麻生首相が靖国に真榊料奉納、中韓の反応<4/21 21:14>
麻生首相が、21日から始まる靖国神社の春の例大祭に「内閣総理大臣」という肩書で供え物を奉納した。中国、韓国の反応は以下の通り。
中国外務省の報道官は「靖国は中日関係における重大かつ敏感な政治問題である」とした上で、「適切かつ慎重に対応するように望む」と述べるにとどめた。現在の良好な日中関係に一定の配慮を示したものとみられる。
また、韓国・外交通商省は「正しい歴史認識を確立するという意味で、大変遺憾に思う」というコメントを発表したが、盧武鉉前政権のような強い非難は避けた。
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またまた中国の代理新聞・朝日のお約束通りの「ご注進」記事が始まった。
靖国神社関連で首相に何か動きがあると、朝日が誇大に取り上げ中国様に「てーへんだ!てーへんだ!」とご注進記事をかく。
「侵略⇒進出」の教科書問題も同じく、ご注進記事に端を発した。
これらを見た中国様は、時には挙げたくない拳でも振り上げざるを得ない。
今回は日中会談を控えて、朝日に騒いで欲しくなかったのは実は中国様の方だ。
中国も朝日に対して「そろそろ勘弁して欲しい」と思っているかも。
朝日は、「適切かつ慎重に対応するように望む」との中国様のお言葉を引き出したようだが、「適切かつ慎重に対応」した結果が今回の奉納であり、
それにもケチをつけるようだったら本音をだして首相自ら参拝するに決まっている。
中国が首相の奉納にケチでもつけようもんなら、こういってやればよい。
「しゃらくせー!つべこべ抜かすと参拝するぞ!」
と脅しの一つもかけてやれば青い顔するのは中国の方だろう。
また韓国からは「正しい歴史認識を確立するという意味で、大変遺憾に思う」というコメントを引き出したが、
そもそも日本国の首相を韓国の歴史認識に従わそうということが可笑しいわけで、
このような無礼な発言をする国とは付き合わないでもよい。
【麻生首相ぶら下がり詳報】靖国神社への真榊奉納「朝日新聞に説明する必要ない」(21日夜)
2009.4.21 20:55
麻生太郎首相は21日夜、靖国神社の春季例大祭に合わせて「真榊(まさかき)」を奉納したことについて「真榊料を納めるか、自分で行くかの理由を朝日新聞に説明する必要は感じない」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
ぶら下がり取材の詳細は以下の通り。
【靖国神社真榊奉納】
--最初の質問です。靖国神社に「内閣総理大臣」名で真榊を奉納したということだが、いかなる考えに基づいているのか
「昨年10月も、真榊を納めたと記憶しますが。昨年10月にはこの種の質問をいただいていないのかしら」
--おそらく。記憶が確かなら…
「はい。昨年の10月にも納めさせていただいたと記憶しますぞ。僕は基本的に、国のために尊い命を投げ出された方々に対して、われわれとして、国民として、感謝、敬意というものを表するものだと思ってますけど」
--今年、靖国神社に参拝する考えはあるか
「適切に判断させていただきますと。その質問も、毎回、同じことをお答えさせていただいていると思いますが」
--過去には何度も参拝されているが、今回、例大祭に参拝、参列ではなくて…
(秘書官)「名前、名前(を言ってから質問して)」
「まず、自分の名前を言ってから、質問をやってよ」
--朝日新聞です。
「朝日新聞? あぁ、見ない顔ですね。初めて見る?」
--いえ、何度も質問している
「あっ、そう」
--過去には何度も参拝していると思うが、今回、真榊奉納という形にした理由を改めて聞きたい
「あの、真榊料を納めるか、そのとき、自分で行くか、理由を朝日新聞に説明する必要は感じませんので、お答えは致しかねます」
--靖国神社をめぐっては、参拝を首相に望む方、反対される方もいろいろいるが、そういう状況を勘案した上での判断か
「いろんな状況を勘案して判断する。当然のことだと思いますが」
--関連の質問になるが、今回、真榊を奉納したことに関連して…
「今回と言われないでね。前回もですから」
--あのー…
「昨年の10月も、そうでしたから。今回はと言われると、ちょっとお答えの仕方も変わりますね。今回だけしたように言われると違いますよ。昨年10月に引き続いて今回もと言われていただくとお答えのしようがありますが」
--昨年に引き続いて今回も奉納したことについて、日中首脳会談も控えているが、日中関係に悪影響を及ぼす懸念は
「中国に関して、中国とはこれまでも、何回となく、未来志向ということを考えてやっていくということを申し上げてきましたし、歴史を直視して、とも申し上げてきたところで、今まで通りです」(略)
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名を名乗れといわれて産経では「朝日新聞です」となっているが朝日記事によると伊東という記者らしい。
お約束の行事とはいえ、朝日の質問はまるで、首相の悪事が露見しそれを追及するような雰囲気だ。
それに対する麻生首相の受け答えは実にGJだった。
まるで首相の行為を犯罪行為であるかのように印象つけるのが、共同記事も同じだ。
<訪中直前に発覚しただけに、中国側が強く反発することも予想される。韓国も懸念を表明する可能性がある。>
何が「発覚」だ!
何が「中国の反発だ!」
何が「韓国の懸念だ!」
首相はこのように言っている。
「国のために戦って亡くなった方々に敬意を表し、ご冥福をお祈りするため奉納した」と。
これに対して中国や韓国の反発や懸念を期待するような新聞は売国新聞と言われても仕方あるまい。
首相は29、30日に中国を訪問し、胡錦濤国家主席、温家宝首相との首脳会談を行う予定。訪中直前に発覚しただけに、中国側が強く反発することも予想される。韓国も懸念を表明する可能性がある。 現職首相の奉納は2007年4月、当時の安倍晋三首相が真榊を納めて以来。それ以前では1985年8月15日の終戦記念日に当時の中曽根康弘首相が奉納した。麻生首相周辺は「国のために戦って亡くなった方々に敬意を表し、ご冥福をお祈りするため奉納した」としている。 真榊はサカキの鉢植えで1個5万円。靖国神社側は首相が真榊を納めたかどうかについて確認しなかったが、本殿に昇殿するための階段付近に置かれているとみられる。 靖国神社をめぐって、麻生首相は2006年に神社を非宗教法人化し「国有化」する私案を発表。総務相当時は参拝していたが、首相就任後は靖国参拝について「首相の立場は個人的信条と異なっているが、状況を見て判断したい」として参拝の有無を明確にしていない。 2009/04/21 13:48 【共同通信】 |
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ちなみに首相の「国のために戦って亡くなった方々に敬意を表し、ご冥福をお祈りする・・・」という文言は日本人なら当然考えることであり、田母神前空幕長の著書『田母神塾』(双葉社)の次のくだりと重なる。
<戦争によって犠牲となられた方々に、あらためて哀悼の意を表します。 同時に、戦死された方々のおかげで私たちの今日があることに深く感謝の意を表します。>
ちなみついでに、もう一つ。
田母神前空幕長の沖縄での講演会が来る5月30日(土)の午後12時から那覇市のパシフィックホテルで開催されます。
演題は「日本をいい国と言って何が悪い」です。
詳細は追って連絡いたします。