【お知らせ】
・日時 6月10日 水 13時15分
・場所 那覇地裁
・被告 玉城デニー知事
・原告 江崎孝 外3人
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時の権力者に寄生する政治的ウイルス
新型コロナを最大限に利用したのが小池百合子氏である。彼女はコロナの恐怖をあおる記者会見を毎日のように行ない、安倍首相に緊急事態宣言を出すよう迫った。それが空騒ぎに終わった今も「東京アラート」と称して、都庁を赤く染めている。
これが彼女の最大の選挙運動である。6月10日にも出馬を表明するといわれるが、支持率は70%。対抗馬のいない現状では、400万票以上の大量得票で圧勝する可能性もある。
彼女に政治家としての実績は何もないが、風向きを読む嗅覚は抜群だ。1992年に「自民党の金権政治」を批判して日本新党から出馬したが、細川政権が死に体になると、金権政治の元凶だったはずの小沢一郎氏に乗り換えた。
新進党から自由党までは小沢氏についていったが、自自連立で彼の力がなくなると自民党に乗り換え、小泉政権では郵政選挙の「刺客」として注目を浴びた。環境相に抜擢されて提唱した「クールビズ」が唯一の政治的業績で、その後も「エコ」を売り物にした。
第一次安倍内閣では防衛相になったが、事務次官との人事抗争で、わずか50日で辞任。2012年の自民党総裁選挙で当初は安倍氏を支持していたが、石破茂氏が優勢とみて乗り換えたため、安倍氏が総裁になった後は冷や飯を食わされた。
その後は鳴かず飛ばずが続いたが、2016年に東京都知事に転身した。翌年には国政進出をめざして「希望の党」を結成したが空中分解。豊洲移転にも環境問題を理由に反対したが、これも空振りに終わった。しかしコロナではこのゼロリスク路線が大当たりで、対抗馬はいなくなった。
「史上初の女性首相」は夢ではない
本書はこうした小池氏の政治的経歴をたどったものだ。彼女の政治的行動にはまったく一貫性がないが、時の大物政治家に寄生するウイルスのような機会主義は一貫している。その手法は、女を武器にして取り入る「ジジイ殺し」である。
細川→ 小沢→小泉→安倍と宿主を乗り換える中で唯一の計算違いは、安倍氏から石破氏に乗り換えようとしたことだが、この逆境を都知事への転身で乗り切った。しかし都政には興味がなく、都庁のレクもほとんど聞かないという。都知事は彼女にとって首相までの「つなぎポスト」なのだろう。
ただ政治的には無敵の小池氏のアキレス腱が、学歴詐称疑惑である。選挙公報に「カイロ大学卒業」と書いた場合、それを証明できないと当選無効になるが、卒業証書も証明書も公の場に出したことがない。それが偽造だと、有印私文書偽造に問われる可能性もある。
しかしこれまでも数々の危機を平然と嘘をついて乗り切ってきた小池氏にとって、この程度の嘘は大した問題ではないだろう。マスコミを使って大量得票で疑惑を押し切れば、史上初の女性首相の座は遠くない。
政治的指導力も調整力もゼロだが、大胆に宿主を乗り換える判断力は見上げたものだ。プレゼンテーションのへたな安倍首相に対して、都民に莫大な損害を与えながら、リップサービスで圧倒的な支持を得るポピュリストとしての力量は、トランプ大統領に対抗できる。
気になるのは、首相になった彼女が何をするのかだ。今まではつねにスポットライトを浴びることが目的で、政治的に実現したい目的があるようにはみえないが、ウイルスは独立の生物として生きることができない。宿主を失ったとき、彼女はどこへ行くのだろうか。
【おまけ】
暴力事件を二度も起こし、ネットで捏造記事を書き立てて気に入らない相手を誹謗中傷、自分の失敗は全て他人のせい。
(ご参考)
・謝罪文URL カナンファーム
https://canaanfarm.ti-da.net/e9499071.html
謝罪文
私依田啓示は、当ページにおいて、プリモキッチンフランチャイズチェーン契約に関し、株式会社ドリーム・ラボ、同社代表取締役社長(当時)○○○○○氏及び株式会社LaLa Primoを批判する内容を含む記事を掲載しましたが、それらの記事は株式会社ドリーム・ラボ、○○○○○氏及び株式会社LaLa Primoの社会的信用を低下させかねない不適切なものでしたので、今般、それらの記事及び同記事に関する投稿を削除致しました。
関係者の皆様には、上記私の行為によってご迷惑をおかけ致しましたことと存じますので、この場を借りて、謹んでお詫び申し上げます。
2017年4月21日
有限会社カナンおきなわ 依田啓示