沢秘書で、益田県知事のとき小沢氏が
知事秘書に潜り込ませ、次期の知事のときも秘書を潜り込ましていた」
「高橋氏は小沢氏のすべてを知っているので直接対立は避けた」
高橋氏についてはここで書いた。
そして、民主党に止めを刺すのはこのニュース。
日本郵便、不正DM一度は拒否 牧議員秘書の来訪後覆す2009年4月19日3時1分
家電量販大手「ベスト電器」のダイレクトメール(DM)広告をめぐる郵便不正事件で、自称・障害者団体「白山会」(東京都文京区)の刊行物を装ったDMが郵便事業会社(JP日本郵便)の新東京支店(同江東区)から発送される前、埼玉県の郵便窓口で一度断られ、民主党の牧義夫・衆院議員(51)=愛知4区=の秘書が、関係支社を訪れていたことが関係者の話でわかった。白山会については注意文書が日本郵便内で流され、不正の窓口になった新東京支店にもDMのサンプル付きで届いていたが、秘書の訪問後に発送が認められていた。
注意喚起の文書について、大阪地検特捜部は、DM発送の審査にかかわった日本郵便の社員らが不正に気づきながら黙認した可能性を示す文書として重視。牧議員の秘書が動いた経緯についても、白山会会長の守田義国容疑者(69)=郵便法違反容疑で逮捕=らから詳しく事情を聴いているとみられる。
関係者によると、白山会側は07年1月末、ベスト電器の不正DMを埼玉県の二つの郵便窓口に持ち込み、通常のDMなら郵送料金が1通120円かかるところ8円に割り引かれる「心身障害者用低料第3種郵便物制度」を使って送ろうとした。しかし、郵便物が相手に届かなかった場合の返送先が刊行物発行元の白山会ではなく、ベスト電器になっていたことから窓口で利用を断られたという。
これを受けて、白山会の名前を挙げたうえで制度の悪用が疑われる不審なDMの取り扱いに注意を呼びかける文書が、埼玉県の郵便窓口を管轄する日本郵便関東支社や、近隣の東京支社の管内で配られ、新東京支店にもサンプルとともに届いていたという。
一方、埼玉の窓口で断られた白山会側は、牧議員側に経緯を説明し、協力を求めたとされる。牧議員の秘書は、白山会の関係者とともに日本郵便の関係支社を訪ね、低料第3種郵便物の条件などについて問い合わせたという。
その後、新東京支店側が最終的に、白山会名義で持ち込まれたベスト電器の不正DMの発送に割引制度を適用し、格安で送ることを承認。埼玉の郵便窓口が適用を拒否してからまもなくの07年2月2日から4日までの3日間で7回に分けて計約158万通が発送され、守田会長らは正規料金との差額約1億8千万円の支払いを免れたとされる。
秘書が白山会関係者と日本郵便側を訪れたことについて、牧議員の事務所はこれまでの朝日新聞の取材に、「事実を確認中で、何もコメントできない」としている。
◇
いやいや、これは驚いた。
日本郵政側が、判断力の甘さで不正を黙認したのかともとれる報道がされていたが、窓口担当者が不正と気がつき断っていたというではないか。
しかもその後、このような不正には気をつけるようにとの文書が内部で流れていたという。
そして民主党牧議員側が日本郵政側にねじ込んだろ、以後不正発送が認められたという。 典型的な悪代官の谷内口ではないか。
しかもこの牧議員、以前からマルチ商法などの悪徳商法がらみで悪徳組織を援護するような国会質問をしていたという札付きのネズミ議員である。
支援者の競合団体を国会で批判 郵便不正で民主・牧議員
民主党の牧義夫・衆院議員(51)=愛知4区=が、障害者団体向けの郵便割引制度が悪用された事件で捜索を受けた「福祉事業支援組織・白山会」(東京都文京区)のライバル団体を批判する質問を国会でしていたことが分かった。白山会の会長は牧議員の長年の支援者で、会長側は議員側に政治献金もしていた。
批判された団体は、郵便事業会社(JP日本郵便)の調査を受けて、ダイレクトメール(DM)広告に悪用していた刊行物を廃刊。一方で白山会側は業務を継続。関係者によると、DM広告の「顧客」を増やしていたという。
国会質問があったのは、08年5月23日の衆院経済産業委員会。牧議員は、兵庫県尼崎市内などの三つの障害者団体が制度利用の承認を受けて発行していた定期刊行物を掲げながら、精力剤やアダルトグッズの広告が載っていることなどを指摘。「悪徳商法の温床になっている」などと批判し、日本郵便の対応を求めた。
批判された団体は、尼崎市内の広告会社と提携する形で、制度を悪用したDM広告を取り扱っていたが、広告の受注をめぐって、白山会や白山会と提携していた大阪市西区の「新生企業」=大阪地検特捜部が郵便法違反容疑で社長らを逮捕・起訴=と、激しい価格競争をしていたという。
白山会は昨年末、制度を悪用していたとして日本郵便から利用の承認を取り消され、免れた数億円の郵便料金を請求されているほか、今年2月には特捜部から、新生企業の容疑の関係先として捜索されている。
一方、複数の関係者によると、白山会の会長は牧議員の長年の支援者で、97年から02年にかけて複数の会社の役員として共に名を連ねていたほか、白山会の運営に関係している男性が牧議員の秘書を名乗っていた時期もあったという。
また、白山会の会長は自ら社長をしている興信所名で、牧議員が代表を務める「民主党愛知県第4区総支部」に07年2月に12万円を寄付している。
牧議員は、国会議員の秘書などを経て00年に衆院議員に当選。現在3期目。昨年10月には、マルチ商法業界の政治団体から資金提供を受けていた問題が発覚している。
◇
牧議員の事務所は取材に対し、「白山会の会長とは議員に当選する以前からの付き合いであることは事実です。しかし、白山会との関係は現在も過去もありません」などと回答。白山会の会長は、牧議員について「牧さんは長年の知り合いで、応援のために献金した。違法なことは何もない」と言っている。
◇
>批判された団体は、郵便事業会社(JP日本郵便)の調査を受けて、ダイレクトメール(DM)広告に悪用していた刊行物を廃刊。一方で白山会側は業務を継続。関係者によると、DM広告の「顧客」を増やしていたという。
>牧議員は、兵庫県尼崎市内などの三つの障害者団体が制度利用の承認を受けて発行していた定期刊行物を掲げながら、精力剤やアダルトグッズの広告が載っていることなどを指摘。「悪徳商法の温床になっている」などと批判し、日本郵便の対応を求めた。
この牧ネズミ議員、何とも分かりやすいことをしてくれている。
自分の関連団体である白山会と競合関係にある団体の刊行物にアダルトグッズや精力剤の広告があり、悪徳商法の温床になっているとして、特別郵便料金によるDMを廃止させ、自分は悪用を続行する。
おまけに自分は悪徳商法業界の献金を受ける。
こんな絵に描いたような悪代官も最近の時代劇では珍しくなった。
民主党に止めを刺すのはもう一人のこの男。
日本列島は日本人のものでなければ一体誰のものなの?
日本を売り渡す前に、沖縄を中国に売り渡すのが民主党の政策だから、日本列島を売り渡すのも当然というわけだろうか。
いずれにせよ、これで民主党も終わった。
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